衝撃的、というと語弊があるが、なんにせよ大部分のマンガとは一線を画す異質さを存分に醸し出した血の轍1巻。これまで色々と読んできたけど、これほど先行きが暗そうで、なおかつ続きが気になる漫画も珍しい。 『万人受けしないだろうな…』 と思ったのだが、万人ウケどころか2020年現在、100万部越えの超人気作になっているらし...
アングラ
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鬼才・天才と呼ばれる漫画家 押見修造の最新作『血の轍(わだち)』という漫画がある。中坊の時に漫画『悪の華』を読んでモヤモヤしつつも最後まで読み、それまでに感じたことのない謎の読了感で首を傾げていてから約10年が経ち、 そろそろ押見修造いけるかな… と思って『血の轍』の1巻を読んだんだけど、またも謎のモヤモヤ感。懐中...
最近では大人気作品となった漫画の主人公以外、名脇役などを主役にした「スピンオフ」というジャンルのマンガがある。あるだろう、『あっ進撃の巨人の最新刊だ!』と思って読んでみたらキャラが学生服着てたり、『あっ野原ひろし孤独のグルメだ!』と思って読んでみたら野原ひろしじゃなかったり。本家の面白さを期待して読むと落ち込むよなアレ...
間違っても気軽に友人に勧めてはいけない漫画がある。勧められた友人が「オレってどう思われてんだろ…」って頭を抱えるような漫画だ。勧めるとしたらパチンコ中毒者(以降 パチンカス)に限る、そんな漫画「連ちゃんパパ」。 時代と共にパチスロ人口は減っているとはいえ、まだ850万人もいるそうだから読者諸君の周りにもいるだろう。...
こんにちは。悲惨なタイトルになってしまったけど「連ちゃんパパ」を読んだ多くの方が共感できることだと思う。僕自身、他人にクズなんて言える身分ではないんだけど、流石にこれはクズなんじゃないかと思ったので取り上げた次第。絵柄がほんわかしてるだけでウシジマくんに負けず劣らずなアングラ作品。 そんな漫画なんだけど、どういうわ...
面白いんだけど本棚には置きたくない…という漫画がある。部屋に誰かを招いたときに自身の評価にマイナスに働くような漫画・本は誰だって置きたくない、という心理だ。そりゃそうだ。自己啓発書ばっかりのヤツとか、何かイヤだろ。女だったら恋愛テクニック本ばっかりのやつとか、距離置きたくなるだろ。 そういう漫画の筆頭がコレ。名前をデ...