第207話 塹壕から見えた月
第208話 限りなく黒に近い灰色
話は鶴見中尉達の滞在地、登別。
新月の夜、窓からダイヴした有古。
銃撃まで受けてしまっている状況。
そんな有古。逃げるように鶴見中尉達から離れ
どういうわけか土方チームの都丹庵士と友に行動していた。
2人が向かったのは勿論、
土方たちのもと。
という207話と208話。
ネタバレしないように書いたので、まったく話の要領を得ないことだろう。ゴメンね。
一見 有古が鶴見中尉達を裏切ったように見えるが、そんなシンプルではなく…という感じ。
鶴見と土方、どっちが上手なのかまったく分からなくなる207~208話だった。
第209話 ケソラプ
ケソラプ、というのは鳥のカムイのことだそうだ。
205話『シネマトグラフ』で『斑紋鳥の身の上話』という話が登場する。そのときに谷垣ニシパが演技したのがケソラプという名の鳥のカムイであった。
で、そんなタイトルの209話はヘンケとエノノカとの別れから。
ソリの先頭犬にまで昇格したリュウはヘンケ達の傍に置かせてもらうことになった。
自分の居場所ができたらしい。
いよいよお別れ。
まだエノノカとちゃんとお別れを言えていないチカパシ。
ボーっとしていたのかソリから落ちてしまった。
すぐにソリに戻るのかと思いきや
なにか思い立ったように谷垣の方を見つめる。
……
というところでね、筆をおきますよ…これ以上は僕の涙腺がヤバい…
まさかゴールデンカムイで視界を滲ませるとは思わなかった。。変態がキャッキャウフフしてて時たま拳を握りしめるような熱い展開を楽しんでた僕にとっては、209話『ケソラプ』は予想外。ぼくのなつやすみのエンディングを見たときのような謎の感動に包まれていた。
ちなみに『ケソラプ』には『孔雀』という意味もあるそうだ。以下の記事参照。
クジャクは、アイヌ語で『ケソラプ』といいます。
ケシが斑点、オが入る、ラプが羽です。昨日、旭山動物園に行きました。
そこでクジャクを見つけました。
説明のところに、『クジャクは、北海道にはいないけれど、アイヌは中国や本州と交流があったので、そのときに見たのだと思う』と書いてありました。
第210話 甘い嘘
いよいよ鶴見中尉達が樺太に来るらしい。
前日、鯉登少尉の様子がおかしい。
思い詰めたかのように月島軍曹に問い詰める。
疑念が爆発したのか収まらない鯉登少尉に
と月島軍曹。
思いがけない事実、今更ながら更にドン引きするような鶴見中尉の所業が明らかになった210話だった。ホント頭おかしいよあの人…
『偉人とは往々にして倫理の外にいる人物だ』みたいな迷言を思い出したわ。
第211話 怒りのシライシ
いきなり嫌味ったらしく絡んでくる白石。
同伴してる女がすげームカつく。誰なんだよコイツは。
ただ白石も、ただ絡み酒しているわけではない様子。
と、何やら核心めいたことを言う。
翌日、ついに鶴見中尉が樺太に到着。
アシリパさんと初対面となるが、いつにも増して……
ゴールデンカムイ 21巻の感想と考察
というわけでネタバレはここまで。
毎度のことながら申し訳ないけど、話の根幹にかかわるネタバレは極力したくないので大変アバウトな記事になってしまった。
アシリパさんの決意、杉元のアシリパさんへの想い、ゾッとするような鶴見中尉の策略なんか素晴らしく面白かったのだけど、それを文字で紹介するのは本作の面白さを損なう恐れがあるからな。是非 本編で心行くまで堪能してほしい。
画像多めに紹介したけど、これでも21巻の何十分の1、もしくは何百分の1であるからして本編を読む価値がいかにあるか分かるね。ちょっとでも面白そうだなぁって思ったら絶対本編読んだ方が面白いぞ。感動も、ギャグの面白さも、恐ろしさも何万倍も本編の方が面白いからね。
ってわけで、まだゴールデンカムイ21巻を読んでいないって方はネタバレサイトなんかで読んだ気にならないで、是非 ゴールデンカムイが全巻配信されてるU-NEXTでページの隅々まで見渡せる最高の状態でじっくり読んでみよう。絵の迫力と感動がネタバレサイトに落ちてる画像なんかとは比べ物にならないくらい素晴らしいぞ。
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それでは。