第24話:めくるめく初恋
中学の同級生たちとの同窓会に訪れたミワ。ちなみミワは中学では硬式テニス部。
周りはみんな恋バナで盛り上がる中、どうにも輪に入れずにいたミワ。
そこへ遅れて登場したのが
第1話から存在をほのめかされていたミワの初恋相手。志帆先輩だった。
というわけで始まったミワの過去回想パート。
勉強も運動も苦手。
さらには周りの女子達の間で熱を帯びていく異性への話に圧力さえ感じるようになってきたミワ。
色々とてんてこ舞いになっているときに、偶然 仲良くなったのが志帆先輩だったらしい。
こっからミワと冴子の関係に暗雲。
いや、別に何か劇的なことが怒ったわけではないんだけど、しだいに空模様が怪しくなるような感じ。不穏な感じ、というとまた違うな、なんてというか、
YOASOBIの『夜に駆ける』みたいな感じ。見ていてハラハラするし、気になるし、気にしたくないし、というのが大学生でもなければ女でもない、ヘンに鍛えたせいで胸筋がパンプしてしまっている今の僕の所感である。存分に楽しめ。なんだか切なくなってくるぞ。
第25話:恋は盲目
第26話:自由への道連れ
志帆先輩とミワの馴れ初め(?)回。
ひょんなときに見た映画で、自分が女性との恋愛に憧れを抱いていることが分かったミワ。母親はやや否定的なようだったが、そんなこと全く気にならずに俄然 興味を持った様子。
で、その対象というのが
志帆先輩だったというわけだ。
面倒見がよく、後輩部員からも『そんじょそこらの男よりも良い』と評判の良い先輩。そんな志帆先輩とミワは共有の場所を見つけたようで
どんどん急接近していくミワだった。
そんなミワの好意の対象、一見 完璧に見える志帆先輩だったが、
家庭内では蔑ろにされてしまっている描写があった。どうやら中学の志望校に落ちてしまったせいで妹と比較されるようになってしまい、滑り止めの中学でいくら成績を出そうが父親からは目も当てられないような様子。母親は母親で、志帆先輩を擁護するわけではなく『あんたのせいで私が怒られる!』と、あくまで志帆先輩をに邪魔に扱ってしまっている。地獄か……、知り合いにそういう毒親の両親(特に母親)を持つ女性がいるが、それはそれはキツイそうだ。。
唯一 気の休まる場所というのが
誰もいない部室、そしてそれが徐々に“ミワと一緒にいる空間”になっていったようだった。
ミワの回想パートでは“一方的”にミワが志帆先輩を好きになったように描かれていたが、どうやら志帆先輩もミワに好意を持っていたそうで……
(これ以降は本編で読もうね……)
第27話:嵐の前の…
またもポケーっとした冴子。
先輩の読みもほぼ、というか的中している。ちなみに先輩の名前は亀戸先輩ね。
相変わらず、代り映えしないバイト、、と思いきや
新しく入ってきたバイト。鷲尾優梨愛。
美容師の専門学校に通う彼女。ややトラブルメーカーっぽい感じを醸し出す優梨愛だったが、
おっちょこちょいらしい。初日に小ボケをかましてい冴子を大笑いさせる。『こんなに笑ったの、チョー久々っっ』とのことだった。。ミワといるときは、そんなに笑えないのかな、、
一方ミワ。
回想パートを終えて、志帆先輩と2人っきり。
ずっ
ずるい~~~!
というね。
年の差はそう変わらないのに冴子とは違った、しっとりした雰囲気で一杯の志帆先輩。ミワが思い描いていた『ロマンチック』さに最も近い登場人物であることは間違いない。
そんな志帆先輩。
沖縄からはるばるやって来たはいいが、両親とは疎遠状態。当然、帰るつもりはないそうだ。
じゃあ、宿泊する場所はどうするのかとミワが聞くと
『犬塚に一晩 付き合ってもらう気でいるから』
とのこと。ずっ、ずるい~~~^^
先輩いわく、まぁ普通に話したりないか適当に別の店行って、眠くなったらホテルにでも行けば……
ということだった。他意はない、、ようにも見えたが最後のページのコマ、先輩の表情はなにやら他意を含んだような蠱惑的表情で、、、
、、、、
『付き合ってあげてもいいかな』3巻 感想
いやぁ相変わらず、恍惚と不安の連続で魅力あふれる『付き合ってあげてもいいかな』3巻だった。
椎名林檎の前では男全員が童貞になってしまうのと同じく、『付き合ってあげてもいいかな』を読むと自分が女性になって、さらには同性と付き合ってるような胸の高鳴りが味わえる、新感覚の漫画だと再確認。これはガールズラブというややニッチな部類のマンガだけど、売れると思う。いや僕が買う。正直 金欠ではあるが、買わせていただく。微力だが単行本を買う。置き場所がないけど、紙で買うぞ今回は。Amazonの獲得ポイントが電子書籍の5分の1だろうが買うぞ僕は。
なお、いつものように画像を多用して興味を持ってもらえるように仕掛けたが、それでも本編の魅力には遠く及ばないので注意。本編では
こ~~なシーンや
こ~~~んなシーンがあったぞ。
悪いことは言わない、読め。
まだ『付き合ってあげてもいいかな』を読んでいないって方は、こんなネタバレサイトなんかで読んだ気にならないで、是非 付き合ってあげてもいいかなが全巻配信されてるU-NEXTでページの隅々まで見渡せる最高の状態でじっくり読んでみよう。
現在、31日間の無料体験キャンペーンもやっているようだ。是非 この機会にどうぞ。
計算したら一日当たり26円はお得すぎる。
そもそも今は無料体験期間で雑誌は読み放題などの特典もある。
無料体験をしない理由がないぜ!
を読む!!
解約料金はかからないぞ。
U-NEXTの無料体験は本当におススメ。
3分もかからずに登録できるぞ。
netflixは無料体験を終了したようだ。いつU-NEXTの無料キャンペーンも終了してしまうか分からないので機会を逃さないよう注意。
ハマる人にはとんでもないくらいハマる。絶対に見返したくなるので単行本を買うのを強くおススメする。おまけマンガも、その他諸々 カバーしたに至るまで隅々まで面白い『付き合ってあげてもいいかな』だった。
それでは。