大物を上げるための必須アイテム
がタモ網ですが、そのまま持っていくには嵩張ります。ありていに言えば、少し邪魔くさいのです。どんな堤防でも使えるようにタモの柄は長いモノがオススメしていますが、長いと携行性が悪いのも事実。
繋いだままと長いから、車に積むときは一旦 外してるけど…
背中に背負って釣りしてるけど、タモ網が大きいからキャストするときに邪魔…
という方もいらっしゃると思います。
そんな方におすすめしたいのがタモジョイントです。
タモ網と柄が折りたためるのでコンパクトに収納が出来るので持ち運び楽々、車の荷台にもスッポリと収まります。
今回はそんなタモ網ジョイントについて。
選び方とおすすめラインナップを紹介させていただきます。
収納性が格段にUP!
タモジョイントって?
まずはかんたんに、タモジョイントについて紹介していきます。
タモジョイントは別にいらない??
絶対に必要!!
というアイテムではありません。車を横付けできるようなポイントなら特に必要ありませんし、太い釣り糸を使っている餌釣り師には面倒がって、
抜き上げるからいらないよ
という方もいらっしゃいます。筆者のように金欠な方で、色々なポイントを歩き回るようなルアーフィッシングをしなければいらない、と決断しても良いかもしれません。
タモジョイントを使うメリット
使うメリットとしては、
- タモ網と柄を折り曲げて収納できる
という一点なんですけど、これがまた便利。特にタモ網フレームが大きい方に是非検討してもらいたいのがタモジョイントであり、タモ網をコンパクトに折りたためることで持ち運び、さらには収納性がアップするので場所を取りません。
実際に釣果に関係のあるアイテムではありません。しかし、タモが長くて携行性が落ちると、
タモの置き場所がないし、盗まれそうだからテトラに乗るのはやめておこう…
と躊躇してしまい、そこに仕掛けを落としていれば釣れた魚を逃してしまうコトにも繋がります。
というワケで、快適に釣りをする上では超おすすめなアイテムがタモジョイントです。あることで各段に釣りが快適になる便利グッズですぜ。
ネジ径?ロック式?
タモ網ジョイントの選び方
それでは釣り場で大活躍するタモ網ジョイントの選び方について簡潔に紹介していきます。
チェックポイントとしては
- 『ネジ径』について
タモ網、柄のネジ径と合っているか? - 『ロック機能』について
開閉時にロックが必要が可能か?
の2点です。
それぞれ簡単に見ておきましょう。
タモジョイントの
『ネジ径』について
タモ網と柄を結合する部分にネジの差込口があります。
基本的にはどれも4分(W1/2)というネジ径で間違いないのですが、海外メーカーのタモ網やランディングポールなどを使用している方は、ネジ径の寸法をチェックしておきましょう。
また各種アイテムのレビュー欄に親切にも使用しているタモ網、柄の製品名を記載してくれている方も多いので、そちらも是非参考にしましょう。
タモジョイントの
『ロック機構』について
網を開閉する際のロック機能が付いてるタイプがあります。
テトラポッドなどに乗って釣りをされる方に特におすすめの機能で、移動しているときに何かの拍子でタモ網がパカっと開くのを防いでくれます。
いざ魚を取り込む時広げたい時にロックは邪魔にならないか?
と心配する方もいらっしゃるかもしれませんが、そこまで気にならないでしょう。大抵のジョイントは片手で操作できるようにワンタッチで開閉できるようになっています。どうしても気になる方は、レビュー欄を確認すると良いでしょう。
なかにはタモ網を広げるときはロックがかからず、収納するときにだけロックがかかるという便利なジョイント(ダイワ製)などもあります。そちらもおすすめです。
タモジョイントの
『角度調節』について
足場の高い堤防で釣りをされる方におすすめの機能です。
タモ網が届きにくい足場の高い堤防で、魚を真下に寄せてからタモ網を使うときに、柄と網が垂直よりも少し角度が付いている方が魚を掬いやすかったりします。また、落とし網のような用途で使用できたりと多用途です。
足場の高い堤防で使用される方には便利な機能かもしれません。しかし、まぁこの機能に関しては好みです。筆者としては、
別にいらない(というか、かえって魚をすくいにくい)なぁ…
と感じたので、参考まで覚えておきましょう。
コスパ重視!
タモ網ジョイント おすすめ7選
それではオススメのタモ網ジョイントを紹介させていただきます。
どれも人気・信頼のできるブランドです。公式サイトの商品紹介ページや、各アイテムリンクから実際に使用している方のレビュー等も確認できたりします。そちらも是非ご参考ください。
1位:ダイワ(DAIWA)
FLジョイント
ブランド | ダイワ(DAIWA) |
ネジ規格 | JIS W1/2 山12 |
自重 | 105g |
おすすめ度 |
4.98
|
- 豊かなカラーバリエーション(赤、黄色、シルバー)
- ネット広げるときはロックフリー!
- ネジ緩め防止用パッキン2個付属
ダイワって高くない…?
と心配になる方もいるかもですが、タモジョイントに関してはダイワのFLジョイントはコスパ最強クラスです。見た目はピカピカでダイワのロゴも入っており、質感が良く満足度高いです。ロック機能はたたむ時だけです(それもワンタッチ!)。実際に筆者が愛用していますが、2年経ってもスムーズに開閉してくれます。
2位:プロックス(PROX)
タモジョイント
ブランド | プロックス(PROX) |
ネジ規格 | W1/2 |
自重 | 75g |
おすすめ度 |
4.97
|
- コストパフォーマンスの最高レベル
- 豊かなカラーバリエーション(全4色)
- 緩み防止のため滑り止めゴムが付属
- Amazon『釣り用ネットアクセサリー』部門ベストセラー1位
コスパは最強クラスに高いプロックスのお手頃タモジョイントです。1位のダイワと比較すると、ややデザインが落ち着きすぎていますが、これに関しては個人の好みでしょう。片手で操作ができるワンタッチ式ではあるのですが、若干にはロックが硬い気がしました。以下の記事で詳しく紹介していますので是非。
3位:昌栄(SIYOUEI)
フレックスアーム VerII
ブランド | 昌栄株式会社 |
ネジ規格 | JIS W1/2 |
自重 | 90g |
おすすめ度 |
4.90
|
- ロックナットを採用
→ 柄とフレームを簡単に水平位置の調節が可能 - 独自のオフセット構造
→折りたたんだときの玉網フレームのバタツキを軽減
→ランディング時には重心が下向きにかかるのでフレームの水平姿勢を維持 - 豊富なカラーバリエーション(赤、青、シルバー、ゴールドから選択可)
価格は高いのですが性能は素晴らしく良いと評判の昌栄のタモジョイントです。ちょっとした慣れは必要ですが、開閉は簡単。絶対にタモジョイントで失敗したくない方におすすめの安心ブランドです。
4位:ベルモント(Belmont)
玉柄用ラック式ジョイント MR045
ブランド | ベルモント(Belmont) |
ネジ規格 | W1/2 |
自重 | 80g |
おすすめ度 |
4.84
|
- 個性のあるデザイン
- 角度調節が可能!!
(0度の角度から210度まで8段階) - MADE IN JAPAN(新潟・三条製)
0度の角度から210度まで8段階にラック機能により角度が変えられるタモジョイントです。任意に角度調整が出来るのは執筆時現在ではレアです。しかし、角度調節は最初に決めて準備しておく必要があるため、携行性がやや落ちます。その点をどう考えるかによってもコスパは変わるでしょう。
5位:SANLIKE
タモジョイント
ブランド | SANLIKE |
ネジ規格 | W1/2 |
自重 | 86g |
おすすめ度 |
4.78
|
- 価格が安い
- ワンタッチ開閉可
- 豊かなカラーバリエーション(全4色)
価格が安く、デザインや設計も分かりやすいと評判のサンライクのタモジョイントです。ワンタッチでタモを開閉することが可能。実際に使ってみたところ、若干 開閉時に手間取りますが、価格を考えるとこんなものでしょう。普通に使えます。コスパはまぁまぁ。
6位:Jackson(ジャクソン)
スーパートリックスターネットランガンジョイント STN-RJ
ブランド | Jackson(ジャクソン) |
ネジ規格 | W1/2 |
自重 | ーg |
おすすめ度 |
4.73
|
- 不意にフレームが開くことのないロック機構
- ロックもそこまで固くなく、開閉もスムーズ
- カラーバリエーションが豊富(3種類)
コスパは良いのですが、流通量が少なく、価格が高騰しやすいのが唯一残念なジャクソンのタモジョイントです。性能としても全く問題ないので、適正価格で買えるのであればおすすめです。
7位:HEIGHTEN
タモジョイント
ブランド | HEIGHTEN |
ネジ規格 | W1/2 |
自重 | 85g |
おすすめ度 |
4.72
|
- 価格が安い
- デザインが良い
- 60日間の品質保証
- ワンタッチ開閉可能
自重が軽く、デザインも良いヘイテンのタモジョイントです。角度は任意で調節可能であり、ワンタッチでの開閉も可能です。性能的にはダイワと同等なのですが、ちょっと品質が心配なのでこの順位になりました。しかし、公式サイトもしっかりあるので粗悪なメーカーではないと信じたいところ。
8位:ShiU
タモジョイント
ブランド | ShiU |
ネジ規格 | W1/2 |
自重 | 100g |
おすすめ度 |
4.66
|
- とにかく価格が安い
とにかく価格が安いタモジョイントです。本体の素材はアルミニウム合金を使っており、高い剛性が期待できます。ブランド・会社のホームページは見当たりませんでした。
9位:ダイワ(DAIWA)
FLジョイント2
ブランド | ダイワ(DAIWA) |
ネジ規格 | W1/2 |
自重 | 90g |
おすすめ度 |
4.80
|
- 価格が安い
- 網のバタツキ防止Oリング付き
- FLフィンを回すことでロック解除可能
2023年発売の新モデルです。振り出し時は、振り出すだけでタモ網をすぐに展開可能。簡易ロック構造の為、タモ網のばたつきを防止できます。折り畳む時は、FLフィンを回すことでロックを解除可能。発売開始してから間もないため価格が安定していないのが残念なところ。
10位:アルファタックル
ランディングギア 折り畳みジョイント
ブランド | アルファタックル |
ネジ規格 | W1/2 |
自重 | ーg |
おすすめ度 |
4.22
|
- デザインが格好良い
- 錆に強い70アルミとステンレス
- 高級感のある美しいアルマイト仕上げ
- 豊富なカラーバリエーション全4色(チタン,レッド,ブルー,ブラック)
若干 心配な部分があるタモジョイントですが、デザインや強度、価格的にはコスパが高いアルファタックル製です。収納時に閉じている状態のホールド力は金具によるロックでしっかりと効いています。ランガン時、ベルトでシャフトを斜め掛けではこちらが使いやすく、ジャケットに背負う場合は昌栄がいい、という評価もあります。
なんだよ若干心配が残るって…?
詳しくは以下の動画を参考にどうぞ。
迷ったらコレ!コスパ重視!
タモ網ジョイントおすすめ10選
以上、タモジョイントについてでした。
総括して一番のおすすめは?
と聞かれたら『プロックス(PROX) タモジョイント』をおすすめします。
ダイワのタモジョイントじゃないの?
あっちもコスパ最強なのですが、やはりプロックス。
- 80gを切る自重の軽さ
- 様々な釣りアイテムを作っているメーカーの信頼感
- 3000円以下という価格の安さ
という点で非常におすすめです。次点に『ダイワのFLジョイント』がおすすめです。一流釣具メーカーのタモジョイントなので信頼感があり、やや重いですが機能・デザイン共に高評価です。実釣性能も抜群であり、ダイワにしては、そこまで高くないのも魅力的でした。
今回の記事で、読者の皆様の用途に合ったタモジョイントを選ぶことの一助になれば幸甚に尽きます。
それでは!
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