初心者でも釣果が出しやすい！
穴釣りです。筆者自身、釣りを知って間もないときに熱中したのが穴釣りで、魚の潜む場所を探り当てるトレジャー感から釣りにドハマりするきっかけになりました。とにかく、素人玄人関係なく楽しいのが『穴釣り』。ルアー釣りでボウズ続きの方にもおすすめです。
そんな穴釣りですが、基本的にはベイトリールが推奨されています。しかし、
いろいろ難しそう…
と思う方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、
- 穴釣りに最適なベイトリールの選び方
- ベイトリール（穴釣り特化）おすすめランキング
の順に紹介していきます。
失敗しないために！
穴釣り特化のベイトリールの選び方
基本的には
穴（隙間）に仕掛けを入れて、上下させるだけ
と、とても簡単な穴釣りです。
ベイトリールの選び方としても簡単なのですが、全くわからない方に向けて簡単なチャックポイント・よくある疑問点をまとめてみましたので参考にしてみてください。
コンパクトで軽量なモデルがおすすめ！
重いリールは疲れる！
ので、穴釣りを快適にするのであれば小型＆軽量なベイトリールを選ぶことをおすすめします。ベイトリールであれば100番台、両軸リールとしてはワカサギ狙いで使用されるモデルが選ばれています。
自重が軽いベイトリールって高くない？
その通り。軽量化に伴って価格が上昇する傾向があるので、そちらはお財布と相談しましょう。ある程度慣れている人なら軽量モデルの恩恵を十分に感じられます。しかし、コスパを重視するのであれば、1～２万円前後の現行モデルが最もコスパが高く、自重の軽さも優先させられるでしょう。
『ハンドル』について
どちらでも良い！
のですが、しばしば議論になるのがベイトリールのハンドル位置です。
？
スピニングリールみたいに両方で付けられるのでは…？
基本的に、ベイトリールはハンドルを左右付け替えはできません。注意しましょう。
で、右ハンドルと左ハンドル、どっちが良いの？
どっちでも良い！
というのが結論ですが、キャストをするのであれば、右利きの方には右ハンドルの方が使いやすいのでおすすめです。というのもベイトタックルでは、リールがロッドの上にあるためキャスティングの時にハンドルの重さがスピニング以上に影響します。右投げの場合、ハンドルが右にある方が投げる瞬間にハンドルの位置が下、または外側になるためキャストが安定します。
穴釣りでは正直、キャスト性能はそこまで重要ではないのでどちらでも良いです。
選べない！！！！
という方は、後述するランキングでは1位、2位のリールはハンドルを右左付け替えられるので、そちらを検討してみてください。
『ギア比』について
特に気にしなくてOK
なギア比です。というのも穴釣りの特性上、着底させて仕掛けを上下に動かすだけです。ギア比はほとんど関係ないといっても過言ではないでしょう。
ギア比は高いほうが良いって聞いたんだけど…？
たしかに、多少は無理やり魚を引っ張ってこなくてはいけない場面もあります。穴釣りで釣れる根魚は、捕食してから岩場の隙間に潜り込む習性があります。一度潜り込まれてしまうと引きずり出すには手間と時間がかかりますし、釣り糸が切れてしまうことも多々あります。
しかし、それらはギア比で改善されるものではないです。どちらかといえばハイギアがおすすめ、程度のものなので、ギア比については特に意識しなくても良いでしょう。
『メーカー（ブランド）』について
特に好みがなければ
『シマノ』か『ダイワ』
のスピニングリールがおすすめです。安さ重視で無名メーカーの4000円以下のベイトリールを選んでも良いのですが、コスパは悪いでしょう。それならば一流釣り具メーカーのシマノ・ダイワのスピニングリールのほうが間違いなく長期に渡って使えます。
デザインで選ぶのであれば他メーカーでも良いですが、実釣性能を考えるのならシマノ・ダイワのベイトリール一択。最近では安価でも驚くほど使いやすいモデルもあるので是非、検討してみてください。
穴釣りに最適！
ベイトリール おすすめ12選
それでは、穴釣りに最適なベイトリールをいくつかランキング形式で紹介していきます。
各種、さまざまなスペック（番手・ハンドル向きなど）がありますが、今回は特に汎用性の高いモデルを例にして紹介していきます。それぞれ商品リンクを辿るとサイズ選択や、実際に使われている方のレビューを見ることもできるのでお試しくださいませ。
1位：ダイワ(DAIWA)
コロネットII
| 公式アイテムページ | ダイワ(DAIWA) |
| モデル（品番） | - |
| 自重 | 110 |
| 糸巻量(号/lb-m) | ナイロン（号-m） 1.5-100、2-75、3-50 |
| スプール径(㎜) | 32 |
| ギア比 | 4.1 |
| おすすめ度 | 4.94 |
- 価格が超安い
- 左巻き/右巻き切替可能
- シンプルで扱いやすい作り
- カラーバリエーションが豊富
ダイワの名作穴釣り特化型ベイトリールのコロネットです。手の平サイズでコンパクトかつシンプルで使いやすいため、多くのユーザーから人気を集めているお手軽リールであり、堤防釣り、波止釣り、穴釣り、ワカサギ釣り等、小物釣りを楽しむだけならコロネットで十分すぎます。「糸噛み防止機構」や「ラインストッパー」など標準装備。そのため、ビギナーや子どもにも使いやすい仕様となっています。
2位：シマノ(SHIMANO)
クラブデミ
| ブランド | シマノ(SHIMANO) |
| モデル（品番） | 10RL |
| 自重 | 90 |
| 糸巻量(号/lb-m) | ナイロン（号-m） 1.5-100,2-75,3-50 |
| スプール径(㎜) | 26/18 |
| ギア比 | 4.3 |
| おすすめ度 | 4.93 |
- 価格が超安い
- 自重がとても軽い
- 左巻き/右巻き切替可能
- カラフルな2色(ブルー、ブラウン)
とても安く、コンパクトなシマノの穴・ヘチ釣り特化型リール「クラブデミ」。心配なくらい軽量・コンパクトですが、先述したダイワのコロネット同様に昔から超人気の高い両軸リールです。モデルバリエーションとしては小さい順に10RL、15RL、20RLから選べます。穴釣りには10RL、もしくは15RLが最適でしょう。
3位：ダイワ(DAIWA)
PR100
| 公式アイテムページ | ダイワ(DAIWA) |
| モデル（品番） | 100 |
| 自重 | 190 |
| 糸巻量(号/lb-m) | 12-120 14-110 |
| スプール径(㎜) | 32/26 |
| ギア比 | 6.3 |
| おすすめ度 | 4.91 |
- 自重が軽い
- ルアーキャスティングも可能
- 価格が超安い（ダイワでも屈指の安さ）
- 3.5号糸付モデル（右モデル、ギア比6.3のみ）もラインナップ
基本性能・信頼性を確実に満たしたハイコスパベイトリールです。入門～中級者用ベイトリールの決定版と評価が高く、穴釣りだけでなくバス釣りのようなルアーキャスティングでも使いたいならPR100がおすすめ。アルミ製φ32mmスプール搭載。立ち上がりが良い、アルミスプール搭載で回転性能アップ。
4位：シマノ（SHIMANO）
バスライズ
| 公式アイテムページ | シマノ（SHIMANO） |
| モデル（品番） | Right |
| 自重 | 200 |
| ナイロン糸巻量(lb-m) | 12-130,14-110,16-100 |
| スプール径(ｍｍ)/幅(ｍｍ) | 34/22 |
| ギア比 | 7.2 |
| おすすめ度 | 4.90 |
- シマノ最安値のベイトキャスティングリール
- ライン付き（3.5号）モデルも選べる
- 浅溝化したスプールによりキャスト性能がアップ
確かな基本性能を備えたエントリークラスベイトリールのバスライズです。確かな基本性能で根強い人気を誇るバスライズが新仕様（2018年と、ちょっと古いですが！）リニューアル。ラインキャパを200番から150番に変更し、ラインを巻いた際の重量を軽減。太糸に対応しながら慣性を抑えたことで、キャスト性能が向上。ブレーキは簡単に操作できるイージーマグを採用しています。
名前に「バス」って入ってるんだけど…？
海水での使用もOKです。バス釣りのようなルアーキャスティングと併用したい方に強くオススメしたいバスライズです。
5位：アブガルシア
プロマックス
| 公式アイテムページ | アブガルシア(Abu Garcia) |
| モデル（品番） | PROMAX4 |
| 自重 | 203 |
| 糸巻量(号/lb-m) | 14lb-115m |
| スプール径(㎜) | 32 |
| ギア比 | 7.1:1 |
| おすすめ度 | 4.89 |
- 価格が安い
- シンプルなデザイン
- ルアーキャスティングも可能
人気機種「プロマックス」の2021年リニューアルモデルです。従来のモデルよりもコンパクト設計になっており、スプール径が32mmと小径化されています。ボディが徹底的に見直しされ、投げやすさが大幅にアップ。短すぎず長すぎない85mm長のハンドルアームはバランスが良く、繊細かつパワフルにリトリーブが可能です。
6位：アブガルシア
ロキサーニ 7・8
| 公式アイテムページ | アブガルシア(Abu Garcia) |
| モデル（品番） | ROXANI8-L |
| 自重 | 188 |
| 糸巻量(号/lb-m) | 14lb-110m |
| スプール径(㎜) | 33 |
| ギア比 | 8.0：1 |
| おすすめ度 | 4.89 |
- 自重が軽い
- ギア比がとても高い
- ルアーキャスティングも可能
- モデルバリエーションが豊富
非常にコスパが高いアブガルシアの「ロキサーニ」です。ギア比は７と８どちらも高いですが、より高いのが８の方なので注意。穴釣りの他、ルアーキャスティングゲームも楽しみたいなら非常にコスパの高いベイトリールです。デザイン性も優先させたいならロキサーニも非常におすすめ。
7位：アブガルシア
BLACKMAX
| 公式アイテムページ | アブガルシア(Abu Garcia) |
| モデル（品番） | BLACKMAX-L |
| 自重 | 202 |
| 糸巻量(号/lb-m) | 16lb-115m |
| スプール径(㎜) | 33 |
| ギア比 | 6.4:1 |
| おすすめ度 | 4.87 |
- 価格が安い
- ルアーキャスティングも可能
アブガルシアの中でも屈指の価格の安さを誇るブラックマックスです。バス用ベイトキャスティングリールの決定版、とも称されており、先代のモデルよりも全体的にコンパクトになっています。もちろん穴釣りでも使用できるスペックであはあるので、とにかく価格を抑えてベイトリールでの釣りを楽しみたい方におすすめ。
8位：プロマリン(PRO MARINE)
メビウス MB100R
| 公式アイテムページ | プロマリン(PRO MARINE) |
| モデル（品番） | MB100R |
| 自重 | 212 |
| 糸巻量(号/lb-m) | PE 1.5号-200m |
| スプール径(㎜) | - |
| ギア比 | 6.3:1 |
| おすすめ度 | 3.96 |
- 価格が安い
- デザインが独特
デザインが独特で派手なプロマリンの「メビウス」です。キャスティングも可能ですが、マグブレーキに慣れていない方は少々 手こずるでしょう。しかし、価格を考えると性能・デザインの面では優秀なベイトリールです。穴釣りにだけ使用するのであれば十分すぎるスペックなので、デザインが気に入った方は是非 検討してみてはいかがでしょうか。
9位：大阪漁具(OGK)
グローバルベイト5
| 公式アイテムページ | 大阪漁具(OGK) |
| モデル（品番） | GB5 |
| 自重 | 220 |
| 糸巻量(号/lb-m) | 3号/100m |
| スプール径(㎜) | - |
| ギア比 | 6.3:1 |
| おすすめ度 | 3.88 |
- 価格が超安い
- 3号相当のナイロンラインを約100m付属
とにかく価格を抑えてベイトリールを選びたい方におすすめな大阪漁具のベイトリールです。3号程度のナイロンラインが巻かれた状態で送られてくるので、すぐに釣りを始めることが可能。性能としてはまずまずですが、その分 価格が非常に安いです。
10位：ワタチャンプ(WATA CHAMP)
ベイトリール JADA
| ブランド | ワタチャンプ(WATA CHAMP) |
| モデル（品番） | - |
| 自重 | 210 |
| 糸巻量(号/lb-m) | PE 1.5 - 210m |
| スプール径(㎜) | 32 |
| ギア比 | 8.1:1 |
| おすすめ度 | 3.67 |
- 価格が安い
- 見た目がカッコイイ
映画「スター・ウォーズ」のJadiジェダイを名前の由来にもつワタチャンプのベイトリールです。商品説明を見る限り、明らかにチャイナメーカーですが、『見た目が好み！』と購入される方が多いそうです。評価はまずまず。執筆時現在のベイトリールとしてはコスパは普通レベルです（価格は安いけど、性能がちょっと…）。
11位：Goture(ゴチュール)
ベイトリール
| 公式アイテムページ | Goture(ゴチュール) |
| モデル（品番） | Scotta |
| 自重 | 210 |
| 糸巻量(号/lb-m) | .285mm-3#-160m |
| スプール径(㎜) | - |
| ギア比 | 7.1:1 |
| おすすめ度 | 3.65 |
- 価格が安い
価格の割には性能が良いと評価されているGotureのベイトリールです。しかし、それはあくまで「価格が安い」という点を加味しての評価なので過信は禁物。最近 よく見かけるブランドですが、シマノやダイワ、アブガルシアに比べると…、な出来栄えでしょう。
12位：ZJIANC
ベイトフィネスリール ハイギア7.2
| ブランド | ZJIANC |
| モデル（品番） | 100右 |
| 自重 | 157 |
| 糸巻量(号/lb-m) | 0.165mmー90Ⅿ PE1#:80M/PE1.5 |
| スプール径(㎜) | 2 |
| ギア比 | 7.2:1 |
| おすすめ度 | 3.56 |
- 価格が安い
- 自重が軽い
とにかく激安な正体不明メーカーZAINACのベイトリールです。ベイトフィネスリールとしては許容範囲内の性能だそうで、有名ブランドのベイトリールに比べてバックラッシュが多いようですが、まぁ穴釣りでは普通に使えるレベルでしょう。
総括：穴釣りに最適！
ベイトリール おすすめ12選
以上、穴釣りに最適なベイトリールの選び方＆おすすめランキングについてでした。
と聞かれたら、『ダイワ(DAIWA) コロネット』を推します。
- 自重が超絶軽い
- 価格もめっちゃ安い
- 初心者でも使いやすい
という点でおすすめ度が高いです。ダイワということもあり、堅牢性も高いと評判で、1年程度 ガシガシ使い込んでも巻き心地も劣化しにくく、コスパが非常に高いです。ブランド信頼度もこの上なく高く、長い期間 使い続けることができるので非常におすすめ。
今回の記事で、穴釣りを最高に楽しくできるベイトリールを紹介できていれば幸甚に尽きます。
それでは！
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