【超コスパ!】シマノ タナトル(4本編み)の実釣インプレ評価【堤防でも船でも使える!】

コスパ最強格!

として名高いシマノの「タナトル」です。

名前の通り、船釣りにて棚を取る(水深を測る)ことに適しており、10m毎に色分けされており、そのほか1m、5mピッチごとにマーカーが施されている徹底っぷり。実際に使っている方なら分かると思いますが、ぶっちゃけタナトルで十分です。高切れすることも滅多になく、堤防だろうが船だろうが普通に使えます。

 

とはいえ、

150mで1000円くらいって…
さすがに安すぎて不安…

という方や、

本当に4本編みでいいのか不安…

という方もいらっしゃるでしょう。

 

というワケで今回は、シマノの最安値格PEライン「タナトル(4本編み)」について1年程度、0.6号~2号にて実釣を重ねてみてのインプレ所感・評価をまとめていきたいと思います。

 

 

 

スペックざっくりと!
シマノ タナトル(4本編み)

メーカー公式ページ
シマノ(SHIMANO)
選べる号数 0.6 ~ 4 号
1号の強度 lb.(kg) 20lb.(9.1kg)
長さ 150/200/300/500m
編み数 4
カラー 10m x 5カラー(1m,5mマーク)
おすすめ度
4.93
おすすめポイント

シンプルなカラーパターンで1m・5mが分かりやすく、棚取りが断然しやすい。

 

引用:シマノ「タナトル」

 

 

 

糸が滑らか&強い!『VT工法』

逆方向にヨリを掛けながら編み込む『VT工法』が採用されているタナトル 4。

上の通り、糸を均一に編み込んでいけるのでPEライン自体の構造が安定。強さが均一になると共に、表面が滑らかに仕上がっています。直線強度の安定だけでなく、ガイドノイズの低減や飛距離アップ、水キレといった操作性の面も大きく向上しているようです。

 

 

 

シマノの激安PEライン!
タナトル(4本編み)の実釣インプレ

端的に実釣インプレ評価をまとめるとスピッツです。

タナトル 4=スピッツ。これまでいろいろなモデル(号数)のタナトル 4を使ってみましたが、そのどれも抜群の強度を発揮してくれました。外れの曲がない、的な安心感はスピッツ。イエス。タナトル 4はスピッツなのです。

 

もっと具体的に説明しろや!

それでは実際にタナトル(4本編み)を使用してみての実釣インプレ評価をまとめていきます。

 

 

 

ちゃんと細い(号数通り)!

当然ですが、

号数表記にピッタリ

な細さのタナトル 4でした。

 

激安PEラインにありがちな

表記よりも太くねぇか??

ということが皆無なタナトル 4本編み。僕が購入したときは0.8号(150m)で1200円ほどでしたが、超満足。号数表記に対してラインの細さはピッタリ。リールのラインキャパシティ通りキッチリとスプールに収まるので気持ち良いです。

 

 

超おすすめ!0.8号!

個人的に超おすすめ!

なのがタナトル(4本編み)の0.8号です。

堤防ルアー釣りでは最高に使い勝手が良く、極端にデカい青物なんかでもなければ十分すぎる強度です。ベイトリールはともかくとして、スピニングリールならドラグ機能などを活かせば0.8号で十分でしょう。1号を使っても良いですが、少しでも飛距離を出したいのであれば0.8号がベスト。

 

 

60㎝アップのヒラメでもなんら心配いりません。

 

最近ではメインにFGノット、リーダー(フロロ)3号にしていますが、根掛かりのときは大抵リーダーとスナップ結束部で切れてくれます。3000番程度のスピニングリールであれば、大抵の場合ドラグ性能の方が先に根を上げるので、強度はホント心配いらないと思います。

 

50㎝程度のシーバスなら抜き上げられます。

堤防釣りをメインに楽しむ方は0.8号を是非 検討してみてくださいませ。

 

 

0.6号でも高切れナシ!

号数が低いと、ちょっと心配…

になる方もいらっしゃると思いますが、半年程度では高切れも一切怒っていないタナトルの4本編みでした。

 

そんな重いルアー投げてないんでしょ…?

と言われるとまぁそうなんですけど、ただ0.6号で28gのルアーをフルキャストしても高切れが一切 起こっていないのは一考すべきポイントかと。0.8号ならまだしも、案外 パツーン!と切れるのが0.6号です。28gフルキャストで高切れゼロは普通にスゴイです。価格を考えれば素晴らしすぎます。

 

上の通り、飛距離も気持ち良いくらい出ます。

万年金欠な僕は4本編みを愛用しています。4本編みというと、

8本編みに比べて表面が凹凸してるから飛距離が出ないって話だけど…?

と思われるかもしれませんが、ぶっちゃけ誤差の範囲でしょう。それこそサーフなんかで使う人は、波の満ち引きを見計らって数歩前に行って投げれば変わらんですよ。

 

 

強度も十分すぎる!

で、強度もシッカリしてるのがタナトル4本編み。

 

 

50㎝、

 

1.3㎏くらいのヒラメであれば、多少

ちょっと擦れてるな…

という、微妙なコンディションでも普通に上げられました。

ぶっちゃけ、狙う魚に合った適切な号数を選べていれば、意味不明なラインブレイクは起きないと思われます。

 

 

オフショアジギングで使ってみた(2号)

本当は3号を使うべきだった

オフショアジギングでしたが、当時は(家計がヤバく)お金が必要だった僕は2号300mを何とか購入したわけです。若干の心配はあったのですが、

 

まぁ普通に、中型以上の青物であっても勝負が出来て、

 

 

 

50㎝(2.5㎏)程度のカンパチから、4㎏程度のワラサまでバンバン釣ることが出来ました。同乗者が近かったので、多少が強引に、魚に主導権を与えないようにゴリゴリに引っ張っても切れるコトがなく、とっても快適に8時間の釣行を終えるコトが出来た次第です。

 

 

 

シマノ タナトル(4本編み)
おすすめモデル

    0.6号~4号が選べるタナトル 4ですが、

    どれが良いんだろうか…?

    という方もいらっしゃるでしょう。

    簡単に、筆者的な選び方・おすすめスペックを紹介していきます。よければ参考にしてみてくださいませ。

     

     

    堤防釣りで大活躍!
    タナトル(4本編み) 0.8号

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    先述したように、一番のオススメは0.8号です。

    堤防釣りで多用されるルアーの飛距離を出して、なおかつ 中型以上の青物でなければ多少が強引に勝負できる強さがあります(最大強度8.1㎏)。40g以上のメタルジグなど重量級のルアーをフルキャストするには不安が残りますが、そんなの滅多に使わないよ、という一般的な堤防アングラーには0.8号がおすすめ。テンヤ真鯛などにも高実績だったりします。

     

     

    サーフ・磯で大物を狙うなら!
    タナトル(4本編み) 1.2~1.5号

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    40g以上のルアーをフルキャストするならタナトル 4の1.5号モデルがおすすめです。

    根掛かりの心配のないサーフなら0.8号の方が飛距離が出るから良いのでは…?

    やってみれば分かると思いますが、サーフなどで使うルアーの自重を考えると、0.8号と1.2号じゃそこまで変わりませんよ(もちろん、少しは変わりますが)。また0.8号で40gをフルキャストすると高切れの心配があります。その点からも、サーフで使うのなら1.2号以上のPEラインがおすすめです。

     

     

    オフショアジギングには!
    タナトル(4本編み) 2~3号

    オフショアで重~~いジグをしゃくり、大型青物にも主導権を取らせず、ラインブレイクを回避して絶対に上げたいのであれば3号300mがおすすめです。

    2号でもいいのでは…?
    ってか筆者は2号300mでやってたじゃん!

    あんなもんは筆者が情けないくらい貧乏だからだぞ。お金がちゃんとあるなら3号300mを買ってたよ。まぁ4㎏までの青物なら2号300mでも良いと思うけど、それ以上のサイズが出るのならやはり3号300mを選んだほうが良いかと。ヒラマサなんかが混じるとマジで後悔しますよ。

     

     

    安いけど十分すぎるスペック!
    シマノ タナトル(4本編み) 総括

    お手軽な価格&十分すぎるスペック

    に感じたシマノ タナトル(4本編み)でした。

     

    本文の通り、0.6号から2号まで使ってみましたが、まぁ普通に使えるコト。特筆すべきは0.6号で28gのルアーをフルキャストしても高切れしなかったという点でしょうか。個人的にはアレでグッと信頼度が上がりました。

     

    強いていえば欠点は何?
    なんかあるでしょ?

    ん~~~~~~…

    強いていえば、そうですねぇ。オフショアジギングでシャクッテルときに

    「キュルッ♪キュルッ♪」

    リズミカルなノイズが出るコトくらいでしょうか?とはいえ、そこまで頻繁にオフショアに出る僕としては全く気にならず、むしろこう、可愛さすら感じるタナトルです。ちょっとアホっぽくてカワイイです。

     

     

    以上、タナトル(4本編み)についてでした。

    気になっている方は是非、検討してみてくださいまし!

     

     

     

     

     

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