他に比べて、やけに高い
のがBlueBlueから出ているジョルティ。
ジグヘッド選ぶの心配…
どのワーム使えばいいのか分からん…
という人に安心な『ジグヘッド+ワーム』セットであり、シーバスやヒラメなど多魚種を狙えます。
ただ、いかんせん高い…。
ヒラメなどを狙う場合は底を採る必要があるのですが、貧乏な筆者からすると毎回 ヒヤヒヤしながら使っています。
他より高いけど、そのぶん釣れるんでしょ?
という方もいるでしょう。
というワケで、今回はBlueBlueの『ジョルティ』というルアーについて紹介していきます。実釣を踏まえてインプレ評価をまとめてみますので良かったら参考にしてみてくださいませ。
もくじ
そもそもどんなルアー?
BlueBlue ジョルティ
まずはざっくりと、スペックについて紹介していきます。
スペックざっくりと!
BlueBlue ジョルティ
ブランド(公式アイテムページ) | Blue Blue(ブルーブルー) |
自重(g) | 15/22/30 |
個数 | 1個 |
コスパ |
|
おすすめ度 |
|
重心移動式ジグヘッドで圧倒的な飛距離を実現!
ジグヘッド部の重心を徹底的に研究し、キャストした際に風に負けず気持ちよく飛んでいく重心点を探り出しました。空気抵抗を極力無くした専用ワームと合わせて使用する事で、誰が投げても気持ち良く飛んでいく安定した飛行姿勢と、そのクラス最高の飛距離を実現。リトリーブをすればローリングを伴い、強い波動で魚を誘います。サーフや磯、港湾などあらゆるところで活躍する喰わせる力抜群のワームが登場です!!
BlueBlue ジョルティ
特徴(泳ぎ、シルエット等)
スペック・外観の特徴をまとめていきます。
トレブルフック×2
筆者の経験上、ヒラメはそこまで捕食が下手な魚ではありません。しかし、水温が低いオフシーズンなどは活性が悪く、普通のジグヘッドリグだと尻尾の部分だけを齧っているだけか、イマイチフッキングしてくれない状況があります。
そんなときにありがたいのがトレブルフック×2(リアフックにはキーパー付き)のジョルティで
シングルフックのジグ単だからフッキングできないのでは?
という悩みを解消してくれます。
もちろん、その分の根掛かりリスクは増えますが、釣れるのなら仕方ありません。さらに筆者は既にホーム堤防・サーフを見つけているので根掛かりリスクについては皆無と考えて購入に至っています。
派手なローリングアクション
小刻みにテールが動く
ので、スローリトリーブ、リフト&フォールが効果的なBlueBlueのジョルティ。
上の動画のように、ゆっくり巻いてきても尻尾をプルプル振って泳いでくれます。
尻尾自体はシャッドテールとして平均くらい。
それでも超ゆっくり巻いてもテラテラとアピールし続けてくれます。ピンテール系も良いですが、やはり初心者には釣り人目線で
ん!
しっかり泳いでいるな!
と安心させてくれた方が集中力が続きます。
なにが狙える・釣れる?
ジョルティではシーバスの他、ヒラメやマゴチなど様々な魚種が狙えます。筆者の場合、河口はめっちゃ根掛かりするのでシーバスを狙うのならボートシーバスだけ、基本的には堤防でヒラメを狙うときにジョルティを使うことが多いです。
BlueBlue ジョルティ
実釣インプレ
それでは実釣インプレ。
実際にBlueBlue ジョルティを使用してみての感想・評価をまとめていきます。
『飛距離』について
なんといっても圧倒的な飛距離
が公式的に超推してるポイントのジョルティ。
空気抵抗を極力無くした専用ワームに加え
重心について徹底的に研究されたらしいジグヘッドが組み合わされているので、誰が投げても気持ち良く飛んでいくようにセッティングされているようです。
実際、そんな感じした?
…う~~~~~ん。
そもそも筆者がいつも使っているのは14~18g程度のジグヘッドワームなので、22gを圧倒的な飛距離出されても「そりゃそうだろ…」くらいにしか思えませんでした。もちろん、空気抵抗の受けやすいシャッドテールとしては、素晴らしいくらいに飛距離が出てるのは分かるのですが。。
『着底感度』について
着底はバッチリ取れた!
Blue Blueのジョルティでした。
着底する瞬間に竿先がコツーンとなるため、ヒラメ釣りで絶対に必要なボトム感知はバッチリと評価して良いでしょう。
ジョルティ高いからな…
いつもより緊張感あって、釣り人が高感度になってるんじゃねーの?
…それを言われたらそうなのですが、ある程度はジョルティのジグ形状も関係していると思います。顔部分の先端は鋭利ではなく、ある程度幅広なので、着底した瞬間に明確にインパクトを教えてくれるのでしょう。
サーフ・堤防にかぎらず、ヒラメを釣る際に最も重要なのがボトム感知(その次にレンジキープ)なので、この点がしっかりしているというのはジョルティの素晴らしいポイントでした。ラインの目視がしづらい夜釣りでも使いたい人は是非!
『耐久力』について
何度でも使える!
くらいには耐久度が良かったように感じるBlueBlue ジョルティ。
筆者のホーム堤防では、釣れるときには4匹以上 ヒラメが釣れることもあります。そんなとき、
R-32のような激弱ワームだと、一匹に一本ダメにされるので非常に勿体ないのです(そのぶん、超釣れるのですが…)。
その点、ジョルティは高強度・硬めの素材を使っているそうで、よほど大きくて顎力が強いヒラメをかけない限りは何度でも使えるのも高ポイントでした。
『価格と釣れ度』について
めっちゃ価格が高いけど…
実際その分 釣れた?
そんなことは一切なかった
と断言できます。釣れるコトには釣れるけど、高い、、、高すぎるよ、、、
何をするにも価格(Amazonで2400円)が頭をよぎるので、思い切った釣りが出来ないのです。まぁこれは貧乏な筆者の超個人的な考えなので、ブルジョワジーな方には当てはまらないのかもしれませんが、常に緊張感が走って仕方ない。その分、
やべっ!根掛かりか…??!
と思ってロッドを立てたときに
グンッ…!
と魚の生命反応だったときの高まりは半端ないのですが、いちいちドキドキさせられるのです。
メーカーの小売価格通り1500円程度で買えるのであれば、超釣れる&価格以上に釣れる、と評価しても良いのですが、現状 高値で売られていますからね。僕的にはおすすめしません。コスパは良くないよ。さっき紹介したR-32の方が圧倒的に安いし、同じかそれ以上に釣れるよ(果敢に底を取れるので)。
超簡単!
BlueBlue ジョルティの使い方
という方に向けて、BlueBlue ジョルティの使い方を紹介していきます。
使い方①:基本はスイミング(ただ巻き)
基本は巻いてくるだけです。
ただゆ~~~~っくりと巻いてくることだけでも十分にヒラメにアピールさせることが可能。活性が低い4月前後のシーズンではヒラメに警戒心を与えずに、捕食にも失敗がないようにするためにも有用(な気がします)。
下手にアクションを入れるよりは、ただゆっくりと巻いてくるのが良いでしょう。注意点として、底をずる引きしないようにすることだけ。それでも釣れるのがジョルティですが、やはり根掛かりリスクが格段に上がりますし、少し底から浮かせた方が釣果は高いです。
底をずる引きしてるって、どうやったら分かるの?
竿先にゴンゴンゴン!と海底を叩いてしまっている感触が伝わります。その場合はルアーを泳がせるスピードが遅い(=ルアーの沈下速度よりも遅い)というコトになりますので、リトリーブ速度を上げましょう。
使い方②:リフト&フォール!
ただ落とすだけよりも長時間 アピールさせられるのでジャーク&フォールもBlueBlueのジョルティを使う上では是非 試していただきたいところ。
なんでアピールさせられる時間が長いの?
軌道が長いからです。
ただ落とすだけならワームは底方向に垂直に沈むだけですが、ある程度の水深まで巻いてやり、そこからテンションフォールをさせることでジョルティを放物線上に落とすことが出来ます。
やり方としては、着水後にリールのベールを返し、ラインが出ないようにするだけ。これだけで、竿先を始点にしてジョルティは放物線を辿ります。着底したら、数回リールを巻いて、再度 着底を待ちましょう。この繰り返しです。
ホントに釣れるのかよ?!
いればほぼ確定で釣れます。というか、ここ数年で筆者がジョルティで釣るときは大抵リフト&フォールです。ヒラメに視認させるためにも、リフト&フォールも積極的に行いましょう。
その他、ボトムトゥイッチなどの多彩な使い方がありますが、筆者が主に使っていて、ヒラメ釣り初心者でも安定して釣果が出せるのは以上の使い方だと思います。気になる方は調べてみてね。
BlueBlue ジョルティ
サイズの選び方
ジョルティには8g、14g、15g、22g、30gと色々な重さがラインナップされてます。
人によっては最適なモデルが違いますが、個人的なおすすめモデルは以下の通り。
堤防釣りでは14g/15g
水深が低いポイントでは14/15gのジョルティがおすすめです。堤防ではそこまで飛距離が重要視されず、どちらかといえばポイントを攻める釣りになるので、狙ったポイントをゆっくりと通すことのできる14g/15gジョルティは強いです。
サーフ・水深が深い場所では22g
飛距離が重要視されたりするポイントでは22gのジョルティがおすすめ。そのほか、9フィート以上のM、MLクラスで投げると良い感じに投げられるので飛距離も格段に出しやすかったです。
BlueBlue ジョルティ
おすすめカラー
カラーバリエーションが非常に豊富なBlueBlue ジョルティ。どんなカラーでも万遍なく釣れることが分かっていますが、
という方もいるでしょう。そこで、筆者的おすすめカラーを2つだけ紹介しておきます。
おすすめカラー①:
ゴールド系カラー
ヒラメ釣りの定番おすすめカラーが金色系です。
一見
釣れるのか…?
と疑いたくなるような不自然なカラーですが、どうやら金色が肝。サーフなどの広大な場所で、広範囲に届くカラーとして、他のルアーでもヒラメ・マゴチに実績の高いカラーです。
その他にもジョルティには『グリーンゴールド』や『アカキン(赤金)』などがラインナップされています。フラットフィッシュを狙うなら是非、金色系を選んでみてください。
おすすめカラー②:
フラッシュグロー
不自然なカラーの『グロー系』です。
初心者の方にはなかなか手に取ってもらえないのですが、ベテランの釣り人ほど使っています。シーバスのナイトゲームにおいては視認性が良いので使いやすく、実績も十分なカラーだったりもします。
BlueBlueの名作ヒラメルアー!
ジョルティ インプレ総括
以上、BlueBlue ジョルティについてのインプレ評価でした。
総括すると、
- 着底が良く分かる
- 飛距離が抜群に良い
- 定価で買えれば、コスパ◎◎
という感じ。先述しましたが、とにかく流通量が少なく、価格が高くなりやすいのが最大の難点。定価で買えさえすれば、とっても釣れるジグヘッドワームに間違いないでしょう。頼むBlueBlue。あまりモタモタしてるとダイソーにパクられるぞ…。
以上、BlueBlue ジョルティ(シャッド)のインプレ評価についてでした。
それでは!
ワームも是非…!
ある程度慣れてきたら、ご自身でワーム・ジグヘッドを選んでみても良いでしょう。上のように、超微動系(釣り人が不安になる)ようなヘンテコなワームもあり、あなたの釣りの幅を広げてくれます。
選ぶの面倒なんだけど…?
という方に向けて、筆者的なワーム・ジグヘッドの選び方をまとめた記事もございます。よろしければ、そちらも参考にしてみてくださいませ。
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