存在を忘れるほど軽量!
と評価され、シマノのラインディングシャフト(タモの柄)の中でも屈指の高さを誇るのがランディングシャフトGフリーです。
クソ高いヤツだろ?
クソ高いヤツです。
記憶していませんが、たしか34000円くらい支払った気がします。
なんでそんなの買えたの?
腎臓でも売った?
私事ですが、この前軽トラで靄かかる早朝の国道124号線を走っていたら後ろのヤン車に煽られまして。名曲『Deja Vu』を聴いていたことも相まって、
コーナー2コも抜けりゃバックミラーから消してみせるぜ!!
と血迷い、あわや不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまうところでしたが神回避。
事故っていたらオンボロ軽トラとはいえ最低でも板金7万円コースだったので、「よし、お金浮いた!」という気持ちで心機一転 ランディングシャフトGフリーを購入したのであります。まったく軽トラはドライバーを育てるクルマだぜ。
しかし、当然皆さんの中には
もっと安い(or高い)タモの柄でも良いのでは…?
と迷われている方も少なくないでしょう。
そこで今回は、実際にシマノのランディングシャフトGフリー650を使い込んでみての実釣インプレ評価をまとめていきます。特に使用感については詳しく後述していくので、悩まれている方は参考にしてみてくださいませ!
もくじ
スペックざっくりと!
ランディングシャフト Gフリー
まずはざっくりと、ランディングシャフト Gフリーの性能&外見(デザイン)などについて紹介していきます。
シマノ(SHIMANO)
ランディングシャフトGフリー650
ブランド | シマノ(SHIMANO) |
長さ | 6.5m |
仕舞寸法 | 74.9㎝ |
自重 | 492g |
カーボン含有率 | 99.5% |
おすすめ度 |
4.92
|
存在を忘れるほど軽量&コンパクト
携帯時やランディング時におけるストレスフリーを追求した「ランディングシャフトGフリー」。軽量かつコンパクトな仕舞寸法(350は約49cm、450は約60cm、550は約65cm、650は約75cm)は、実釣時のあらゆる動作やしゃがんだ際に邪魔になりにくく、優れた携帯性を実現。その存在は、まるで身に着けていることを忘れてしまうほど。
すべては掛けたターゲットを確実に獲るために。
ランディングシャフト Gフリー
搭載テクノロジー
搭載テクノロジーは以下の通り。
スパイラルXコア
より高い強度を追求するためのシマノ独自の設計・製造手法です。
タモの柄の性能を根本的に向上させるために、シマノ独自の基本構造であるスパイラルX、さらにはナノアロイ®テクノロジーを駆使し、高強度なカーボンテープも使用。厳選された素材を用いることで、さらなる高い強度が実現されているようです。
一般的な構造と比較して、ネジリ強度は1.4倍、つぶれ強度は2.5倍(シマノ比)を達成。また、スパイラルXとの比較でもネジリ強度は10%向上し、つぶれ強度は15%向上されたようです。
Gクロスプロテクター
やりとり中にもっとも負担が集中する部分である「節の継ぎ目」を補強。
破損のリスクを大幅に軽減するとともに、玉口部分に精悍なルックスを与えるGクロスプロテクターです。
実釣性能抜群!
マルチランディングシャフト Gフリーの実釣インプレ
それでは実際にシマノのランディングシャフトGフリー650を使ってみてのインプレ(感想評価)をまとめていきます。
超絶 軽い!
背負っているのを忘れるくらい!
軽量なシマノ ランディングシャフトGフリーだったと思います。
マジで軽いのです。
今までのタモの柄でも断トツの軽さ。
これまではダイワのランディングポール(6m)を使用していましたが、そちらの自重が695g。対してシマノのランディングシャフトGフリー(6.5m)が自重495g。圧倒的な軽さです。
勘違いしないでいただきたいのですが、ダイワのランディングポールⅡも素晴らしくコスパが高いタモの柄です。詳しくは以下の記事で紹介しているので、
値段が安くて、シマノかダイワの6m超えタモの柄を選びたい…
という方は、たぶん ダイワのランディングポールⅡが最もコスパが高いでしょう。
張りがあって使いやすい!
伸ばした時のシャープな張り感!
が素晴らしく使いやすかったシマノのランディングシャフトGフリーだったと思います。
自重が軽い分、
いろいろと心配だなぁ…
と感じていたのですが杞憂でした。
強度の低下や剛性の低下によるブレやパワーロスは一切感じられず、波が高かったり潮が速かったりすような状態でも抜群の取り込みを見せてくれます。
スルスル落ちる!
水面までメチャ早で到達する!
シマノのランディングシャフトGフリーでした。
今までは、
タモ出すの面倒だなぁ…
まぁ抜けるでしょ!
と容易に抜き上げを決断してバッシャーンと魚を落とすこともありましたが、今後は一切なくなるでしょう。ナイトゲームのクソ高足場でもスルスル…と迅速に水面までタモ網が到達するので、魚の取り込みが超絶楽になりました。
タモ枠が小さくても余裕!
タモ枠の小ささを補って余る!
ようにも感じたシマノのランディングシャフトGフリーだったと思います。
タモ枠は、その辺に売っている45㎝枠であり、師匠連中からは
はよ買い換えろ
タモの柄を買う金があるんだったらタモ枠買えや
と言われますが、ランディングシャフトGフリーならモーマンタイ。スルスル落ちるし、操作性がとんでもなく良いので45㎝枠という小ささでもタモ入れで失敗することがないのです。
とはいえ、たしかに小さいので近日中に買い換えようと思います。
10年以上使いたいなら是非!
コスパはまずまず!
だと思うシマノのランディングシャフトGフリーですが、先述の通り、性能的には他のタモの柄を上回ること間違いなしなので、5年、10年以上 使っていきたい方は是非 検討してみてください。
6.5mという長さのタモの柄を探すのはなかなか難しいですし、自重やロッドの張りなど凄まじい性能の良さでっせ。
ランディングシャフト Gフリー
おすすめモデル
執筆時現在、シマノのランディングシャフトGフリーのラインナップは4つ。
どれを選んだらいいのか分からないんだけど…?
という方に向けて、簡単に選び方・おすすめモデルを紹介しておきます。よければ是非 参考にしてみてください。
足場が低いポイントに最適!
ランディングシャフトGフリー 350
全長(m) | 3.5 |
仕舞寸法(㎝) | 48.5 |
継数 | 9 |
自重 | 270(g) |
対応足場高さ |
漁港・池・川など |
最もコンパクト・ライトなモデルがランディングシャフトGフリー350です。バスや河口域でのゲームでは、350でも十分に通用するでしょう。自重が300gを切るので、ランガンにも最適。
漁港・堤防のスタンダードモデル!
ランディングシャフトGフリー 450/550
全長(m) | 4.5/5.5 |
仕舞寸法(㎝) | 59.5/64.9 |
継数 | 9/10 |
自重 | 325/410 |
対応足場高さ |
漁港・防波堤など |
一番スタンダードな長さのモデルです。
個人的には550がおすすめですが、すでに通いなれた堤防・防波堤があり、干潮時でも4.5mで事足りるのであれば、自重が軽い450でも良いでしょう。
どんな足場でも安心!
ランディングシャフトGフリー 650
全長(m) | 6.5 |
仕舞寸法(㎝) | 74.9 |
継数 | 10 |
自重 | 492 |
対応足場高さ |
漁港・防波堤・磯など |
どんなに足場の高い堤防・磯場でも安心なのがランディングシャフトGフリー650。このタモの柄で届かなければ、他のタモの柄でも無理でしょう。一番重いモデルでありながら、本文の通り抜群の操作性でした。お財布に余裕があれば是非。
シマノ ランディングシャフト Gフリー650:
インプレ総括
とにかく実釣性能にこだわる方
に強くオススメしたい、シマノのランディングシャフトGフリーでした。
本文で述べたように、
- とにかく自重が軽い
- それでいて、操作性が素晴らしい
- めったに売っていない、6.5mという長さ!
が特におすすめなポイント。正直、同じくシマノから販売されている「マルチランディングシャフト」と非常に迷いましたが、あちらは6m以上のサイズが選べないので今回 ランディングシャフトGフリーを購入。値段が倍程度しますが、買ってよかったと思います(実際、これまでの釣行で、タモを出してからバラすようなコトは起きてませんし…)
以上、シマノのランディングシャフトGフリーについてのインプレ評価でした。
それでは!
もっと安いモデルが良い?
そもそもコスパ最強のタモの柄って、どれ?
以下の記事で、コスパを重視したタモの柄ランキング・選び方の例を紹介しています。
ランディングシャフトGフリーって、そりゃ性能は良いんだろうけど、いかんせん高すぎる…
という方は是非、参考にしてみてください。
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