タモ網と玉の柄を繋ぐ便利アイテム
のタモジョイント。釣りブーム到来の昨今では様々なタモジョイントが発売されるようになりましたが、なかでも有名なのがプロックス(PROX)のタモジョイントでしょう。価格的には平均より高めに設定されていますが、それでも各ショッピングサイトでベストセラーに輝いている実績があります。
しかし、
メジャクラのタモジョイントと迷ってる…
昌栄とかのタモジョイントと迷ってる…
という方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回はプロックスのタモジョイントについて。
実際に現在も使用している筆者が実釣経験を踏まえてインプレ評価をまとめていきます。
もくじ
プロックス タモジョイントとは
プロックス タモジョイント
基本スペック
ブランド | プロックス(PROX) |
ネジ規格 | W1/2 |
自重 | 75g |
おすすめ度 |
|
- コストパフォーマンスの最高レベル
- 豊かなカラーバリエーション(全4色)
- 緩み防止のため滑り止めゴムが付属
- Amazon『釣り用ネットアクセサリー』部門ベストセラー1位
プロックス タモジョイント
組み立て方
まず、プロックスのタモジョイントには上の通り
- 調節ネジA
- 調節ネジB
- タモジョイント(本体)
- 調節用レンチ
という4つのアイテムが付属してきます。
感覚的に組み立て方は分かりますが、
上の動画で詳しく・分かりやすく解説されているので是非 ご活用くださいませ。
今 通信制限中だから動画はちょっと…
という方は プロックスの取扱説明書通り、以下の通りに組み立てましょう。
1:タモジョイントからネジAとBを外す
タモジョイントからネジAとBを取り外しましょう。
2:タモ枠と網を差し込む
タモ枠と調節ネジBを締め込みましょう。
3:タモジョイントに差し込む
タモ枠を差し込んだ調節ネジBをタモジョイントに差し込みましょう。
4:調節ネジAを締める
タモジョイントに調節ネジAを差し込んだら、調節ネジBを締め込みましょう。
外れやすいのでシッカリと締めましょう!
後述しますが、この部分が一番(筆者的には)緩み、外れやすかったです。手で簡単に締めるのではなく、付属のレンチを使って超しっかりと締めましょう。
5:タモジョイントを本体に差し込みましょう
上の写真のように本体にタモジョイントを差し込みましょう。
完成!
完成です。
再度、ネジの緩みをチェックしておきましょう。タモ枠が固定できていなければ、ネジが緩んでいます。付属のレンチでしっかりと締めておきましょう。
プロックス タモジョイント
実釣インプレ
それでは実際にプロックスのタモジョイントを使用してみての実釣インプレ評価をまとめていきます。
なお、併用するのは同じくプロックスのタモの柄です。小継(仕舞寸法75㎝程度)ながら7m程度も伸びるという珍しい長尺タモの柄です。気になる方は別記事でまとめていますので、そちらも是非。
それでは、タモジョイントについてまとめていきます。
持ち運びがと~っても楽に!
- 持ち運びが楽になった
というのがプロックスのタモジョイントをしばらく使ってみての感想です。上の写真のように、非常にコンパクトに仕舞えるようになりました。ので、河口シーバスをするときの藪道を歩く際などがと~っても快適になった印象。
今日は別に持っていかなくても良いか…
という怠惰な心がなくなったので、シーバスのキャッチ率も各段に上がった気がします。
操作性も変わりなく。
『タモ枠がガタつく…』ということもなく、しっかりと使えています。
適度なロック機能
筆者はヒップバッグにタモを差し込んでいますが、閉じた状態のときは風に煽られて開閉することは一切ありません。そんな適度なロック機能もおすすめポイントでしょう。
使いたい時に簡単に開く
使ってみると非常に簡単。
まず、片手で操作できるんです。
開きたい時にカパッと簡単に開くのが魅力的で、使いやすいです。紹介動画のように先端を振るだけではセットできませんでしたが、タモ枠を軽い力で開くだけでタモが伸び、カチッと固定されます。
タモを準備するときにアワアワする必要がありません。
タモ枠もしっかりと固定されているので足場の高い堤防でも操作性が抜群。
結構な大物でも焦ることなくタモで拾うコトが出来るってわけです。
ちなみに50㎝UPのクロソイでした。
軽い&錆びの心配がない!
- 錆びの心配がない!
というのもプロックスのタモジョイントの特徴でしょう。ガラス繊維強化プラスチックが採用されているため軽量かつ錆の心配がありません。
バス釣りなど淡水の方はモチロン、シーバスなどの海水でも安心して使用できたりします。金属製にはない軽さ、メンテナンスの簡単さも素晴らしいですな。
プロックス タモジョイント
注意点
指を挟みやすい
- 指を挟みやすい
というのは間違いなくマイナス点でしょう。
各ショッピングサイトのレビュー評価の通り、ロックするとき(開閉時)に上のようにジョイントを持っていると指を挟んでしまいます。これについては注意するしかないかと…。
付属ネジAが外れやすい
- 金色のネジ(調節ネジA)が外れやすい
ので注意しましょう。筆者はランガンしているときに、どっかに落としたようで紛失…。その前から何度も予兆(緩み)があったのですが…迂闊でした。
#タモジョイント#PROX
— 柴犬銀さん (@subarubr9) September 22, 2022
この前の紀の川釣行時にハードな藪こぎをした際に、タモジョイントの金色のボルトが弛んでいたようでタモ網が分解されて大変な目にあいました。
ボルトだけの販売がないので、仕方なく再購入。
しかし、このジョイントは地味に高額なんでよね~ pic.twitter.com/odgO2dEPgH
プロックスのタモジョイント使ってますけど、ここをよく失くすんですよね。
— 楽ちん (@D3jQY4wSwKlrcYS) September 20, 2022
代替えのボルトとかで良いものないのかな? pic.twitter.com/J5uE6d8J2d
付属ネジを無くしたときは…
12㎜(4分)のボルト&ナットで代用可能です。
この時、ボルトだけではなくナットもセットのものを選びましょう。というのもボルトは間違いなく寸法が長いので、ナットで調節してやると丁度良くフィットさせられます。調節ネジをなくしちゃったときはボルトナットを使ってみましょう。
金属製は錆びやすいので(海水で使う場合は特に!)、余裕のある方は樹脂製のボルトナットがおすすめです。
プロックス タモジョイント
実釣インプレ総括
以上、プロックスのタモジョイントについてインプレ評価をまとめてみました。
と聞かれたら、
- 80gを切る自重の軽さ
- 様々な釣りアイテムを作っているメーカーの信頼感
- 開閉のしやすさ・錆びずに軽い&錆びないという材質的特性
でしょうか。2900円と地味に高いので買い渋っていましたが、使ってみると釣りが非常に快適になりました。迷っている方は是非 検討してみてください。頻繁に釣りに行く方には間違いなくオススメな釣りの便利グッズでっせ。
それでは!
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