【衝撃の幕切れ】血の轍 最新巻 12巻 ネタバレ・画バレ含む感想と考察

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【現実味のない臨場感・混乱】血の轍 11巻 ネタバレ・画バレ含む感想と考察

 

ついには少年審判が開廷する。

鑑別所送りになった静一の惨めにも見えてしまう生活や、圧迫的にも感じてしまう検察官の質問。これまで以上に、読むごとに体力を削られる血の轍12巻について、ネタバレを含む感想記事です。

 

 

しかして一言一句を描写するような記事を期待している人には申し訳ないけど、そういう紹介はできません。マジでどこの馬の骨が書いたかもわからないような駄作分でストーリーを紹介しても本編の面白さを損なうどころかマイナスだしね。

ということで、詳細なネタバレは書かないので、その点よろしく。あくまで描写への考察に踏みとどまるように記事を書いていきます。

 

それでは血の轍 12巻の大まかなあらすじの各話をさらっと紹介……はできないので見所をいくつかピックアップしたので、そんな感じで紹介するぞ。

 

 

 

 

 

血の轍 12巻
ネタバレ・画バレ含む考察と感想

少年審判、開廷…裁きの行方は!?

高台で向き合った従兄弟の”しげる”は、
かつてママに高台から突き落とされた”自分”だったーー
僕が消えることが正しいこと…そう思った瞬間、静一は”自分”を葬るため
しげるを突き落とし、殺めた。
それは、己の中のママとの決別の儀式。
罪悪感を一切感じることなく、静一は鑑別所に収監される。
そこで静一を待ち受けていたのは「内省」の日々。
 
深淵に意識が向かうなか、心の隙間にスルリと入って来たのは
しげるを殺してまで決別を試みた「ママ」だったーー!!


引用:Amazon

 

何度も言うように、本編の面白さを抜くようなネタバレはしないように細心の注意を払ってまとめているけど、ネタバレはネタバレ。魅力を伝えるには絵が最良だと思って付けているので、『真っ白な状態で読みたい』という人はここでブラウザバックだ。これが最終忠告ぞ!

 

 

鑑別所での静一

引用:血の轍 12巻(著:押見修造)

 

鑑別所に収監され、

「ママのことを思い出してみて」

と調査官に尋ねられた静一。もう終わったことなのに…!と苦渋の顔を見せながらも描き殴ったノートが上の通り。ギョッとするような悍ましい絵だけど、静子のことを庇っているようにも見える文が目立つ。

 

 

引用:血の轍 12巻(著:押見修造)

 

あまりにも多く、大きくノートに描かれた静子を見て、

 

引用:血の轍 12巻(著:押見修造)

 

『君はお母さんに殺されたんだ。精神的に。』

と、ここまで読んだ読者なら分かりきったコトを告げられるも『はぁ…』と納得のいかない静一で。ようやく自分は自分のもの、という認識を持てそうだったのに未だに静一の中にいる静子が、ことごとく邪魔をする印象が強かった。どんどん増幅する心の中の混乱。

 

きっかけになった、しげる君の死(殺害)。

 

しかし、

 

引用:血の轍 12巻(著:押見修造)

 

 

引用:血の轍 12巻(著:押見修造)

 

相変わらず、頭を支配しているのは静子で。

しげる君への罪悪感のようなものは一切感じず、内省の意思の欠片も抱けない静一に見えて不憫に思えた。。

 

 

静子(ママ)が帰ってくる…?

引用:血の轍 12巻(著:押見修造)

 

鑑別所で聴取を受けているうちに、どんどん衰弱していく静一。

考えれば考えるほどワケが分からなくなり、一体 自分はなんなのか?そもそも本当に静子はしげる君を突き落としたのか?と、自分の記憶すら信じ込めないほどに疑心暗鬼になってしまう。

 

 

 

引用:血の轍 12巻(著:押見修造)

 

見るからに正常ではない静一を、見捨てずに面談に来てくれるお父さん。

 

 

引用:血の轍 12巻(著:押見修造)

 

『今日はな、いい知らせがあるんさ。』

と、どうにか静一をなだめようとお父さんが口にしたのは…

 

 

引用:血の轍 12巻(著:押見修造)

 

 

 

 

引用:血の轍 12巻(著:押見修造)

 

……

 

 

引用:血の轍 12巻(著:押見修造)

 

 

……

 

 

 

引用:血の轍 12巻(著:押見修造)

 

ママが、帰ってきたんさ

 

とのこと。

 

 

引用:血の轍 12巻(著:押見修造)

 

静一にとって、幸か不幸か…

 

 

引用:血の轍 12巻(著:押見修造)

 

 

………

 

 

衝撃の一言

ついに現れた静子。

 

しかし、

 

引用:血の轍 12巻(著:押見修造)

 

 

引用:血の轍 12巻(著:押見修造)

 

突如、発したのは場の空気が一転するような一言。

 

 

 

引用:血の轍 12巻(著:押見修造)

 

………

 

 

引用:血の轍 12巻(著:押見修造)

 

 

裁判官に止められても、おかまいなしに語る静子の恐ろしさよ……

 

 

 

引用:血の轍 12巻(著:押見修造)

 

ついには責任を放棄。

これまで以上に晴れやかに、キラキラと輝く静子

 

鑑別所では、静子のことだけ。

自身の記憶を疑ってまでも庇った静子の無責任な発言に、ついには殺意を抱いた静一で……

 

 

 

 

血の轍 12巻 ネタバレ含む感想と考察

一章が完結

といった具合の12巻。

 

実を言うと、もう11巻を読み終わった時点で

単行本が待てねぇ…!!!

となっていたのでビックコミックスペリオールを定期購読し出した。ので少し先の展開は知っちゃってるんだけど、12巻以降は、静一はもう子供ではない。物語は平成6年から飛んで、平成23年。静一は36歳になっている。

 

静一はどのような大人になるのか?

今回の12巻で、

  • 静一が、しげるを殺してしまったこと
  • 静子との関係

について、どのような幕引きがされるかが焦点になる。

 

1話、1コマも読み飛ばせないような緊迫の血の轍12巻だった。

今回のネタバレ記事では本編の2割にも満たない魅力した伝えられていないので、気になった方は是非 本編を読んでね。相変わらず重々しい雰囲気の血の轍12巻だけど、読みごたえは100点。他の漫画にはない面白さがあったよ。

 

 

 

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それでは。

 

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