無口な人っているよね。
特に何も言うことがないときは黙れる人。無言を恐れない。かっこいいと思うのはそういう人。僕は緊張すればするほど口が回ってなんとか空気を賑やかに・和やかにしようとした挙句に哀れになるくらい自分を切り売りして自滅、墓穴を掘る人間だと自負してます。初デートで聞かれてもない元カノの話をして爆死したこともある。『雄弁は銀、沈黙は金』なーんていう諺もある。わかっちゃいるけど黙ってられない性質なんじゃわしゃ。
今回出会ってきたのはそういう人だ。しかし、今までと違ったのは沈黙に慣れ過ぎてるところ。まったく自分からの話題提供がないことだ。殺伐とした言い方をするなら『コミュ障』に分類される女性だったと思う。僕が言うのもなんだけど、『今までどうやって生きてきたんだ…?』というレベル。
イラストレーターをしている年上の、20代後半の女性。
デートの結果はいかに。
概要
リカコさんとのデートは卒なく(個人的には)終わり、ちょっとの達成感を胸に次のデートに向かった。いつものように横浜駅西口 交番前に集合。
相手の女性
ハルさん(仮名)。
先述した通り、非常に大人しい女性である。僕よりいくつか年上の20代後半。イラストレーターとして働いているそうで非常に絵が上手い。使ってるソフトはクリスタ。
メッセージ上ではわりかし饒舌で、僕のイラストを描いてくれたりと積極的な面があるが、通話、対面になると壊滅的なレベルのコミュニケーション能力。初めて電話したときは今まで経験したことのないタイミングで沈黙が訪れるので『え、僕なんか失言したか…?』という恐怖を随所に感じた。
それ以降 通話はしなくなったが、縁があったのかマッチングしてから3週間 一日も欠かすことなく連絡を取り合って、向こうから
という連絡を受けて、会うことになった。
割と今までのデートは乗り気で行ったが今回は違った。不安感がぬぐえなかった。
マッチング経緯
一日平均メッセージ数
マッチング経緯 | 向こうからの『いいね!』 |
相手の『いいね!』数 | 400前後 |
一日平均メッセージ数 | 16.5通 |
会うまでの期間 | 3週間 |
LINEへの移行 | 会う1週間前 |
※メッセージ数の数え方としてはマッチングしてからの3日間と、実際に出会うまでの3日間のメッセージ数を集計し、それらの平均を出して一日の平均メッセージ数としてる。それ以上の正確さを素人の僕には求めないように。マッチングアプリ攻略サイトじゃないぞここは、個人ブログだぞ。
内容・時間
場所 | 横浜駅周辺 |
時間 |
1時間45分(16:30~18:15) |
実際のデート 《ポイント》
盛り上がらない会話
西口で初対面。
まぁ『はじめまして~』とか『寒くなって来たね~』だの浮ついたカジュアルトークを投げかけるわけなんだけど、ぜんっぜん会話が続かなかった。
という感じ。
返答に困るような会話はしてないつもりなんだけど、どうにも会話が繋がらなかった。とりあえずカフェにでも入る流れになり、適当に街を散策した。
会話の繋がらない散歩
会話しなくとも気まずくならない関係が友達だったり、恋人の理想だと考えるときがある。
が、会って間もない人との会話のない散歩はただ単に気まずいだけである。
何度も言うように当たり障りのないことを話しているつもりなんだけど、まっっったく会話が繋がらなかった。また、ちょろっと簡単な質問しても、『う~ん』とか『え~っとね』のような相槌が一切なく無言。しばらくして返答が返ってくるという感じ。彼女にとっちゃ考えている時間なんだろうけど、僕としてはその“間”に耐えるのがしんどくって逐一『え、聞こえなかった?』と不安になった。
辛い、とかの前に『え、こんなことある?』ってなってた。それ以降、散歩中に無理に会話するのも負担になるのか…?と思い、10分程度 無言でウォーキング。もう早々に切り上げようと思い始めてた。
カフェで簡単に…
パルナード通りを抜けて、岡野交差点のちょっと先にあった『UNI COFFEE ROSTERY』という洒落たカフェに入った。店員さんから『インスタをフォローしてくれればクーポン券お渡ししますけど』と提案されて、僕はフォロー。ハルさんはしばらく沈黙、後に断っていた。
ドリンクを受け取って着席。
まぁ、そこでもやっぱり会話は盛り上がらなかった。
なんというか、ほとんどの会話が僕先導。ハルさん側から話題が提供されることは皆無。普通に会話してると無言のイヤ~な時間が訪れるので、ひとりで大袈裟に驚いたり笑ったり、話題を提供したりしてた。もはやエンターテイナー。せっかくの休日に、なにゆえこんなピエロみたいになってるんだろう…と思わざるを得なかった。
そして話せども話せども、向こうからの応答はイマイチ。
君、普段からそんな感じなんか?
とは流石に聞けなかったが、とりあえず『友達とはどんな感じで話してるの?』とそれとな~く聞いてみると
とのことだった。
こりゃ手に負えないぞぅ、と思ったがなんとか1時間半程度、楽しくお話ができるように尽力した。出涸らしになるくらいまで今までの経験のアレコレを探し出して話した。ニュージーランドでパパ活的な経験談まで語り、見事ハルさんの顔面を凍らせることに成功した。
会話内容
会話内容としては
- マッチングアプリでの話(お互い)
- イラストの話(お互い)
- 好きな漫画・アニメの話(お互い)
- これまでの恋愛の話(お互い)
ってな具合。
ちなみに④、これまでの恋愛の話ではハルさんからは男の話はまったく出なかった。代わりに出てきたのは“推し”の話のみで、付き合った男性はおそらくいないことが判明した。
結果
う~~~~~~~ん。。
ムズイ。。会話の盛り上がりはなかったにしろ、解散した後すぐに送られてきたラインは
こんな感じ。あんな感じで、すごく楽しく思えてたそうだった。
また、その次の日のラインでも
ショウくんの好感度が凄く上がったよ!
とにかく“凄く楽しかった!”系のメッセージが多く来てた。
なんでも男性とデートするのは超久しぶりとのことだったので超絶緊張していたらしい。翌日以降のLINEでは目に見えるほど親密度が上がった感じ。これまで以上にイチャイチャしたラインを送ってきてくれるようになった。
総括としては、
① 超口下手(心配になるレベル)
う~む。。。
単純に考えりゃプラス点2にマイナス点1なんだけど、マイナス面がデカすぎる。
う~~~~~ん。。。
難しいところだが、とりあえずしばらく様子見。
もうちょっとハルさんの緊張がとけて、普通に話せるようになったら再度デートを考えようと思いました(終)。