釣った魚を美味しく食べる!
という目的ならば堤防・船問わず必需品とも言えるのが『クーラーボックス』です。魚は鮮度が命。新鮮で美味しい魚を食べるためには是非、クーラーボックスを検討してみてほしいところです。
しかし、
最適な容量・サイズが分からないんだけど…?
そもそも釣り用のクーラーボックスって必要?
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、釣り初心者の方でも分かりやすいように
- 最適なクーラーボックスの選び方
- 釣り初心者へのオススメ クーラーボックス
の順に紹介していきます。
もくじ
- 釣り用クーラーボックス 20Lってどんなサイズ?
- 20L前後の価格&スペック! クーラーボックスの選び方
- 20L前後の容量!
クーラーボックス おすすめランキング
- 1位:シマノ(SHIMANO): ホリデークール(200LZ-320Q)
- 2位:ダイワ(DAIWA): クールラインα3 S2000X
- 3位:ダイワ(DAIWA): プロバイザーHD S2100X
- 4位:ダイワ(DAIWA): プロバイザーREX(レックス) GU2200
- 5位:シマノ(SHIMANO): フィクセル ライト 22L
- 6位:シマノ(SHIMANO): フィクセル ベイシス 22L (NF-322V)
- 7位:リブウェル(Livewell): ホリデーワールド 22L
- 8位:伸和(SHINWA): ホリデーランドクーラー 22H
- 9位:ダイワ(DAIWA): RX GU1800
- 10位:ダイワ(DAIWA): ライトトランクαS2400
- 12位:ダイワ(DAIWA): クールラインキャリーII(SU1500)
- 13位:ダイワ(DAIWA): シークールキャリーⅡ S2500
- 14位:シマノ(SHIMANO): スペーザ ライト250
- 15位:秀和(SHU-WA): フィッシングクーラー 25L
- 総括:20L前後のクーラーボックス おすすめランキング&選び方
釣り用クーラーボックス
20Lってどんなサイズ?
まだサイズ・容量については悩んでる
もっと小さくてもいいかな?とも思う
という方に、簡単に20Lサイズのクーラーボックスのメリット・デメリットなどについて紹介していきます。
それなりに大きい!
上の写真にもあるように、20Lサイズのクーラーボックスというのは大体横幅が50㎝程度、内寸は36㎝くらいあります。これは堤防釣りでは十分すぎるサイズであり、根魚やチヌ(クロダイ)、良いサイズのアジやイワシの数釣りなどを楽しみたい方にはおすすめの容量・サイズになります。
20L前後の価格&スペック!
クーラーボックスの選び方
それでは20L前後のクーラーボックスの選び方について、チェックするべきポイントを紹介していきます。チョットだけ基本を学んでおきましょう。
チェックポイント:
『価格』について
10000円前後がオススメ
です。というのも釣り用クーラーボックスの価格はピンキリで、安いモノは4000円から高いモノは90000円程度します。後述しますが価格が高いほど大容量・保冷力が強くなります。しかし、
そんなに長時間 釣りをする予定はないんだけど…
堤防釣りで使えれば良いんだけど
という方でしたらシマノ・ダイワなどの釣りメーカーの一番下のモデルでも十分です。7~8月の真夏日に一日中(8時から17時とか)釣りをするのであれば、それなりに保冷力の高いモデルが必要ですが、半日程度なら一番下の保冷力モデルでも十分ですよ。
チェックポイント:
『保冷力』について
魚の鮮度を落とさないために
一番 重要なのがクーラーボックスの保冷力です。
釣り用のクーラーボックスは、使われている断熱素材によって保冷力が変わります。ダイワやシマノなど、一流の釣り具メーカーであれば各自、『ICE値』『KEEP値』のような独自の保冷力表記があります。高ければ高いほど保冷力が強い、ということになります。
そんな長時間 釣りしないけど…?
という方であれば、どちらも30(時間)あれば十分でしょう。しかし何度も言いますが、酷暑の日に一日中釣りをする方は保冷力が高いクーラーボックスを選びましょうね。シマノならライト以上を選ぶと安心です。
保冷力=断熱材
に大きく関係あるのが断熱材です。釣り用のクーラーボックスで使われる断熱材にいくつか種類があり、それぞれ熱伝導が違います(熱伝導率…熱の伝わりやすさを表す値で、数値が小さいほど熱が伝わりにくい=保冷力が高い)。
シマノやダイワであれば先述の通り、独自の保冷力評価基準があるので、そちらを参照にすれば良いでしょう。しかし、もしそれ以外のクーラーボックスを選ぶときは一般的に、
真空断熱パネル>発砲ウレタン>発砲スチロール
の順に保冷力が強いということを知っておくと失敗が少ないです。
チェックポイント:
『持ち運び(携行性能)』について
持ち運びしやすいか?
というのも釣り初心者がクーラーボックスを選ぶ際には重要なポイントです。というのも20Lは結構重いです。保冷剤なども入れると4㎏以上になるものも珍しくありません。
肩にかけるベルトや持ち手があるかどうかもチェックしましょう。特に、釣り場まで移動が多い方はキャリー(コロコロ)が付いているか?もチェックすることをおすすめします。肩にかけるよりも圧倒的に疲れない、おすすめ機能の一つです。
というわけで長々説明してまいりました。
以上のことを踏まえれば、釣り初心者の方でも必要十分&高すぎない丁度良い価格のクーラーボックスが選べると思います。
20L前後の容量!
クーラーボックス おすすめランキング
それでは、20L前後のおすすめのクーラーボックスをいくつか紹介していきます。
それぞれ別容量のモデルもあり、公式アイテムページを設けています。リンクから詳細・使用者のレビューが確認できますので、気になったものがあれば是非、お試しくださいませ。
1位:シマノ(SHIMANO):
ホリデークール(200LZ-320Q)
公式アイテムページ | シマノ(SHIMANO) |
ICE値 |
24(24時間保冷) |
容量 | 20L (その他26L有り) |
外寸 | 46.5×29.2×31.6㎝ |
内寸 | 34.6×21.8×25.5㎝ |
断熱材 | 発泡ポリスチレン |
おすすめ度 |
4.92
|
- 価格が安い(しかもシマノ製)
- 軽い(自重2.9㎏前後)
軽さ・安さに優れたシマノのクーラーボックスです。踏んでも座っても問題なしの強度を実現補強リブや強度のある素材などを使い、ボディ全体の強度をアップさせた独自設計の『堅牢ボディ』。釣行時に大人が踏んだり、座ったりしても壊れない堅牢な耐荷重設計が施されています。
特に目的の魚・釣りはないんだけど…
という釣り初心者でも安心して使えるサイズ感であり、休日にふらっと釣りに行きたい方にもおすすめのクーラーボックス『ホリデークール』です。
2位:ダイワ(DAIWA):
クールラインα3 S2000X
公式アイテムページ | ダイワ(DAIWA) |
KEEP値 | 26 |
容量 | 20L |
外寸 | 31×51×30.5㎝ |
内寸 | 22×39×22㎝ |
断熱材 |
スチロール |
おすすめ度 |
4.91
|
- 対象魚に合わせて選べる4サイズ
- 用途に合わせて選べる断熱仕様
- ガッシリ座れる剛性ボディ(リブ構造を採用)
- 冷気を逃さず出し入れできる投入口付き
丁度よい大きさ・価格がおすすめポイントのクールラインα3。12月下旬のカワハギ釣りの最盛期であっても20Lサイズで十分でしょう。投入口がありますが、カワハギは入らないのが残念なところ。キスやアジ釣りでは使えるので、ほかの小物釣りで活用しましょう。
3位:ダイワ(DAIWA):
プロバイザーHD S2100X
メーカー | ダイワ(DAIWA) |
KEEP値 | -(時間) |
容量 | 21L (16L/27L) |
外寸 | 32×50×33㎝ |
内寸 | 23.5×36×24 ㎝ |
断熱材 | スチロール |
おすすめ度 |
4.89
|
- 保冷力がとても高い
- 座っても大丈夫な「マッスルボディ」
- 底面滑り止めシート付き
- 開け閉め簡単な水栓付き
- ぶつかりやすい角部分を保護するプロテクター
頑丈に作られている&高い保冷力が魅力的なクーラーボックスです。プロバイザーHDとしては一番小さいモデルですが十分すぎる容量と評価が高く、保冷力も素晴らしいです。クーラー本体に消臭剤が練り込まれており、化学的消臭の機能を果たしています。
4位:ダイワ(DAIWA):
プロバイザーREX(レックス) GU2200
公式アイテムページ | ダイワ(DAIWA) |
KEEP値 | 70 |
容量 | 16L/22L/28L |
外寸 | 37×53×33.5㎝ |
内寸 | 24×35.5×23.5㎝ |
断熱材 | ウレタン |
おすすめ度 |
4.88
|
- 保冷力最強モデル有
- シールドロック機構
- 600mlペットボトルが縦に入る
- 更に剛性がアップした座れる頑丈「マッスルボディ」
- ダイワクーラー専用の滑り止めラバー「ふんばるマン」付き
2023年発売のプロバイザーシリーズの最新モデルです。デザインがカクカクして格好良く、保冷力もバッチリ。新機構のシールドロック機構を採用しており、押し込むだけで密閉性がアップ。モデルにもよりますが、新作の割にはお手頃価格なのもグッド。
5位:シマノ(SHIMANO):
フィクセル ライト 22L
公式アイテムページ | シマノ(SHIMANO) |
ICE値 | 35 |
容量 | 22L |
外寸 | 53×30×33.2㎝ |
内寸 | 39.1×21.1×25㎝ |
断熱材 |
発泡ポリスチレン |
おすすめ度 |
4.86
|
- ワンアクションでロックのON、OFF可能
- ワンアクションで水を抜ける
- がっしり堅牢ボディ(座れる)
便利・頑丈・保冷力の3つを備えたクーラーボックスです。簡単操作で開閉できるロック機能や水栓など、便利機能が搭載。ちなみに水栓はヒンジ構造となっており、蓋を失くす心配もありません。両開きの蓋は外して洗うことも可能です。
6位:シマノ(SHIMANO):
フィクセル ベイシス 22L (NF-322V)
公式アイテムページ | シマノ(SHIMANO) |
ICE値 | 45H |
容量 | 22L |
外寸 | 53×30×33.2㎝ |
内寸 | 39.1×21.1×25㎝ |
断熱材 | 発泡ウレタン |
おすすめ度 |
4.85
|
- がっしり堅牢ボディ
- 両開き・取り外しできるフタ
- ワンアクションでロックのON、OFF可能
ライトよりも保冷力が高いベイシスです。利便性を考慮したフラットデザインとなっており、より使いやすく、よりシステマチック。夏場、炎天下の中でも快適に釣りを楽しみたい方はベイシス以上の保冷力があると安心です。
7位:リブウェル(Livewell):
ホリデーワールド 22L
公式アイテムページ | リブウェル(Livewell) |
ICE値 | ー |
容量 | 22L |
外寸 | 幅48.8×奥行27.7×高さ32.9c㎝ |
内寸 | 幅39×奥行19×高さ24.5㎝ |
断熱材 | 発泡ポリスチレン |
おすすめ度 |
4.84
|
- 価格が安い
- 自重が軽め(1.95kg)
- 容量バリエーションが超豊富
とにかく価格が安いクーラーボックスです。しかし、安心の日本製。眩しいくらいの明るいホワイトを基調に燃えるようなレッドがアクセント。釣り初心者には11L、17Lがおすすめですが、22Lモデルもあります。価格が安いので、お小遣いアングラーから人気のクーラーボックスだったりします。
8位:伸和(SHINWA):
ホリデーランドクーラー 22H
公式アイテムページ | 伸和(SHINWA) |
KEEP値 | -(時間) |
容量 | 22L |
外寸 | 幅48.8×奥行27.7×高さ32.9㎝ |
内寸 | 幅39×奥行19×高さ24.5㎝ |
断熱材 | スチロール |
おすすめ度 |
4.84
|
- コスパ最高レベル!
- 気密性・保冷力が高い
- サイズバリエーションが豊富
価格が安いのが魅力的なクーラーボックスです。知る人ぞ知るメイドインジャパン『株式会社伸和』で、容量の割には価格が非常に安いです。カゴを入れたり、仕切りを作るなど様々なカスタムが可能なのも面白いところ。
9位:ダイワ(DAIWA):
RX GU1800
公式アイテムページ | ダイワ(DAIWA) |
KEEP値 | 70 |
容量 | 12L/18L/26L/32L |
外寸(18Lモデル) | 32.5×51.5×39.5㎝ |
内寸(18Lモデル) | 21.0×39.0×30.5㎝ |
断熱材 | ウレタン |
おすすめ度 |
4.82
|
- 平均保冷力が高い
- 入れやすく取り出しやすい大型投入口付き
- クーラー内部に小物を収納できる内部トレー付き
- 場所を取らずコンパクト収納できるロングハンドル
ウレタンと真空断熱パネルを採用した保冷力の強いモデルのRXです。取手から分かるようにコンパクト&縦置きに適しており、2Lペットボトルも縦置き可能。容量・サイズバリエーションも豊富なので、目的に合ったモデルが選びやすいです。
10位:ダイワ(DAIWA):
ライトトランクαS2400
公式アイテムページ | ダイワ(DAIWA) |
KEEP値 | 66 |
容量 | 24L |
外寸 | 31.5×60.5×30.5㎝ |
内寸 | 22×46.5×22.5㎝ |
断熱材 | 真空パネル(1~6面) ウレタン スチロール |
おすすめ度 |
4.81
|
- 横長モデル!
- 軽いのに座れる!
- 開閉簡単な水栓付き
- 開閉便利なワンハンドオープン
最新モデルではないため多少は安く購入できて、保冷力は十分高いことから現在でも非常に人気なダイワのライトトランクα。これまで紹介したモデルに比べて横長のモデルであり、長尺の魚も折らずに収納できます。
12位:ダイワ(DAIWA):
クールラインキャリーII(SU1500)
公式アイテムページ | ダイワ(DAIWA) |
KEEP値 | 45(時間) |
容量 | 15L |
外寸 | 34×47.5×33.5 ㎝ |
内寸 | 17×36×23 ㎝ |
断熱材 | 空パネル底1面+ウレタン |
おすすめ度 |
4.80
|
- 30㎝程度の魚も余裕で収納可能!
- 使い勝手の良い両開き上フタ
- 大型静音キャスターで移動が楽々
- 引っ張るだけで一発固定可能なCPショルダーベルト付属
持ち運び便利な『キャリー』付きのクーラーボックスです。堤防釣りなら十分すぎる容量であり、電車釣行にもおすすめなサイズ感です。保冷力も十分なので、夏場でも半日程度なら大丈夫。個人的には付属してくるショルダーベルトが使いにくかったのだけが残念なポイントでした。
13位:ダイワ(DAIWA):
シークールキャリーⅡ S2500
公式アイテムページ | ダイワ(DAIWA) |
KEEP値 | 60~65 |
容量 | 25L |
外寸 | 33.0×53.5×31.0㎝ |
内寸 | 15.0×38.5×31.0㎝ |
断熱材 | スチロール |
おすすめ度 |
4.80
|
- 平均保冷力が高い
- カラーバリエーションが豊富
- 上フタは片手で簡単に開け閉めが可能
- 持ち運び便利な『キャリー(コロコロ)』付き!
- 小物やビニール袋の取り付けに便利なハンガー付き
移動する際に便利なキャリーハンドル&キャスター付きのクーラーボックスです。ただのコロコロではなく、早朝や深夜など音に気を遣うシーンを考慮した静音キャスターとなっています。容量も多く、弁当やコンビニ板氷、ペットボトルなどをたっぷり収納できる25リットルサイズ。キャリーが搭載しているので持ち運びは楽ちん。ポイントまで長距離歩く方におすすめのクーラーボックスでしょう。
14位:シマノ(SHIMANO):
スペーザ ライト250
公式アイテムページ | シマノ(SHIMANO) |
ICE値 | 40(時間) |
容量 | 25L (35L) |
外寸 | 68.5×30.5×32.0㎝ |
内寸 | 49.2×21.2×23.0㎝ |
断熱材 | 発泡ポリスチレン |
おすすめ度 |
4.79
|
- キャスター(ころころ)付き
- 大型魚対応の内寸49cm!
- 安心のセーフティストッパー、機動力のキャスターを搭載(キャスターなしタイプもあります)
50㎝程度の魚を曲げずに収納できるクーラーボックスです。専用設計された断熱材を全面に配置することで高い保冷力を確保。25Lという容量にも内寸が49㎝ほどあり、大物でも曲げずに収納できるのが一番のおすすめポイント。
キャスターって必要かなぁ…?
迷ったらキャスター付きのタイプをおすすめします。船釣りをメインに、堤防釣りもちょくちょくやりたい方におすすめなサイズ感です。執筆時現在はベストセラーにも輝いているクーラーボックスです。
15位:秀和(SHU-WA):
フィッシングクーラー 25L
公式アイテムページ | 秀和(SHU-WA) |
保冷力 | - |
容量 | 25L |
外寸 | 45.4-28.4-36.0㎝ |
内寸 | 40.0-23.0-28.0㎝ |
断熱材 | ウレタン |
おすすめ度 |
4.76
|
- デザインがかわいい
- 自重が軽い(10.4Lで1.9㎏)!
Made in Japanにこだわった秀和のクーラーボックスです。自重がとても軽いので持ち運び楽々。
総括:20L前後のクーラーボックス
おすすめランキング&選び方
以上、20L前後のクーラーボックスについてでした。
と聞かれたら、『シマノ ホリデークール』を推します。
- 信頼できるブランド
- とっても自重が軽い
- お手頃な価格帯
が素晴らしいです。もっと安いクーラーボックスもありますが、信頼度で言えば断トツ。踏んでも座っても問題なしの強度を実現しているので、足場が濡れていても安心して座ることも可能です。
その他のクーラーボックスも甲乙つけがたい性能を持っています。迷った方は是非、紹介したモデルを検討してみてください。
今回の記事で、読者のあなたが美味しい魚を食べることができれば幸甚に尽きます。
それでは!
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