【現実味のない臨場感・混乱】血の轍 最新巻 11巻 ネタバレ・画バレ含む感想と考察

☟前回の記事

【一縷の希望?】血の轍 10巻 ネタバレ・画バレ含む感想と考察

 

☝というように、10巻の記事では『一縷の希望』なんて楽観的なことを書いてた。

 

今まで影(陰鬱展開)がギトギトしていた分、10巻で見せた新展開には心が洗われるかのような高揚感があった。ちょっと様子はおかしいけど吹石さんとか出てきてたし…

 

 

今まではどんな凄惨な結末を迎えるのかという怖いもの見たさで読んでたんだけど、希望的観測ができるようになった劇的な10巻だったんです…

 

 

が、暗転。

 

またも絶望感漂う展開となってきました…

 

 

 

今回はそんな血の轍、11巻の感想を含めた考察記事。

 

しかして一言一句を描写するような記事を期待している人には申し訳ないけど、そういう紹介はできません。マジでどこの馬の骨が書いたかもわからないような駄作分でストーリーを紹介しても本編の面白さを損なうどころかマイナスだしね。

ということで、詳細なネタバレは書かないので、その点よろしく。あくまで描写への考察に踏みとどまるように記事を書いていきます。

 

 

それでは血の轍 11巻の大まかなあらすじの各話をさらっと紹介……はできないので見所をいくつかピックアップしたので、そんな感じで紹介するぞ。

 

 

 

 

血の轍 11巻
ネタバレ・画バレ含む考察と感想

ママ。もう僕は、迷わない。

「あの山に行ご」ーー
 真夜中に突然現れたしげるは、そう言いながら静一を誘(ルビ:いざな)った。
 静一が連れて行かれたのは、かつて静一が幼い頃にママから突き落とされた
 町の高台だった。

 「ママがよんでるよ

 しげるが放つ言葉が、静一の深淵に潜んでいたママを呼び起こす。
 ママに対する激情を吐露する静一。
 しかし、静一は再びママに取り込まれてゆく…
 そして導き出したひとつの”答え”が、静一を衝撃の行動に!?

引用:Amazon

 

何度も言うように、本編の面白さを抜くようなネタバレはしないように細心の注意を払ってまとめているけど、ネタバレはネタバレ。魅力を伝えるには絵が最良だと思って付けているので、『真っ白な状態で読みたい』という人はここでブラウザバックだ。これが最終忠告ぞ!

 

 

 

美化が消えた静一の記憶??

引用:血の轍 11巻 第89話

 

ご覧のように、物語の初めから綺麗に描かれてきた静一の母。が、、

 

引用:血の轍 11巻 第89話

 

おまえは、おまえの見たいものしか見ていない

と静子。

 

異常に綺麗で。異常に恐ろしくて。化け物みたい。それが、これまでの静一目線で描かれていた静子像、そのものだった。

 

 

自分の姿すら純粋に見えているとまで指摘されてしまう静一。

 

引用:血の轍 11巻 第89話

 

おまえはぜぇんぶ、私のせいにしたいだけ

と静子に告げられて、放心状態の静一。さらに

 

 

引用:血の轍 11巻 第89話

 

静子が取った行動が…

 

 

引用:血の轍 11巻 第89話

 

………

 

 

 

引用:血の轍 11巻 第89話

 

 

…………

 

 

引用:血の轍 11巻 第89話

 

 

 

 

え?現実???

引用:血の轍 11巻 第92話

 

そもそもこんな非現実的な妄想の起因となった『しげる君の来訪』。あまりにも現実離れしている描写から僕のように

(あ、これ静一の夢かなんかだろな…)

と思った読者も多かったことだろうが、、

 

 

引用:血の轍 11巻 第92話

 

 

……

 

引用:血の轍 11巻 第92話

 

 

 

………

 

 

引用:血の轍 11巻 第92話

 

 

 

……………

 

と、妙に生々しく鮮明な、しげる君を突き飛ばす描写。

 

 

どこから妄想で、どこから現実か分からない支離滅裂っぷりだったのだが…

 

 

 

引用:血の轍 11巻 第94話

 

朝起きると、刑事さんが来訪。

 

しかし、静一自身 よく分からない様子。すると、

 

 

引用:血の轍 11巻 第94話

 

 

 

引用:血の轍 11巻 第94話

 

……

 

 

引用:血の轍 11巻 第94話

 

 

刑事たちは確信を得たようで、徐々に静一に供述するように迫る。

 

 

 

そして、ついに

 

引用:血の轍 11巻 第94話

 

……

 

 

引用:血の轍 11巻 第94話

 

 

もうママのせいにはできない

と思った静一が刑事たちに話したのは…

 

 

引用:血の轍 11巻 第94話

 

 

 

 

 

 

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血の轍 11巻 感想と考察

そんなわけで、混乱に次ぐ混乱な血の轍 第11巻だった。

 

僕が素で『えぇ…』となったのは、序盤。加工アプリが外れたかのように、今までとは異なる容姿で描かれている静子、しげる君、そして静一には驚愕した。そして、とんでもなく現実味はないのにグングンと引き込まれる心理描写にゾワゾワっとした。

 

引用:血の轍 11巻

 

本編の面白さを損なう気がするのでモザイクにしてしまうけど、もうホント 押見修造の描く「表情」の緻密さは恐ろしい。。

 

いつだったか忘れたが作者がテレビで

あの年頃に自分の中にあったもの、疑問とか、そういうものを作品にしている

ということを言っていた。当時を振り返ってここまで人を引き込む作品に仕上げる作者の狂気に感嘆させられるような第11巻だった。下手なホラーよりホラーなんだけど、あまりにありありと、人のどす黒く渦巻くものを描き出すのが上手すぎて吐き気がしてくるほどの気持ち悪さ(良い意味で)。

 

 

愛という皮を覆った、愛というエゴの真綿で 子どもの首を絞める

というのを11巻以前、誰かがレビューに行ってて納得していた。しかし、それ以上に何か、理解不能なナニカがあるような気がして興味深い。

 

 

親をかわいそうに思い、捨てられない苦しみを少しでも知っている方には共感ができるのかもしれない。

 

 

 

なんにせよ、とんでもなく違和を感じる傑作だ。

極力ネタバレを避けて記事を書いたので、本編の内容・魅力には1割も届いていないと思う。是非、本編でしっかりと読んでみてね。めちゃくちゃ面白いぞ血の轍。

 

 

電子版でもゾッとする怖さは健在。

 

 

 

 

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それでは。

 

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