【ヒラメ特攻!】飛びすぎダニエルの実釣インプレ評価【使い方&おすすめカラーも!】

とんでもない飛距離

を叩き出し、同自重のルアーでは届かないポイントのヒラメを釣らせてくれるのがジャクソンの「飛びすぎダニエル」というルアーです。昨今の釣り業界の過熱具合、さらにはYoutuberの出現により釣りポイントが暴露されまくっている状況下では、ますます「飛距離が出る」という要素が釣果に影響するようになってきた気がします。

 

しかし、それでもなお

ジグ単ワームでいいんじゃねーの?

という方もいらっしゃるでしょう。まぁ否定はしませんが、圧倒的な飛距離はやはり「飛びすぎダニエル」の専売特許。台風後など、食いが渋い状況下でもトレブルフックがバラシを抑えてくれる、というメリットも筆者としては感じているのですが…。

 

 

というワケで今回はジャクソンの「飛びすぎダニエル」というルアーについて紹介していきます。実釣を踏まえてインプレ評価をまとめてみますので、良かったら参考にしてみてくださいませ。

 

 

 

 

そもそもどんなルアー?
ジャクソン 飛びすぎダニエル

まずはざっくりと、スペックについて紹介していきます。

 

 

どんなルアー?
ジャクソン 飛びすぎダニエル

ヒラメおすすめルアー4位『ぶっ飛びダニエル』

ブランド(公式アイテムページ)Jackson(ジャクソン)
ルアータイプメタルジグ(?)
サイズ80㎜
(その他14/20/40g有)
自重30 g
フックサイズ#6
おすすめ度
4.87
メーカー紹介文

まさに飛び過ぎ!

サーフや港湾、河川、磯など、あらゆるフィールドをカバーできるサイズ。対象魚もヒラメやシーバス、コチ、青物など、ほぼ全ての中型フィッシュイーターが狙えます。持ち前の飛距離をいかし、より広いエリアを攻略。自重の数値から想像される飛距離のイメージ以上に飛びますので、『距離は出したいけど浅い』『距離は出したいけどベイトが小さい』など、求めている飛距離とレンジやベイトサイズが合わないような歯がゆいシチュエーションでも攻略が可能です。

 

引用:ジャクソン「飛びすぎダニエル」

 

 

ジャクソン 飛びすぎダニエルの特徴

特徴は以下の通り。

 

後方重心による飛距離!

まず第一に飛びすぎダニエルの特徴は、その圧倒的な飛距離を生み出す後方重心であること。

 

写真を見てすぐに分かる通り、ルアーボディの後方に自重が偏っており、これが「飛びすぎ」という形容詞をもたらす飛素晴らしい飛距離を生み出します。自重が重いルアーはデカめが多いですが、飛びすぎダニエルは60~80㎜程度。コンパクトなサイズ感もおすすめポイントの一つです。

 

 

かなり激しいワイドウォブリングアクション

ラインアイ(糸やスナップを結ぶところ)が下にあることから、

ん、なんか変わってるな?

と思われる方もいるでしょう。

 

上の動画の通り、アクションはかなり激しいワイドウォブリングとなっており、アピール力はかなり強いです。メタルジグでは出にくいプラグのようなゆらゆらっとした動きになっており、飛距離と並んでメーカーがオススメしているポイントになっています。

 

 

 

ジャクソン 飛びすぎダニエル
実釣インプレ

それでは実釣インプレ。

実際にジャクソン 飛びすぎダニエルを使用してみての感想・評価をまとめていきます。

 

 

とんでもない飛距離(超後方重心)!

まず、上の動画の通り30gだと90mが飛ばせるような圧倒的飛距離が飛びすぎダニエルの最大の特徴でしょう。先述したように、超後方重心に設計されており、同自重のメタルジグよりも飛びます。

 

そんなに重要か?
やっぱりワームの艶めかしいアピール力の方が釣れるのでは…?

まぁ同じ飛距離を出せるのであれば多分きっとワームの方が強いよ(個人的感想)。ただ、70m程度のサイズ、20gの自重で同じくらい飛ばせるかと言えば無理です。絶対無理。さらに言えば、活性の高いヒラメであれば、目の前をルアーが通過すれば喰ってきます。ので、総合的に見て、飛距離が出せる、というのが最近と~~~っても強いように感じるんですね。

 

実際、

20gでも追い風など状況がよければ80mにも到達するような飛距離のおかげで、一投でヒラメを釣らせてくれたことも多いです。

 

 

コンパクトなサイズ感、圧倒的な飛距離は堤防ヒラメを攻略する上では圧倒的な強みなのは間違いないでしょう。

 

 

リトリーブ中に釣れる!

巻いて、泳がせているときに喰ってくる

ことが非常に多かったジャクソン 飛びすぎダニエル。

 

上の動画の通り、スローリトリーブ(ゆっくり巻いている)ときにメーカーが想定しているような丁度良いアクションが出るようで、実体験や釣れている人の動画を見る限りもリトリーブ中に食ってきているようでした。

 

 

フォールはそこまで釣れない?

お得意の「フォール」では喰わないの?

そんなことはないと思いますが、やっぱりメーカーがスローリトリーブを推奨しているということからも、フォールよりも巻いてくる方が強いと思います。

 

フリーフォールでは素早くボトムを取って、そこからは等速で、底を擦らないように巻いてくる。これが肝かと。一応、カーブフォールではローリングしながら沈むのでアピール出来ているようですが、フォールメインよりはリトリーブメインで狙うコトを強くオススメします。

 

 

食いが渋い状況でも!

ジグ単だと、どういうわけがバレる(フックから外れる)んだけど!

という状況では是非、使ってほしい飛びすぎダニエルでした。マジで、ジグ単だと食いが浅い状況で最強に強いです。

 

やっぱり、シングルフックだとワームのサイズ、かかりどころによっては何度もバレます。台風直後、筆者の行く釣り場ではヒラメの食いが浅くなる傾向があるためか、静ヘッド+ワームでは何度もバラしてしまうのに、

 

 

飛びすぎダニエルだとバラシ0、という極端な釣れっぷりもありました。

流石はトレブルフック×2。後方からのバイトはもちろん、下からの突き上げるようなバイトや横から回り込んでのバイトなど、あらゆるバイトに対して高いフッキング率を得られるよう、テールだけじゃなく腹部にもトレブルフックを配置しているだけのことはありました。

 

 

 

超簡単!
飛びすぎダニエルの使い方

具体的に、どうやって使えば(動かせば)いいの?

という方には、上の動画で詳しく解説されています。

ギガ数が足りない!という方に向けて、簡単に筆者の実体験を交え、飛びすぎダニエルの使い方を紹介していきますので良ければ参考にしてみてください。

 

 

使い方①:ただ巻き(ストップ&ゴー)

基本は巻いてくるだけ

でOKです。しっかりと着底させて、竿先でダニエルの動きを感じながら巻いてきましょう。

ただ巻いてるだけでいいの?

なんか手元にゴンゴン来るんだけど…

あ、底から50㎝~1mほど浮かして泳がせるようにしましょう。

 

どうやって?

飛びすぎダニエルの着底を確認したら、リールを等速で巻きます。手元にゴンゴンくるようなら、底を叩いちゃっているのでもっと早く巻きましょう。で、リールのハンドルを数回転させたらピタリと止めて、着底までのカウントを取りましょう。着底までの時間が一秒以内なら1mくらい、単純計算で2秒程度なら3mくらいだと思って僕は使っています。

 

 

使い方②:フォール

ただ巻きして反応がなければ、フォールを主体的に使ってみましょう。

うわ出た!横文字!

わかる。

が、別に難しいコトでも何でもなくって、竿をシャッと立ててリールを巻くのを止めて、飛びすぎダニエルを自然にゆっくりと落とすことです。普通に巻いているだけでも十分アピールになるのですが、目の前に落ちてくるものにリアクションバイト(突発的に喰ってくる)タイプのヒラメもいます。

 

 

その他にも色々な使い方があると思いますが、専門的な話は置いといて、筆者としては以上の2点の使い方がメイン。リトリーブ(ただ巻き)と、フォール(落下)。何度か試して、それでも釣れなければルアーチェンジ(筆者の場合はワームの投げます)、場所移動という具合で狙うと効率が良いでしょう。

 

もっと色々試さないの?

んー、まぁヒラメは捕食が下手でもないし、やる気があればすぐ喰ってくるからね。やる気のないヒラメを釣るよりも、新しい場所でやる気のあるヒラメを狙った方が良い、というのが筆者のタクティクス(戦略)です。

 

 

 

ジャクソン 飛びすぎダニエル
各モデル・サイズの選び方まとめ

まず、飛びすぎダニエルには別モデルとして以下の「ブレード」タイプが存在します。

 

飛びすぎダニエル ブレード

サイズ展開:7g、10g、30g、40g

尻にスプーンみたいなブレードが付いているタイプです。単にフラッシングや振動でアピール力を高めるだけではなく、回転の抵抗によってボディのワイドウォブリングアクションを適度に抑えているそうで、早めの巻き速度でも自然にアピールをしてくれるモデルになっています。

飛距離が落ちそうだけど…?

ボディを形成する鉛部の形状はブレードを装着することを前提に適正化しているようで、ブレードが原因となる飛距離低下は無く、まさに飛び過ぎるルアーに仕上がっています。また、テールのトレブルフックの他に頭の後方部にアシストフックがセッティングされているため、バラしも軽減されているとのこと。

 

サイズの選び方

飛びすぎダニエルには

3g/5g/14g/20g/30g/40g

と、豊富なサイズバリエーションがあります。どれを選ぶか迷うところですが…

 

堤防なら14g~30g

堤防ヒラメ釣りならば14g~30gがオススメです。

え、一番飛距離が出そうな40gは?

まず飛距離については、あなたの使う竿にもよります。ダイワやシマノのMLクラスのロッドを使う場合、40gよりも30gの方が竿のしなりを使い込めるので、飛距離も出せるし、出しやすいでしょう。単純に、重さ=飛距離ではないことを留意しておいてください。

 

サーフなら30g~40g

長尺、硬めのロッドなら30gか40gが最適でしょう。

あ、硬めというのはMH(ミディアムハード)とかのロッドのことです。100m飛ばすような方もいるので、サーフでの釣りをされる方は重めの飛びすぎダニエルを選んでみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

ジャクソン 飛びすぎダニエル
おすすめカラー

カラーはどれがおすすめ?

という方には状況によるとしか言えませんが、筆者的なおすすめカラーについても紹介しておきます。良かったら参考にしてみてくださいね。

 

 

おすすめカラー①:
ゴールド系カラー

ヒラメ釣りの定番おすすめカラーが金色系です。

一見

釣れるのか…?

と疑いたくなるような不自然なカラーですが、どうやら金色が肝。サーフなどの広大な場所で、広範囲に届くカラーとして、他のルアーでもヒラメ・マゴチに実績の高いカラーです。飛びすぎダニエルではゴールドクラウンやゴールドグリーン、アカキン(赤金)などがラインナップされていまっせ。

 

 

おすすめカラー②:
シルバー系カラー

魚に近いシルバー系カラーもおすすめ。

朝マズメなどでは特に強い印象があります。ネットだと金色系よりも安く買えたりするのもグッドポイント。

 

その他・とにかく安いカラー

ネットショッピングではカラーによって価格が違います。

人気カラーと不人気カラーの間には300円程度も差が出ている状況もあるので、筆者は上記のカラーが高いときは

もう一番安いカラーでいいや!

と半ば諦観で不人気カラーを購入しています。で、普通に釣れます。個人のジンクスがある方は、そちらに従って選べばいいでしょうが、そうではない初心者の方は『とりあえず安いカラー』でも良いでしょう。夕マズメから狙う方は、視認性も良いので『ホワイトグロウ』なんてのもオススメです。

 

 

 

ジグ単にはないアピール力と飛距離!
飛びすぎダニエルのインプレ総括

以上、飛びすぎダニエルについてのインプレ評価でした。

 

総括すると、

  • 圧倒的な飛距離
  • アクションが派手!

という点がおすすめポイント。

本文でも述べたように、ルアーマンが超多い熾烈なポイント(ハイシーズンのサーフなど)では圧倒的な飛距離は素晴らしく強い武器になります。

 

ジグ単で十分でしょ…

と思っている方こそ使ってほしい名ルアーの『飛びすぎダニエル』です。お財布的にはもちろん、気持ちに余裕のある方は是非 検討してみてください!

 

それでは!

 

 

 

 

こちらも是非!

筆者としてはやっぱり、飛距離が必要ない状況ならジグ単(ワーム)が最強だと思ってます(執筆時現在)。

どれを選べばいいのか分からん…

という方は以下の記事で詳しく説明していますので、よろしければ是非。

 

 

 

 

 

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