見所
そんな感じの彼方のアストラ3巻。
以降は僕的な見所を紹介したい。ちょっと感の良い人ならこれまでのコマから作品の内容を予測できるようになっちゃっているので、これまでの紹介で3巻に興味を持った方はもう、ブラウザを閉じて本編に行ってください。
女子トーク
かなり余裕のあった惑星アリスペード。
それまでの精神的苦労のあった出来事から一転してリラックスムードが漂っていた。
う~~ん可愛い。公式カップリングでも応援できる可愛らしさ。
あ、ちなみにユンファは
こんな感じ。尊い。。
やけに覚悟に決まってる親たち
3巻冒頭でチョロッと登場したメンバーの保護者達。説明しているのはウルガーの父。
1か月ほどの探索の末、なにも手掛かりが見つからないとのことなので『失踪宣言』の手続きをするように勧められる。
上のように声を荒げて反対するのはアリエスの母。
他の保護者はというと…
といった感じ。
既に諦念(?)の意思が固まったようで、創作の続行を望むアリエス母を冷静に説得し、なだめていたのが印象的だった。
カナタの親なんかは外見以外は全くイメージと異なり、
なんとか可能性を考えるアリエス母の意見を『暴論だ』と一蹴。
というようにアリエス母、そしてシャルスの母以外には捜索には乗り気ではない不思議な親たちだった。
彼方のアストラ 3巻の考察と感想
そんな感じの彼方のアストラ3巻だった。
刺客のコト、宇宙探索のコト、色々とシリアスな要素があるストーリー。SFとしても面白いし、作者の手を離れたかのように活き活きとした言動のキャラ達も非常に魅力的な彼方のアストラだ。巻を増すごとにどんどん面白くなってきた。
2巻では刺客の存在がメンバー全員に知れ渡ったが、3巻では刺客だけではなく、なにか組織ぐるみでカナタ達を宇宙空間に放り投げてまで消そうとする存在がボンヤリ見えてきた。
☝『ご子息が行方不明ですが、ご心境は?』と質問されたときのルカの父親。とんでもない黒幕感…
とまぁシリアスはシリアスでカチッと描いたあとは少年漫画らしい熱い展開もあり、良い短編映画のような感動の連続だった。いやはや刺激物の多いジャンプ+で人気を博したのは伊達じゃないよ彼方のアストラ。出来ることなら連載時に読めていれば…
なお、SF×ギャグがテーマの彼方のアストラということで3巻でも各所 シノケンの冴えわたるギャグが散りばめられていたのも良かった。
以上、彼方のアストラ3巻の紹介だった。
是非 本編でじっくり読んで、何度も読み返してほしい。