とにかくコスパ優先!
という方は絶対にウミボウズとかダイワのVシリーズの方がおすすめ度が高いです。シマノのフィッシュグリップR(UE-302T)なんて買わない方が良いのです。しかし、カッコイイ…。気になる…。
でも1万円するからなぁ…高いんだよなぁ…
という方の気持ちは死ぬほど分かります。
サラリーマンとか学生とか、気軽に出せる金額じゃないですよね。筆者も時給850円で農家バイトしている身なので分かりますとも。というか他にもコスパの良いフィッシュグリップあるし…。舐めやがってシマノ…、と。
しかし、それでも一度は検討していただきたいのがシマノのフィッシュグリップR(UE-302T)。
というワケで今回は、実際にアイテムを使用してみての実釣インプレ評価をまとめていきます。特に使用感については詳しく後述していくので、悩まれている方は参考にしてみてくださいませ!
もくじ
シマノ フィッシュグリップR(UE-302T)
購入を決めたポイント
まずはざっくりと、性能&外見(デザイン)について紹介していきます。
スペックざっくりと!
フィッシュグリップR
ブランド | シマノ(SHIMANO) |
サイズ | 24㎝ |
自重 | 150 |
耐荷重 | -㎏ |
材質 | ステンレス ガラス強化ナイロン アルミニウム |
おすすめ度 |
4.81
|
- デザインがカッコイイ
- 圧倒的ブランド信頼度
- サイズに対して自重が軽い
不本意なアームの開閉を防ぐ『カム構造』、バネの力ではなく魚自身の重みで締まり込む『4点リンク構造』等、様々な仕組みを搭載しているシマノのフィッシュグリップです。他のフィッシュグリップに比べるとやや価格が高いですが、洗練されたデザイン、開閉しやすいトリガー形状など価格に見合うこと間違いなし。数年 安心して使いたい方におすすめ。計測できるモデルもありますが、そちらは価格がね…。
ブランド信頼度がマックス
まずなんといっても、シマノ(SHIMANO)というコトが大きかったです。というかシマノ製じゃなかったらフィッシュグリップに12000円も出せません。
間違いないです。
ブランド的価値。
これがデカい。
ブランド価値かぁ、俺はもっと安いのでいいや…
という方なら正直、ウミボウズかダイワのフィッシュグリップVあたりが良いでしょう。性能的にはそんなに変わりません。
4点リンク構造
バネの力に頼っていない!
4点リンク構造となっており、魚自身の重さでガッチリと締まり込むように設計されているっぽいです。
開くときにカパッと突起が出るのも独特でグッド。
高級感のあるデザイン
高級感のあるデザイン
というのもシマノ(SHIMANO)のフィッシュグリップRの大きな特徴です。
筆者が選んだのはダークシルバーというカラーでしたが、全体的に艶消しブラックが貴重となっており、
これがなんともカッコイイのです。
大型ヒラタクワガタのような重厚感。
左側面はシルバーですが、
右側はブラックとなっています。
どちらにしても、シマノのロゴが見えるのも写真映えを気にする筆者としては好ポイントでした。
MADE IN JAPANなのも嬉しいですね。
軽い!
薄くて頑丈、さらには軽い
というシマノ(SHIMANO)のフィッシュグリップRです。重さは超軽量150g。スムーズに動作するので片手で楽々使用することができます。
最大開口幅は約2.3㎝。
ロック有効幅は10㎜程度であり、軽い力でも開いてくれて、いったんトリガーを話せばガッチリ魚を掴んでいてくれます。
シマノ フィッシュグリップR!
実釣インプレ評価
まず実際に届いたときにはAdo(作詞作曲は椎名林檎)の「行方知らず」が頭の中で流れました。超かっけぇ…。値段は置いといて、超イカすぜ…、と。
ということで実際に、シマノ(SHIMANO)のフィッシュグリップRを使用してみてのインプレ評価をまとめていきます。
小さい魚でも普通に使える!
デザイン的には魚の口を掴むフックが太いので、
小さい魚とか掴みにくそう…
と思う方もいるでしょう。その点はモーマンタイ。まったく心配しなくて良いです。上の画像にもあるような、25㎝程度のソゲ(ヒラメの幼魚)であっても、
普通にキャッチできました。
おそらく、3インチ(7.6㎝)以上のルアーを捕食してくるような魚であれば、大抵はOK。アジとかカマスのような口が極端に小さな魚以外には万能に使えるでしょう。
両面にロゴがあるのが良い!
なんといってもデザインが良い
のがシマノ(SHIMANO)のフィッシュグリップR。ヒラメは表と裏があるので、使っているフィッシュグリップによっては
んー、どうしてもロゴが下になっちゃうなぁ…
と困ってしまう方もいるかもしれません。え、ない?筆者はウミボウズ製のフィッシュグリップで超感じたんですけどね…。
コスパは最強に良かったのは間違いないんですけど、ヒラメを扱う際に、
というような感じで、ロゴが全く見えなかったんです。
そんなん気にしなくても良いだろ…
まぁホント、その通りなんですけど、筆者は釣れた写真を撮るのが沖縄で食べるタコライスくらい好きなので、結構気になってたんですよ。ネットだとウミボウズのデザインを丸パクリしたような偽物もあるので、そんな風に思われたらイヤだなぁ…と。
で、その点 シマノのフィッシュグリップなら安心。
両面にしっかりとSHIMANOのロゴがあったんです。ちなみに片側は選択カラー、片側は艶消しブラックカラーというのもカッコよく感じました。
確実なグリップ&写真が映える!
確実なフッキング!
が期待できるシマノ(SHIMANO)のフィッシュグリップR。
機能紹介でもあったとおり、カム構造といって魚の重みでフックが締まる仕組みになっているので、
海の上でプラプラしても大丈夫。
デザインとしても先述の通りのカッコよさです。
写真撮影時などでは握りやすいデザインになっています(この点に感じては筆者は基本 単独釣行なのでアレですが…)。
めっちゃ軽い力で開口できる!
過去一で軽い!
トリガーでした。男子中学生くらいの握力があれば超快適に使えると思います。女性でも安心。
ダイワのST225と比べると、トリガーは断トツでシマノ(SHIMANO)のフィッシュグリップRの方が軽く、使いやすかったです(ダイワはダイワで良いのですが!)。
シマノ(SHIMANO)のフィッシュグリップR
おすすめカラー
カラーラインナップは全部で4種類。
直感で気に入ったカラーを選ぶと失敗しないと思われますが、簡単にオススメカラーを3つ紹介しておきます。迷っている方は是非 参考にしてみてください。
ダークシルバー
筆者が購入したモデルです。
決して光沢感がありすぎない、落ち着いたシルバーカラーになっており、大人の余裕すら感じる塩梅。裏表でパッキリとカラーが違うので飽きも少なく、写真を撮っていて楽しいかと思います。
ブラック
最もベーシックな、落ち着いたカラーです。
やっぱり無難で汚れが目立たない、というメリットもあってか、ネット上を見る限り 一番 使用者が多いように感じました。
ダークカーキ
ブラックに比べて若干「持ち手の色が薄いか?」と思うくらいのカーキが使用されています。ただ、どの画像を見ても、色味が薄く、カーキっぽさが少ない気がしました。
ゴールド
とっても鮮やかで派手なカラーのゴールド。
品薄が多く、扱っている店を見つけてもプレミア価格になっていることが多いことから断念しました。残念!
レッド
2024年登場のレッド。
見ての通り、かなりカッコイイです。
インプレ総括:
フィッシュグリップR(UE-302T)
予算と気持ちに余裕がある方に!
是非 検討してほしいシマノ(SHIMANO)製のフィッシュグリップRでした。自分へのプレゼントや、大切な方へのプレゼントとしても超おすすめです。
相手が持っているかもしれないから不安…
そんな方は、贈ろうと考えている方の釣果投稿(インスタとかFacebookとかの)を見てみましょう。シマノのフィッシュグリップRを“わざわざ”購入する人は、写真撮影にもこだわっている筆者のようなタイプが多いです。大抵の場合、持っている場合は写真でチラッと、もしくは堂々と映っているもんですよ。
総括すると、本文でも述べたように
- デザインが超良い
- トリガーが超軽くて開きやすい
- 自重が超軽い&シンプルで使いやすい
という点が個人的超絶おすすめポイント。
予算が足りない…
もっと安いのが良い…!
という方はやめておきましょう。
ぶっちゃけシマノのフィッシュグリップRじゃなくても安くて、ブランド信頼度も高くて、普通に使えるフィッシュグリップが以下の通り たくさんあります。コスパを考えなら以下のモデルの方が絶対に良いです。
しかし、予算と気持ちに余裕があるのなら是非、シマノ(SHIMANO)製のフィッシュグリップRを検討してみてください。フックもスマトラヒラタみたいに分厚くてカッコイイですよ。
以上、使用感についての実釣インプレでした。
迷っている方の背中を押す記事になっていれば幸いです。
それでは!
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