60話:その始まりに封をして
ひょんなことから環ちゃんの歌を聴いたミワ。
普通に思ったことを伝えたところ、動揺したように照れた様子の環ちゃん。
で、
カラオケに誘われたミワ。
誰とも慣れあう気のなかった環ちゃんだが、ミワに対してはかなりオープンになっているようだった。
タイトルにある『その気持ち』というのは好意なのか。恋愛が始まりそうな、そうでもないような、何とも形容しがたい第60話だった。
61話:美味しい誤算
前のような深刻さがなく、サラリとした読み心地に戻ってきた「付き合ってあげてもいいかな」。ミワ視点の恋愛が始まりそうなドキドキ感や、冴子視点の付き合って間もない頃のドキドキ感等 一粒で二度おいしい展開になっている。
が!
特になんてことない一言をきっかけに、
環ちゃんが少し、よそよそしくなってしまった気のするミワだった。
しかし、
何かの縁か、ミワの職場に偶然 訪れた環ちゃん。
職場を教えてくれなかったことにヤキモチ(?)的な何かを感じ取っているようで、当てつけにミワをからかう様子の環ちゃんだった。
これにミワ…
たまらなく可愛さを感じてしまっているようだった。
………
職場の先輩に合コンに誘われるも、
『好きな人ができたから!』と拒否。そして、それを偶然 環ちゃんに聞かれてしまい…
好きになったという人について詮索されるミワ。特徴を聞かれて、
淡々と答えるミワ。
それが自分の特徴に似通っていることに気が付いた環ちゃんは………
☝ちょっと迷ったが、どうしてもリアタイで読んだ時のドキドキ感を伝えたいので一応、画像を挙げとく。ネタバレ注意だ。どうしても気になる人は、どうぞ…
そんな感じ。
ミワと環ちゃんにとって、大きく関係が動いた61話だったと思う。。。
62話:サプライズは突然に
話は冴子×優梨愛ちゃんパート。
順調…そうに見えた2人だったが、
優梨愛ちゃんの方の仕事(美容師)がハードワークすぎるらしく、恋人らしいデートがイマイチできていないような感じ。家に行くとか行かないとか、抱くとか抱かないとか以前に…
まともにデートできていないらしい。そしてまたしても冴子
『本当はもっと一緒にいたいけど、言えない』
みたいなモヤモヤ。以前にもあったような悩みを抱えてしまい始めた。
が!
…
そこは光属性の優梨愛ちゃん。
冴子のモヤモヤを察してか拗れそうになる一歩手前でサプライズ。
前に猛烈に断られた問とは一転、家に誘ってくれる優梨愛ちゃん。
なにやらこれまで冴子に隠していたこともあって、なかなか家に誘えなかったそうだ。その理由がまたリアルでね。他人からしたらそんなことで?ってなるけど、本人からしたらイヤなことの典型みたいでドキッとした。
63話:同じ歩幅で
いつにも増して、楽しそうな2人。
お互い、かなり気を許すようになったようで
距離感も近め。
奥手、というかしっかり者に見えた優梨愛ちゃんだったが
そりゃもう、しっかりと好意を伝えてくるようになった。
が!
…
ちょっとしたことが気になって仕方ない冴子だった。
ギクシャクするか…?と思われたが、
以前のような不器用さはないようで………
付き合ってあげてもいいかな 7巻 感想
と言う感じで、新しい恋路を進み始めた2人が描かれた7巻だった。冒頭でも述べたように、新しい恋愛の楽しさ・嬉しさがヒシヒシと伝わる塩梅。普通に、恋愛漫画として面白すぎる。ここまで読んでて良かったなぁ…って感動するくらい面白かったわ。
ミワと冴子が勿論メインなんだけど、僕が好きだったのは59話。作中の非モテ人種だった鶴田君の回が特に好きで、同じく非モテの僕としては同意が止まらなかった。その他にも新キャラ『環(たまき)ちゃん』の可愛さも良かったし、オマケ漫画も充実してたし、、とにかく見所が選り取り見取りな『付き合ってあげてもいいかな』7巻だった。
といったところでネタバレ終わり。
どんなネタバレサイトであろうと、どんな文豪がネタバレサイトを書こうと面白さは2割も伝わるわけがないからして、今記事で続きが気になった人は本編を読んでみてね。本編では今記事の何倍も多くのコマを読めて、魅力的なキャラ達の織り成すストーリー、言動をじっくりと読めるぞ。
続きがどうしても気になる人は、掲載アプリマンガワンから読むと良い。
(クリック後、公式ページにジャンプします)
『付き合ってあげてもいいかな』は女性作家の描くガールズラブ(百合)漫画である。各所にキャラの心象が現れたシーンがある。それに一気に読んだ方が絶対に感情をジェットコースターのような波乱万丈な恋愛を存分に堪能できるし、何より面白いからな。
読んだら是非、感想を教えてね。