日本の図書館ってのは素晴らしいもので、日本書籍がたくさん置いてある。わざわざ『え~~と、Japaneseはどこだ、、?』とオロオロする必要もなく 目に入った本はすべて日本語で書かれている。これは素晴らしいことだ。
私が釣りに行くのは基本的に夜なのは、記憶力の良い読者だから知っていることだろう。そういうわけもあって日中は悠々自適に読書をして過ごしている。現在読んでいるのは『KGBスパイ式 記憶術』。かつて世界を暗躍したロシアのKGBという諜報機関で勉強されていた超 実用的 記憶術である。スパイにならずとも、記憶力がグンと上がるような知識・技術が満載なので、是非 時間のある人は目を通してほしい。
そんなまじめな読書家(友達がいないわけではない)な私なので、趣味の釣りも年数の割には腕が立つほうであると思う。が、まだ釣っていない魚がいた。今回は表題にもあるように、まさかの大物がかかったのだが、それがまさに、これまで釣ったことのない、腕の立つ釣り人なら釣っているべき(個人の感想です)魚だった。
それではまとめていく。ちなみに、今回 私が向かったのは茨城県の大洗方面の漁港である。
実釣レポート 大洗港
前回の大洗漁港の実釣レポート☟
大洗漁港
実釣レポート
早速 去年にこの大洗港に釣りに来た時に釣れたポイントに行ってみる。
道中 テクトロ(てくてく歩きながら、ルアーを引いてくること)をしてみると、コツン...といったアタリを何度か感じ取った。もう一度 同じようなライン上をルアーを引いてみる、、、
コツン.....!
というアタリはあるものの、全く針にかかる様子はない模様。フラストレーション。きっとルアーを小さくすればかけられると思う。が しかし、今日の釣竿は10.6フィート(FreeGame106ML)。適応ルアーウェイトは10グラムから。。う~~ん、、、と数秒 悩んだものの、、
まぁ、いいか、、、
竿がいささかゴツイが関係ない。10.6フィートの竿で1オンツのジグヘッドワームを投げることを決断。経験上 海が凪いていれば関係がない。竿先が魚を弾くなんて言う人もいるけど、釣れるときは釣れる。私には過去の釣行から得た無謀な自信があった。
投げてみる。
全然 飛ばねぇ。。
やっぱり諸君 10.6フィートのMLルアー竿でメバル釣りは無謀なのかもしれない。ルアーの重さが竿先にかからないから全然 飛距離が出ない。。
が、今回 私が狙いたかったのは岸から数メートルの近場だったので無謀な小物釣りを続行。飛距離もさることながら、竿の硬さゆえにジグがどのあたりを、どのくらいのスピードで泳いでいるか全く想像できない釣りになったので、過去に師匠に教えてもらったカウント方の釣りをしてみた。
カウント方なんていう仰々しいけど、簡単にいえば着水してからの時間をカウントしてレンジを想定し、リールを1秒間に何回 等速で回すかを決めて釣りをする方法。夜など ラインが見えないときに有効な釣り方だと思うけど、私は今回のようなアンバランスな釣りをするときに使っている。
これが、、、
功を奏した!
まったく期待できないようなかるぅ~~~い魚の引き!
正体は
、、、
子メバルでした。大きさは多分12㎝くらい。
このほかにも数匹 釣れたけど サイズは一緒くらいだったので割愛。こんな釣り辛い時期に釣れてくれるのは嬉しいんだけど、今回の竿じゃあねぇ。。。物足りなさが否めない。。。
で、前回 違うポイントに到着。
先行者は一人。こんなクソ寒い時期に釣りをする奇特な人は、大抵の場合は私よりも格上の上級釣り人であることが多い。尊敬の念を抱きつつ、「こんばんは」と挨拶に行ってみると、これまた感じの良い人で最近の那珂湊港や磯崎港での釣果状況などを教えてくれた。なんでも先週末からシーバス、それも40㎝から60㎝くらいのセイゴ、フッコクラスが好調なようだった。
耳を澄ますと、、、バシュッ!!........バコッ!!....といった捕食音が聞こえた。
先陣の上級釣り人に断って、潮通しの良い好ポイントに入れていただいてシーバス釣り開始。ルアーはいつものサイレントアサシン99F。これがシーバス釣りの私のエースルアー。これさえあれば、他のフローティングルアーはいらない、とさえ思う万能ルアー。
早速 魚をかけるも、エラ洗いをされてルアーを外されてしまう。
上級釣り人がルアーを上げていたポイントが空いたので、ルアーをサイレントアサシン99Fからサイレントアサシン129F狂鱗にチェンジして投げる。流石、99Fに比べて7グラムも重いので抜群に遠投できている感がある。
良い感じで竿がしなって、合わせることもなく魚がかかった!数秒もしないうちにエラ洗いをしたのでシーバスを確信。ただ、最初のシーバスに比べてエラ洗いのキレ(?)みたいなものが鈍いような感じがした。
二度エラ洗いをされた後、魚が手前数10メートルほどに寄って来ると
急に魚の引きがそれまでよりも強烈に強くなった。夏休み最終日に宿題を頑張る小学生のような必死な足掻き。それまではドラグが出されるようなことはなかったのに、岸数メートルになった瞬間 右へ左へ走られてドラグを出しまくられる。
その強烈なドラグ音に上級釣り人が気付いたようで、『大きそうですね!タモ入れ手伝いますよ~~』と傍に待機してくれた。
それからはドラグを出されるも、
『竿のしなりの感じ ドラグはもっと締めてもきっと大丈夫ですよ。頑張って!』
というアドバイスや
『きちんと口元にフッキングしているっぽいからバレないと思いますよ!』
などといった素晴らしいサポートのおかげで2分もしたくらいでようやく魚が水面をバシャバシャと泳ぎ暴れる音が聞こえたのでヘッドライトで照らしてみると、、、
で、デカい、、、、!!
夜、それもあまり馴染みのない足場の高い堤防ということでサイズ感は分からないものの、今まで釣った魚の中でも一番 大きいことを確信!これはスズキと呼んでもいいサイズかもしれない、、!!
タモを渡して、それを使っていただくも、、、
『ちょっと魚が大きすぎて入り辛いですね~』
と タモアミに対して魚が大きいらしく 困難を極めた。竿も長いので操作がしずらい、、
そうこうしているうちに、、、、
無事 魚を陸に上げられた。
それにしてもこれは、、、、、!!ちなみにタモアミの直径が45㎝!