小場所でのシーバス相手に最適
なのがスコーピオンXVというロッドです。
ブラックバスがメインなんじゃないの?
ん~まぁそれはそうなのですが、スコーピオンXVは淡水・海水を問わず身近なターゲットを相手にフリースタイルに遊べるシリーズです。表題のとおり、筆者はシーバス相手にも使っています。
いや、6フィート台って…
飛距離出ないでしょ?
正直飛距離は出ません。筆者が河口シーバスで使ってる9フィート以上のスピニングロッドに比べたら5分の3くらいしか出てないんじゃないかな?それくらい飛距離が出ません。
しかし、確実に使い道があったスコーピオンXV。
今回はそちらについて実釣を重ねた筆者のインプレ評価をまとめていきます。特に使用感については詳しく後述していくので、悩まれている方は参考にしてみてくださいませ!
もくじ
そもそもどんなロッド?
シマノ スコーピオンXV
まずはざっくりと、シマノ スコーピオンXVの性能&外見(デザイン)などについて紹介していきます。
スペックざっくりと!
シマノ スコーピオンXV (1652R-2)
ブランド(公式アイテムページ) | シマノ(SHIMANO) |
全長/フィート | 198㎝/6'6"フィート |
継数/仕舞寸法 | 2/101.3㎝ |
自重 | 127 g |
テーパー | R |
適合ルアーウェイト | 7-30 g |
おすすめ度 |
4.81
|
世代を超え、対象魚の枠を超え、
クロスオーバーする価値を携え、
スコーピオンが紡いだフィッシングロッドの在り方
スコーピオンXVは、幅広いアングラーが気軽に扱うことのできるルアーフィッシングのエントリーロッド。ブラックバスをはじめ、淡水・海水を問わず身近なターゲットを相手にフリースタイルに遊べるシリーズです。レングスは要望の多かった4フィートの超ショートロッドを始め、歴代スコーピオンシリーズの人気番手もラインナップ。自転車釣行にも便利なショルダー付き専用竿袋も付属しています。
シマノ スコーピオンXV
搭載テクノロジー・デザインなど
搭載テクノロジーは以下の通り。
ハイパワーX
ネジレをさらに抑え込む強化構造
であるハイパワーXを搭載したスコーピオンXV。キャスト時やファイト時に発生するねじれを抑制してくれます。スパイラルXの最外層、あるいはカーボンシート縦横交差構造の上からカーボンテープをX状に締めあげることによりロッドの曲がりが釣り人の意図する方向性を保持し、ブランクスが持つ本来の性能がフルに発揮。
スリムエアーシートCI4+
軽さと細身感を追求した
リールシートとなっています。可能な限り肉を抜いた中空構造で、軽快にルアーをキャスト、操作することが可能。
CI4+
上位モデルに搭載されている
シマノ独自の素材CI4をさらに進化させたCI4+。従来樹脂と比較してより軽量で高い強度を備えているのが特長です。アップロック方式であり、大物が釣れた時でも安心して握り込むことが出来ます。
ショルダーベルト付専用竿袋
自転車・電車釣行に安心
な調整可能なショルダーベルト付き竿袋が付属。
実釣性能抜群!
シマノ スコーピオンXV 実釣インプレ
とにかくカッコよく、短いからこその操作感が素晴らしく快適です。さながらラルクの「Ready Steady Go」。
もっと具体的にインプレまとめろや
というワケで、実際にスコーピオンXVを使用してみての感想・評価をまとめていきます。
パワーが超強い!
子どもでも安心!
な、衝撃的バットパワーのスコーピオンXVでした。
大袈裟すぎない?
いやマジで、普段スピニングタックルばっかり使ってる筆者からすると衝撃的な強さ。というのもスコーピオンXV、小型青物もターゲットに入れているようで、かなりのバットパワーに仕上がっていました。
上のカサゴは20㎝後半でしたが、ポンと釣りあげられました。もちろん、ライトロックフィッシュみたいな細分化した釣りを楽しむ人にとっては、
味気がなさすぎる…
となること間違いなしですが、これから釣りを楽しむ方で、まごまごしてると擦られたりして切られる心配があるポイントでは力強いスコーピオンXVが心強いでしょう。
飛距離はそんな出ないよ!
やっぱり短い!
ので、堤防釣りなどで使うには飛距離は出づらいでしょう。
ガイド抜けが良さそうなんですけど、やっぱり1.6フィート台。
スピニングタックルの飛距離は、そこまで竿に左右されないって聞いたけど?
それはそうなのですが、物理的に考えて、短いと遠心力が効かせられないのでね…。やっぱり飛距離は出ずらかったです。
適合ルアーウェイトぎりぎり、28gのジグワーム(超釣れない)をフルキャストしてやっと60mって感じでした。もしかしたら筆者のキャスト能力が低いのかもですが、長さからして堤防で飛距離を重視するような竿ではないと思います。
湾内シーバス・ボートシーバスに超良い!
どうやらボートシーバス
に超良いらしいシマノ スコーピオンXV(1652R)でした。
ボート上など、小回りがきかない場所では短さが丁度良く、先述したようにパワーも素晴らしいので同乗者に迷惑かけることなく、シーバスとのファイトを堪能できるらしいです。
筆者は同じような、夏中盤 湾内わちゃわちゃシーバス(ベイトに狂ってる状態)にて、釣り人がいっぱいいるときなど
- キャストの正確さが求められる
- 多少は強引に寄せる必要がある
状況下において多用していますが、
まぁ~、使い勝手が良いです。
他の釣りは良く分かりませんが、そんな小場所でシーバスを狙うには間違いなく最適なスペックのスコーピオンXVでした。
シマノ スコーピオンXV
おすすめモデル
執筆時現在 スコーピオンXVは全部で10種類のモデルがあります。
という方に向けて、おすすめモデルを2つに厳選させていただきました。迷っている方は是非 参考にしてみてください。
とにかく扱いやすい!
スコーピオンXV 1581F-2
モデル | 1581F-2 |
全長/仕舞寸法 | 1.73(m)/89(㎝) |
自重 | 115(g) |
適合ルアーウェイト | 5-21 |
テーパー | F |
- 4号前後のブラクリ仕掛け
- 5g前後のシンカーを使用したダウンショットリグ、ライトテキサスリグ
- 10g前後の軽量ルアー(ペンシルベイト・ポッパー・小型スピナーベイト・ジャークベイトなど)
などが扱いやすい、スコーピオン伝統の5フィート8インチモデルです。バスフィッシングで求められる、サイドハンド、アンダーハンドなどのテクニカルなキャストを覚えるために必須となる「ルアーを乗せやすく、鋭いキャストを繰り出せるセッティング」にこだわった1本になっています。
色々投げられる!
スコーピオンXV 1652R-2
モデル | 1652R-2 |
全長/仕舞寸法 | 1.98(m)/101.3(㎝) |
自重 | 127(g) |
適合ルアーウェイト | 7-30 |
テーパー | R |
- 7gクラスのスプーン
- 10g前後のシンカーを使用したテキサスリグやラバージグ
- 14g前後のルアー(スピナーベイト・バイブレーション・シンキングミノー)
- 28gまでのメタルジグ
など、色々なハードルアーが扱いやすいパワーベイトキャスティングとなっているのがスコーピオンXV 1652R-2です。反発力を活かした大遠投や、テンポのよいルアー操作(ボトムバンプ・ジャーキング・ドッグウォーク)も可能。
シマノ スコーピオンXV
デザイン的に合うリール
スコーピオンXV自体がネイビー&ゴールドを基調としているカラーなので、合わせるスピニングリールとしては淡色のモノが良く似合っていたと思います。
スコーピオンDC
同じく2021年に発売したスコーピオンDCです。
写真の通り、シンプルで洗練されたデザインであり、スコーピオンXVとの相性◎。下記インプレにも述べたようにDCブレーキが素晴らしく、特にバックラッシュが心配な初心者におすすめなスコーピオンDCでした。
湾内シーバスのド定番!
スコーピオンXV インプレ総括
湾内シーバス相手に最適!
に感じたスコーピオンXVでした。
記事中にも述べた通り、
- 短さを活かしたキャスト性能
- 強さを活かしたパワー勝負(スレ防止)
- ロッド装飾(特に色!)のカッコよさ
が際立っていました。普段はスピニングタックルを使用する人でも、湾内・ドッグのような小場所で正確にキャスト・強引な勝負展開に重心を置きたいのであれば是非、スコーピオンXVを検討していただきたい次第です。短いけど、それを活かせる知識・経験があれば、シーバスゲームが更に楽しくなりますよ。
それでは!
PEラインは選びましたか?
おすすめのPEラインも教えて!
という方に向けて、以下の記事でコスパを重視したPEラインを紹介しています。お時間があれば、そちらも参考にしてみてくださいませ。
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