【僕たちも悪かった】ジャパレス・アジアンレストランが最低自給を頑なに払わない件について

「ショウ君 仕事しないの?お金ないんだったら働かないとダメだよ」

 

分かっているのだが、どうにも働けないのです。ファームジョブが時給が良いのは分かっているんだけど、知能指数が減退するほど退屈で単調な仕事だったし(※人、場所による)、粗相をして体格の良い白人の旦那にブチギレられていたりしたので、どうにもやる気が起きない。

 

 

なによりファームで骨身・精神を削りに削られた1年目に誓った『2年目にオーストラリアでワーキングホリデーをすることがあれば、ファームジョブはしませんように』という切実な願いを未来の僕が裏切れない。ブチギレられた当日、さめざめと家に帰り、シクシクと枕を濡らしながら『こんな仕事は僕の仕事じゃない。もっと時間を有意義に使わなければならない。』と誓ったあの夜を忘れはしない。

 

 

 

 

ならばメルボルンというビッグシティでエレガントに仕事をしようと思い、ここ数週間 直接 店(主にレストラン)に出向いて勇気を振り絞り、

 

 

と直談判しているのだが、雇用担当者の人達は

 

 

『ふ~~ん…』

 

と、僕のレジュメをじろりと一瞥した後

 

 

 

 

「時給は13ドルだ!!」

 

 

という地獄みたいなワケわからないこと言われる。13ドルは草。

どういう値踏みをされてるのか分からないけど、これまで日本人との付き合いを絶ったり、皆がビーチやらナイトクラブやらでキャッキャしてるときにも頑なに誘いを断り、ハンカチを齧りながら血眼になって図書館で英語を勉強してきた僕だ。それなりに英語力には自信があるし、接客の経験も、ないわけではない。

 

 

そんな僕が、なぜ最低自給以下で働かなければならないのか。フルタイムではないのなら24ドルは譲れない。さもなければ僕の、あったに違いないキャッキャウフフした1年目を返せ!通り過ぎてしまった青春を弁償しろ!

 

 

 

 

「じゃあ帰ってもらおうか。あいにく 代わりはたくさんいるんだよ。」

 

 

と、までは言われなかったが、賃金の交渉は水平線をたどり、結局 僕は未だに仕事をゲットできていない。

 

そんなわけで「下手に仕事をするくらいなら読書によって未来の可能性を広げるんだ」みたいなことを妄言のように繰り返し読書に逃げて、幸い精神安定剤にはお世話にならずに生活はしているけど、手首に線が入るのも時間の問題だ。

 

 

 

ええい、今回も枕が長くなった。

 

つまり、なにが言いたいかって、ニュージーランドでは押しなべて最低自給を守っていたアジアンレストラン・ジャパレスが、オーストラリアでは軒並み最低自給以下なんだ。由々しき事態だ。

 

なんで先進国として高名なオーストラリアで、このような事態になっているのかを手の届く範囲で調べ、推測してみたので今回はそれについて。

 

 

 

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ジャパレスが最低自給を守らない理由

オーストラリアのアジアンレストランは法廷時給を守らないことが多い。無論 ジャパニーズレストランもだ。

 

というか、「英語ができな~~い😂」とか「#英語初心者」とプロフィール欄に書く日本人の7割はジャパレス(日本食レストラン)に行くので、アジアンレストランというよりは

「ジャパレス=最低自給を守らない、ヘッドシェフがセクハラをしてきてキモイ」

という認識の方も多数いらっしゃるようだ。ヘッドシェフのことは最近 耳にはさんだだけだが、時給については ほぼ同意だ。

 

 

私はこの数週間 ジャパレスをはじめ、チャイニーズ、ベトナム、コリアンレストラン等、メルボルンにある数多のアジアンレストランに行ったが、今のところ 提示された最高時給は21ドルだ。悪くはないのかもしれないが、オーストラリアの法定最低自給(2020年現在)はカジュアルなら24ドル。フルタイムなら19ドルだ。ちなみに最低自給は11ドルだ。11ドルは流石に草不可避。

 

 

勿論すべてのアジアンレストラン、もといジャパレスが最低自給を払っていないわけではない。しかし、経験上 ”一部の”と形容できないくらいには数多くのジャパレスが最低自給を払ってくれないのだ。最初は僕も、『日本人同士で搾取しあうなんて嘆かわしい!!』と憤ったものの、様々な理由があってそのような現状になっているようだ。

 

思いつく限り理由を列挙してみる。

 

 

日本人 謙虚問題

誰かに席を譲ってもらったら貴方は何と言うだろうか。

 

欧米諸国の人達は『ありがとう』と感謝を伝えるが、日本人は『すみません』という申し訳なさを伝える人達が多いという。

 

「謝るんじゃなくって、感謝したほうがお互い気持ちいいだろメーン!」

 

みたいなことを言っているヨーロピアンもいたが、日本人は自分自身の感謝を伝えることの前に、相手を考慮する文化・精神があるのだ、と”武士道”の著者、新戸部稲造氏は言う。決して 卑下になっているわけではないである。

 

賛否両論あるだろうが、僕は このような文化・精神は嫌いでないし、美しいものだとすら思う。

しかし、我ながら「そんなに謙虚にならなくても良いのでは….?」と思うような行動・言動をしている日本人が多いのも事実だ。

 

 

その一例がこちらだ。

 

これは、オーストラリアで日本人が日本語で行える求人サイトで、求職者は自分の希望する職種は勿論、希望時給まで書き込める。

 

英語が話せないことに引け目を感じているのか、経験がないことをネックに思っているのかは定かではないが、自分から「最低自給以下でもいいから雇ってください」という人を良く見た。うむ、これでは僕がいくら頑張って交渉したところで「変わりがいくらでもいるから」と言われてしまうわけだ。むしろ時給で交渉してくるような鼻っ柱の強さはジャパレスのオーナーにとっては邪魔なだけである。悪かったな。

 

 

 

ミートアップで知り合ったジャパニーズに『納得しているの?』とついうっかり、失礼なことを聞いてしまったことがある。相手は

『うん。ほかのところで通用するような英語は話せないしね。賄いも美味しいし。』

と言っていたが、僕的には彼の英語力はクラウンカジノで働いている(勿論 最低自給以上)知人のイタリア人と同じくらい上手だった。

 

謙遜するのも良いかもしれないが、自信を持つこと・自分の能力を適正に判断することも大事なのかもしれないなぁ、とつくづく思った。

 

 

楽観的インフルエンサー様()による悪影響

オーストラリアにワーホリしに来る人は、どういうわけか途中からGoproを買ってYoutuberになったり、インスタグラマーになろうとする傾向が強いようだ。”一日最低Tweet数ノルマ”なんて甚だしく迷惑なもの設定していたり、やけに他のインフルエンサーの投稿を引用RTしている手の人達だ。僕は黙ってミュート・二度と見たくない場合はブロックしている。

 

そういう人種の人達は概して楽観的で、『英語は小学生レベルだけど、外国人の友達 たくさんできました!』やら『英語初心者だけどオージーの彼氏できました!#国際恋愛』と発言する人が多く。

 

ただ気を付けたいのが彼等の認識力だ。まず、ナイトクラブで会ってインスタを交換した程度の人(二度と会わない)を友達と呼んでいる場合も多いし、彼氏と思っているのはセフレだったりすることも往々にしてあるのが事実だ。なんか書いていて自分のしみったれた部分が露呈している気がして嫌になってきたが、実際 部屋以外で会わないで ろくに意思疎通もできない男を彼氏とは呼ばねーだろ。

 

 

話が脱線したが、そんな感じで楽観的に成功している(?)インフルエンサー達の話・迷言を迷える子羊は盲信してしまうもので、実際に英語も話せず、職歴もない人がオーストラリアに来て現実を知り、寿司トレイン、【高時給!マッサージ!】というタイトルに釣られて風俗系バイト、という黄金ルートが成り立ってしまうのだ。

 

ネカマアカウントで片っ端からそういう広告出してる人に連絡取ったけど、驚異のアダルトマッサージ率100%。詳細は電話でしか教えてくれなかった。トシさんに聞くと

 

文字にすると証拠として残っちゃうからね。あっちも必死だよ。
とのことだった。

 

 

何も悪い情報ばっかりと発信しろ、というワケではない。が、せめてサクセスストーリーだけを意図的に流してほしくないのである。『英語は全然だけど、コミュ力は鬼でっす(笑)☆張り切っていこーぜ!!』みたいなヤツが急増したのはインフルエンサーのインフルエンスによるところもある、と思っている。どうせ失敗談も多々あるなら それも貴重な体験記をしてほしい。Twitter、Instagramをやっているワーホリメーカーの中には僕みたいな賢いチンパンジーくらいの理解力しかない人もいるのだ。ありもしない現実ばっかり見せるんじゃない。

 

おっと、インフルエンサー様が多数 生息するメルボルンに住んでおきながら こんなことを書いてしまった。この記事を機に更新が止まったら特定されて社会的に殺されたのだと思ってくれ

 

 

キャッシュジョブで働きたい人達もいるっていうこと

「キャッシュジョブ大歓迎!フレキシブルに働けます!!」

と文面から青臭さ、よく言えばフレッシュさを感じる若者(たぶん)が少なからず、いる。文末には『アンダーザテーブル可(笑)!』と。何を考えているんだね…?

 

キャッシュジョブ、アンダーザテーブルというのは、一種の隠語で「現金払い」による給料支払いを指す。無論 違法だ。

 

英語は思うように話せず、なおかつ仕事の経験もないまま留学エージェントに煽られてきてしまった学生(学生というが、そんなに若くない)なんかに多いタイプである。ただ、思い切りの良さ、流されやすさも相まって、最後まで日本人達とキャッキャしてワーホリを終える人も多く。楽しそうではある。英語は1ミリも上達していないままの人も多いが…

 

 

 

まとめ

ついつい時間があったので、思いつくままに書き殴ってしまった。

 

筆の進むままに現在の不満を書いていったらオーストラリアのジャパレス、アジアンレストランが最低賃金を頑なに払ってくれないことについての所感になっていた。いい加減にしてくれ。銀行の残り残高見せたろか。

 

ただ、これからそんな悲しき……というか違法低時給が常識となっている、オーストラリアの異常なアジアン・ジャパレス業界が少しでも改善するように、後続のワーキングホリデーメーカー達に助言したいのは

 

  • 英語の勉強は、してこよう
  • ポジティブな情報だけ鵜呑みにしないようにしよう

 

という2点だ。

 

オーストラリアの語学学校で生の英語を4ヶ月も習えば大丈夫っしょ!

という楽観的すぎる人達に言っておくが、こっちにきて「なるほど!!これが過去分詞形なのかぁ!!」と膝を叩いているような人達は4ヶ月 学校に通ったところで大丈夫なレベルにはならないことがほとんどだ。悪いことは言わないからバギオに行ってこい。この件については長くなるので、また今度 書くことにする。

 

 

ポジティブな情報を鵜呑みにするな、というのはそのまんま。耳障りが良い情報には気を付けたまえ。甘言を信用するな。面と向かって語学学校を勧めてくれるエージェントに気を遣うな。あっちからしたらオレらなんて札束にしか見えないだろうよ。

 

 

 

長くなったので、今回はこの辺で。

それでは。

 

 

 

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