34曲(34話) ユーモレスク
ことごとく読者から嫌われている青野のオヤジが出てくる回。正直 ヘイトを一点にうけてるキャラなので、僕としても『うわっ出てきたよ…どのツラ下げて登場してんだよ…』と過去回想にも関わらず思ってしまった回だった。
どうしても振り切れない親父との思い出。
どこか感傷的だが、それだけではない穏やかさもあり。
今までは突き放していた親父との関係の全てだが、それを少しずつ受け入れようとしているような、青野の人間的成長が感じられる回だった。
ちなみに演奏された曲はこんな感じ
ちなみに演奏された『ユーモレスク』ってのはこんな曲。
ときに軽快で、ときに悲壮感漂うような気まぐれなユーモレスクには「奇想曲」という邦題がある。
34話を読んだ人は是非。こんなにふり幅がある曲も珍しいぞ。僕はどうしても阿佐ヶ谷姉妹が脳裏にちらつくがそんなことはどうでも良いのである。
35曲(35話) 贈る言葉
いよいよ演奏会前日。席順を決めるための再テスト。結果は……
3年生にとっては最後の活動となる定期演奏会を前にして、最後のミーティングの場面。
原田先輩の挨拶に鮎川先生
優等生のようなコメントでは納得できないらしく、原田先輩に本音で話すように促す。
またそのコメントが良くってな。
原田先輩をはじめとする3年生達が背負ってきたものが伝わってくる良回だった。部員意外に泣いてた読者は僕だけじゃないと思う。
運動部とは違ったカタチの青春を見ることができたような気がして最高な回だった。
本音でぶつかり合うからこと「本当」の「音」が出せるのかもしれない。
青のオーケストラ 5巻の考察と感想
『すべての人生にはサウンドトラックがある』
というのはアメリカの作家ジュディ・ピコーの名言である。立石部長や原田先輩、山田など、それぞれのオケ部員達について知ることができた青のオーケストラ5巻だった。
とくに30話では青野と佐伯が激しく音を立てながらも最後は調和していく様が美しく描かれていた。何度30話を読んでは目から鼻孔から汁を出したことやら。読む時期が違えば脱水症状になってた。そのくらい涙腺を響かせられる素晴らしい回だった。
一音一会。主人公達1年生達にとってはそこまで馴染みのない3年生達を35話だけでも十分に魅力的に描かれていたのは圧巻だった。
例のごとく画像を多めに紹介したが、面白さは1割程度しか伝わっていないと思う。学生なら部活動やその他諸々に対して意識が変わるだろうし、大人なら自分の青春にはなかったものを体験できるし、代り映えしない生活で失いかけそうな情熱や信念なんかについて考えさせられる。そんな『青のオーケストラ』だ。
まだ5巻を読んでいないって方はネタバレサイトなんかで読んだ気にならないで、是非 青のオーケストラが全巻配信されてるU-NEXTでページの隅々まで見渡せる最高の状態でじっくり読んでみよう。絵の迫力と感動がネタバレサイトに落ちてる画像なんかとは比べ物にならないくらい素晴らしいぞ。
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読んだことのない人は是非、手に取っていただきたい。この漫画に限って言えば読まないことは損にもなりうるぞ。
最後に
それでは