多種多様な魚種をターゲットにしている
のがオーナーばりのクロスヘッド(Xヘッド)です。
後述しますがフックキーパーや2つのアイなど、価格の安さの割には色々と出来ることが多く、人によっては「コスパ最強!」と評価されている方もいるような名作ジグヘッドです。
というワケで今回は『クロスヘッド』を使ってみての感想・インプレについてまとめていきます。
もくじ
クロスヘッド
どんなジグヘッド?
まずは簡単なスペックを。
クロスヘッド JH-86
ブランド | OWNER(オーナー) |
参考価格 | 350円 |
サイズ(g) | 1.0/1.5/2.0/2.5/3.0/4.0 |
個数 | 4個 |
おすすめ度 |
|
- 太軸のハリで尺メバルの抜き上げ可、セイゴまで対象
- ワームが裂けづらいスレッドキーパー
色々な魚を対象に設計されたULゲーム万能ジグヘッド「クロスヘッド」です。ヘッドウエイトは軽めですが、少し太軸のハリが特徴。尺メバルの抜き上げも可能です。海のULゲーム全魚種の「交差点」に位置する絶妙な匙加減からクロスヘッドと命名されています。筆者の父が愛用しているジグヘッドでもあります。
クロスヘッド
実釣インプレ
実際に クロスヘッドを使ってみての所感、評価をまとめておきます。
よければ参考にしてみてくださいませ。
『耐久力』について
耐久力は正直いまいち…
だと思います。ダイワの月下美人やエコギアのシラスヘッドなどは繰り返し使っても、何度も25㎝アップサイズを抜き上げても折れないもんなのですが、クロスヘッドは上の写真の通り、割とポッキリ折れます。
足場の高い堤防で、「これは…!」と思うようなサイズがかかったらタモ網を使うことをオススメします。
『汎用性』について
色々な釣りに使える!
というのが名前の由来。メバル用よりも若干 太い軸のフックを採用しており、シーバスやアジ、カサゴやチヌなど様々な魚種相手に使えます。
モデルは1g~4gと、ライトゲーム全般に丁度良いサイズがラインナップされていまっせ。
『飛距離』について
飛距離は普通…
って感じ。特段、飛ぶわけでもなければ飛ばないワケでもなく、普通のジグヘッドでしょう。というか1gを切るようなジグヘッドの「飛距離」というのは天候に大きく左右されます。
え、30m以上飛ばしたいんだけど…
という方はフロートなどを付けると良いです。参考までに。
『2つのアイ』について
アイが2つある
のもクロスヘッドの特徴でしょう。
前のフロントアイは浮き上がりが良いとされており、夜に上向きで捕食体勢をとっている魚を狙いやすいです。特にメバルを狙う場合などにはフロントアイにラインやスナップを結ぶと効果的でしょう。
ただし、フロントアイは上の写真の通り、かな~~り穴が小さいです。スナップもそれなりに細軸のタイプでないと通せないので注意しましょう。
『ワームのズレ感』について
軸(フック)の中央には突起(ワームキーパー)があり、ワームが外れにくかったです。
まぁ1g程度のジグ単は軽い分 着水の衝撃などが全然ないため、そこまで気にしなくて良いと思います。使用するワームの材質にもよりますが、とりあえずクロスヘッドでは全く気になりませんでした。
クロスヘッド
おすすめモデル2選
選べる自重も豊富な クロスヘッド。
という方に向けて、簡単におすすめモデルを紹介しておきます。
クロスヘッド 1.5g
ライトタックルで非常に使い勝手の良いサイズが1.5gだと思います。投げた感触、巻いている感触どちらとも感じやすいので水中を想像しやすく釣りがしやすいです。
アジやメバルをフォールで喰わせるには1.5g程度が筆者の経験上 ベストでした。
クロスヘッド 2.5g
風が強い状況でも使えるのが2g以上のジグヘッドです。
強風のときや、飛距離が求められる状況では2.5gや3gモデルを検討してみてくださいませ。着底が速いので根魚を狙うにしても最適でしょう。
クロスヘッド
インプレ評価:総括
ライトゲームに使いやすい
クロスヘッド(Xヘッド)でした。
正直、他にも良いジグヘッドはたくさんありますが、何より安いです。
大きいのかかったらタモ出すよ!
というような方にオススメ。逆に、
抜き上げメインでライトゲームしたい
という方は他のジグヘッドを選んだほうが良いかと思います。
以上、 クロスヘッドの評価についてでした。
クロスヘッドSSと相性の良いワーム