ビジネスバッグに入るほど小継
ということからTHEパックロッド、コンパクトロッドの中のコンパクトロッドと評価の高いダイワのLB-C(リバティクラブ)ライトパック。
まだ一匹も釣ったことないけど、釣りをやってみたいかも!
という方には非常におすすめですが、
あわよくばルアー釣りもやってみたいかも…!
という方には正直…………
というワケで、今回はリバティクラブ ライトパックについて、
- ザックリとスペック紹介
- 実釣インプレ(使ってみての感想)
- おすすめモデル
の順にまとめています。
使用感については詳しく書いていきますので、悩まれている方の参考になれば幸いです。
もくじ
どんなロッド?
リバティクラブ ライトパック
とにかくコンパクトな釣り竿です。
通勤カバンにさえ入る小ささ(仕舞寸法なんと45㎝)から、出張先でのチョイ投げ用などに選ばれている小継振り出し竿です。
スペックざっくりと!
リバティクラブ ライトパック
モデル | 20-240 |
公式アイテムページ | DAIWA |
長さ | 2.48m |
仕舞寸法 | 45㎝ |
自重 | 154g |
オモリ負荷 | 15-25 |
おすすめ度 |
4.55
|
小継万能ロッドの決定版
携帯に便利な小継万能振出ロッド。
バッグにも収納しやすいコンパクトさがうれしい振出ロッド。ボート釣り、ライトルアーフィッシング、堤防からのチョイ投げ・サビキ釣りなど用途はいろいろ。
ダイワ リバティクラブ ライトパック
搭載テクノロジー
それではリバティクラブ ライトパックの特徴をいくつか紹介していきます。
高級そうな外観
高級感さえ得られる外観
が素晴らしいリバティクラブライトパックです。
キラキラがとても綺麗で、所有欲を満たしてくれます。
オリジナルシート
持ちやすいダイワのオリジナルシートです。
透明冨士PTCカバー
ガイドカバー
もシッカリ付属するリバティクラブライトパック。バッグの中に雑に入れておいても繊細なガイドを傷から守ってくれます。
グラスソリッド穂先
魚のアタリを感じやすい
と言われるグラスソリッドの穂先になっています。
ダイワ リバティクラブ ライトパック
実釣インプレ・評価
筆者の直感的にインプレ評価をすると、どこにでも持っていけるという携行性能からのワクワク感が強い。リップスライム(Feat.おかもとえみ)の『サヨナラSunset』を初めて聞いたときのようなワクワク。
それでは実際にリバティクラブ ライトパックで実釣してみてのインプレ評価をまとめていきます。参考までにどうぞ。
これ以上ない携行性能!
持ち運びは超便利
なのは間違いないリバティクラブ ライトパックです。
あそこって、釣れるのかな…?
というような、通勤中に気になったところにもフラッと立ち寄れる塩梅。
全モデル 仕舞寸法が45㎝均一!!
なんと全モデル仕舞寸法が45㎝均一と、リュックや通勤カバンなら問題なく入るくらいにコンパクト。竿感も全然ないので、電車・自転車釣行の方でも『お、釣りに行くのかな?』という好奇の目を向けられる心配もナッシング。
サイドスローがおすすめ!
オーバーヘッドキャストは正直投げにくい
ように感じたリバティクラブ ライトパック。
はぁ?
何言ってんの?
という釣り初心者の方は大丈夫でしょう。ルアーロッドや投げ竿などを使い慣れている方からすると、ちょっと投げづらいかもしれません。持ち手が短いので、真っ直ぐ投げられるようになるまで長かったです。
最初の方は、サイドスローの方が安定して飛んで、真っ直ぐ飛ぶでしょう。オーバーヘッドキャストと呼ばれる投げ方は中々難しい気がしましたので参考までに。
リール下が短い
竿を抱え込めない
のがちょっとアレなリバティクラブ ライトパック。仕舞寸法が短いコトのデメリットなので仕方ありませんが、ルアーロッドなどリール下が長いロッドに比べると持ち疲れます。具体的に言うと、手首に負担がかかります。
1日使い通しても手首が痛くなるようなコトにはなりませんが、ちょっと持ち疲れる感じがありました。まぁこちらもルアーロッドに使い慣れている筆者の感想なので、高校3年のときの釣り初心者だった筆者なら何の問題もなく『自転車のカゴにも入る、良い竿だなあ』って思ってたでしょう。これから始める方はノープロブレムでしょう。
ルアー釣り(青物など)は正直キツイ!
ルアーフィッシングは正直…
なリバティクラブライトパックでしょう。出来なくはありません。ヘチをトロ歩き・ボトムバンピングでヒラメや根魚を狙う程度ならまぁ可能ですが、
ジギングとかして青物を狙いたい!
という方にはオススメしません。間違いなく、他のロッドを選んだほうがいいです。先述したように、リール下が短くて抱え込めないのでジグなんて使おうものなら腱鞘炎不可避。青物を狙いたい方は他のロッドを選びましょう。
感度は良好!
竿先でアタリも感じ取りやすい
ように感じたリバティクラブ ライトパックです。
振り出し竿、しかも仕舞寸法45㎝という超コンパクトロッドということもあって、
まあ感度は期待しないでおこう…
という筆者でしたが、良い意味で裏切られました。筆者が使っているのは『20-240』です。オモリ負荷は15~25と決して柔い竿ではないのですが、グラスソリッド穂先の恩恵でしょう。10㎝程度のピンギスのアタリも明確に分かります。
引きの強いクロダイとかなら、アタリの瞬間に
お、クロダイだなこりゃ!!
と分かるくらいには優秀な竿先の感度でしょう。
キス釣りに使える!!
繊細なアタリのキス釣り
にも使える程度にはパフォーマンスの良いリバティクラブ コンパクトロッドでしょう。食いが渋いとき、アタリに合わせる必要があるときにも
ピピッ……
ビビッ!!
とアタリがよ~~く分かるので、口が小さいキスでもフッキングさせることが(そこそこ)簡単です。
初心者の友人などに使わせても
アタリが良く分かった!
釣りって楽しいね!!
というようなことを言っていたので、釣りが良く分からない方でも楽しくキス釣りができると思います。ルアー釣りを始めて『なにも釣れないじゃん!つまらん釣り!』となるよりは、砂浜などでキスの引き釣りが超おすすめです。
チョイ投げ釣りにオススメ
チョイ投げ釣りが簡単
に出来るのは間違いないリバティクラブ ライトパック。
同時期に『21リバティクラブ ショートスイング』という2021年バージョンを買ったんですけど、明らかにライトパックの方がアタリが分かりやすく、竿がしなるので楽しいです。その分 抱え込めないので持ち疲れはしますが、
釣れるか、釣れないか
という釣り最大の2択があったときに、釣れるのはライトパックです。そのくらい、感度に限っていえば圧勝。
また、魚をかけてから岸に寄せる間でも先調子のライトパックの方が良くしなるので安心しますし、楽しかったです。
リバティクラブ ライトパック
おすすめモデル
現在 12種類のモデルから選べるリバティクラブ ライトパック。
筆者が購入の際に非常に悩んだのが以下の3モデルです。
ダイワ
リバティクラブライトパック 10-180
モデル | 10-180 |
全長/仕舞寸法 | 1.87(m)/45(㎝) |
自重 | 120(g) |
オモリ負荷 | 6~12号 |
おすすめ度 |
|
- 全モデルで一番 自重が軽い
- 短いので穴釣りなどにも丁度良い
のがリバティクラブライトパックの10-180モデルです。全モデルの中ではオモリ負荷が一番軽いモデルでもありますが、それでも適合オモリ負荷は6~12号。普通にどこの堤防でも使えるでしょう。
ダイワ
リバティクラブライトパック 20-240
モデル | 20-240 |
全長/仕舞寸法 | 2.48(m)/45(㎝) |
自重 | 154(g) |
オモリ負荷 | 15~25号 |
おすすめ度 |
|
- 20号のオモリを快適に投げられる
という要素から筆者が選んだモデルが20-240になります。もっと長尺の270(2.7m)と悩みましたが、20-270に比べて自重が結構軽いのが決め手になりました。実際 快適に使えたので筆者的にはチョイ投げ、穴釣りにもオススメなモデルです。
ダイワ
リバティクラブライトパック 30-240
モデル | 30-240 |
全長/仕舞寸法 | 2.7(m)/45(㎝) |
自重 | 210(g) |
オモリ負荷 | 20~40号 |
おすすめ度 |
|
- 全モデルで一番オモリ負荷が重い
ということから、
水門が開くと流れが急で30号以上じゃないと釣りにならない…
という釣り場での使用を考えている方には30-240が一番良いでしょう。大抵の釣り場なら20~30号で十分に釣りになりますが、どんな急流の場所でも使いたいのなら30号のオモリが扱えると安心。270よりも自重が約50g違うので、長時間使うには240がオススメです。
安心のダイワ!
リバティクラブライトパック インプレ総括
持ち運びが、とにかく楽
というのがダイワ リバティクラブライトパックのインプレ評価です。
本文でも述べたように
- 仕舞寸法が短い(全モデル45㎝)
- 感度の良いグラスソリッド穂先の感度
- 20号前後のオモリも快適に投げられる
という点から、釣り初心者にも強くオススメできるダイワ リバティクラブライトパックです。ルアー釣りには向きませんが、チョイ投げや穴釣りなど
とにかく魚を釣ってみたい!
という方は是非ご検討してみてくださいね。
それでは!
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