あまりにも安いジグヘッドは心配…
という方も多いでしょう。分かります。
14g程度のジグヘッドであれば、450円で3個入っていればまぁ普通…のレベルですが、フジワラのムゲンヘッドは4個入りで400円を切る破格の安さ。コワイくらい安いのです。
ちゃんと泳がなさそう…
フックが弱そう…
など、筆者自身も使う前は『大丈夫かなぁ…?』と疑念が尽きませんでした(マジで他のジグヘッドに比べて安すぎますもの…)。
というワケで今回はフジワラの『ムゲンヘッド(ロングシャンク)』を使ってみての感想・インプレについてまとめていきます。
もくじ
フジワラ ムゲンヘッド
どんなジグヘッド?
泳ぎ出しがスムーズで、多様なアクションが可能なムゲンヘッドです。根魚の活性が悪い状況下の後方バイト(ルアーの尻尾付近に噛みつくパターン)に強いロングシャンク構造。従来の無限ヘッドでもコスパは良いですが、ロングシャンク版は最高レベルにコスパが良いです。21gでも3個入り!
フジワラ(FUJIWARA)
ムゲンヘッド ロングシャンク
メーカー | フジワラ(FUJIWARA) |
自重/フックサイズ | 7,10,14,21 /画像で確認ください |
個数 | 14g以下-4個 21g-3個 |
コスパ |
|
おすすめ度 |
|
泳ぎ出しがスムーズで、多様なアクションが可能なムゲンヘッドにロングシャンクが追加。
ロングシャンクだから後方からのバイトも逃しません!
フジワラ ムゲンヘッドの特徴
ムゲンヘッドの特徴をいくつか紹介してみます。
価格が安い!
- とにかく価格が安い!
というのがムゲンヘッド最大の特徴でしょう。形状とかはさておいて、店頭に並んでいるジグヘッドの中でも特に価格が安いです(メジャクラブン太も安いのですが、あれは店頭に並びづらい印象があります)。
堤防の際や、テトラ周り、根回りを攻める時に有効で
安かったからなぁ…
と思えるコトで、ほかの人が忌避するような根回りを、スローで泳がせることが可能になります。価格の安さは釣り人に勇気を与えてくれるのです。
種類が豊富!
タイプ | 自重 |
ノーマル、 | 3.5g / 5g / 7g / 10g / 14g |
ロングシャンク | 3.5g / 5g / 7g / 10g / 14g |
アシストフック付き | 14g / 21g / 28g / 35g / 42g |
上のように
- バリエーションが超豊富
なムゲンヘッドです。筆者的にはアシストフック付きのムゲンヘッドなんて、どこの店頭でも見たことありませんが、ラインナップに入っているようです。
選び方は、どんな感じ…?
という方には後半で紹介させていただきます。
フジワラ ムゲンヘッド
実釣インプレ
直近でジグパラブン太を使ってみての所感、評価をまとめておきます。
よければ参考にしてみてくださいませ。
飛距離は普通!
ぶっちゃけ飛距離は普通だと思います。
と飛距離に言及してくれているインプレ評価もありましたが、良くも悪くも普通。同価格帯で言うと、メジャクラブン太よりは飛距離が出やすい気がしますが、イワシヘッドには到底及ばないでしょう。シルエットの大きさや空気抵抗もあるのでしょうか?なんにせよ、飛距離には期待しない方が良いでしょう。
4インチ以上のワームが付けやすい!
- 4インチ以上のワームが付けやすい
という特徴があるムゲンヘッドです。ヒョロヒョロと長いワームであっても、上の通り 泳ぎを損なわせない絶妙なところでフックを通すコトができます。
アシストフックは必要?
でもでもアシストフックを付けたほうが良いでしょ?
と心配になる方もいるかもしれません。
たしかに、サーフのような根掛かりリスクが極限に低いようなポイントならアシストフックを付けたほうがいいのかもしれません。
しかし、こと堤防釣りに限ってはアシストフックは特に必要ないでしょう。狙う魚種にもよりますが、シーバスのような吸込み捕食タイプの魚以外には正直 必要性を感じません。
ことヒラメやマゴチなどのフラットフィッシュは魚の腹や頭を狙う傾向が強いです。ワームがどんなに大きくても、横っ腹からアタックしてくるようなヒラメなので、アシストフックは付けなくても十分に成立します。
というか、アシストフックを付けると根掛かりしたときに外しにくいんです。シングルフックでも十分なこと、根掛かりしたときに外れやすいコトを考えると、シーバス以外にはアシストフックは付けない方がメリットが多いと思います。
根魚狙いに最適!
- 根魚を狙いやすい
ジグヘッドでしょう。
初めてのポイントでも臆せずに底をしっかりと取ることが出来るので、必然的に釣果も良くなりますとも。着底の感触もしっかりと伝わるので、リフト&フォールもしやすかったです。
14gサイズで4個入り400円を切るムゲンヘッド。
やはり一番の強みは、安さゆえに強気で底を攻められるという点だと思います。
タフでガシガシ使える!
- ガシガシ使える
というのも嬉しいところのムゲンヘッド。
価格の割にはシッカリと作られており、キャストをミスって堤防に叩きつけてしまっても大丈夫。泳ぎにはまったく影響がなく、普通に使えます。
堤防ヒラメには素晴らしくコスパの高いジグヘッドでしょう。価格が安いというのも魅力的ですが、根掛かりして回収不能になるまでは使えるというタフさ。
フックも強い!
- フックも粘り強い
ように感じたムゲンヘッド。
あれ??!
タモないよ!!!?
タモないよ!!!?
というお茶目な釣り人も安心で、50㎝(3㎏)前後の魚を抜き上げてもフックが曲がるということは皆無。
使っているラインの強さにもよりますが、2号以上のPEラインを使っていれば、ちょっとした根掛かりならスプールを掴んで引っ張れば簡単に取れたりもします。
安くて頑丈
というのがムゲンヘッドのインプレ評価でしょうか。
飛距離以外が文句の付け所なし。
フジワラ ムゲンヘッド
各種モデルの選び方
ワームのポテンシャルを最大限に活かすヘッド形状のムゲンヘッド。スイミングはもちろん、フリーフォールやアクションなどアングラーの操作を無限大の可能性を秘めています。
しかし、色々なモデルがあるムゲンヘッドです。
どう選べばいいのか分からないんだけど…?
という方に向けて、簡単に紹介していきます。
フジワラ ムゲンヘッド
ロングシャンク
- ヒラメ・根魚狙いにオススメ
のロングシャンクです。本文でも述べたように、4インチ以上のワームと併用しやすいです。
フジワラ ムゲンヘッド
シーバス・アシスト
- シーバス狙いにオススメ
のムゲンヘッドアシスト。フックやブレードが付けられるアシストアイがついています。
こちらもシーバス狙いにおすすめで、バイトを確実に乗せるために、従来のムゲンヘッドをシーバス用にフックを小さくしたモデルになっています。
フジワラ ムゲンヘッド
ショートシャンク
- 特に釣りたい魚種がない方にオススメ
のムゲンヘッド ショートシャンクです。価格的に安いというメリットもおすすめポイント。
ムゲンヘッドのサイズ(自重)について
- 底を取れる自重
を基準に選びましょう。
どういうコトよ…???
水深や、竿の硬さによっても違うので一概には言えませんが、初心者の方なら14gが一番分かりやすいと思います。水深が深ければ21gが使いやすかったり…。念のため、3種類程度を揃えておくことをオススメします。
フジワラ ムゲンヘッド
合わせて使いたいワーム2選
ムゲンヘッドと併用して使ってほしいワームは以下の2選。
エコギア パワーシャッド
ムゲンヘッドを使うならパワーシャッド(ワーム)を是非!
ムゲンヘッドと同じくコストパフォーマンスが最高レベルに良いワームとなっております。素材としても強いので、根掛かりするまでは何度でも使えたりするメリットも!
エコギア バルト
先述のパワーシャッドよりもアピールが強いワームです。活性が良い状況であれば、そこに魚がいれば一発で喰ってきます。3.5インチか4インチが使いやすく、40㎝前後のソゲくらすのヒラメも釣れるのでオススメです。
フジワラ ムゲンヘッド
実釣インプレ:総括
安くて頑丈!
というのがフジワラ ムゲンヘッドのインプレ総括です。
価格がメチャクチャ安いので過度な期待はダメ絶対ですが、
- スローリトリーブで多様な魚を狙える程度にはしっかり泳ぐ
- 50㎝程度の魚ならぶっこ抜ける程度にはフックが強い
と、普通に使えるジグヘッドだと思います。14g程度のジグヘッド界隈ではコスパは最高レベル。根掛かりの多いポイントで釣りをする方や、あまり良く地形変化が分からない場所での釣りには最適。本文でも述べたように、底を強気で攻められるのはムゲンヘッドならでは。圧倒的価格の安さが成せるワザですぜ。
以上、ムゲンヘッドの評価についてでした。
それでは!
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