ダイワなのに手頃な価格帯
ということから使用者の多い「UVF PEデュラセンサー×4+Si2」です。
ダイワといえば、
他メーカーよりも高い…
本当に価格に見合ったスペックあんのか…?
という感想を抱く方も少なくないモンですが、今回紹介する4本編みのデュラセンサーはPEなのにも関わらず、150m程度なら1400円くらいで購入できるときもあるくらい、お手頃な価格になっているのです。とはいえ、
それはそれで、どうなの…?
という方もいるでしょう。そんなワケで今回は、ダイワの最安値格のPEライン「UVF PEデュラセンサー×4+Si2」について実釣を重ねてみてのインプレ所感・評価をまとめていきたいと思います。
もくじ
スペックざっくりと!
ダイワ UVF PEデュラセンサー×4+Si2
メーカー公式ページ |
DAIWA(ダイワ) |
選べる号数 | 0.6 ~ 4号 |
1号の強度 lb.(kg) | 17lb.(7.6kg) |
長さ | 150/200/300m |
編み数 | 4 |
カラー | ライムグリーン |
おすすめ度 |
4.85
|
耐摩耗性・耐久性に優れた高密度「マッスルPE」
糸としての質が格段に向上!
■マッスルPE ※
密編み設計PE 密に編み込まれていることで(当社比)、糸としての質が格段に向上し、トレブルレス。 「こすれに強い/耐久性向上/音鳴り軽減/飛距離アップ」 (耐摩耗性に優れたデュラセンサーの中でも、密に編み込まれたラインがマッスルPE)
■こだわりのラインアップ!
様々な釣りをカバーできる37アイテム。 対象魚、シュチュエーション、好みに合わせてハイスペックPEの選択が可能 ×4 合計:37アイテム(5C:18アイテム、CR:19アイテム)
■カラー:棚を把握できる5C(マルチカラー)と鮮やかな単色(CR)
引用:ダイワ「デュラセンサー」
ダイワの低価格帯PEライン!
デュラセンサー×4+Si2の実釣インプレ
端的に実釣インプレ評価をまとめるとIA。
お手頃に、誰でもスッと聴けるような曲が多く、中坊だった僕の感性でも「いいなぁ」と思い、大人になって少し捻くれた僕の感性でも「いいなぁ」と思える具合。UVF PEデュラセンサー×4+Si2 4=IA。
まったく意味が分からんぞ!
それでは実際にUVF PEデュラセンサー×4+Si2(4本編み)を使用してみての実釣インプレ評価をまとめていきます。
カラーが鮮やかでイイ!
カラーが鮮やかで綺麗
というのがまず、UVF PEデュラセンサー×4+Si2 を釣り場で見ての感想でした。性能とかの前に、まず色が綺麗だなぁ…と。
堤防のような味気な~い釣り場だと、デュラセンサーのコーラルレッドが映えます。
なんか釣果の写真が味気ない…
そんなお悩みを抱えるのであればオススメしない理由がありません。
めっちゃハリがある!
トラブルが少ない!
と人気が高いダイワのUVF PEデュラセンサー×4+Si2。その理由は何といっても、ハリの強さでしょう。
そもそもなんで、他ラインに比べてPEラインはトラブルが多いのでしょうか?
それは上のようなフロロラインやナイロンラインに比べて、ラインの復元力が少ないからとも言われています。釣り用語ではハリとかコシとも言われるポイントで、PEラインはそんなハリ・コシが少ないのでガイドに巻きついたり、バックラッシュした時などに結びコブができやすかったりします。
従来のPEラインとは違い、ダイワのUVF PEデュラセンサー×4+Si2は結構なハリを感じました。人によっては、
コーティングとハリが強すぎるな…
と、ややネガティブな評価をされているような強いハリがあります。この辺は個人の好き嫌いが大きいですが、僕としてはPE初心者には扱いやすくてグッドなポイントだと思いました。
耐摩耗性が半端ない!
従来のPEの耐摩耗性能の300%以上
と言われても「は?」となる方が大半でしょう。僕としては、「従来のPEどんだけ耐摩耗性低かったんだよ…」と思いました。
ただ、実際にのUVF PEデュラセンサー×4+Si2を使ってみて
あっ…え!?…お…お、お~~~!
となったのが、湾内でのシーバスゲーム。船が停泊しているようなポイントでピンポイントキャストが求められる状況。運よくヒットさせられてものの、めちゃくちゃ停泊ロープなどに擦り、なんかラインから変な音がしつつも、
めっちゃ良いコンディションのシーバスを上げられた時は信頼度が上がりました。ラインは1.5号なので、まぁシーバスごときに切られるようなやわな耐久力ではないのですが、耐摩耗性というところでは流石 大げさに言ってるわけじゃないんだな…と。普通ならプチーン!と切れてもおかしくない擦れ方でしたからね。
一番 気に入ってるのは…
値段
です。
僕はネットで購入したのですが、まぁなんとも安いコト…。ふざけたセールのような値段で購入したので、これから購入する皆さんを考えると不公平感が出るので言いませんが、ま~安かったです。
そんでもって、普通に使えるっていうんだからもはや言うコトはない。ないよ。文句のつけどころがない。
ってな具合で、インプレとしては以上です。
なんだか思いのほか 文字量が少なかった手ごたえがあるけど、これ以上に書くことが見当たらない。飛距離?飛距離は普通だったよ。可もなく不可もなく。至極普通の飛距離だったよ。
とにかく、
お手頃な価格で、普通に使える、信頼度の高いダイワ製
のPEラインという感じでした。
ダイワ UVF PEデュラセンサー×4+Si2
おすすめモデル
0.6号~4号が選べるUVF PEデュラセンサー×4+Si2 4ですが、
どれが良いんだろうか…?
という方もいらっしゃるでしょう。
簡単に、筆者的な選び方・おすすめスペックを紹介していきます。よければ参考にしてみてくださいませ。
堤防釣りで大活躍!
デュラセンサー×4+Si2 (0.8号)
一番のオススメは0.8号です。
堤防釣りで多用されるルアーの飛距離を出して、なおかつ 中型以上の青物でなければ多少が強引に勝負できる強さがあります(平均強度6.4㎏)。40g以上のメタルジグなど重量級のルアーをフルキャストするには不安が残りますが、そんなの滅多に使わないよ、という一般的な堤防アングラーには0.8号がおすすめ。テンヤ真鯛などにも使用されています。
サーフ・磯で大物を狙うなら!
デュラセンサー×4+Si2 (1.5号)
40g以上のルアーをフルキャストするならUVF PEデュラセンサー×4+Si2 4の1.2~1.5号前後のモデルがおすすめです。
根掛かりの心配のないサーフなら0.8号の方が飛距離が出るから良いのでは…?
やってみれば分かると思いますが、サーフなどで使うルアーの自重を考えると、0.8号と1.2号じゃそこまで変わりませんよ(もちろん、少しは変わりますが)。また0.8号で40gをフルキャストすると高切れの心配があります。その点からも、サーフで使うのなら1.2号以上のPEラインがおすすめです。
オフショアジギングには!
デュラセンサー×4+Si2 (3号)
オフショアで重~~いジグをしゃくり、大型青物にも主導権を取らせず、ラインブレイクを回避して絶対に上げたいのであれば3号300m(マルチカラー)がおすすめです。4㎏までの青物なら2号300mでも良いと思うけど、それ以上のサイズが出ることもあるのがオフショアジギングです。やはり3号300mを選んだほうが良いかと。ヒラマサなんかが混じるとマジで後悔しますよ。
お手頃価格!
ダイワ UVFデュラセンサー×4+Si2
お手軽な価格&十分すぎるスペック
に感じたダイワ UVF PEデュラセンサー×4+Si2(4本編み)でした。
やはり価格が安いのは素晴らしいメリットです。たまに
PEラインは5回使ったら変えるでしょ普通?
みたいなブルジョワジーな釣りキチもいるけど、個人的にはそこまで気にしなくても使えると思うデュラセンサー×4。実際 筆者は半年以上使っても巻き替えてませんし、なんならほぼノーメンテで投げてるけど普通に使えます。釣り初心者にリールを渡して、ワケわからない使い方されてもラインブレイクは今のところないです(まぁ1.5号なので当然っちゃ当然ですが…)。
初心者から中級者で、予算が限られている方は是非 検討していただきたいダイワのデュラセンサー×4+Si2でした。
それでは!
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