お手頃な価格帯
ということから使用者の多い「シーガーPEX8 ルアーエディション」です。
普通のシーガーPE X8とはどう違うの?
あちらはもともとオフショアジギング用として人気だったようで、号数も6号までと幅広いです。対して「ルアーエディション」の方はオフショアではなくショア、堤防ルアー釣りなどに特化した仕様であり、選べる号数も2号まで。
………
普通にシーガーPE X8で良いのでは…?
…まぁそれはね……。
そんなワケで今回は、シーガーのPEライン「シーガーPEX8 ルアーエディション」について実釣を重ねてみてのインプレ所感・評価をまとめていきたいと思います。
もくじ
スペックざっくりと!
シーガーPEX8 ルアーエディション
メーカー公式ページ |
クレハ(KUREHA) |
選べる号数 | 0.6 ~ 2号 |
強度 lb.(kg) | 14~35lb.(6.4~15.9kg) |
長さ | 150/200m |
編み数 | 8 |
カラー | パッションピンク |
おすすめ度 |
4.92
|
【高強力】グランドマックスPEの8本組を採用し、強度を徹底追求。
【高感度】当社PEシリーズで最高クラスの低伸度を実現。
【高視認性】巻きスピードの把握しやすさ、アタリの取りやすさを追求したカラーを採用。
【バリュープライス】コストパフォーマンスを徹底追求。
シーガーの低価格帯PEライン!
PEX8 ルアーエディションの実釣インプレ
ちゃんと細いし強い
的な評価が見受けられ、丁度 糸巻きが必要だったので購入したシーガーのPE X8 ルアーエディション。実際に堤防釣り(ルアー主体)で使ってみた実釣インプレが以下のような感じになります。
カラーが鮮やかでイイ!
カラーが鮮やかで綺麗
というのがまず、シーガーPEX8 ルアーエディション を釣り場で見ての感想でした。性能とかの前に、まず色が綺麗だなぁ…と。色はパッションピンクといいまして、とっても見えやすいです。
堤防のような味気な~い釣り場だと、シーガーPEX8 ルアーエディション のパッションピンクが映えます。
なんか釣果の写真が味気ない…
そんなお悩みを抱えるのであれば結構オススメ。
ハリがある(ありすぎる?)
初期性能は長く続かない…
ようにも感じたシーガーのPEX8 ルアーエディション。
最初の数回(2時間×5釣行)くらいは問題なく、というかルアーを超良く飛ばしてくれたんですけど、コーディングが取れたのか、上の写真のようなライントラブルが発生するようになってしまいました。
筆者が下手なんじゃねーの…?
まぁ、それは否めませんが、それにしてもね…。
とくに向かい風がブワッと吹いている状況でフルキャストするとライントラブルが良く発生する印象を受けました。
コスパは普通
それ以外は至って普通なPEライン
というインプレ評価になります。耐摩耗性やら強度やらは普通、とくに目立ったところも無ければ欠点もないように感じました。
150m/200mであれば2000円以下で購入できて、なおかつ色味も良いのでオススメっちゃあオススメなんですけど、コスパが良い、とは言えないライン。筆者が使ったのは1号と0.8号ですが、どちらともリーダーを結ぼうとすると、糸がほつれるのも気になりました。
そういった細かい部分が気にならない人には良いのですが、超考えて、理論立てて釣りをするような方はストレスがたまるかもしれませんね。
筆者が一番 気に入ってたのは…
値段
です。
僕はネットで購入したのですが、まぁなんとも安いコト…。ふざけたセールのような値段で購入したので、これから購入する皆さんを考えると不公平感が出るので言いませんが、ま~安かったです。
そんでもって、普通に使えるっていうんだからもはや言うコトはない。ないです。あくまで趣味としてふわふわ~っと釣りを楽しむ筆者からすると文句なし。
ってな具合で、インプレとしては以上です。
なんだか思いのほか 文字量が少なかった手ごたえがあるけど、これ以上に書くことが見当たらない。飛距離?飛距離は普通だったよ。可もなく不可もなく。至極普通の飛距離だったよ。
とにかく、
お手頃な価格で、普通に使える
のPEラインという感じでした。
シーガーPEX8 ルアーエディション
おすすめモデル
0.6号~2号が選べるシーガーPEX8 ルアーエディションですが、
どれが良いんだろうか…?
という方もいらっしゃるでしょう。
簡単に、筆者的な選び方・おすすめスペックを紹介していきます。よければ参考にしてみてくださいませ。
堤防釣りで大活躍!
PEX8 ルアーエディション (0.8~1号)
一番のオススメは0.8~1号です。
堤防釣りで多用されるルアーの飛距離を出して、なおかつ 中型以上の青物でなければ多少が強引に勝負できる強さがあります(平均強度7.3㎏)。40g以上のメタルジグなど重量級のルアーをフルキャストするには不安が残りますが、そんなの滅多に使わないよ、という一般的な堤防アングラーには0.8号がおすすめ。テンヤ真鯛などにも使用されています。
サーフ・磯で大物を狙うなら!
PEX8 ルアーエディション (1.2号)
40g以上のルアーをフルキャストするならシーガーPEX8 ルアーエディション 4の1.2~1.5号前後のモデルがおすすめです。
根掛かりの心配のないサーフなら0.8号の方が飛距離が出るから良いのでは…?
そりゃそうじゃ(オーキドボイス)、なのですが、0.8号で40gをフルキャストすると高切れの心配があります。その点からも、サーフで使うのなら1.2号以上のPEラインが安心して使えるのでオススメです。
堤防釣り(大物以外)に!
PEX8 ルアーエディション (0.6号)
特に障害物もない堤防釣りで、ルアーも24g以上を投げないのであれば0.6号が超おすすめです。
さすがに強度が心配じゃない…?
初心者の方がキチキチにドラグを締めちゃっていたら切れるかもですが、ちょっと経験があって、ドラグ調整についても理解があるならまず切れません。ちなみに最大強度は14lb(6.4㎏)、平均強度は12lb(5.4㎏)となっており、中型以上の青物でもなければ十分すぎる性能です。ヒラメとかクロダイを狙うのであれば是非、検討してもらいたい0.6号です。
お手頃価格!
シーガー PEX8 ルアーエディション
お手軽な価格&十分なペック
に感じたシーガーPEX8 ルアーエディションでした。
フロロカーボンで実績のあるシーガーですが、競合ひしめくミドルクラスPEラインでも評判が高いだけありました。耐摩性、ノットの組安さは上々。コーティングは薄めですが、丁寧にされている印象で急激に落ちることはなかったです(5釣行までは)。
全体的にラインのハリは強めで好みが分かれるところですが、カラーのパッションピンクは視認性も良く、どんなリールにも合うと思います。あと、やっぱり価格が安いのは嬉しいです。
初心者から中級者で、予算が限られている方は是非 検討していただきたいシーガーのPEX8 ルアーエディションでした。
それでは!
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