という方。APIA(アピア)のパンチライン80っていうルアーはご存知でしょうか?10年以上 シーバスルアーとして人気のシンキングペンシルで、当時は異端な『フラッドヘッド』形状を採用したオモシロいルアーです。
性能としても表題の通り、
- ただ巻いてるだけでS字スラローム
- ゆらゆらと落ちるローリングフォール
と、二刀流で使えるお手軽シンペンです。今回はそんなAPIAのパンチライン80についてのインプレ評価&実際に使用してみての感想です。良かったら参考にしてみてくださいまし~。
購入ポイント等!
APIA パンチライン80 インプレ
浅い水深でもゆっくりとしたフォールでじっくりと見せる事が可能である為、ウェーディングゲームでの使用頻度も高い。得意な場面を一つ挙げれば、特にシャロー域における込み潮時。下げ潮に比べて流れが緩くなる傾向がある為、ルアーの挙動や潮流の変化を手元へと明確に伝えてくれる80のレスポンスはゲームを組み立てる上で有効である。水深3m以浅のシャローを中心に、表層~低層域の魚へのアプローチに。
引用:APIA公式
どんなルアー?
APIA パンチライン80 基本スペック
ブランド(公式アイテムページ) | アピア(APIA) |
ルアータイプ | シンキングペンシル |
サイズ | 80 ㎜ |
自重 | 13 g |
潜行水深 | ー |
おすすめ度 |
|
- “抵抗”を感じる特徴的なフラットヘッド形状
- 卓越したS字スラローム&ゆったりフォール
- 引き抵抗はあるけども水平な泳ぎ姿勢を保つ
浅い水深でもゆっくりとしたフォール、アクションはゆったりとしたS字スラロームでじっくりと誘うことが出来るパンチラインです。特にシャロー域における込み潮時が得意。水深3m以浅のシャローを中心に、表層~低層域の魚へのアプローチ最適なおすすめシンキングペンシルです。
APIA パンチライン80の特徴①:
抵抗を感じられるシンペン?!
抵抗を感じる特徴的なフラットヘッド形状がパンチラインの特徴です。
通常のシンキングペンシルは水を受ける「面」がほとんどありません。そんなわけで
という「使用感のなさ」がネックでした。そこでAPIAのパンチライン。直角に切り落としたような平面形状のヘッドが抵抗感を発生。普通のシンペンでは感じることができなかった、ライン先のルアーポジション、水の流れを確実にアングラーへ伝達してくれるというワケです。
APIA パンチライン80の特徴②:
S字スラローム&ローリングフォールの二刀流!
上のようにS字スラローム&ローリングフォールが特徴のパンチライン。
ただ巻いているだけでもS字スラロームで艶めかしくシーバスにアピール。レンジコントロールのためにリトリーブを止めてもローリングフォールと隙がありません。
☝フラフラ~っとゆったり落ちます(なんなんだこの音楽は…?!)。
APIA パンチライン80 実釣インプレ
5月上旬。
気持ちの良い春先だけど、前日の大雨によって海はやや濁り気味。加えて潮はイマイチ。場所は河口付近で、釣り人多数。第一投に先日までは調子の良かった『ガルバ73S』を投げるも、イマイチな反応…。とりあえず、買っておいたAPIAのパンチラインでも投げてみるか…と、適当に投げてゆっくり巻いてくると…
APIA パンチライン80 実釣インプレ①:
投げて巻くだけで釣れる!
釣れた!!
そこかしこでバシャバシャッ!とシーバスのボイルはあれど、いまいち釣果に結びつかない状況での一本。サイレントアサシン(99㎜)を使っている知人が、
と首を傾げているときに横でバンバン釣れたので申し訳なさすら感じる次第。
その後も何度もアタリ、結果7バイト5キャッチ。サイズは45㎝前後でしたが、ドラグを勢い良く出してくれる元気なシーバス達に癒されました。流石、10年以上売れている元祖フラッドヘッドのシンキングペンシル。
春シーバスを食べてみようと持ち帰り調理。胃の中は5㎝程度の小魚(鯖)でギッシリ。こんなに喰いッ気はあったのに、他ルアーだとあまり反応が良くなかったのは何故でしょうかね。。
APIA パンチライン80 実釣インプレ②:
飛距離も満足!!
APIAパンチライン95を使っている知人からすると、
と不安になることを言っていたが、パンチライン80。自重の割にはしっかりと飛んでくれたので大満足。フラッドヘッドが空気抵抗になるかと思いきや、平均して50mは飛んでたぞ。
APIA パンチライン80 実釣インプレ③:
フォールでも喰わせられる!
先述したように、ローリングフォールするパンチライン。
レンジコントロールの際、リトリーブを一時停止している間にもシーバスにアピール。結果、水面が静かになり
という撤収間際にも最後の一本を上げてくれました。
サイズ色々!
APIA パンチラインの使い分け
現在、筆者が愛用している80サイズ以外にも色々なラインナップが用意されたパンチラインです。基本的な動き(アクション)やローリングフォール等は一緒ですが、それぞれ強みが違います。簡単に紹介しておきますので参考にしてみてください。
元祖パンチライン!シーバス狙いに◎!
パンチライン 80/80マッスル
モデル | パンチライン80/80マッスル |
サイズ(㎜) | 80㎜ |
自重(g) | 13/16 |
一番ベーシックなモデル、と言われているのがパンチライン80。パンチラインシリーズでも最初に出た元祖パンチラインで、浅い水深でもゆっくりとしたフォールでじっくりと見せる事が可能。他のパンチラインに比べて、特にシャロー域における込み潮時。水深3m以浅のシャローを中心に、表層~低層域の魚へのアプローチに最適です。
https://twitter.com/toshizou0036/status/1377282854271344641
従来のパンチライン80に比べて3gほど自重が重いです。より飛距離・遊泳力を高めたモデルになっています。強風下における橋脚絡みの吹き返し、風が抜ける干潟などでのキャスタビリティーがUP。また、下げ潮時の速い流れにも浮き上がり難く、レンジキープ力に優れているためにテンポの良い釣りを行う事が可能。
マイクロベイト&メバリング等には!
パンチライン 45/60
モデル | パンチライン45/60 |
サイズ(㎜) | 45/60 |
自重(g) | 3.4/5 |
- メバリング狙いにはパンチライン45
- バチ~マイクロベイトパターンにはパンチライン60
もおすすめです。表層付近では小気味よく泳がせて下からのバイトを誘発。飛距離は落ちますが、その分カウントでレンジを刻む際も、小さいながらローリングフォールアクションを起こし、捕食レンジに差し掛かるまでに十分に誘うことが可能です。
パンッパンッ!ってジャークかけたら
— こもさん (@fishing7425) March 3, 2020
チラッチラッ!って動きで
スーーー、ゴン!よね?(笑)#パンチライン pic.twitter.com/kLm1ATf2K9
ベイトが希薄な厳冬期やバチパターンでも強さを発揮するほか、春~初夏にかけてのメバル最盛期にはシャロー域での魚型ベイトパターンに対してもベストマッチ。 ターゲットはメバルを中心とした根魚のほか、ライトタックルで遊べる港湾部のシーバスもオススメのモデルになっています。
夜連ナイトサーフ。
— たまきん@釣り (@tamakin_t) July 17, 2020
ベイトはサヨリが居ました。
パンチライン60で2ヒット1キャッチ#アピア#パンチライン pic.twitter.com/GMh0bGYHbc
飛距離最高&青物にも併用できるフック強度!
パンチライン 130/130マッスル
モデル | パンチライン130 |
サイズ(㎜) | 130 |
自重(g) | 36 |
飛距離が超重要な釣りにはパンチライン130がおすすめです。
自重は36gで2号のフック、さらには貫通ワイヤーと青物にも併用出来るような頑強さ。パンチラインシリーズでは一番頑丈に作られています。サーフゲーム、サラシの中で存在感が必要になる磯で使うにはパンチライン130が良いでしょう。巻いて食わす・止めて食わす・フォールで食わすなど、シンキングペンシルが持つ幅広いメソッドでターゲットを攻略可能。
APIA パンチライン80 インプレ総括
ただ巻き&フォールで釣れる!
というのがAPIA パンチライン80のインプレ総括です。
具体的には、
- 80㎜にしては飛距離が素晴らしい
- 引き抵抗を(そこそこ)感じるので安心
- ただ巻いてるだけで釣れる
- フォールもゆらゆら落ちる!
という要素がおすすめポイント。横方向ではS字スラローム、縦方向ではローリングフォールと2つの動きで立体的なアプローチが可能。無駄なく、”必要な要素”と”欲しい要素”が兼ね備わった、常識を打ち破る全く新しいシンキングペンシルの形と称されているのがロングセラールアーのパンチラインです。
以上、APIA パンチライン80についてのインプレでした。
迷ってる方は是非!ひとつで少なくとも2通り以上の攻め方が出来る二刀流シンキングペンシルでっせ。
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