こんにちは井家だ。

読者のみなさん、いかがお過ごしでしょうか。

 

え?題名がえらく卑屈ですって。当然だ。

 

 

私はこの記念日がどんな記念日より嫌いなのだ。知り合いの「付き合ってから〇か月記念日」報告よりも嫌い。いや、それは同じくらい嫌いだ。仮にバレンタインデーの日が休みにでもなるんだったらあたしの溜飲も下がるってもんだが、そうじゃないってんだから気に入らないよ。

 

 

なんだってのさこんな記念日。

 

 

 

※以下、怒涛の僻み根性で4000字ほど駄文を羅列します。

やることある人はブラウザバックだ。もっと時間は有効に使え。

 

 

 

 

 

バレンタインデーとは何か

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バレンタインデーが具体的にどういう日なのかについては諸説あるのだが、僕が最も的を射た説明だと思えるのは、あのWikipediaの双子と名高いアンサイクロペディアにあるものだ。

 

こちらを見てほしい。

食品関係の資本主義社会の中では、企業にとって正に濡れ手に粟のように高い菓子が売れる「一年一度のチャンス」の日であり、モテない男子にとっては地獄の日である。自分が恋愛資本主義社会中でどの地位に存在しているのかを確認し、一部のブルジョワジーに対して殺意を覚える悪魔の日。ゆえに日本共産党員や十姉妹大統領などの社会主義者は、これを「ブルジョワジーのイベント」として嫌悪する傾向にある。

 

1年に販売されるチョコの内、4分の1はこの時期に集中して販売されるというから、どれだけ利益が上がるか想像がつくであろう。それはパチンコ・宝くじなどと同様に、庶民からいかに効率的に金を貪るか考える努力を重ねた結果でもある。

 

近年では後述の内容より「血のバレンタイン」と呼ばれることもあるが、血のバレンタインは単に生臭い事件が偶然2月14日に起きただけであり、本来のバレンタインとは何も関係がない。従って血の2月14日が正しい名称である。

 

 

 端的に言えばバレンタインデーとは

 

企業による戦略的な記念日であり、異性にモテる者とそうでないものが必要のない見える化によって区別されてしまう悲劇の日 

 

のことである。

 

 

 

 

バレンタインデーの由来

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中学生のとき、

「バレンタインデーは森永の戦略で作られたマーケティング記念日だ!踊らされるな!」

と教室でのたうち回っている非モテの代表格のみたいな哀れな男子生徒がいた。

 

 

悲しくも彼が私の数少ない友人の一人だったので話を聞いてやると、案外それっぽい説を語っていたのだが、話の途中から私怨が混じってきていたので耳を傾けるのをやめた気がする。

 

 

数年経って、彼のように「こんなしょーもないイベント誰が考えたんだちきしょーめ」と真面目な半生を送った青年なら誰しもが持つ疑問をネットで調べてみると、どうやら過去にバレンタインさんがいて、その人が催したイベントが紆余曲折してバレンタインデーという記念日になったそうだ。

 

説明が分かりづらいって?申し訳ない。筆者の頭は連日の炎天下の作業で最近 上手く働かなくなっているのだ。

 

 

詳しくは下記の引用記事をみてほしい。

 

 

ローマ帝国時代、毎年2月14日は大量の女の子の名前の入った箱から、男が1枚その名札を引き、引き当てた女の子とダンスパーティーにゴー!祭りのテンションでメイクラブからのノリで結婚!(チョコレートなんかより魅力的な激熱イベント。)

しかーし、皇帝が「家族がいると兵士の士気が落ちる!兵士は結婚禁止じゃー!」と言う。でもキリスト教のバレンタイン司祭がコッソリと兵士たちに結婚式をやってあげていた。その結果、皇帝にバレてバレンタインさんは処刑。偶然にも処刑日が2月14日。

じゃあその日を『バレンタインデー』と名づけて、恋人たちの日にしましょ。

こんな感じです。だいぶ端折ってますが。

 

引用:OHAMA STYLE 「バレンタインデーなどの由来から学ぶ、記念日マーケティング」

 

なるほど。

 

そしてこの日ををチョコレートと結びつけたのは日本の菓子メーカーだそうだ。

 

日本で最初にバレンタインデーを紹介したのは洋菓子のモロゾフ(神戸市)だといわれています。1936年に英字紙に「バレンタインにモロゾフのチョコレートを贈りましょう」という広告を出しました。

日本人向け商戦は戦後になってからで、1956年に不二家がキャンペーン。

58年にはメリーチョコレート(東京・大田区)が伊勢丹新宿本店でフェアを開きますが、売り上げは板チョコ3枚、150円だったそうです。

60年には森永製菓もキャンペーンを展開。このころから「女性自身」(光文社)などが「女性の告白の日」としてバレンタインデー特集を毎年組むようになり、大手菓子メーカーが本格参戦し広がっていきました。

 

メーカーが仕掛けてマスコミが広めたわけですね。贈られたら「お返し」です。全国飴菓子工業組合が3月14日をホワイトデーと名付け、80年代からキャンペーンをはじめ、こちらも定着しました。

 

引用:就活ニュースペーパー「企業目線で考えよう!大手菓子メーカーが仕掛けたバレンタインデー」

 

このようにして格差を感じさせられる記念日が記念日が誕生したのだ。

 

 

 

 

どんな奴が楽しんでいるのか

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愚問である。

リア充である。

 

高校を卒業するまでの記憶しかないので申し訳ないが、主にサッカー部とサッカーとサッカー部が楽しんでいた。いいよなサッカー部。多少 イケてない顔であってもサッカー部っていうだけで雰囲気よくなるものな(偏見です)。

 

 

熱心に練習に取り組んでいて、なおかつかっこいいようなぐうの音も出ないような眩しい男ならば我々もただひたすら黙って、顔を伏せて廊下の片隅を歩くことも苦ではない。

 

しかし私の学校にいたのはそんな男達とは真逆の、熱心に練習には取り組まずに、なおかつかっこよくもないのに髪にワックスをベタベタと塗りたくるようなサッカー部の風上にも置けない奴等だったので、そんな奴等であっても多少のチョコを貰っているということが私と友人の絆を強くした。書いていて悲しくなったが事実である。

 

 

彼等にも良いところはあるのだが私には見えていないのだから仕方なかった。

 

 

 

こないだFacebookで近況を探ってみたら、できちゃった結婚をしていて驚いた。

なんだ。少なくとも現在の私よりは日本の未来に貢献しているではないか。この勢いで税金もいっぱい払ってほしい。

 

 

 

バレンタイン反対

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いくら彼等が日本に貢献しているからって、私は断固として反対のスタンスは崩さない。

 

ありとあらゆることを考えてもやはりバレンタインデーなどというのは撲滅されるべきなのだ。

 

 

貰う側の苦悩

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あなたはチョコを貰う側の立場に立って考えたことはおありか。え、ない?それはすまんかった…

 

 

一般的には周囲からの羨望の目で見られがちなチョコレート受給者であるが、”贈り物のお返し”という大変 素晴らしい国民性を持つ日本においてはチョコレートを貰ったらお返しを用意しなければいけないのである。

 

このお返しが曲者である。

もしもチロルチョコレートなんかで済ませようものなら女性陣からの評価はダダ下がり。万が一 君がイケメンだったら「イケメンなのに残念…」なんて言われてしまうだろう。不細工?不細工はそもそもチョコもらわねーだろ。

 

 

不細工は加点評価方式、イケメンは減点方式」という非常に得の高いお言葉がある。

イケメンは最初の評価が高い分、多少 女性に(都合が)悪いことをすると評価が下がってしまうのだ。

 

 

 

前途有望な青年の将来の芽を摘む可能性がある

 

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また、チョコレートを贈り合うことに一番 活性が高いのはいつだろうか。

 

私調べでは中学~高校生が一番高い。繁殖期ではあるのだが大学生にもなると空気を読み合ったりするので、以外にもチョコレートを贈るような女性は少なくなっていくというデータがある。

 

そこでバレンタインデーである。

 

イケメンで勉強な熱心な将来有望な中学生がバレンタインデーにチョコレートをたくさんもらってしまった場合、ホワイトデーなる企業によって作られた企業のための禍々しい日のために参考書を買うためにせっせとため込んだ貯金を切り崩して返済にあたることだろう。悲劇である。

 

 

言い忘れていたが、ホワイトデーなんてもんは言わずもがな撲滅されるべきである。

 

 

 

 もらえない側の苦悩

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書く必要あるかこれ?

 

まぁ説明させていただこう。

 

 

まず貰えないタイプの人間というのは総じて女性から一定の好意を貰えなかった人々である。それを可視化させてしまうのがこのバレンタインデーである。

 

そんな必要のない見える化によってそんな何も悪いことをしていない、ただ異性から一定の好意を得られなかっただけの善良な非モテ共は持たなくてもよかった劣等感を与えられてしまうのである。悲劇である(2回目)。

 

そしてチョコレートを貰ってしまった親友に対しては持たなくてもよかった殺意を抱いてしまうことになる。長い付き合いの親友であってもその仲に亀裂が入ってしまうことも珍しくない。

 

 

ええいまどろっこしい!なんでこんな愚痴に4000字も書いとるんじゃわしは!

とにかく、 バレンタインデー反対!断固反対!

 

 

 

 

 

まとめ

冗長になった締まったので締めるが、そもそもこんな記事を書くような筆者を作ってしまったのがバレンタインデーの悲劇である。流石の僕でも無駄な時間の無駄なコトは分かるぞ。

 

 

もしもバレンタインデーなる諸悪の根源の記念日などが存在しなければ、私は必要のない劣等感を味わうことなく、勉強では好成績をキープ、部活などでもエースと活躍し、後輩の女の子と手をつなぎながら帰路についていたことであろう。そんな学生生活に違いなかったはずだ。

 

 

皆さんのバレンタインデーはどうだっただろうか。

 

私は日本を離れてオーストラリアにいるのでまったくもって無関係な話であるが、LINEで知り合いから「お前 バレンタインデーでお母さん以外からもらったことあるの?」と極めて屈辱的な質問を受けたのでこのような記事を書くに至った。父が連れて行ってくれた地元の居酒屋の女将さんとかからもらったことあるっつーの なめんな。

 

 

 

 

以上、もうやめようぜバレンタインデー。

 

好きなら好きってそのまんま伝えろ、チョコを媒介させるな。

 

 

 

 

 

 

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