正直、読んでて疲れる と感じたのが池田晶子さんの「言葉を生きる─考えるってどういうこと?」という本である。浪人時代、脳が疲弊しきったときに寮長室で池田晶子さんの哲学本を読んだときはスッと頭に入ってきた記憶があるんだけど、7年程度経った今、「言葉を生きる─考えるってどういうこと?」を読んでみてビックリした。読んでいると、...
本の記事一覧
"なんとなく不安を感じる" というコトが今の時代 少なくないと思う。というか僕が今、それだ。高卒無職。学童のアルバイト先でキャッキャ遊ぶキッズを見て「もっかいこのくらいの年齢からやり直してぇ…」と常に思ってたりする。最近のストレス解消はツムツムで1位を取って少ない友人知人間で勝ち誇ることくらいだ。悲惨。書いてて泣きたく...
『~らしさ』という言葉 に違和感を覚えるコトが多くなったとはいえ、現在そこかしこで吐き捨てられ個人を圧迫する「男らしさ」「女らしさ」「親らしさ」。年齢をあげても「いい年して~」という具合である。そんなもんクソどうでも良いわ!、と思っていても唾棄できない心情が各自、あると思う。 今回 紹介する小説「水を縫う」では 男な...
ブログ・SNSの根幹は文章 である(断言)。皆様が今 読んでいるようなブログ媒体では見やすいレイアウトやオシャレなデザインなどが重要視されることもあるが、結局のところ読むか読まないかは文章・表現力が最重要。異論は認めん、認めんぞ。 でも筆者の好きだった個人ブログ、全然アクセスがないからって更新止めちゃったじゃん…? …...
魚料理は生臭いからイヤ… という方も多いかと思います。既製品のチキンナゲットやらソーセージやらと比べて、生臭い、と。これはねぇ、かわいそう。魚が、かわいそう。魚に独特の風味があるのは間違いない。でもこれは豚肉と牛肉が違うようなもんで、食材の性質ともいえるでしょう。では、なぜ魚料理を生臭いという人がいるのか? 魚が、魚...
達観した存在、それがオカマ である。マツコ・デラックスやカルーセル真紀、ベビーヴァギーなど芸能人で確固たるポジションを築いている人物も多い。なぜか?それは男でも女でもない視座、過酷な人生経験による他者分析、それらに基づく鋭利な言葉にハッとさせられるからである。オカマ≒知識人。昔から小粋で口の悪いゲイキャラが出るアメリカ...