釣り友に使わせると
他のワーム持ってない?
と、イマイチ不評なメバリング(アジング)ワームがDAIWAの月下美人『ビビビーム』というワームです。
しかし釣果は素晴らしく良く、ワーム自体がかなり小さい(1.5インチ)ので1g程度のジグヘッドにもジャストフィット。強い波動の『パドルテール』なども特徴的で、筆者的にはメバルを狙う上では欠かせないような飛び道具的ワームになります。
というワケで、今回はメバル狙いに最適なビビビームについて。実釣を踏まえてインプレ評価をまとめてみますので良かったら参考にしてみてくださいませ。
もくじ
そもそもどんなワーム?
月下美人 ビビビーム
ダイワの名作メバリングワームがビビビームです。
カラーに合わせて2種類(イカ・エビ)の集魚剤が内蔵されています。パドルテールも極薄(0.6㎜)なので小メバルの吸い込みも妨げ難くなっています。セットする向きで波動が変化するのも特徴。フォールスピードを自在にコントロール可能だったりと、出来る事が非常に多いワームです。
スペックざっくりと!
月下美人 ビビビーム
ブランド | DAIWA(ダイワ) |
サイズ | 1.5インチ |
個数 | 10個 |
ワームタイプ | パドルテール |
おすすめ度 |
|
柔らかな波動
0.6㎜という極薄テールが強波動を生み出します。ビビビーム、ビームフィッシュなど、ダイワにはビーム系のワームが多いですが、ビビビームは美尾(ビビ)が由来になっていたりします。
ピンテール系のワームに比べて波動が強く、1.5インチというサイズながらにもアピール力が強いのもビビビームのおすすめポイント。
カラーによっては味付き
カラーによっては
- イカゴロ成分
- エビ粉成分
が入っており、動きだけでなく『ニオイ』にも期待が出来るビビビーム。特に集魚効果通常の集魚成分の約43倍の濃度を凝縮した『イカゴロ成分』が組み込まれているカラーが人気らしく、一部アイテムは常に品薄。
ニオイはワームの中心部に組み込まれており、メバルが捕食してから違和感を感じて吐き出すまでの時間を稼いでくれるという効果が期待できます。
月下美人 ビビビーム
実釣インプレ
それでは実釣インプレ。
実際に月下美人 ビビビームを使用してみての感想・評価をまとめていきます。
ワームの弾力がありすぎる!
- 正直 つけにくい
ように感じた月下美人ビビビームでした。
高強度・スーパーソフト素材を採用されているためからか、ジグヘッドに刺しにくい。フグのような歯の鋭い魚にも食いちぎられ難い、というメリットは強いのですが、刺しにくいというデメリットもありました。
上の動画では簡単に付けているように見えますが、極寒の冬釣行などではマジで付けにくいので注意。予めジグヘッドに装着してから現場で使いましょう。
注意!
溶けやすい!
というのも要注意なビビビーム。油断して他ワーム(月下美人シリーズ以外)と一緒に保存しておくと簡単に上の通り。ハガレンの金歯医者(錬成失敗後)みたいなカタマリになってしまったので注意。
波動が強い!
- パドルテール
がメバルに効果的なのか、良く釣れます。強風時、ラインが煽られてイマイチテンションフォールが効かないときでも、とりあえず放置していたら釣れた嬉しいメバル。
サイズもまずまず!
クールラインαライトソルトの小窓から入らないようなムッチリとしたメバルが釣れました。
ワームが強い&ズレない!
- ワームが強靭
というのはビビビームを含む月下美人シリーズ全般の特徴です。
さすがに大フグに齧られるとワームが切れますがズレにくいんです。先述したように、ジグヘッドに刺しにくいというデメリットはありますが、ズレが極端に少ないような印象がありました。
短い時合いを逃さないので、
ことメバル釣りにおいては好釣果が期待できます。警戒心が強いデカメバルも上の通り。
とにかく、釣れる!
とにかくメバルが釣れます。
超微波動系のワーム(ビームフィッシュ)では全くアタリがない状況で、ワームを付替えてみたら一発で釣れたビビビームです。
小さいサイズ(1.5インチ)なので、正直
こんなちっちゃいワーム、小メバルしか釣れないだろ…
と、あまり期待していませんでしたが普通に良いサイズが釣れました。ちなみに釣り方はリフト&フォール(ジグヘッドは1.3g)。フォール中にガツン!と喰ってきました。
ボトムパンピングにも!
底でポンポン
とボトムパンピングさせていればカサゴなどの根魚も狙えます。
先述したようにパドルテールが思っていた以上に強波動。ボトムパンピングなんて普通はカーリーテールやグラブ系のワームでさせますが、ビビビームでも超根魚が釣れました。
良型のチヌも釣れたりしました。
思ってる以上に万能に使えるワームかもしれません(サイズ展開があればもっと良いのですが…!)。
超簡単!
ビビビームの使い方
- 表層を狙うときは1g以下
- 中層~海底付近を狙うときは1~2g
のジグヘッドと組み合わせるコトで釣果を発揮してくれたビビビーム。ここでは
という方に向けて、ビビビームの使い方を紹介していきます。
基本はただ巻き!
基本は巻いてくるだけで十分です。
表層だろうが中層だろうがボトム付近だろうが、ただゆ~~~~っくりと巻いてくることが一番。メバルに警戒心を与えずに、流れなどがあれば勝手にアクションしたりしてくれるので、下手にアクションを入れるよりは、ただゆっくりと巻いてくるのが良いでしょう。
巻いて、止める(カーブフォール)
ただ巻きで喰わないときには、カーブフォールも有効です。
併用するジグヘッドの重さにもよりますが、リールを2回転させたら3秒止めて…と繰り返しているだけでも十分にメバルにアピールしてくれます。
迷ったらコレ!
ビビビーム おすすめカラー
カラーバリエーションが非常に豊富なビビビーム。
どんなカラーでも万遍なく釣れることが分かっていますが、
という方もいるでしょう。そこで、筆者的なおすすめカラーをいくつか紹介していきます。
月下美人ビビビーム おすすめカラー①:
グローホワイト
- 夜光&イカゴロコア
ということから人気のカラーです。
ボディが透けることなくシルエットもクッキリ。夜光なので蓄光させると夜でも視認性がバッチリで、釣り人的にも使いやすいおすすめカラーです。グローピンクも良いですが、エビ粉よりもイカゴロコアの方が集魚効果が高いと思い、筆者的にはグローホワイトがイチ押し。
月下美人ビビビーム おすすめカラー②:
桜ドットグロー
- 点夜光
ということから、マズメ時に大活躍すると評判の人気カラーです。キラキラしたものが紫外線に反応してキラキラと、青白く光ります。グロー系の光り方とは違うので、使い分けると良いかもしれません。筆者の地元では買い占めている方も多いのか、店頭では極端に在庫が少なくなっていることもあります。
月下美人ビビビーム おすすめカラー③:
夕焼けドットグロー
2022年10月発売ということもあって、イマイチ流通していないおすすめカラーです。
特徴としては
- グロー+点夜光
というダブルパンチ。その分、コアにイカゴロもエビ粉も入っていませんが、それでも視覚的に強くアピールしてくれるでしょう。他ワームにはあまり見られないような独特のカラーなので、気になる方は是非。
それでも決められない!!
という方は色々なカラーが入った『アソートパック』もおすすめ。様々な状況で気軽に試せまっせ。
ちっちゃいけど強い!
ビビビーム インプレ総括
以上、月下美人ビビビームについてのインプレ評価でした。
総括すると、
- パドルテールから生み出される強波動
- 1g以下のジグヘッドにもジャストフィット
- ワームがズレない&強い高強度素材仕様
という点からして、汎用性の高いメバリングワームだと思います。カラーにもよりますが特殊成分(イカゴロ・エビ粉)などが入っており集魚効果が期待できるのもGOOD。ルアーに猜疑的な方でも試しやすいワームでしょう。
とりあえず、メバルを狙ってみたいんだけど…
という方は是非 検討してみてくださいませ!
以上、月下美人ビビビームのインプレ評価についてでした。
それでは!
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