こんなに人手不足で会社が倒産しているっていうのに就職ができないニート、フリーターの皆さんヨっすこんにちは。ニートの道をひたすら歩む 井家だよ☆
フリーター、ニートの問題は実際 深刻化しているのでしょうか。実際に自分のことになるとよく分からない。なんかの雑誌に見たけど、いつまでも働けない、決められない若者たちの心性の根底には 例の「自分探し」があるとも言われているそうなんです。
「自分が分からない」、だから「自分に合った」「自分にふさわしい」仕事が見つかるまで、働きたくないという理屈だ。まぁ、大絶賛ニート中の私からすると分からなくもない。
これに対し、哲学者の池田晶子さんは
「自分に合った」仕事など見つかるわけがない。なぜなら彼らは「自分に合った」仕事をしたいという。その一方で、「自分が分からない」とも言う。つまり、わからないものによって、わからないものを見つけようとしているわけだ。そんなもの、見つかる道理がないではないか。
(中略)
自分というものは「わからない」のではなくて、「ない」と一度 思い知らなければダメなのだ。個性というのは、他人が見つけるものなのである。自ら個性的であろうとするような個性が、個性であるはずがない。そんなものは、他人と異なろうとする一種の作為であって、自ずからのものではない。
(中略)
若者は型にはめるべきである。「自分探し」という不毛を封じるために、彼らには型が必要なのだ。
「知ることより考えること 池田晶子」より
と、著書で述べている。端的に言って、胸にいくつもの言葉の矢が突き刺さって本を閉じたくなったが、どうも納得がいってしまった。本文には引用させていただいた箇所以外にも、およそ中略したくない部分がたくさんあって、とても興味深い内容だったので気になった人は是非 読んでほしい。そして私のような若者は大いにヘコむと良いのではないでしょうか
さて、今回も本題の富浦新港での釣り記事とは大きくかけ離れてしまったと思うが、許せ。別に釣りをすることで自分が見つかるとはさらさら思っていないんだけど、釣りをしながら美しい夕焼けを見ていると、それだけでなんか心地良いので今日も釣りに行ってきた。もちろん、どんどん貯金は減っていき、主食はご飯→パン→パスタ→オートミールといった感じで順調に安くなってきている。最終的には空気中の霞と塵を食べているだろう
それでは、千葉県は南房総 富浦新港の実釣レポートをまとめていくよ。
実釣レポート
場所
富浦新港
初めて館山付近まで行ってみたんだけど、遠かった。一応、Google mapだと東京から1時間半くらいで行ける予定だったんだけど、2時間半もかかってしまった。まぁ安全に安全を重ねた慎重な運転で、道中 何度も煽られるような運転だったからな
実釣場所
上の画像の右下のテトラポットの手前らへんで釣りをした。
日中は人が半端なく多かったので夕方から始めた。
釣りコンディション
釣りの聖地と名高い(私が勝手に思ってるだけ)館山というだけあって多少の風はまったく気にならなかった。日中に賑わっていた釣り人達も思い思いに青物(サバとかアジとか)を釣っているようでテンション上がった。
たしか満潮は16時くらいだったので、日中は軽くサビキ釣りだけして、夜から本格的に実釣を始めた。
実釣
ルアー
最初はルアーフィッシングしてたんだけど、しばらくやってアタリもないし疲れたので近くの喫茶店にいって冒頭の名著「知ることより考えること」を読んでいたら、ルアーみたいに竿をブンブン振り回して、しっちゃかめっちゃかに歩き回るルアーフィッシュングの気分ではなくなってきたので、じっくりと待ちながら釣りができるウキ釣りをすることにした。
浮き釣り
日中はなんか小サバ(12㎝くらい)が数匹釣れたっきり何も釣れなかったので、綺麗な夕焼けをぼんやりと穏やかな気持ちで見てた。
日が暮れてからは電池の切れかかった電気ウキを結んで、蠢くイソメに頑張って針に通して足元の岸に落として、ゆらゆらただよう浮きを見てた。
ゆるやかに潮が流れて、自動で岸を良い具合で漂ってくれる。数メートル流れると勢いよくウキが沈んだ。合わせる。、、、、かかってない。
魚が小さいのか針にはかからなかった。その後も、同じように餌をつけ、足元に落とし、岸を漂わせる。ウキが沈む。合わせる。のらない。
ウキが沈む。合わせる。のらない。
ウキが沈む。合わせる。のらない。
イライラ
さっきまでの穏やかな気持ちが嘘のようにどこかへ。なめやがってこの魚野郎、、!
針を2段階 小さくしてみる。足元に落とす。漂わせる。ウキが沈む。合わせる、、
ようやく針にかけられた。あんまり経験したことのないような引き。なんというか、横に魚が泳ぎ走る。なかなか13号ハリにかからないので、小さいのかと思ってたけどとんでもない引き。なんだ、、?
文にすると冷静に見えるけど、その当時の私はテンパりにテンパってた。海底の根にまかれたら糸が切れてしまうのにドラグを緩めて糸を出させるといった暴挙。動画をYoutubeに上げてたら総叩きにあっていたでしょう。とにかく、初めての場所で、しかも夜だとワケわからないくらいテンパっちゃうんだよ。わかれ
そんな私を見かねたのか地元のおじさんがタモを出してくれて、魚と私をすくってくれた(大寒波)
そんな良い引きの魚は、、、
この青い瞳
メジナでした
大メジナでした(感じ方には個人差があります)
サイズは28㎝。もう一回 言うぞ。どのサイズを大きいというかは個人差があるからな。「こんなの木っ端グレだろwww」といったコメントはやめてくれよな。ヘコむから。まぁでも大メジナは言いすぎか。中。中メジナで。
流石 南房総 12月という冬真っ只中でもメジナが釣れる。海水温が高いのかなぁ。
正直 ここまで良い引きのメジナを釣った記憶はないので新鮮だった。
前にメジナ 食べたけどおいしく料理できなかったので丁寧にリリース。いやホントに凄まじい引きだった。
で、再度同じようなポイントに電気ウキを漂わせると、またも良い引きの魚が。ま、また横に泳ぎ走った。。
メジナ2 (21cm)
うん、まぁそんな気はしてた。同じくらいのサイズの中メジナ。リリース。
その後も順調に
メジナ3 (18cm)
メジナ4 (16cm)
メジナ5 (17cm)
とメジナを大量に釣り上げたところで興が著しく削がれたので、ルアー釣りに。
時間はあと30分くらいあったので、必死にキャスト。
しかし、釣れない。。。
もう一か八かヘチ(岸)を狙うしかない。
これが、、、
功を奏した。
そこそこ良い引き。底というよりは中層あたりでルアーに反応してきた感じ。
手袋を忘れた手が寒さで冷たくなってたけど、頑張って釣り上げた魚は、、、
メバル(22㎝)!
この直後に24㎝の結構良いサイズなメバルが釣れて、帰る時間を少し遅らせて粘るも、、
20㎝以下のメバルが釣れ始めるのだった。
最近 なんの魚も持って帰っていない気がしたので24㎝と22㎝のメバル2匹を持って帰って食べることに。貴重な動物性タンパク質が確保できて良かった
まとめ
ということで千葉県 富浦新港の実釣レポートでした。
釣果としては
- サバが10匹(15cm ~ 18cm)
- メジナが5匹(28㎝ ~ 16㎝)
- メバルが9匹(16㎝ ~ 24㎝)
- シーバスが1匹(24㎝)
といったところでした。電気ウキっていうのはウキがすーっと水面下に沈んでいく瞬間が幻想的で楽しいですな(定型文)
あんまり釣れない季節(所感)なんであんまり期待はしていなかったけど、しっかりと釣れてくれて良かった。餌釣りも楽しいよね。実はタイトルの通り、あんまり釣ったことのないクロダイを釣りたかったんだけど、今回は釣れなかった。やっぱりフカセ釣り(?)ってやつじゃないとだめなのかねぇ、、
皆さんも南房総の富浦新港に行く機会があればルアー釣りも良いけど、餌釣りでも釣果だあると思うので是非どうぞ。