ワームなんかでシーバス釣れんの?
と疑問に感じているアングラーに超オススメのルアーがDAIWAのシーバスロデム。
という方も少なくないと思います。が!ミノーばっかり投げ一切 反応が得られないときに使ってみると一発で釣れることも少なくないルアー(ワーム)で、値段もプラグに比べて良心的だったりします。知り合いに『どれを買えばいいの?』と聞かれたら有無を言わさずに1個は持っておくように言い詰めてる筆者です。
というワケで今回はDAIWAのシーバスロデムについて紹介していきます。
もくじ
そもそもどんなルアー?
DAIWA シーバスロデムとは
- 食い渋りシーバスにも対応
- テール振幅を抑えた微振動セッティング
といった特徴のシーバスロデムです。独特の形状は水つかみが良く、振り子状に大きく左右にスイング。バイブレーションとローリングによってアピールします。波動とそのリアルな外観との両面からイナッコパターンにも多く使用されている定番ワームです。
まずは簡単に、DAIWA シーバスロデムの特徴を紹介していきます。
ダイワ(DAIWA)
モアザン シービス ロデム
ブランド(公式アイテムページ) | DAIWA(ダイワ) |
ルアータイプ | ワーム |
サイズ | 2.8インチ |
自重(g) | 14/18 |
おすすめ度 |
|
ワンタッチでボディ交換可能!貴重なチャンスを逃さない!アクション特徴テールを大きく振るアピール重視のFJロデム3に対し、SBロデムは食い渋りシーバスにも対応のテール振幅を抑えた微振動セッティング仕様。
DAIWA シーバスロデムの特徴
シーバス(ワーム)初心者におすすめ!なシーバスロデムですが、具体的なアイテムの特徴・ポイントを紹介していきます。
テールの振動が抑えめ
という方へのアンサーとしては
- 振動・波動が少ない
が適切でしょう。テールを大きく振るアピール重視のFJロデム3やコアマンのアルカリシャッドなどに比べると、シーバスロデムは食い渋りシーバスにも対応。テール振幅を抑えた微振動セッティング仕様になっています。
ダックフィンテール搭載
水鳥の足ヒレ形状のような「ダックフィンテール」を搭載しているシーバスロデムです。ワームに対してテールが小さいながらも独特の形状で水つかみが良く、振り子状に大きく左右にスイングするので強いバイブレーション&ロールアクションを引き起こし、波動とそのリアルな外観との両面からアピール。
ダックフィンシャッドシリーズで実績の高い、ベイトフィッシュそっくり且つ食べごろ感たっぷりのボディというのも肝でしょうか。
価格が安い!
価格が安い
というのは筆者のおすすめポイントです。個人的にはVJとは遜色ない釣果ながらも価格が半分以下というハイコストパフォーマンス。素晴らしいです。というかVJ高すぎやしないか…??
これについては実際に使ってみて判断してみようと思います。
DAIWA シーバスロデム
実釣インプレ
それでは実釣インプレ。
実際にシーバスロデムを海・河口付近で使ってみての率直な感想を忖度なしでまとめていきます。
絡みやすい…気がする
普段 ミノーでシーバスを狙っている方からすると
と感じてしまうかもしれません。実際、
というレビューも散見されました。
筆者の場合、向かい風での使用時に「むむ…」と感じましたが、普段ミノーで快適にシーバスを狙っている方からすると、ボディがソフトマテリアルということもあって絡みやすいように感じるかもしれないです。
釣果はすこぶる良い
ミノーで反応が悪いときにめっちゃ釣れる
シーバスロデムだと思います。
夏中旬、河口でイナッコにバッコンバッコン突っ込んでいるシーバス。スイッチヒッターやスウィングウォブラー、ひいてはサイレントアサシンなどの一軍ルアーを投入しても反応が一切ない激渋の状況。
と半ば諦めかけたときに投げて一投目でヒットしてくれた実績が今でも忘れられねぇぜ。プラグでは出せない、艶めかしい波動でも出てるかしら?
スレさせにくい(気がする)
微波動・振動のダックフィン
というメーカー紹介文の通りでしょう。数多のルアーを見切ってホンモノの魚にしか反応しないようなドッグ(堤防)内のシーバスですら惑わすダックフィンがスゴイ。
1匹釣れれば御の字だったイナッコボイルでも2匹、3匹と釣果を伸ばしてくれるシーバスロデム。師匠が一匹も釣れないのを傍目にポンポン釣れるので気まずさを覚えるほどでしたとさ!
針掛かり◎
普段、シングルフックでの釣行が多い筆者からすると
とビックリ仰天の連続。タモジョイントのインプレのために水面を照らしつつランディング写真を撮るという舐めプをした際にもバッシャバシャ暴れるシーバス(65㎝)の猛攻に数分堪え、無事にタモ入れ完了。
お、アタリかな?と思ったときには既に針掛かりしており、なおかつ最後までバラしづらいという特徴もあるかと思います。
悩んだらコレ!シーバスロデム
サイズ&おすすめカラー
サイズ・カラーが豊富に選べるシーバスロデムです。
格SNSで他の実釣インプレを参考にした結果、以下のように選ぶと良いと思われます。
おすすめカラー
時間帯やマズメなどに合わせてカラーチェンジが好釣果に繋がる、と言われても
と悩む方もいらっしゃるでしょう。
そんな方に向けて、特におすすめのカラーを3種類 厳選して紹介しておきます。良かったら参考にしてみてください。
アピール重視には『ゴールド』系
まずはド派手なカラーがおすすめです。
ワームとしては珍しく、単色ではなく不夜城のようなド派手なカラーが選べるのもシーバスロデムの特徴です。デイゲームで使う方は派手めなカラーを選んでおきましょう(無論 ナイトシーバスにも有効です)。
シーバスロデムをボトムに当てながら出てくれました。 pic.twitter.com/JmCzNQq5rW
— KO1 (@KO153517350) March 2, 2021
定番のレッドヘッド(ケイムラレッド)
ナイトシーバスの殿堂入りカラーです。
釣り人にとっても視認性が良く、なおかつシーバスの釣果が最も高いと言われるレッドヘッド系もラインナップ。
深夜2時頃
中海
自己ベストとなる75cm表層でもバシャバシャやってるほど活性が高い中手前5mほどでシーバスロデムに吸い込むような強い当たり、その後左右に走られながらもネットイン
とても楽しませてもらいました。#morethan #シーバスロデム #シーバス #中海 pic.twitter.com/1TdKmIfoQd— 釣り人Kの日記 (@K45976723) October 2, 2020
澄み・デイゲームには『ナチュラル』系
水が澄んでいるポイントのデイゲームで効果抜群なのがナチュラル系と呼ばれる魚に模したカラーです。シーバスロデムではイナッコ、マイワシ、ゼクロイワシなど色々なナチュラルベイトカラーがラインナップ。直感的にビビッときたカラーを選んでも楽しいでしょう。
9匹目!
シーバスロデムの30g。アクションと重さで完全にVJと棲み分け出来てますよね。
二桁までがんばります。#沖堤#シーバス#東京湾 pic.twitter.com/9DH60r3GnK
— 遍路J@シーバス (@henrobicycle) August 1, 2021
濁り・夜釣りには『グロー』系
一番 視認性が良いカラーです。
曇天・濁りが強いシチュエーションでボヤ~~っと妖しく光ってアピール。視認性が抜群に良くて(特に夜)使いやすいといった具合。
サイズ(重さ)について
一応 基本的な選び方を紹介しておきます。
基本的には14gがおすすめ!
警戒心の高いシーバスを狙うのに適しているシーバスロデムです。中層より上の水深をゆ~~っくり引いてくるには14gのシーバスロデムがベストでしょう。もちろんボトムまで落として使うのも◎。一番使い勝手が良いサイズの14gです。
強風時・飛距離が欲しいときは18g!
強風時・もう少し飛距離が欲しいとき
に重宝するのが18gのシーバスロデムです。向かい風でベイトが寄っているときに使いたい、しかし14gだと全然飛距離が出ない…という歯痒いシチュエーションで大活躍。表層を攻めたければ竿を立てて引いてくればOK。多少 技術・心得は必要ですが、18gのシーバスロデムも使いやすいです。
人気がないのか、ネットショッピングだと常に14gより安く買えるのもポイント。ちなみに今回のインプレで使用したのは18gです。
ボートシーバスではTG30g!
手返しの良さ
を求める方にはTG30が良いでしょう。ボートシーバスや沖堤防など、水深の深いポイントで非常に良く使われているモデルで、広範囲をスピーディに探ることが出来ます。
スローリトリーブにミニ7号・10号!
シングルフックになってしまうデメリットはありますが、従来の14g以上にゆっくり巻けるという利点があります。遠投を必要としないポイントでは強く、人によってはアシストフックを自分でカスタマイズして使っている方も。表層をゆっくり巻きたい方におすすめのミニロデムでしょう。
一つは持っておきたい!
シーバスロデム インプレ総括
以上、DAIWA シーバスロデムについてのインプレ評価でした。
総括すると、
- プラグに反応しないときに効果絶大
- 波動が少なく、ナチュラルにアピール
- サイズ・カラーバリエーション豊富
という点からして非常におすすめのシーバスロデムでしょう。
という方は是非 検討してみてはいかがでしょうか。イナッコボイルが半端ないときに、他ルアーには一切反応しないシーバスが釣れたりします。プラグでは得られない反応をすぐにゲットできるからして、シーバスを狙う方はタックルボックスに1個あると損しませんぜ。
それでは!
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