もくじ
【れぽーと29(29話)】 無人島 その1
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一同が上陸したのは出港した漁港からなんと10分程度の距離にあった離島であった。
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想像とは若干(?)違うものの、それでも無人島なんて初めてなヒナは興奮気味。
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準備完了の堤防部員達。
さやかちゃんは朝が早いこともあってテント内で二度寝するとして、ヒナと部長はタッグでアジゴ、そして座布団ヒラメを狙う。
が、
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早々にトラブル発生。。
幸い、すぐに代替え案を思い付く黒岩部長だったが、前途多難そうなヒナ達だった。
ちなみに
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昼食は現地調達である。
『無人島でリゾート気分!?釣りざんまい日帰りツアー』…???
【れぽーと30(30話)】 無人島 その2
のほほ~~んと無人島をエンジョイしていると、
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ヒナ、ハッと何かに気付く。
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トイレ問題が発生。
一応、トイレはあるようだったが、ここは無人島である。あるのは勿論…
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今ではすっかり見なくなったボットントイレである。
抵抗感があるヒナだったが…
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無事、一皮むけた模様(ボットン便所でオシッコしただけじゃねーか)。
夏海は
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シーバス狙いのルアー釣り。
全然 意識してこなかったけど夏海 リール左巻きなんだな。雰囲気的に右手でガシガシ回してるもんだと思ってた。
大野先輩は
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テキサスリグで根魚を狙っていた。
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これがまた簡潔で分かりやすい説明でな。
つい専門用語を使ってしまいがちな釣り雑誌に比べて、漫画という表現媒体だからことの簡単さが初心者でも『な~るほど、オレでも出来そうだな…』と思わせるよね放課後ていぼう日誌。やったことないけどテキサスリグ釣りを試してみたくなった僕だった。
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魚がヒット!
冷静な大野先輩の横でドキドキしながら見守るヒナと夏海。
さぁ、注目の魚の正体は……
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【れぽーと31(31話)】 無人島 その3
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野生児らしい、広い視野でタコを発見した夏海。
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豪快にタコをゲット。
大野先輩が釣り上げた魚もあり、とりあえずは昼食抜きは免れた堤防部員達。
しかし、気になるのは本命ともいえる、例年 堤防部が狙う巨ヒラメ『座布団ヒラメ』である。
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いつものように、部長が気長に寝ながら待っていると…
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………
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突然 なり出したドラグ音!!
キリキリとドラグを締めて合わせると…
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ずっしりとした重みを感じたようで、部長も
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期待できる発言。これは熱い。赤保留である。
座布団ヒラメなるか!!!!
放課後ていぼう日誌 5巻の個人的 見所
ここからは若干 ネタバレが過ぎる部分があると思うので閲覧注意。
それでは個人的に放課後ていぼう日誌5巻の魅力を紹介していくぞ。
なんといっても26話
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意気揚々とキス釣りをしたヒナだったけど、漫画の中なのにシビア。パワーイソメあるある『コツを掴むまでの悶々とした時間』の描写が続いた。
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アタリがあるだけマシ、とも思えるけど釣れないことは変わりなく、辛い時間が過ぎていく。心配そうに見守る先輩達。
そして
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ヒナの奮闘に気付く夏海。
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慰めるわけでもなく、話を聞いてあげる夏海が尊い。
全然釣れないけれど、諦めないで自分なりに工夫しようとするヒナ。少し前だったら真っ先に周囲に頼るヒナだったのに、あくまでも自分だけで答えを出そうと頑張る姿が最高にエモい。
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答えとか、アドバイスを聞かないで夏海から聞く情報だけを頼りに推理して、
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ようやく自分で考え出した。もう言葉はいらないほど尊い。。。
そしてやっと……
というね…おじさんホント感動しまして…
一読目は『大野先輩泣いてる(笑)』くらいの感じで読んでたんだけど、何度も読んでるうちに僕まで視界を滲ませることになっていた。
バックサウンドとしてエモい曲を聴いてたってのもあるけど、とにかく感動した26話だった。皆さんも是非、じ~っくりと隅々まで読んでみてほしい。
ヒナのお母さん初登場?
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や、実際には何度も登場しているヒナのお母さんなんだけど、顔がしっかりと出たのは5巻が初めてだと思う。2巻の13話とかではそれ町みたいに、ふき出しとかで上手く顔は隠れていたしな。
死にそうなメガネのお父さんに並んで、お母さんのビジュアルがしっかりと分かったのは新鮮だった。目の感じがヒナそっくり。
水上は苦手?大野先輩
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上のように、足が地面についていないと激しく不安になる大野先輩だった。カナヅチだもんね。
ただ…
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足が付いている状態なら、足場の悪いところでも何の問題ないようでヒラリヒラリと軽やかに磯を移動する大野先輩だった。
放課後ていぼう日誌 5巻の考察と感想
それ以外にもた~~~っくさん見所がある放課後ていぼう日誌5巻だったけど、さすがにこれ以上の画像は漫画の面白さを損なう気がするので控えさせていただく。
とにかく、面白かった。キャラがそれぞれ意思をもって動き始めたようなワクワク感。何度も魅力を説いた26でのソレは、描こうと思ってもなかなか描けない領域にさえ思った。
巻を増すごとに面白くなるという良漫画の見本みたいな放課後ていぼう日誌だ。いままでは『釣り漫画』として評価してきた僕だが、これはもう『釣り』というジャンルに捕らわれず、多くの人におススメできる漫画になった。
やや褒めちぎりすぎた感じはあるが、4巻しか出ていない状態でアニメ化したという実績に何ら見劣りしない、素晴らしい漫画が『放課後ていぼう日誌』である。
皆さんも是非。