【弱点は重いコト?】シマノ ストラディックSW(6000XG)の実釣インプレ評価

大型SWシリーズ

のシマノ製スピニングリールを選ぼうとしたとき、デザインから「いいなぁ…コレ…」と思ったのがストラディックSWでした。執筆時現在のところ、価格順に

  • ステラSW(100000円以上)
  • ツインパワーSW(65000円くらい)
  • ストラディックSW(37000円くらい)
  • スフェロスSW(18000円くらい)

という感じであり、価格的にはスフェロスが候補筆頭でした。が、

メタリックなボディが良いなぁ…

と思い、3週間悩んだ挙句に予算をオーバーしていましたが購入に至ったのがストラディックSWでした。

 

 

そこで今回は、実際にストラディックSWにて実釣を重ねた筆者のインプレ評価をまとめていきます。特に使用感については詳しく後述していくので、悩まれている方は参考にしてみてくださいませ!

 

 

 

そもそもどんなリール?
シマノ ストラディックSW

シマノの大型リールとしてはコスパ最強レベルのストラディックSWです。50g~70gのジグも扱いやすく、青物がかかったときの安心感も高いです。8000番と迷いましたが、200gも重くなるので筆者は6000番を選びました。筋トレ上等な漢なら8000番もおすすめです。

それではまずは、ストラディックSWの性能&外見(デザイン)などについて紹介していきます。

 

スペックざっくりと!
ストラディックSW(6000XG)

シマノ ストラディックSW
シマノ ストラディックSW1
シマノ ストラディックSW2
シマノ ストラディックSW3
previous arrow
next arrow
公式アイテムページシマノ(SHIMANO)
モデル6000XG
自重(g)440
各適合ライン
糸巻量(号)-(m)
ナイロン:4-240,5-190,6-160
PE:2-440,3-300,4-210
ギア比6.2
ドラグ力7.0(実用)12.0(最大)
おすすめ度
4.93
おすすめポイント

ソルトを攻め抜く超実践型リール

インフィニティドライブ搭載による軽やかかつ力強い巻き上げに加え、IPX8相当(※)の防水性能を誇る防水構造Xプロテクト、Xシールドがボディやラインローラー部への水の侵入をシャットアウト。上位機種と遜色のないパワーとタフネスを装備してソルトシーンを攻め抜いてきたストラディックSWに、さらなる新たな番手が加わった。新登場の14000XGは、高まりを見せるオフショアキャスティングシーンに向けてシマノが放つ超実戦的モデル。シリーズ最大のラインキャパシティ、巻き取り速度をさらに高めたエキストラハイギアなど、すべてはアグレッシブなキャスティングゲームを念頭に開発。新機種の登場でいっそう充実したストラディックSWがSWゲームにさらなる旋風を巻き起こす。

引用:シマノ「ストラディックSW」

 

 

 

 

ストラディックSW(6000XG)
搭載テクノロジー

搭載テクノロジーは以下の通り。

 

HAGANEボディ&ギア

金属加工技術を生かして真に使い込める製品を作るシマノの設計思想です。

過酷な状況でも安心して使い続けられるタフに、感性を刺激する精緻な巻き心地と操作感を得られます。

 

インフィニティドライブ

つねに主導権を握れる「インフィニティドライブ」

を搭載しており、ブリやカンパチのような大型青物がかかったときなど高負荷でも積極的に巻き上げられる強靭なリールに仕上がっています。

 

G-フリーボディ

ロッドとの一体感を向上させる重心配置です。

スプールを前後運動させるためのウォームシャフトの位置をロッド側に配置することでリールの重心を手元に近づけられています。Gフリーボディによって、実際の自重よりも軽量に感じることができ、キャストによる疲労軽減やロッドの操作性の向上に繋がるというワケです。

 

Xプロテクト for ラインローラー

防水性をさらに高める

Xプロテクト構造がラインローラー部にも搭載されているNEWストラディックSWです。ストッパーベアリング部と同様に、海水の侵入経路をシール部材で物理的に遮断することで高い水圧にも耐えられる構造へと進化しました。ラインローラー内部のベアリングを過酷な環境下から守り抜き、従来品に比べ、ベアリングの耐久性は従来比10倍以上になっているようです。(※4000HG、4000XGには搭載されていませんので注意)

 

ラウンドノブ&デザインが良い!

握りやすいラウンド型ノブが搭載。

思いっきり握り込めるのでショアジギングをされる方から人気です。

 

性能とは別に、洗練されているデザインもストラディックSWのおすすめポイント。他のリールに比べると落ち着いていて、見ていて穏やかになるような流麗なメタリックカラーが痺れます。

 

その他いろいろ!

その他にも『X タフドラグ

塩ガミを大幅に減少させる『S A-RB

鳴りの低減、滑らかなギアフィーリングの向上させる『マイクロモジュールギアⅡ』等、ちょっと多すぎてアレなので、実釣インプレに移行したいと思います。

 

 

 

 

半端ない満足感!
ストラディックSW 実釣インプレ

筆者の直感的にインプレ評価すると、攻殻機動隊のOP「Rise」。とにかくかっこいい。超絶カッコいい。良く分からんけど、OPがかっこいいから見始めた人も多いでしょう。僕は見た目が流麗かつ強靭な感じがしたのでストラディックSWを買いました。

 

…は?

それでは実際にシマノ ストラディックSWで実釣してみてのインプレ評価をまとめていきます。参考までにどうぞ。

 

 

そりゃ自重は重い(440g)!

普段使っている汎用リールからすると、

筋トレか…?

と思うくらいの自重なストラディックSWでした。

筆者は筋力が少ないとはいえ男です。なのでまぁ問題なく使用していますが、女性の方は注意しましょう。大型リールなので結構 持ち疲れると思います。

 

 

オフショアで大活躍するSWリール!

シマノの大型SWリール

ということもあり、オフショア(船釣り)で特に活躍する仕様になっています。

 

そもそもSWリールって何?
汎用リールと何が違うの?

SWは「ソルトウォーター」という意味合いになっており、防水機能(シールド)がしっかりしているのでバッシャンバッシャンと海水を浴びてもへっちゃら。部材が肉厚、素材も耐食性が強くなっているようなリールのことです。

 

 

適合PEラインを見ても明らかなように、オフショアでのジギングに特化しているのが5000番以上のストラディックSW。

 

 

ブリや青物などを狙う方に超おすすめです。

 

逆に、

船釣りは滅多に行かない!

という方は、6000番クラスは不必要です。

稀にかかる大物に備えて普段の使い心地を捨てるのは先輩の釣りキチとして看過できません。4000HG/XGモデルを選びましょう。サイレントドライブを搭載しているから他モデルのストラディックSWより回転性能は高いですよ!

 

 

ルアーを飛ばしやすい!

メタルジグが超飛ぶ

ように感じたストラディックSWです。

 

それも当然で、僕が普段使っているリールにくらべてスプール径がデカく、ラインにかかる摩擦力が少ないのでしょう。MHクラスの竿なら本格投げ釣りも出来るくらいの出来栄え。

 

鬼のように高速で巻いてきても全く問題なし。

ザ・ジギングリールといった具合です。

 

 

タフに使える耐久力!

過酷な状況に適している!

という宣伝文句については良く分かりませんが、従来のストラディックに比べて細かい部品の強度が少し上がってる気がします。磯などの環境はもちろん、本格遠投(オモリ25号とか投げる)みたいな使い方を何度もしましたが、根をあげません。

 

 

先述したように、ショアジギングに最適なモデルですが、サーフでヒラメを狙う方にもおすすめでしょう。XGならではの回収の速さも相まって、時合を無駄にしません。

 

 

やっぱり『デザイン』!

ぶっちゃけ筆者の釣りに6000XGは必要ありませんでした。

先述したように、堤防でヒラメ程度を狙っているくらいならシマノの2500~3000番台でも十分。ストラディックSWにしても、4000XGの方が快適に使えたでしょう。

 

 

が、筆者はストラディックSW6000XGを愛用しています。7月の使用回数は13回。ほぼ毎回、ストラディックSWを使ってました。というか気づいたらストラディックSWを釣り場に持って行ってる。自分でも、

重いのに…なぜ…?

と思いますが、たぶん「デザイン」です。カッコイイんだ、これがまた。

 

 

オフショアジギングに最適!

ジギングが快適にできた

ストラディックSW(6000XG)でした。

先述したように、オフショア(船釣り)で特に活躍する仕様になっている6000XGであり、ジギングでも大活躍。

 

 

とても良い釣果を上げてくれました

PEラインは同じくシマノの「タナトル」の2号。

 

リーダーは(致命的に)間違えて20lbを使っちゃってましたが、オマツリしないように締めつつ、ラインブレイクしない程度に随所で強引にやり取りをしても適度にドラグが出てくれたので、

 

3㎏前後のカンパチをバンバン上げられました。

 

 

きっちりと仕事をこなしてくれるので、

予算がないけどできるだけ良いSWリールを選びたい!

みたいな方は是非 ストラディックSWを検討してみてくださいませ。

 

 

 

 

 

 

シマノ ストラディックSW
モデルの選び方

ラインナップが豊富なのも嬉しいストラディックSWですが、執筆時現在、モデルが全部で11種類。

どれを選べばいいのか分からないんだけど……

という方もいらっしゃるでしょう。かんたんに紹介させていただきますので、迷っている方は是非 参考にしてみてください。

 

 

堤防ルアー釣りには!
ストラディックSW 4000HG/XG

モデル4000HG
ギア比5.8
実用ドラグ力/最大ドラグ力6/11(㎏)
自重300g
    • 一番 自重が軽い4000番モデル

    です。軽さを追求した分、剛性は他のSW機と比べたら耐久は落ちます。しかし、それでも他の小型のスピニングリールに比べたら剛性・防水性は高いです。軽いだけあって他の番手とは疲れ方が違いますし、青物とのやり取りの際のパワーも充分にありますよ。オフショアでの予定がない人は4000番モデルが超おすすめです。

     

     

    ショア・オフショアジギングには!
    ストラディックSW 6000XG

    モデル6000XG
    ギア比6.2
    実用ドラグ力/最大ドラグ力7/12(㎏)
    自重440g
    • オフショアでも使用する

    方には6000番が人気なようです。3号程度のPEラインが丁度良く300mくらい巻けて、防水性・耐久力も4000番に比べて上がっています。#5000サイズの大口径スプールモデルであり、XGならではの回収の速さ、糸ふけの解消。普通の堤防釣りで使うにはオーバースペックですが、磯などのタフコンディションでも使う方には最適でしょう。

     

     

    船釣りの方には!
    ストラディックSW 8000HG

    created by Rinker
    シマノ(SHIMANO)
    ¥27,800 (2024/04/26 13:07:50時点 Amazon調べ-詳細)
    モデル8000HG
    ギア比5.6
    実用ドラグ力/最大ドラグ力9/13(㎏)
    自重650g
    • オフショアがメイン

    の方は8000番以上のストラディックSWがおすすめ。

     

    8000番はさすがに大きすぎない?
    キハダとかヒラマサを狙うワケじゃないんだけど?

    6000番と8000番の大きな違いは、巻き取りの楽さです。6000番に比べて8000番の方が中型以上の魚をかけた後や、重いジグを使っているときなど負荷が掛かっている状態での巻き取りが非常に楽なんです(特にPGモデル!)。かけた後、書ける前、どちらを優先するかは置いといて、

    • オフショアでの使用
    • 中型以上の青物狙い

    をメインにされる方は8000番以降のモデルが適しているでしょう。

     

     

     

    デザインが何より良い!
    ストラディックSW インプレ総括

    大満足!

    のストラディックSWでした。この価格帯のシマノリールなので性能はいうコトなし。特に気に入っているのが落ち着き払ったデザインであり、使っていると心が躍ります。オフショアジギングでもカンパチやワラサを何本も相手にしても依然として初期性能を維持しているように感じます。

     

    本文を総括すると、

    • 落ち着いたデザイン
    • 高い防水性・耐久力
    • 色々な使い方が出来る汎用性

    がオススメポイント。ショアジギングなどのルアー釣りは勿論のこと、堤防からの本格投げ釣り・カゴ釣り・磯でフカセ釣り等、オフショアでの大物狙いなど様々な釣りで使えるストラディックSW 6000XGでした

     

    あ、ただ何度も言うように普通の堤防ルアー釣りにおいてはSW5000番以上のモデルはオーバースペックです。ワラサやブリサイズの大型青物が出るっていうなら話は別ですが、ライトショアジギングロッドでイナダ程度を釣るのであれば4000番で十分ですよ。

     

    それでは!

     

     

     

    こちらも読まれてます

     

     

    釣り雑誌で釣果を確認しても良いんでしょう。しかし、検索に引っかからないマイナーなブログの方が場所や餌などの釣り情報が細かかったりするので、皆さんも参考にどうぞ↓

     

     

    にほんブログ村 釣りブログ 関東釣行記へ

    にほんブログ村 釣りブログ 陸っぱりへ

    にほんブログ村 釣りブログ ソルトルアーフィッシングへ

    おすすめの記事