ネタバレを含む、とあるけど、そこまで詳細なネタバレをするつもりはない。ので注意。
一言一句 説明しているネタバレサイトもあるが、それは僕の基準ではネタバレというレベルではないのでな。というか下手に素人が文字に起こしても作品の面白さを損なうから注意だ。僕はあるネタバレサイトで読んだ『鬼滅の刃』で全く面白さが理解できず、流行に乗り遅れたという経験がある。あれは酷かった。読者諸君も容易に『〇〇(作品) ネタバレ』なんかで調べちゃダメだぞ。
そういったわけで、今回の記事では描写を一言一句紹介するものではないので、そういったものをご所望の方には申し訳ないがご期待には添えかねるぞ。
付き合ってあげてもいいかな 3巻
ネタ・画バレあり感想と考察
すべてを知りたい、知られたくない。
全てを委ねてほしいみわと、
自分をさらけ出すことができない冴子。
互いにもどかしい気持ちを抱える恋人同士の二人。
そんな中、高校の同窓会を控え
初恋の先輩への想いが募るみわの心は複雑で……「…抱きたいの。抱かせてほしい。…だめ…?」
恋に悩んだことのあるすべての人に贈る、
リアルラブストーリー第3巻!
引用:裏サンデー女子部
第19話:それぞれの諸事情
話は猿渡のアルバムを眺めるミワから。
冴子って名字猿渡だったんか。うん、なんとなくしっくりくるな猿渡。
過去を詮索、ではないが好きな人の過去にはモチロン興味があるミワ。色々と聴きたいのだけど、冴子の方は知られたくない様子。
特に気になったのが中学時代。
アルバムなども中学時代はすっぽりと抜け落ちていたのに気づいたミワ。
……
いつもの調子ではぐらかす冴子。特に中学生の頃は友達が一人もいなかった「黒歴史」として封印したと冗談めいてミワを茶化す。
入学当時から持ち前のコミュニケーション能力を活かして色々な知り合い・友達を作っている冴子だけに、どうにも信じられないミワ。
飲食店に入った二人。
疑惑は晴れない者の、いつものように楽しく会話している2人のもとに冴子の中学の同級生という2人組の女性が現れ……
第20話:君にさわれない
『今度は私が抱きたい』とミワ。
今までされるがまま(というとヘンだけど)、冴子にしてもらっただけだったので自分も冴子にしたいらしい。
が、
冴子、これを拒否。めちゃくちゃ拒否る。
以前から『する方が良い』という冴子だったけど、それ以上にこう、女性っぽさを出さないようにしているらしく、
相当強い思い入れがあるそうで、抱きたいミワをどうにも拒んでいた。
話は平行線のまま、お泊り会が終了。
家に帰ったミワ。
頼れるお母さんに
『何かお父さんに隠してることない?』
と意味深な質問。仲の良い両親、話しやすいお母さんがお父さんにも言えない秘密を抱えているか気になったらしい。
『相手を傷つけないために、あえて言わないこともある』
とお母さん。夫婦間にも、相手を慮って言わないコトもあることをミワに教えてくれた。
どんなに仲が良くても、すべてをさらけ出す必要はない。のだけれども
ミワは好きな人のコトはネガティブな部分も含めて知りたいようだった。どこまで打ち明けるか、は本人は線引きすることなんだけれども、まぁ好きになった相手ならなんでも知りたいと思っちゃうのが人情だよね。恋愛には疎いけど、なんとなくわかる。。
第21話:過去形になりたい男
『いつまでミワのこと好きでいるつもりなの?』
と、まさかリカちゃんから衝撃的なことを聞かれてしまった鶴田君。
僕的にはプラスマイナスゼロの男、鶴田君だったのだけど、恋愛経験豊富なリカちゃんからはまだミワに未練があることを見透かされてしまってタジタジ。
『本気で愛していたから!』
と鶴田君。おぉ、アツい男じゃないか。
正直、飲み会で初めて会ったミワに一目惚れ→告白、の流れがはやすぎて『なんだコイツは、こちとら百合を見に来たんじゃ引っ込んどれ』となった人が多いらしく、否定的なコメントが多々見られた鶴田君。
そんな鶴田君の過去回。
ぱっと見爽やかな鶴田君だったが、高校時代は
目にハイライトのないクラスの日陰者。
当然、現実での恋愛には興味がないどころか否定的ではあるが、
アニメの恋愛には号泣するような一面も持つ鶴田君。
そんな彼のリアルに突如表れた麗しの女性がミワさんだった、というわけだ。
まぁ一目惚れ≠熱意がない、ではないしな。僕も昔住んでた天王町で、駅前にあるドラッグストアの店員に一目惚れしたから分かる。何も行動を起こせずに意中の店員が辞めて、翌日会社を休んで湘南に行っちゃうくらい後悔したから分かるよ。
そんな鶴田君の回だ。
画力、というのがどういうものなのか分からないけど、上の鶴田君の表情を見よ。描き込みがそんなにあるわけでもないのに、非常にメッセージ性のある素晴らしい表情をしている。
個人的には登場時からやけに共感できた鶴田君だったけど、その理由がはっきりとわかった21話だった。すごいたみふる。1話でこんなに鶴田君に共感できるとは思わなかった。
第22話:信じてるから、ね
鶴田君が決意表明。ミワに直接 あることを話した。
気になる内容は本編で読むように。
で、解散後は冴子の部屋に上がり込むミワ。
流れるように行為に移行。
………
まぁ、鶴田君の回の直後ということもあって、僕的には正直 あまり熱の入った描写は望んでいなかった。
が、
…………
本編で読もうね(2回目)。
唯一伝えられるのは『たみふる、ありがとう』ということだった。セックス描写のあとに親を登場させると背徳感あってイイよね、というたみふる氏だったので、正直 読み進めるのが怖かった22話だったけど、良い読了感で終われた。内容は言わんが、良い感じだった。読んだ後あんなに作者へ感謝を伝えたかった回も珍しい。
ありがとうたみふる。下着、丁寧に描けて良かったぞ。
第23話:裸に鎧
浮かない表情の冴子。バイト先の居酒屋でやらかしたりと、仕事に集中できないらしい。
原因は、つい言ってしまった『抱いてもいいよ』という一言。
門外漢の僕だが、レズ同士のセックスには抱く側、抱かれる側があるそうで(や、男女の場合も同様だけど)、冴子は先述したように『抱く側』が好き。というか抱かれることには激しく抵抗がある。
そんな冴子だったけど、ついなんてことないバイバイのとき、ミワがどこかに行ってしまう気がしてか、つなぎとめるように言ったのが『抱いてもいいよ』という一言だった。
言葉通り、抱かれる側でのセックスを始める冴子だったが、
色々と不手際があるミワ。ヘンなタイミングで指を入れてしまったりと、ギコチナイ。
しかし、行為の上手い・下手では関係なく、冴子が辛いと感じることがあったようで、、
……
……