魚とは違うンモッ…とした乗り感
が楽しいタコ釣りであり、小さいとはいえイイダコも同様。オモリを持ち上げる聞き幅をできるだけ小さくすることが釣果を伸ばす秘訣であり、現在、様々なメーカーから専用竿や、色々なスペックの竿がラインナップされています。
ど、どう選べばいいのか分からないんだけど…?
という方も多いでしょう。
そこで今回は、
- そもそもイイダコに適した竿って?
- イイダコロッドの選び方
- おすすめロッド紹介
の順に解説していきます。
もくじ
- 完全ガイド イイダコに適したロッドについて
- 初心者でも安心! イイダコ竿の選び方
- イイダコに適したロッド
おすすめランキング
- 1位:ダイワ(DAIWA) イイダコ
- 2位:アブガルシア 黒船 wanfugu (ワンフグ)
- 3位:ゴクスペ(Gokuspe) GOKUEVOLUTION イイダコ
- 4位:シマノ(SHIMANO): ホリデーパック 10-180
- 5位:ダイワ(DAIWA) ライトゲーム XS(S-150)
- 6位:PRO MARINE(プロマリン) 極光テトラDX
- 7位:ダイワ(DAIWA) 極鋭 コンセプト ゲーム(MC 150AGS)
- 8位:シマノ(SHIMANO) フリーゲーム XT (S70ML)
- 9位:ダイワ(DAIWA): LC ショートスイング(10号-240・N)
- 10位:ツリノ(Tsulino) LUANA TACO EGI BOAT(602)
- 11位:プロックス(Prox) オクトパスゲームST
- 総括:イイダコ用ロッドの 選び方&おすすめランキング
完全ガイド
イイダコに適したロッドについて
まずはイイダコ釣りで使われるロッドがどんなものなのか、簡単に紹介しておきます。
イイダコの
理想的なロッドの特徴とは?
そもそもどんなロッドが堤防とか防波堤でのタコ釣りで使われてるの?
という方もいらっしゃると思います。
大まかに言うと、
- 1.8m前後
- 10号程度のオモリが快適に扱える
- イイダコの触りに気付ける繊細な穂先
といった要素を満たしているロッドがイイダコには適していると言えるでしょう。詳しくは後述させていただきます。
イイダコの
代用ロッドについて
お金がないから、手持ちのロッドで代用したいんだけど…
という方もいらっしゃると思います。
結論から言うと、先述したような性質を持つロッドなら問題なくイイダコでも代用できます。キスやカワハギ、湾フグなどに使われるような繊細な竿を代用している方もいらっしゃいます。とにかく、繊細でオモリ負荷10号が扱える竿なら割とイケます。
ルアー竿の代用について
ルアー竿でも代用できる?
無理ではありません。
堤防で使われるような汎用ロッドであっても、スペックに問題なければ使えます。イイダコ釣りでは使用するテンヤ号数も10号前後ということもあり、割とMクラスのルアーロッドでもイケます。乗合船の場合、あまりにも長い竿は周囲の迷惑になるので考えなければいけませんが、2.4mクラスならまぁ……といった具合です。
もちろん、穂先の感度などは専用・船ロッドの方が良いのですが、どうしても経済的に厳しい方は無理せずに、手持ちのルアーロッドを見てください。また、船によってはレンタルも可能です。絶対に専用ロッドが必要というワケではありませんよ。
初心者でも安心!
イイダコ竿の選び方
それでは簡単に、イイダコに使われるロッドの仕様について紹介していきます。
イイダコ
竿の『長さ』について
一般的に、
1.8メートル以下が最適
とされています。
2.7mとかのじゃダメなの?
ダメってこともないのですが、単純に長いと重くなります。またスペースが限られている船釣りにおいては取り回しも面倒であり、あまり長いことによるメリットは感じられません。イイダコを快適に楽しむのであれば、短めのロッドがおすすめです。
イイダコ
竿の『硬さ』について
正解はありませんが、
何号のオモリを使うか?
などを考えると良いでしょう。
イイダコ釣りでは一般的には、10号前後のオモリ・仕掛けが使用されるので、
錘負荷(号):8~15
というような感じで表記されているロッドを選ぶと失敗が少ないです。場所・ポイントによっては使われるオモリの号数も違いますので、乗船される船のホームページで確認しておくと安心ですよ。
イイダコ
竿の『軽さ』について
疲労感に直結する
のがロッドの自重、軽さです。
一般的に軽量なロッドは長時間の釣りでも疲れにくい利点があります。
一部メーカーでは、軽量さを目指すうえでロッドの素材や仕様に工夫を凝らしています。釣りの快適さや効率を向上させるためにも是非、軽さについても意識して選んでみるとよいでしょう。
イイダコに適したロッド
おすすめランキング
それではイイダコ竿について、おすすめアイテムを紹介していきます。
なお各種、さまざまなスペックがあります。
それぞれリンクを辿ると公式アイテムページ、サイズ選択、使っている人のインプレ(レビュー)が確認できるようになっているのでお試しくださいませ。
1位:ダイワ(DAIWA)
イイダコ
公式アイテムページ | ダイワ(DAIWA) |
全長(フィート) | 150 ㎝ |
継数/仕舞寸法 | 3/79 ㎝ |
標準自重 | 102 g |
調子 | 7:3 調子 |
オモリ負荷(号) | 5-20 |
おすすめ度 |
4.96
|
- コスパ最強格
- イイダコ釣り専用ロッド
- 小型両軸リール、小型スピニングのどちらも使えるオリジナルシート
テンヤを用いたイイダコ釣り専用ロッドです。イイダコテンヤや中通しオモリ&スッテ仕掛けでわずかなモタレを表現し、小突きのしやすい専用調子になっています。価格もお手頃な、ハイコスパロッドです。
2位:アブガルシア
黒船 wanfugu (ワンフグ)
公式アイテムページ | アブガルシア (Abu Garcia) |
全長(フィート) | 180㎝ |
継数/仕舞寸法 | 2/93 ㎝ |
標準自重 | 110 g |
調子 | 8:2 調子 |
オモリ負荷(号) | 5-15 |
おすすめ度 |
4.89
|
- リーズナブルな価格ながら、軽量化を徹底追及
- 掛かり易さとバレにくさを両立したライトフグロッド
コスパ最強格となるアブガルシアの船竿「黒船」シリーズのフグモデルです。リーズナブルな価格ながら、軽量化、感度・操作性の最適バランスを徹底追及。浅場から深場まで、定番の釣り方から最新のメソッドまでを網羅出来る専用ロッドです。モデルについては2タイプありますが、イイダコでも使いたいのなら10号前後のタコテンヤが使いやすい湾フグモデルがおすすめ。
3位:ゴクスペ(Gokuspe)
GOKUEVOLUTION イイダコ
公式アイテムページ | ゴクスペ(Gokuspe) |
全長(フィート) | 160 ㎝ |
継数/仕舞寸法 | 1/82.7 ㎝ |
標準自重 | 112 g |
オモリ負荷(号) | 5~10 |
おすすめ度 |
4.80
|
- イイダコ釣り専用ロッド
- 張りのあるロッドレングス
柔軟な穂先でスムーズなイイダコの乗せ、掛けが楽しめる専用竿です。スッテ、テンヤといった疑似餌使いに操作性抜群の9:1の極先調子設定というのも◎。
4位:シマノ(SHIMANO):
ホリデーパック 10-180
公式アイテムページ | シマノ(SHIMANO) |
長さ | 1.8 m |
仕舞寸法 | 45 ㎝ |
標準自重 | 115 g |
オモリ負荷 | 5-20 |
おすすめ度 |
4.82
|
- 価格が安い
- 仕舞寸法が超短い(45㎝)
- 丈夫で喰い込みのよいグラスソリッド穂先
- しっかりリールを固定できるDPSリールシート
仕舞寸法が短く、持ち運び便利なホリデーパックです。イイダコのような船の小物釣りはもちろん、防波堤でのチョイ投げやサビキ釣りまで幅広く使える万能竿として評価が高いです。コンパクトに仕舞えて持ち運びに便利、飽きのこないスタイリッシュなモノトーンデザインもおすすめポイント。釣種の枠を超えて、はじめての1本にふさわしいロッドです。スペック的には超丁度良いのですが、実際に使ってみると、ややしなりが大きい気がするので4位にランクイン。汎用ロッドなので過度な期待は禁物です。
5位:ダイワ(DAIWA)
ライトゲーム XS(S-150)
公式アイテムページ | ダイワ(DAIWA) |
全長(フィート) | 150 ㎝ |
継数/仕舞寸法 | 3/79 ㎝ |
標準自重 | 85 g |
調子 | 7:3 調子 |
オモリ負荷(号) | 8-20 |
おすすめ度 |
4.71
|
- 高級感のあるデザイン
- 汎用ライトゲームロッド
沖釣りをライトにゲーム感覚で楽しむための汎用性の高いライトゲームシリーズです。イイダコ釣り専用モデルではありませんが、スペックの通り問題なく使えます。いろいろなモデルがありますが、イイダコやハゼ、アナゴ釣りなどにはS-150モデルが丁度良いでしょう。
6位:PRO MARINE(プロマリン)
極光テトラDX
公式アイテムページ | PRO MARINE(プロマリン) |
全長(フィート) | 130 ㎝ |
継数/仕舞寸法 | 2/71 ㎝ |
標準自重 | 90 g |
オモリ負荷(号) | 5-20 |
おすすめ度 |
4.71
|
- とにかくめっちゃ価格が安い
グラスソリッドを採用した振出タイプのテトラ竿です。とにかく価格がめっちゃ安いです。これ一本で船に乗り込もうとは思えませんが、あくまでサブ竿、友達と和気あいあいとイイダコ釣りや穴釣りを楽しみくらいなら、このくらいのロッドでも良いのかも。過度な期待は禁物。
7位:ダイワ(DAIWA)
極鋭 コンセプト ゲーム(MC 150AGS)
公式アイテムページ | ダイワ(DAIWA) |
全長(フィート) | 150 ㎝ |
継数/仕舞寸法 | 1/150 ㎝ |
標準自重 | 68 g |
オモリ負荷(号) | 5-40 |
おすすめ度 |
4.71
|
- デザインの高級感
- 自重が圧倒的に軽い
- 扱えるオモリ号数が幅広い
- ダイワのハイエンド(最高級)ロッド
ダイワの高級汎用ライトロッドが極鋭のコンセプトゲームです。タイプとしてはL(ライト)、P(パワー)、MC(マイクロセンシティブ)、F(極先調子)があり、方向性を明確化。イイダコ釣りやキス釣り、湾フグなのでは他のライトゲームロッドとは一線を画すMCモデルがおすすめです。
8位:シマノ(SHIMANO)
フリーゲーム XT (S70ML)
ブランド(公式アイテムページ) | シマノ(SHIMANO) |
全長/フィート | 213㎝/7フィート |
継数/仕舞寸法 | 6/47.2㎝ |
自重 | 108 g |
竿の硬さ | ML |
オモリ負荷(号) | 8~20 |
おすすめ度 |
4.3
|
- 飛行機で手荷物として機内に持ち込める
- 継数が多く、持ち運び便利(旅行や電車釣行にピッタリ!)
- 適合ルアー/オモリウェイトの幅が広い
- 軽くて手に馴染むデザインのCI4+リールシートを採用
仕舞寸法が小さく、電車移動アングラーなどに超おすすめなフリーゲームXTシリーズです。。実際に4年程度使ってみましたが、本格投げ釣りにも併用出来たりと、価格に見合った完成度で満足度の高いルアーロッドでした。イイダコ釣りのような船釣りには少し長いですが、スペック的にはまったく問題ありません。これから色々な釣りに挑戦してみたい方におすすめ。
[
9位:ダイワ(DAIWA):
LC ショートスイング(10号-240・N)
公式アイテムページ | DAIWA |
長さ | 2.4 m |
仕舞寸法 | 71 ㎝ |
自重 | 155 g |
オモリ負荷 | 5-15 |
おすすめ度 |
4.63
|
- 仕舞寸法が短い
- チョイ投げから(ちょっとした)遠投まで可能
仕舞寸法が短いながらにも遠投が可能なリバティクラブショートスイングです。リール位置も下すぎないので、イイダコ釣りや、キスの引き釣りもし易いようになっています。携帯性に優れた仕舞寸法と、ワイドバリエーションが投げ釣りだけでなく、堤防釣り全般に対応。船でのイイダコ釣りには少し長すぎますが、問題なく使用できるでしょう。メインは投げ釣りで、サビキ、胴付まで対応する万能小継投げ竿シリーズになります。
10位:ツリノ(Tsulino)
LUANA TACO EGI BOAT(602)
公式アイテムページ | ツリノ(Tsulino) |
全長(フィート) | 181 ㎝ |
継数/仕舞寸法 | 2/94 ㎝ |
標準自重 | 140 g |
オモリ負荷(号) | 10-60 |
おすすめ度 |
4.83
|
- 目感度重視のホワイト塗装穂先
- 大型のタコにも対応できる粘りのあるバット
- タコの触りを明確にキャッチする先調子のティップ
Tsurinoのタコ専用ロッドです。
タコエギの着底から地形変化、タコの触りを明確にキャッチする先調子のティップと、大型のタコにも対応できる粘りのあるバットが特徴のベイトリール仕様になっています。TOPガイドには富士工業のSICガイドを搭載、ティップは目感度重視のホワイト塗装。
11位:プロックス(Prox)
オクトパスゲームST
公式アイテムページ | プロックス(Prox) |
全長(フィート) | 180 ㎝ |
継数/仕舞寸法 | 2/120 ㎝ |
標準自重 | 126 g |
オモリ負荷(号) | MAX80 |
おすすめ度 |
4.23
|
- 価格が安い
- タコ専用ロッド
- 強靭なパワーを発揮するグラスクロス
タコエギを使ったボートからのタコ釣り専用ロッドです。基本性能に忠実な癖のないブランクス設計は初心者にとっても使いやすいでしょう。ティップセクションは、張りのあるカーボンソリッドを採用。従来のタコエギ釣りには最適なスペックですが、イイダコ狙いではちょっと大げさすぎるので注意。
総括:イイダコ用ロッドの
選び方&おすすめランキング
以上、イイダコ釣りに最適な、おすすめロッドについてでした。
と聞かれたら、『ダイワ イイダコ』を推します。
- イイダコ釣り専用設計
- お手頃な価格&抜群の実釣性能
という点でおすすめ度が高いです。実釣性能は勿論、信頼できる釣具ブランド(ダイワ)ということも大きく、まさにコスパ最強のイイダコロッドに間違いないでしょう。迷った方は是非、参考にしてみてください。
今回の記事で、皆様のイイダコ釣りを快適に楽しませてくれるロッドを紹介できていれば幸甚に尽きます。
それでは!
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