『必須アイテム』や『死ぬほど便利』と言われると個人的には『えぇ、そうかぁ…?』となりますが、あって困ることはないのが今回紹介するUVライトです。
グロウ(夜光)系のジグやワームは太刀魚やイカ、根魚など幅広い魚に有効。しかし、普通のLEDライトでも蓄光は可能なことから
と思われている方もいらっしゃるでしょう。確かに、LEDライトでも蓄光することは可能ですが、UVライトの場合 数秒間 ルアーに当てるだけでグロウ系のルアーをギンギンに発光させることが出来ます。
発光の良さは魚に対するアピール、手返しの良さは釣り人の時間効率を大幅にアップさせることが可能。結果、釣果にも好影響というワケです。
それでは、そんなUVライトについて
- UVライトの基礎知識
- UVライトの選び方
- 釣りにおすすめのUVライト
の順に、まとめていきます。
もくじ
- 夜釣りに活躍! UV蓄光ライトについて
- 夜釣りに快適なUVライトの選び方
- 釣り用 UV蓄光ライト
おすすめランキング
- 1位: 四代目根魚権蔵:プロックス(PROX)
- 2位: FT-81 最強UVライト 8970:オーナー(OWNER)
- 3位:9LED UVライト:マルシン漁具
- 4位:UVライトα 月下美人:ダイワ(Daiwa)
- 5位:蓄光ライトマーカー SL-117:Hapyson(ハピソン)
- 6位:UVスナイパー YF-967:Hapyson(ハピソン)
- 7位:エメラルダス UVライトα:ダイワ(DAIWA)
- 8位:UVライト:Lighting EVER
- 9位:REALMETHOD UVビームライト JL-1041:タカミヤ(TAKAMIYA)
- 10位:根魚人マイクロUV蓄光器 PX948P:プロックス (PROX)
- 11位: ヘッド&ネックライト LEHL-351UV:がまかつ(Gamakatsu)
- 12位:GM UVライト:Golden Mean(ゴールデンミーン)
- 13位:UV蓄光器 YF-970:Hapyson(ハピソン)
- 総括: 釣り用UVライト おすすめランキング
夜釣りに活躍!
UV蓄光ライトについて
☝グロウ・夜光タイプのルアーであれば文字通り、暗闇のなかで妖しく光ります。アピール力が強く、夜釣りでは色々な魚種が釣れたりします。
では、まずはUVライトについて予備知識をサラっと紹介していきます。
蓄光の仕組み
光エネルギーを吸収し、暗所で光を放出させる特性が『蓄光』です。
普通のLEDライトでも光エネルギーはありますが、UVライトには強い光エネルギーの『紫外線』を豊潤に含んでいるため、蓄光にかかる時間が大幅に短縮される、というワケです。
『ケイムラ』と『グロー』は違う?
蓄光できるかできないか、という違いがあります。
具体的に言うと
- グロウ系(蓄光可)
光エネルギーを吸収して蓄えることができるので、しばらくは暗所で光ることが出来る - ケイムラ(蓄光不可)
『蛍光紫』の略称で、紫外線に反応して発光するだけなので光を蓄えることは出来ない。
という感じです。
夜釣りでUVライトを使うメリット
主なメリットは3点あります。
魚に対するアピール力の向上!
ルアーを発光させることによって、従来の『泳ぎによるアピール』に加え『視覚的アピール』が光に反応する魚に効果的です。また、別に夜でなくとも
- 朝・夕マズメ
- 曇天
- 濁り
- 水深の深い場所
等、水中が暗い状況下で有効です。ちなみに当ブログで井家が夕マズメ以降にヒラメを釣っているときは大抵 ルアーを蓄光させていたりします。
こちらもおすすめ!
釣り人に対するルアーの視認性UP!
魚に対するアピールと同じくらい効果的に感じるのが、釣り人に対するルアーの視認性アップです。夜間にルアーフィッシングをする場合、よほど勘が良い方以外は、
あ、巻きすぎてトップガイドに当たっちゃった…
となるくらいルアーの視認性が落ちます。そこでUVライトでスッと蓄光すればルアー自身が光ってくれるので、暗闇でも、どこにルアーがあるのか一目瞭然。夜釣りにおける快適指数が上昇するんです。特にメバル釣りなどの、小っちゃいルアーを使う方におすすめです。
蓄光にかかる時間が大幅に短縮できる!
普通のヘッドライトでも蓄光できないことはないですが、時間がかかります。
その点、強力な紫外線を照射できるUVライトなら、数秒照らすだけでグロー塗料を十分に蓄光させることが可能。 短時間で、しっかりとルアーを蓄光させることを考えるとUVライトがおすすめです。
夜釣りに快適なUVライトの選び方
『携行性』と『使いやすさ』
まずチェックしておくべきポイントが携行性。
移動しながら蓄光することになるの、UVライトは持ち運び・収納に便利なモノが好ましくサイズ、重量はしっかりと確認しましょう。
また、片手でサッと操作できるUVライトだと快適にルアーを蓄光させることが出来ます。携行性と使いやすさは、夜間にルアーフィッシングをされる方は特に意識して選ぶと良いでしょう。
『防水性』
防水機能も要チェック。
あまりにも安いor釣り用ではないUVライトだと、突然の雨や水しぶき等によって海水が付着すると猛烈な勢いで錆びて、翌日には作動しなくなるケースがあります。
水没させても大丈夫な防水機能は必要ありませんが、軽い雨天時にも使えるような簡易防水機能を備えたUVライトがおすすめです。
釣り用 UV蓄光ライト
おすすめランキング
それでは、筆者の選ぶ おすすめUVライトをいくつかランキング形式で紹介していきます。
1位: 四代目根魚権蔵:プロックス(PROX)
サイズ | 10.5×2.5cm |
重さ | 50g程度 |
防水機能 | 簡易防水 |
使用電池 | 単3電池×1 |
便利機能 | ストラップ完備 ズーム機能 |
コスパの良い釣具メーカー『プロックス』から発売されているUVライトです。上記の通り UVライトの基本性能はしっかりと網羅しており、執筆現在 最も優れたコストパフォーマンスと名高いUVライトです。カラーバリエーションも良く、搭載されているUVライトもブラックUV-LEDという非常に強いライプです。
2位: FT-81 最強UVライト 8970:オーナー(OWNER)
サイズ | 12.6 x 7 x 4 cm |
重さ | 75g |
防水機能 | 簡易防水 |
使用電池 | 単3電池×1 |
便利機能 | ストラップ完備 ズーム機能 |
こちらも老舗釣り具メーカー『オーナー(OWNER)ばり』から発売されているUVライトです。実戦(実釣)にこだわったという製作者の意気込みは素晴らしく、紹介動画では高い蓄光力、耐水性、優れた耐久性能など、これまたコストパフォーマンスの非常に良いUVライトです。甲乙決めかねましたが、執筆現在 ややこちらの方が数百円高かったので2位にランクさせていただきました。
参考動画:【製品紹介】最強UVライト
3位:9LED UVライト:マルシン漁具
サイズ | 13.2 x 3.6 x 3.2cm程度 |
重さ | 90g程度 |
防水機能 | 簡易防水 |
使用電池 | 単4電池×1 |
便利機能 | ストラップ完備 |
照射範囲の広い9LEDのUVライトを実装しており、大きいサイズのグロウ系ジグなどを一瞬で蓄光することが可能です。2017年に発売開始された様子ですが、執筆時現在でも購入者が絶えないロングセラー商品でもあります。
4位:UVライトα 月下美人:ダイワ(Daiwa)
サイズ | Φ1.95×9.6cm |
重さ | 35g程度 |
防水機能 | 簡易防水 |
使用電池 | 単3電池×1 |
便利機能 | チップ型UVライト |
一流釣具メーカーDAIWA(ダイワ)から発売されているUV蓄光ライトです。アジング・メバリングに特化した『月下美人』シリーズにふさわしく、非常にコンパクトかつ軽量。やや価格は張りますが、それに見合った信頼性でしょう。安物を買って失敗したくない方には強くおすすめできるUVライトです。
5位:蓄光ライトマーカー SL-117:Hapyson(ハピソン)
サイズ | 15.5x3.2x1.2cm |
重さ | 30g程度 |
防水機能 | - |
使用電池 | CR2025×2 |
便利機能 | サイズ計測 |
あまり知られていないメーカーから発売されているUV蓄光ライトですが、わりとアングラーの間では有名なアイテムで『ハピソンのUVライト』と称されています。特徴としてはキーホルダータイプのUVライトということで非常に軽いところでしょう。専用のアプリと併用することによって、魚のサイズ計測まで出来るとのこと。
6位:UVスナイパー YF-967:Hapyson(ハピソン)
サイズ | 15.2×1.1×3.1cm |
重さ | 30g |
防水機能 | - |
使用電池 | CR2025×2 |
便利機能 | ピンオンリール サイズ計測 |
引っ張ったら伸びて、手を離せば元に戻る。そんな便利キーホルダーツール『ピンオンリール』が付随したタイプのUV蓄光ライトです。少々 価格は高くなってしまいますが、それに応じた使いやすさかと。電池がリチウム電池な点はご留意くださいませ。
7位:エメラルダス UVライトα:ダイワ(DAIWA)
サイズ | φ1.95×9.6cm |
重さ | 35g |
防水機能 | 簡易防水 |
使用電池 | 単4電池×1 |
便利機能 | チップ型UVライト |
ダイワのエギングシリーズ『エメラルダス』に合わせたUVライトということで、とても綺麗なカラーもさることながらデザインも洗練されています。余計な機能のついていないところもシンプルで◎。デザイン性を重視される方におすすめなUVライトです。
8位:UVライト:Lighting EVER
サイズ | 9.4×2.8cm |
重さ | 62g |
防水機能 | IPX4(防水) |
使用電池 | 単4電池×3 |
便利機能 | 1年保証 |
執筆時現在、Amazon『ブラックライト』カテゴリーにおいてベストセラー1位を誇るのがコチラ、Lighting EVERから発売されているUVライトです。前回のLEDヘッドライト同様に、ライト関連のアイテムに精通しているブランドなので、まず間違いないでしょう。単4電池が3本必要というのがやや気になりますが、それ以外は◎。とてもコストパフォーマンスの高いUVライトです。
9位:REALMETHOD UVビームライト JL-1041:タカミヤ(TAKAMIYA)
サイズ | 7.4×φ1.6cm |
重さ | 22g程度 |
防水機能 | IP44 |
使用電池 | 単4電池×1 |
便利機能 | ストラップ付 |
非常に軽く、コンパクトなUVライトです。また、電池の持ちもすこぶる良く、単4電池1本で連続点灯時間は8時間を超えるとのこと。しかし、やや『明るさ』に難があるようで、大きいジグを照らすのには向いていないかも。アジングやメバリングをする際に間違いなく使えるUVライトだと思います。
10位:根魚人マイクロUV蓄光器 PX948P:プロックス (PROX)
サイズ | 非常に小さい |
重さ | 10g程度 |
防水機能 | - |
使用電池 | CR2016(3V)×2 |
便利機能 | 特になし |
『おもちゃかな…?』と思ってしまうようなデザインですが、リピーターがいるくらい手堅いUVライトです。価格が非常に安く、とりあえずで購入したユーザーが『まぁ、全然使えるな…』という感じでリピートしているらしいです。若干 UVライトが弱いところを指摘されていますが、値段相応の働きは確実にするでしょう。パフォーマンスはともかく、コストは非常に安いです。
11位: ヘッド&ネックライト LEHL-351UV:がまかつ(Gamakatsu)
サイズ | 6.0×4.5×5.1cm |
重さ | 56g程度 |
防水機能 | IPX4 |
使用電池 | 単4電池×3 |
便利機能 | LEDライト フォーカスコントロール |
ヘッドライトにUVライトが搭載されたタイプになります。まず、なによりもヘッドライト自体が非常に能力高いです。以前のヘッドライトおすすめ記事でも上位にランクインさせるほど、素晴らしい性能を誇ります。もし、あなたがヘッドライトもショッピング対象ならば間違いなく買っていただきたい、そんなUVライト搭載のヘッドライトです。
12位:GM UVライト:Golden Mean(ゴールデンミーン)
サイズ | 9×2cm |
重さ | 33g |
防水機能 | 簡易防水 |
使用電池 | 単3電池×1 |
便利機能 | ストラップ完備 LEDライト |
本来は仏教の基本概念としての「中道」「中庸」の意味する『Golden Mean』から発売されているUVライトです。不偏不倚で過不及のないこと、あるいは極端に走らない中正のスタンスを信条としている会社らしく、極めて普通のUVライトです。便利機能として紹介した『LEDライト』ですが、必要ない方からすると邪魔な機能かも。また、カラーによって価格が若干違うのも注意。
13位:UV蓄光器 YF-970:Hapyson(ハピソン)
サイズ | 4.7×2.5×9.6cm |
重さ | 85g |
防水機能 | - |
使用電池 | 単?電池×? |
便利機能 | 白色LED |
最高クラスの蓄光力、とのUVライト『YF-970』です。が、個人的にはイマイチ 魅力が分からなかったので下位にランクインしました。まず第一に使い方が不明、仕様電池、本数、防水機能が不明尽くし。会社の製品ページを伺っても何も分かりませんでした。これはちょっとおすすめ出来ませんね。。。
総括:
釣り用UVライト おすすめランキング
以上、釣り用UVライトの選び方と、おすすめランキングについてでした。
夜釣りでグロー系のルアーを使っている方は、是非 紹介したUVライトを検討してみてください。普通のLEDライトよりも圧倒的に時間短縮できますし、蓄光時間も格段に長いです。現在では50g程度で抜群のUV(紫外線)を照射できるライトもあるので、持って行ってデメリットに感じることはまずないかと。
今回の記事が、あなたのお眼鏡に合うUVライトを購入する手助けになれば幸甚に尽きます。
それでは!
UVライト搭載ヘッドライトも!
がまかつからUVライト搭載のヘッドライトも発売されています。
以下の記事にて、使ってみた感想などをまとめているので、よろしければご確認くださいませ~。