【2024年】青(ブルー系)のPEラインおすすめ10選&太さ(号数)の選び方

結局、PEラインってどれが良いの?

と迷われている方が少なくないようです。オフショア(船)での釣りは水深を探るためにマルチカラーが選ばれる傾向がありますが、ショア(堤防など)からの釣りでは黄緑(ライムグリーン)系のPEラインが良く選ばれている傾向があります。

 

え、じゃあ青色のPEラインやめよっかな…?

ん~、まぁそれも良い選択だと思います。長年 色々なカラーの釣り糸使ってきました。視認性で言えば、やっぱりライムグリーン系が強いです。

 

 

 

しかし、釣りは趣味です。好きなカラーのPEラインを選んじゃっても良いかと。視認性も大事ですが、モチベーションだって重要ですよ。筆者はリールに合わせてカラーを選ぶことも多かったりします。

 

 

というわけで今回は、青(ブルー系)PEラインについて

  • PEラインについての簡単な説明
  • 最適なPEラインの選び方
  • おすすめPEランキング

という順に説明させていただきます。

 

 

 

 

基礎知識
PEラインのチェックポイントついて

まずは簡単にPEラインの注目ポイントを紹介していきます。

号数?ポンド(lb)って、何なんだ…?

どのくらいの長さが必要なんだ?

と、PEラインについて良く分からない方は是非 読んでみてください。ちょっと細かいかもしれませんが、失敗しないようにと思って簡潔にまとめてみました。知っている人は読み飛ばしちゃって大丈夫です。

 

 

なにを見ればいい?
PEラインのチェック項目

実釣性能に関わる重要なチェック項目は主に

  • 号数
  • ポンド(lb.)

の2点です。

 

 

号数 = 太さ

『号数』=太さ

と考えて良いでしょう。

基本的には数字が大きくなるにつれ、ラインが太くなるという理解でOK。

 

しかし、一点 注意点があります。

フロロカーボンやナイロンラインが規格に則って厳密にラインの直径が測られているのに対し、PEラインは計測することができない(糸なので直径を測ろうとすると潰れてしまう)のです。つまり、PEラインの太さというのは、あくまで見かけ上の太さです。あまりにも安価で信頼性に欠けるメーカーのものを購入すると、

 

0.6号を買ったのに、1号くらいの太さだったんだけど…?

というように、予想以上に太いPEラインが届くことがあります。注意しましょう。

 

lb.(ポンド)数 = 強度

『Lb.(ポンド数)』=強度

と考えて良いでしょう。どのくらいの重さに耐えられるか?という数値を表したのが『lb』です。『ポンド』と読みます。そのラインが何ポンドの重さまで切れずに耐えられるかを表現してることもあり、『lb.(ボンド)』=強度と考えて良いでしょう。

1ポンドは大体450gです。

つまり1lbのラインは、約450gの強度・耐久力があるということです。

 

『〇本編み』とは

PEラインは1本の糸ではなく、複数の糸を編み込んで作られています。執筆時現在では

  • 4本編み
  • 8本編み
  • 12本編み

の3種類が存在します。端的に説明すると、編み数が多くなるほど…

  • 価格が高くなる(一番顕著な違い)
  • 実釣性能(強度・真円度など)が高くなる

ということが言えます。というのもPEラインを編んで作る際、より本数が多いほうが1本あたりの繊維が細くなることによって表面のなめらかさ・引張強度・しなやかさが良くなるからです。

 

 

 

 

PEラインの選び方

それでは青(ブルー)系のPEラインの選び方について、

  • 号数
  • 必要な長さ
  • 青(ブルー)系を選ぶメリット

に絞って紹介していきます。

 

間違って

細すぎて、すぐにラインブレイクしちゃう…

ということにならないように、チョットだけ基本を学んでおきましょう。

 

 

PEラインの
『号数』について

狙い・ポイントによって違う

ので、それぞれの目的によって選ぶのがベストです。あくまで堤防や漁港などのショアから使うコトを想定すると、号数の選び方としては以下が一般的です。

 

1.5号以上はショアジギング・船釣り特化

カゴ釣り・大物狙い・船釣りに選ばれているのが2号です。

ショアジギングなどで、重めのメタルジグをフルキャストする場合に

1.2、1.5号じゃ怖いな…

という方に特に選ばれている印象があります。かなり強引なファイトも展開できるため、ヒラスズキ狙いの方からも人気。

 

シーバス・ヒラメなら1号前後

1号前後でまったく問題なく使えます

細くない?
1.5号くらい必要なのでは?

少し前までは品質があまり良くなかったので、シーバス・ヒラメ相手に1.5号が使われていたこともあったそうですが、現在のPEラインは頑強です。太くても1.2号で十分でしょう。度胸がある方は0.8号がおすすめです。

 

アジ・メバルのようなライトゲームなら0.4号前後

ライトゲームと呼ばれる小物釣りには0.4号前後のPEラインがおすすめです。

ほっそ!そんなもん、すぐ切れるぞ!

すべての釣りに言えるコトですが、リールのドラグ機能さえしっかりしていれば、すぐに切れるようなことはないです。細い人は0.2号とか使いますからね。必要以上に太いPEラインを使うと飛距離が落ちてしまうので注意。

 

PEを細くするメリット

そんなに細いPEライン使うメリットあんの?

色々とありますが、使用した感想だと

  • ラインが潮や風に煽られない
  • 飛距離が伸びる(とっても重要!)

ということでしょうか。とくに飛距離に関して言えば、1号と0.8号だと割と結構な差が出ているように感じます。もちろん、細糸を使ってプチプチ切られてしまってはいけませんが、ドラグ機能さえしっかりしていれば0.8号もあればなかなか切られませんよ。

 

 

PEラインの
『長さ』について

PEラインの長さは各リールごとに「標準糸巻き量」という項目があるので、そちらを参考にして選びましょう。

 

普通の堤防釣りなら…

150mでも可能

です。サーフのような大遠投するようなポイントでは、ライントラブル(手元でトラブると一気に70mとか切るので)を見越して300mほど巻くことも必要です。ケースバイケース&リールの適性糸巻量で選ぶのがベストでしょう。通い慣れた堤防なら150m、普通の堤防釣りなら200m巻いておくと安心ですよ。

 

船釣りなら…

300mあれば安心

です。ヒラメにしろジギングにしろ、ライントラブルを見越して300mは巻いておきましょう。

どの号数を、どのくらい巻けばいいのか分からないんだけど…?

その場合はシマノカスタマーページにある「糸巻量計算ツール」なんかを使うと良いですよ。

 

 

青色のPEラインを選ぶ
『メリット』について

カッコイイ!

です。以上。

え、釣果に影響があるわけでもないの?

釣果は変わりません!断言しますが青いPEを使っているからと言って、魚が良く釣れるといったことはありません。もう一度言いますが、釣果は変わりません。

 

メリットといえば、カッコイイくらいしか思い浮かびません。冒頭でも言いましたが、視認性を重視するならライムグリーン系のカラーを選んだほうが良いでしょう。

 

 

 

というわけで長々説明してまいりました。

以上のことを踏まえれば、あなたにとって適切な青(ブルー)系のPEラインが選べると思います。

 

 

 

 

青(ブルー)系のPEライン
おすすめランキング

それでは、青(ブルー)系のおすすめのPEラインを、ランキング形式で紹介していきます。

 

各種 色々な号数・色があります。それぞれのアイテムについて公式ページ、使用者のレビューを見えるようにリンクを配置していますので、そちらも是非 ご活用くださいませ。

 

 

 

1位:シマノ(SHIMANO)
ピットブル(4編)

メーカー公式ページ
シマノ(SHIMANO)
選べる号数0.4 ~ 2 号
強度 lb.(kg)8.6~38.7lb.(3.9~17.6kg)
長さ150m
編み数4
カラーライムグリーン
スーパーブルー
おすすめ度
4.98
おすすめポイント
  • めっちゃ価格が安い
  • 視認性が良い
  • ブランド信頼度が高い
数多あるPEラインの中でも最高レベルのコスパを誇るのがSHIMANOの『ピットブル』シリーズです。締め込みながらラインを疎編みする「タフクロス2」採用しており、低伸度で耐摩耗性が高いことが特徴。表面が滑らかになる「VT工法」と組み合わせることで、強度が安定。耐久性も高くガイドトラブルやバックラッシュもしにくいです。

PEラインのサイズは0.4号~2号と幅広いですが、障害物のないエリアなら0.8号、ヒラメの他に青物もやりたい方は1.2号がおすすめです。筆者はスーパーブルーの色を愛用してますが(何といってもカッコイイんです)、実用性を考えるならライムグリーンがおすすめです。

 

 

 

 

 

2位:シマノ(SHIMANO)
ピットブル(8本編み)

メーカー公式ページ
シマノ(SHIMANO)
選べる号数0.6 ~ 2号
強度 lb.(kg)14.5~42.8lb.(6.6~19.4kg)
長さ200m
編み数8
カラーライムグリーン
スーパーブルー
おすすめ度
4.97
おすすめポイント
  • 価格が安い
  • 視認性が良い
  • ブランド信頼度が高い
  • 4本編みよりも耐衝撃性が強い

4本編みと比較すると価格が少々高くなりますが、8本編みのピットブルも非常におすすめ。本文でも説明したように、実釣性能は4本編みよりも8本編みの方が上です。コストに見合った性能は間違いなくあります。

 

 

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3位:Rapala(ラパラ)
ラップラインPE

メーカー公式ページRapala(ラパラ)
選べる号数0.2 ~ 3号
強度 lb.(kg)4~36lb.(1.8~16.3kg)
長さ100/150/200m
編み数4
カラーネオンピンク/ネオンブルー
ネオンライム/マルチカラー
おすすめ度
4.92
おすすめポイント
  • 超価格が安い
  • 4本編み高性能PEライン!
  • カラーバリエーションが豊富!

最新コーティング製法を採用しているラパラ製のPEラインです。抜群の使い勝手の良さを低価格で実現。リサイクルパッケージ&再生スプールで地球環境を考慮。高強力ポリエチレン繊維IZANASを使用したタフな4本編みで価格がお手頃です。多彩なカラーラインナップとサイズで用途別の使い分けが可能なのも◎。

 

 

 

4位:ヤマトヨンデクス
PEレジンシェラー8

メーカー公式ページ
ヤマトヨンデクス
選べる号数0.6 ~ 4号
1号の強度 lb.(kg)19lb.(8.6kg)
長さ150/200m
編み数8
カラーライトブルー
おすすめ度
4.84
おすすめポイント
  • 色落ちが少ない
  • 4本編みよりも強い
  • レジンコーティングによる撥水ワックス効果

ライン断面が真円に近く滑らかな糸質の8ブレイドにハード樹脂コーティングすることで、適度な硬さを生み出したレジンシェラー8です。その適度な硬さは煩わしいロッドガイド部へのライン絡みを軽減し、PEで発生しやすいエアノットを減少させる効果をもたらしています。

 

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5位:DUEL(デュエル)
ハードコア PEライン X8

おすすめPEラインDUEL
メーカー公式ページ
DUEL(デュエル)
選べる号数0.6 ~ 2号
1号の強度 lb.(kg)20lb.(9.1kg)
長さ150/200/300m
編み数8
カラーミルキーブルー/シルバー
マルチカラー
(10m×5色)
おすすめ度
4.83
おすすめポイント
  • 視認性が良い
  • 4本編みよりも耐衝撃性が強い
  • 水深・飛距離が分かりやすいマルチカラー
    150mモデルは単色(ミルキーブルーorシルバー)

ウルトラPEを4本組よりさらに密巻にした マイクロピッチブレイデッド加工(8本組)のハードコア PEライン X8です。より精密に製法されているため、その特性上伸び率を利用した 安定強度や引張強度に優れていいます。なめらかでソフトなPEラインに仕上がっているのでシステムを組む際、 結束強度が出しやすくなっているという利点も。

 

150mは単色(ミルキーブルーとシルバー)、200m・300mはマーキングシステムが施されたマルチカラー仕様になっているので間違わないようにしましょう。

 

 

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6位:サンライン(SUNLINE) 
ソルティメイト キャストアウェイPE 

メーカー公式ページ
サンライン(SUNLINE)
選べる号数0.8 ~ 4号
強度 lb.10~60lb.(4.2~25kg)
長さ150/200m
編み数8
カラーパールブルー
おすすめ度
4.79
おすすめポイント
  • 飛距離が出やすい
  • 扱いやすい適度なハリとコシを実現
  • PEライン(4本)とエステルライン(4本)をコンポジットさせたハイブリッドライン

潮や風に影響されない高比重コンポジットPEのキャストアウェイです。ショア・オフショアを問わずあらゆるソルトルアーフィッシングに対応するコンポジットPEラインであり、名前の通り 飛距離が良く出ます。適度な張りと高強度を持ち合わせた特殊コンポジット製法により、ガイド絡みのトラブルが軽減しキャスト性・耐久性・耐摩耗性も格段にアップ。

 

 

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7位:ヤマトヨンデクス
SWスーパーPE

メーカー公式ページ
ヤマトヨンデクス
選べる号数0.6 ~ 4号
1号の強度 lb.(kg)10~45lb.(4.2~20kg)
長さ150/200m
編み数-
カラーライトブルー
おすすめ度
4.84
おすすめポイント
  • 価格が安い

価格が安いブルーカラーのPEラインですです。ショアからのシーバス・アオリイカ・ヒラメやサーモンなどのルアーフィッシングに幅広く対応。また適度なしなやかさはショックリーダー(ナイロン・フロロ)との精度の高い締め込みがしやすく、ラインシステムとガイドが接触して発生する不意のライントラブルを軽減します。

 

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8位:VARIVAS(バリバス)
8オーシャンブルー

メーカー公式ページ
VARIVAS(バリバス)
選べる号数0.6 ~ 2号
2号の強度 lb.(kg)13~37lb.(5.8~16.76kg)
長さ150/200m
編み数8
カラーオーシャンブルー
おすすめ度
4.84
おすすめポイント
  • 高強度→大物とのやりとりも安心!
  • 高耐久性→初期性能が長続き!
  • 高感度→アタリが分かる!

オーシャンブルーカラーが美しいバリバス製PEラインです。8ブレイドPE高密度に編み込むことで直線強度に優れたハイグレード8本撚りPEラインです。

 

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9位:VARIVAS(バリバス)
ライトゲーム スーパープレミアムPE X4

メーカー公式ページ
VARIVAS(バリバス)
選べる号数0.2/0.3/0.4号
2号の強度 lb.(kg)5~8.5lb.(2.3~3.8kg)
長さ100/150m
編み数4
カラーナチュラルブルー
おすすめ度
4.84
おすすめポイント
  • ライトゲーム特化
  • 色落ちや汚れにも強い「ナチュラルブルー」
  • 150m巻きには75mの中間マーキングを採用

SP-PE(スーパープレミアムPE)の採用により、細号数でも安定した強度と耐久性を獲得したライトゲーム特化型のPEラインです。SP-V(スーパーVARIVAS加工)を施すことで、ガイド摩擦が軽減。ワンランク上の飛距離を実現します。150m巻きには75mの中間マーキングを採用。好みの長さにカットすることで、あらゆるライトゲームシーンに対応します。※100巻きにマーキングは付きません。

 

 

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10位:クレハ(KUREHA)
シーガーPEX4 LURE EDITION

メーカー公式ページ
クレハ(KUREHA)
選べる号数0.2/0.3/0.4
強度 lb.(kg)3.5~6.5lb.(1.6~2.7kg)
長さ150m
編み数4
カラーミスティックパープル
おすすめ度
4.83
おすすめポイント
  • 価格が安い
  • 視認性が良い
  • ライトゲーム特化
  • カラーがなんとなくオシャレ

フロロカーボンで実績のあるシーガーですが、競合ひしめくミドルクラスPEラインでも実績と評判は高いです。耐摩性、ノットの組安さは上々。コーティングは薄めですが、丁寧にされている印象で急激に落ちることはないです。全体的にラインのハリは強め。全体的にレベルが高く、さすがシーガーでしょう。優等生PEラインの筆頭です。

 

 

 

 

 

 

総括:青(ブルー)
PEライン おすすめランキング

以上、青(ブルー)のPEラインの(基本的な)選び方と、おすすめランキングについてでした。

 

 

結局、なにがおすすめなんだっけ?

総括すると、シマノ(SHIMANO)の『ピットブル』というPEラインがおすすめです。

  • お手頃な価格帯
  • 豊富な号数バリエーション
  • 圧倒的ブランド信頼度の高さ
  • 実際に使ってみて感じた強度と安心感

がおすすめポイント。初心者でも気軽に選べる価格の安さ、実際に使ってみて分かった強度。0.8号でランカーシーバスも危なげなく寄せてこれるタフさ。色落ちの少なさなど、長所を取り上げるとキリがありません。迷ったら是非 検討してみてください。

 

 

今回の記事が、あなたのお役に立てれば幸甚に尽きます。

 

それでは!

 

 

 

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