ルアー釣りも"そこそこ"できる
という汎用性の高さがおすすめのLB-C(リバティクラブ)ショートスイング。
なんだよ"そこそこ"って?
ただ巻くだけのシーバスとかヒラメには使えると思うのですが…、長くなるので本文で後述させていただきます。
餌釣りだけやるから別にいいよ!
という方には超オススメ。モデルにもよりますが、360(3.6m)という本格遠投にも長けているモデルもあります。270~330あたりを持っていれば色々な釣りモノに対応できるでしょう。万能竿、としても高い評価を受けているのがリバティクラブのショートスイングです。
というワケで、今回はリバティクラブ ショートスイングについて、
- ザックリとスペック紹介
- 実釣インプレ(使ってみての感想)
- おすすめモデル(選び方)
の順にまとめています。
使用感については詳しく書いていきますので、悩まれている方の参考になれば幸いです。
もくじ
どんなロッド?
リバティクラブ ショートスイング
万能竿、と評価の高い釣り竿です。
投げ釣りからサビキ、ルアー釣りまでを卒なくこなせます。コストパフォーマンスも抜群で、特に釣りモノが決まっていないけど一流ブランドの釣り竿が欲しい方におすすめ。
スペックざっくりと!
リバティクラブ ショートスイング
モデル | 20-270 |
公式アイテムページ | DAIWA |
長さ | 2.7m |
仕舞寸法 | 78㎝ |
自重 | 200g |
オモリ負荷 | 15-25 |
おすすめ度 |
4.67
|
堤防釣り全般に対応!
携帯性に優れた仕舞寸法と、ワイドバリエーションが投げ釣りだけでなく、様々な釣りモノに対応。投げ釣りは勿論、サビキ、胴付まで対応する万能小継投げ竿シリーズ。チョイ投げに最適な10号から本格的なブッコミ釣りにも対応する20号までの硬さに加え、新たに360仕様も加わり、遠投派にも嬉しいラインナップ。
ダイワ リバティクラブ ショートスイング
特徴・搭載テクノロジー
それではリバティクラブ ショートスイングの特徴をいくつか紹介していきます。
ブレーディングX
ダイワ特有の強化構造です。
ブランクのバットセクション最外層をカーボンテープでX状に締め上げることで、ロッド操作時のパワーロスにつながるネジレを抑制。細身ながら高い強度を確保し、持ち重り感を軽減することでより操作性をUPさせてくれます。
ステンレスリールシート
大型リールがぐらつきません。
後述しますが、投げ専用リールなどを使うと差が明確に分かります。カチッとリールを固定できるので、自重の重いスピニングリールが超安定します。
穂先カバーが付属!
ガイドカバー
もシッカリ付属するリバティクラブショートスイング。バッグの中に雑に入れておいても繊細なガイドを傷から守ってくれます。
ダイワ リバティクラブ ショートスイング
実釣インプレ・評価
端的に言うと、エウレカ名ED『FLY AWAY』のような感じ。『え、子供向け番組なのに、こんなオシャレなの?』って感じ。価格が安かった&振り出し竿だったので期待はしていなかったけど予想外に…という感じ。
それでは実際にリバティクラブ ショートスイングで実釣してみてのインプレ評価をまとめていきます。参考までにどうぞ。
仕舞寸法が短い!
持ち運びが楽ちん
というのが初めてリバティクラブショートスイングを持った時の感想です。筆者の購入したモデルは『20-270』と、全モデルの中でも長尺な方です。しかし、仕舞寸法は78㎝。一般的なシーバス竿に比べると非常に短く仕上がってます。
サブロッドとして、ヒップバッグに差し込んでいても邪魔になりません。マルチロッドとして、ルアーで釣れないときの投げ竿・ヘチ竿として使うというのもアリでしょう。
感度は正直イマイチ!
ぶっちゃけ感度はイマイチ
なリバティクラブショートスイングだったと思います。感度、というと抽象的ですが、具体的に言うとアタリは結構分かりやすいんです。しかし、魚をかけてから岸に寄せてくるまで
これホントに魚かかってる?
逃げられてない??
と、不安になるくらいに竿が強靭すぎるのです。カーボン含有率の低さ・ブレーディングXの弊害・外れ竿かは断定しかねますが、筆者の使っているリバティクラブショートスイングは、やや強靭すぎるように感じました(魚はキチンとかかるんですけどね)。
竿の扱い方分かっていないから、折れないか心配…
という方には良いでしょう。
タコに張り付かれても無理やり引き離させるのも造作もありません。そういった意味では初心者の方にこそ選んでいただきたい万能竿なのかもしれませんな。
キス釣りに使える!!
繊細なアタリのキス釣り
には使えるでしょう。先述したように、アタリは結構分かりやすいです。ピンギス(10㎝前後)のアタリも
ピピッ……
ビビッ!!
と分かります。20号のオモリを使っていると、引いてくるときの魚感は少ない(キス1匹程度ならほぼ感じ取れない)ですが、キチンと釣れます。
初心者の友人などに使わせても
アタリはホントに良く分かる!
というようなことを言っていたので、釣りが良く分からない方でも楽しくキス釣りができると思います。ルアー釣りを始めて『なにも釣れないじゃん!つまらん釣り!』となるよりは、堤防でのキスの引き釣りが超おすすめです。
繊細な釣り以外ならOK
ぶっこみやサビキ等
そこまで繊細な釣りモノ以外なら大活躍してくれるショートスイングでしょう。ルアー釣りは正直 微妙なライン。別に『リバティクラブ ルアー』なるロッドが登場しているので、どちらかといえばルアー釣りをしたい方はそちらを選んだほうが良いでしょう。
しかし、
リフト&フォールが基本のメバリングなどは楽しく出来ると思います。先述したように、アタリも結構分かりやすいのでおすすめ。
ファミリーフィッシングにおすすめ!
遠投も可能
なので、探索範囲が広がります。
反発力もそこそこ良いので、20号のオモリがすっ飛んでいきます。結果 色々な魚が釣れたりします。
なんでもいいから釣らせてあげたい…!
というファミリーの方には非常におすすめです。餌釣りなら本格遠投(100m以上)以外は万能にこなせるでしょう。
先述のようにキスを基本として
クロダイやアジのような魚も釣れます。
シーバスのようなルアー釣りも出来なくありません。リール下も長いので、ルアー釣りもちょこっとやる分には十分でしょう(アクションが必要なルアーフィッシング以外)。
リバティクラブ ショートスイング
おすすめモデル
10-240
- 竿が扱えるオモリの重さ
- 竿の長さ
という表記になっているので参考までに。
現在 15種類のモデルから選べるリバティクラブ ショートスイングです。筆者が購入の際に非常に悩んだのが以下の3モデルです。
ダイワ リバティクラブ
ショートスイング 10-240
モデル | 10-240 |
全長/仕舞寸法 | 2.4(m)/71(㎝) |
自重 | 155(g) |
オモリ負荷 | 5~15号 |
おすすめ度 |
|
- 全モデルで一番 自重が軽い
- 短いので穴釣りなどにも丁度良い
のがリバティクラブショートスイング10-240モデルです。全モデルの中ではオモリ負荷が一番軽いモデルでもありますが、それでも適合オモリ負荷は15号まで扱えます。一般的な堤防であれば、どこでも使える汎用性の高さがおすすめポイント。
ダイワ リバティクラブ
ショートスイング 15-270
モデル | 15-270 |
全長/仕舞寸法 | 2.7(m)/78(㎝) |
自重 | 190(g) |
オモリ負荷 | 10~20号 |
おすすめ度 |
|
- 遠投も可能
- 15号のオモリを快適に投げられる
という点がおすすめの15-270になります。もっと長尺の300(3m)も良いのですが、そこまで長尺を求めるのなら後述する20-360というモデルの方がおすすめです。あくまでチョイ投げ、たまに遠投をする方にはショートスイング15-270あたりが使い勝手が良く、過不足ないと思います。
ダイワ リバティクラブ
ショートスイング 20-360
モデル | 20-360 |
全長/仕舞寸法 | 3.6(m)/73(㎝) |
自重 | 335(g) |
オモリ負荷 | 15~20号 |
おすすめ度 |
|
- 本格遠投が可能
- 全モデルで一番オモリ負荷が重い
ということから、
チョイ投げよりも遠投で大物を狙いたい
という方には20-360が一番良いでしょう。大抵の釣り場なら15号で十分に釣りになりますが、どんな急流の場所でも使いたいのなら25号のオモリが扱えると安心。本格遠投で、かけあがりなどのポイントを狙うには20-360がおすすめです。
安心のダイワ!
リバティクラブ ショートスイング インプレ総括
万能竿として使える
というのがダイワ リバティクラブショートスイングのインプレ評価です。
本文でも述べたように
- 仕舞寸法が短い(75㎝前後)
- 色々な仕掛けの釣りが楽しめる
- 20号前後のオモリも快適に投げられる
という点から、釣り初心者にもおすすめ出来る万能竿でしょう。ルアー釣りも出来なくはありませんが、どちらかといえばチョイ投げや穴釣り、ぶっこみ釣りなどの
とにかく魚を釣ってみたい!
という方にこそ、おすすめできる釣り竿です。是非ご検討してみてくださいませ。
それでは!
こちらも読まれてます