【面白いけどもう、早く終わってほしい…】血の轍 8巻 ネタバレ・画バレ含む感想と考察

不穏な雰囲気をこれまで惜しげもなく出してきた血の轍だけど、前巻でそれまで被害者的な、周囲によって振り回される静一が一変したことで混沌っぷりに拍車がかかってきた気がする。もう読んでいて気持ちが良いと感じる読者は一人もいないだろコレ。いたらどっか、病院行ったほうがイイぞマジで…

 

 

面白いマンガには続いてほしい。勿論 『血の轍』も、これからの展開が非常に気になるんだけど、もう早く終わってほしいという気持ちすらある。出来ることなら15巻前後で終わってほしい、、

 

 

 

というわけで、今回は血の轍 8巻のネタバレ記事。もう僕、こんなん共有できる人がいないと読んでられないんだよ。

 

しかして一言一句を描写するような記事を期待している人には申し訳ないけど、そういう紹介はできない。マジでどこの馬の骨が書いたかもわからないような駄作分でストーリーを紹介しても本編の面白さを損なうどころかマイナスなのでな。僕はそれで鬼滅の刃への興味が一切なくなり、流行に乗り遅れたからしてああいった記事は書きたくない。

ということで、詳細なネタバレは書かないので、その点よろしく。

 

それでは血の轍 8巻の大まかなあらすじの各話をさらっと紹介……はできないので見所をいくつかピックアップしたので、そんな感じで紹介するぞ。

 

 

 

 

 

血の轍 8巻
ネタバレ・画バレ含む考察と感想

咎(とが)の追及がママと静一に迫り来る!

家で転倒したはずみで、失われた記憶がしげるに戻った!?
そんなしげるがママに対して動揺する姿を見て、伯母さんはママを疑い出すも
静一はそれを全否定する。
そんな静一の姿にママは感動し、二人の仲はより強固で濃密なものとなる。

しかし、伯母さんがママに抱いた疑念は増幅し
ついに2人へ牙を剥き始めるーー!!

引用:Amazon

 

何度も言うように、マンガの面白さを抜くようなネタバレはしないように細心の注意を払ってまとめているけど、ネタバレはネタバレ。魅力を伝えるには絵が最良だと思って付けているので、『真っ白な状態で読みたい』という人はここでブラウザバックだ。これが最終忠告ぞ!

 

 

 

 

家庭崩壊…??

引用:血の轍 第8巻

 

前巻では、『静ちゃんになにが出来るの?』と全く期待していないそぶり、言動で静一を拒絶するかのように接していた静子だったが、しげる君宅での一件以来、静一への溺愛っぷりが戻ってきた。

 

 

 

 

引用:血の轍 第8巻

 

 

 

 

引用:血の轍 第8巻

 

 

 

仲睦まじい、といえば聞こえが良いが、家族の一人 お父さんの軽視がこれまで以上に強くなってしまった。

 

 

引用:血の轍 第8巻

 

ただいまー、といって帰って来ても返事はなく。

 

 

 

引用:血の轍 第8巻

 

ただならぬ様子に心配しても

 

 

 

 

引用:血の轍 第8巻

 

2人は我関せずで、キャッキャウフフ。

 

 

やっと気づいたと思えば、

 

引用:血の轍 第8巻

 

この始末。

 

静子だけならまだしも、静一までも虚ろな、軽蔑するような目で見てくることに辟易したお父さんは

 

 

引用:血の轍 第8巻

 

『オレはもう、やだよこんな家!』と言って出て行ってしまった。僕ももう、こんな展開嫌だよ…

 

 

そんなことがあっても、キャッキャウフフと笑い合う静一と静子。理解不能であることは今に始まったことではないが、静一までも異常性に気付かなくなったどころかママと一緒になって笑い合うという狂気を持ってしまったことが衝撃的だった。

 

 

ホント、お父さんが静子と結婚したことが謎。

 

 

 

 

精神状態がおかしくなる静一

引用:血の轍 第8巻

 

そんな感じで静子とだけはこれまで以上に親密な、誰から見ても明らかに共依存のようなドロドロしたもので結ばれた静一だったが、それ以外のすべてを切り捨て始めたようで…

 

 

 

引用:血の轍 第8巻

 

起こしてしまったのが、校内での暴行事件。それまでも友達からイタズラ(ちょっと度が過ぎるようには見えたが…)されて、ヘラヘラと笑っている場面はあったが、何かが癇に障ったのか突然 友達の顔面を殴打。その後もマウントをとって、眼鏡をかけていようがお構いなしに両方の拳で、先生が止めに入るまで殴り続ける静一だった。

 

 

殴っているときの表情と、セリフも印象的だった。

 

引用:血の轍 第8巻

 

 

 

殴られた生徒は割れたメガネがもう少しで眼球に突き刺さるほど執拗に殴打されたが、静一は反省の色なし。それどころか

 

 

 

引用:血の轍 第8巻

 

『なんで殴ってしまったんですかね?』

と、自身がクラスメートを殴ってしまった理由すらも分からないような精神状態になっていた。

 

 

 

 

どんどん精神状態がおかしくなる静一

引用:血の轍 第8巻

 

あることがきっかけで、束の間のコトだが吹石との関係がクラスメートにも明らかになってしまったようでからかわれる静一。

 

 

静子以外のすべてを排除したような思考になっているものの、一旦は心を許した相手というコトもあってか、登校時、クラスに入った際はこれまでと同じように吹石の方もチラリと目をやっていた。

 

 

最近はお父さんとの関係が悪化しているのか顔にあざを作って登校してくる吹石に、興味はなさそうだった静一。しかし、ひょんなことから静一が一人で過ごしているときに偶然 吹石が近くを通りかかる。

 

引用:血の轍 第8巻

 

吹石には近づかない、という静子との約束もあり、まぁ静一から話しかけることはないだろうな…と思っていると、

 

 

引用:血の轍 第8巻

 

『吹石』と、

 

 

 

 

 

引用:血の轍 第8巻

 

声をかけて現れたのはクラスメートの男子で……

 

 

 

というね。

 

おじさん、正直 静一と静子のアレコレ、しげる君家とのアレコレも同時進行で球速に悪化しているけど、吹石さんと知らない男が一緒に、アレまでしているのを見たときが一番胸がキューンと痛かったし、漫画を閉じそうになった。真剣に心が痛かった。。。

 

 

 

で、

 

引用:血の轍 第8巻

 

 

その日の下校時の静一が

 

 

引用:血の轍 第8巻

 

上のような感じ。

 

静一の精神状態を表しているのか分からないが、見るからに禍々しい、草木すらも憎悪の対象のように描かれていた。

 

 

 

 

諦念のような自暴自棄(?)を見せる静子

引用:血の轍 第8巻

 

ちょっと寄り道、ということで静子が中学生の頃によく来ていた場所に訪れた2人。

 

場所は街が一望できるような小高い場所。寒空の下、各家庭からこぼれた優しい光が見える。静子は

 

 

 

引用:血の轍 第8巻

 

『へどが出らいね』と、唾棄するべき対象として見ているようだった。

 

 

 

引用:血の轍 第8巻

 

そして、フッと中学生のときの静子であろう姿に見えた静一。

静子が過去に、家庭環境とかで何か問題があったのかもしれないけど、知りたいような知りたくないような所感。

 

 

そんな静子と思い出の場所に来た静一は、幼少期のことをフッと思い出すが、静子は何か とぼけているような曖昧な表情で静一の質問をはぐらかしていた。

 

 

 

 

家に帰った2人。数日前は

『これからは、私達2人でずーーーっと』

と調子の良いことを言っていた静子だったが、

 

 

引用:血の轍 第8巻

 

しげる君が崖での一件を鮮明に思い出したために叔母から疑惑の目で見られていることを知って、『警察が来たら、やっとこの家から出て行けるのかなぁ』と楽しそうに言う。

 

 

 

引用:血の轍 第8巻

 

本当に楽しみなように、わざわざ静一の前で目を細くして笑う。

 

 

 

 

 

そして、

 

引用:血の轍 第8巻

 

この一言である。

 

もう毒親、と呼ぶには物足りなさ過ぎる怪物っぷり。わざわざ静一に、自分以外のすべてを拒絶し、関係を絶つように誘導しておいて、『ママがいなくなっちゃったら、パパたちと生きていける?』。形容詞が見つからないほどの理解し難く底の見えない何かを垣間見せた静子。

 

 

 

 

これに静一は…

 

 

引用:血の轍 第8巻

 

ますます、思い詰めるようになってしまい……

 

 

 

 

 

 

血の轍 8巻 感想と考察

冒頭でも述べたように、もうね、読んでいて全然 心が躍らないの。。漫画って言ったら大なり小なり起伏があって、それにともなって一喜一憂するもんだと思ってたんだけどひたすら悪い方向に話が進むの。。希望がないの。。。ひたすらに辛いの。。。

 

 

「血の轍」を僕に勧めた宇野という野郎が『2020年上半期 最大の謎は血の轍が100万部以上売れてることだよな。』と言ってたワケが今になってわかる。本当に謎だ。大丈夫か日本。面白いけど、容易に人に勧めていい漫画じゃないぞコレ。僕の周りで読もうとしてる中坊がいたら身を挺しても読ませたくないもの。。宇野の野郎マジで許せん。こんな禁書みたいな漫画 簡単に勧めやがって。。そして気軽に『押見修造の漫画、もうイケるかな…』と思ってしまった僕自身も許せん。時間を戻せるならぶん殴ってでも読み始めるの止めたいよ。。

 

 

 

でもね、続きが気になっちゃうの。。

 

引用:血の轍 第8巻

 

本当に続きが気になっちゃうの。読んでもほぼ確で気持ちが沈むのに、一時の好奇心が勝って、シーモアで買っちゃうの。シーモアなんて煽り広告が多すぎて嫌いなのに、お得だから買っちゃうの。もう『30%オフ』のチケットないけど、それでも続きが見たくなって買っちゃってるの。。覚醒剤とか、こんな感じなのだろうか…。

 

 

 

 

まだ『血の轍を読んでいないって方は、こんなネタバレサイトなんかで読んだ気にならないで、是非 本編が全巻配信されてるU-NEXTでページの隅々まで見渡せる最高の状態でじっくり読んでみよう。あらゆるコマが妙な雰囲気を妊んでいるのが『血の轍』だぞ

 

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もう早く終わってほしいが、ますます続きが気になった血の轍 8巻だった。

 

 

それでは。

 

 

 

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