釣り友に使わせると
他のワーム持ってない?
と、イマイチ不評なメバリング(アジング)ワームがDAIWAの月下美人シリーズですが、今回紹介するダックフィンビームでは背中に『アシストポイント』なるものがあり、初心者でも使いやすい仕様になっているんです。
というわけで今回は『ダックフィンビーム』について。
実釣を踏まえてインプレ評価をまとめてみますので良かったら参考にしてみてくださいませ。
もくじ
そもそもどんなワーム?
月下美人 ダックフィンビーム
まずはスペックなどについて紹介していきます。
スペックざっくりと!
月下美人 ダックフィンビーム
ブランド | DAIWA(ダイワ) |
サイズ | 1.5インチ |
個数 | 8個 |
ワームタイプ | ダックフィンテール |
おすすめ度 |
4.89
|
大型のダックフィンテールが強い波動を生んで根魚に強烈アピール
抵抗感・強い波動を生む大型ダックフィンテール搭載で、メバルをはじめとする根魚に特に効果を発揮する。スローリトリーブ、カーブフォール時でもしっかり動くテールで、タフコンディション下でのスローな釣りにも対応。1.5g以上のジグヘッドとの相性が特に良く、重いジグヘッドでも水噛みの良いテールのおかげで比較的ゆっくりフォールして魚にしっかりピールする。表層付近を意識した大型のメバルからボトム付近の根魚に至るまで幅広い層を攻略できるハイアピールシャッド。背中にはフックを出す目安となるアシストポイントを設け、フックセット時にハリ先の抜きどころがわかりやすくなっている。
大型ダックフィンテール!
抵抗感・強い波動を生む大型ダックフィンテールを搭載しているワームです。
スローリトリーブ、カーブフォールなどでネチネチ攻めたい場合でもこの大型ダックフィンテールがしっかり水を捉えて波動を発生させ、根魚にしっかりアピールする、とのこと。
ジグにセットしやすい
月下美人のワームといえば素材が硬くてジグにセットしにくいのですが、ダックフィンビームでは背中にフックを出す目安となる「アシストポイント」が設けられているので、針先の抜きどころが分かりやすくなっていました。
月下美人 ダックフィンビーム
実釣インプレ
それでは実釣インプレ。
実際に月下美人 ダックフィンビームを使用してみての感想・評価をまとめていきます。
『飛距離』について
テールが風の抵抗をモロに受ける
ため、正直 飛距離は出しづらかったです。使い比べると良く分かりますが、ピンテールの方が(若干)飛距離が出ます。
ただ飛距離を出したいのであれば、上の写真にもあるような「フロートリグ」を併用することによって圧倒的に飛距離は出せます。メバリング・アジングのようなライトゲームでは飛距離も重要な要素になりつつあるので、よければ以下の記事を参考にしてみてくださいませ。
『サイズ感』について
1.5インチ(38㎜)!
と、ライトゲーム用のワームの中でも一際 小さいサイズ感になっており、メバルも捕食しやすいようでフッキング率は高かったです。さすがに常夜灯回りにいる10㎝以下のメバルを狙うとミスバイトが多発しましたが、まぁ1.5インチのワームでダメならほとんど無理なので諦めがつきました。
冬真っ最中の活性激悪状態でも釣りを楽しむためには小型根魚とも遊べるルアーを選ぶ必要があるのですが、そんなときにも適していたダックフィンビームだったそうで、そこそこのサイズであれば一発でフッキングするので超楽しかったです。魚は少ないですが、人が激減している分 釣れ度は変わらないのが冬釣りですからね。
『耐久力』について
ワームが強靭
というのはダックフィンビームを含む月下美人シリーズ全般の特徴です。
さすがに大フグに齧られるとワームが切れますがズレにくいんです。先述したように、ジグヘッドに刺しにくいというデメリットはありますが、ズレが極端に少ないような印象がありました。
アジの群れに当たり、入れ食いの状態が続いてもワームを変えることは勿論、刺し直すこともせずに使えました。
冬は極力 指すら出したくないので助かります。
ワームが刺し込みにくい分、ズレにくいようでした。
『釣れ度』について
めっちゃ良く釣れる
ダックフィンビームでした。
特に根魚系の釣れ度が半端ない。メバルにカサゴ、ソイなんかが超釣れます。上の写真はデッカサゴ。久しぶりに堤防から尺近いサイズを釣りました。
前釣った時はたしか3インチのバグアンツだったと思うのですが、1.5インチでも釣れるんですねぇ。めっちゃ体が厚くて力強いファイトを堪能できました。
超簡単!
ダックフィンビームの使い方
- 表層を狙うときは1g
- 中層~海底付近を狙うときは1.5~3g
のジグヘッドと組み合わせるコトで釣果を発揮してくれたダックフィンビーム。ここでは
という方に向けて、ダックフィンビームの使い方を紹介していきます。
基本は『ただ巻き』
基本は巻いてくるだけで十分です。
表層だろうが中層だろうがボトム付近だろうが、ただゆ~~~~っくりと巻いてくることが一番。スローリトリーブ(ゆっくり巻き)でもしっかり動くテールなのでタフコンディション下でのスローな釣りにも対応してくれるのがダックフィンビームです。
アジやメバルに警戒心を与えずに、流れなどがあれば漂って、勝手にアクションしたりしてくれます。下手にアクションを入れるよりは、ただゆっくりと巻いてくるのが良いでしょう。
巻いて、止める『カーブフォール』
ただ巻きで喰わないときには、カーブフォールも有効。
併用するジグヘッドの重さにもよりますが、リールを2回転させたら5秒止めて…と繰り返しているだけでも十分に魚にアピールしてくれました。表層からボトムまで順に探って釣れないようなら魚がいない可能性が激高なので、素直に場所移動が吉。
迷ったらコレ!
ダックフィンビーム おすすめカラー
カラーバリエーションが非常に豊富なダックフィンビーム。
どんなカラーでも万遍なく釣れることが分かっていますが、
という方もいるでしょう。そこで、筆者的なおすすめカラーをいくつか紹介していきます。
おすすめカラー①:
蛍光レモン
- 夜釣りで使いやすい蛍光カラー
ということから人気のカラーです。
ボディが透けることなくシルエットもクッキリ。グロー系ではないので蓄光はできませんが、それでも少しの光源があれば見やすく、使いやすいです。
おすすめカラー②:
グローホワイト
- ぼや~…と光るグロー系
です。夜釣りではこれ以上ないくらい使いやすいので筆者が気に入ってるカラーです。UVライトなどで蓄光させることによって、ワーム自身が長く発光するようになります。ダイワの専用蓄光ライトもありますが高いので、筆者は以下のようなUVライト付きヘッドライトを使ってたりしています。
おすすめカラー③:
煌クリア
- 透け感が良い
クリア系のダックフィンビームもおすすめです。
ネットでは人気がないのか安く購入できるようだったので筆者は購入して使ってみましたが、釣果は本文の通り。グロー系に比べて視認性は悪いのですが、ある程度 ライトゲームに慣れている方なら問題なく使えるでしょう。
短くて太い!
ダックフィンビーム インプレ総括
以上、月下美人ダックフィンビームについてのインプレ評価でした。
総括すると、
- ゆっくりフォール&スローリトリーブ
- 抵抗感・強い波動を生む大型ダックフィンテール
- ワームがズレない&強い高強度素材仕様
という点がおすすめポイント。メバルを軸に色々なライトゲームで使える汎用性があります。価格も500円程度で8個入りと、他の月下美人ワームに比べて割高ですが、まぁ高強度で滅多に壊れないからね…。ひとつ持っておけば1年間は使える耐久性がありまっせ。
とりあえず、アジとかメバルを釣りたいんだけど…
という方は是非 検討してみてくださいませ!
以上、月下美人ダックフィンビームのインプレ評価についてでした。
それでは!
こちらも読まれてます