深場(底付近)でのイカメタル
に最適なのが電動リール。水深70mぐらいのポイントで、上潮の水温が高いなど様々な理由でイカが浮いてこないときなどに重宝します(なんといっても疲れません!)。もちろん浅い棚で釣れるような状態では手巻きリールでも十分ですが、手返しの良さから電動リールを選ぶ方も多いです。
しかし、
手巻きリールでも良いんでしょ…?
イカのアタリって繊細らしいけど、
本当に電動リールで大丈夫なの…?
などなど、色々と疑問に思う方いるかもしれません。
そこで今回は
- イカメタルに適したリールって?
- おすすめリールランキング
の順番に紹介させていただきます。
そもそも
電動?手動?
イカメタルでよく、
手巻きで十分でしょ!
いや、絶対に電動リールの方が良い!
という議論になりますが、
- 狙う水深
- 予算(超重要)
を意識して選ぶと失敗が少ないでしょう。
基本どちらでもイカメタルは出来ますが、快適さ・使いやすさが違ったりします。
水深が深い&予算がある→『電動リール』
疲れないのが電動リール!
です。女性や腕力に自信のない方は電動リールを選ぶのが良いでしょう。巻いてくるのも楽しいですが、60m以上にもなる水深で釣れるような状況で、手巻きリールのみだと、
ゆ、指がつった!!
となります。
少し価格は高くなりますが、深場で釣れる状況のイカメタルにおいても万全を期するなら電動リールを強くおすすめします。
水深が浅い&予算が少ない→『手巻きリール』
浅棚で釣れるなら手巻きリールでも十分
にイカメタルは可能です。
また、電動リールに比べて安い&覚えるコトが少ない、ということからも人気が高まっているようです。30m程度でも釣れるような状況、水深が深くないのなら小型から中型のカウンター付き手巻きリールを選んだほうが絶対に良いでしょう。
今回は電動リールに絞って紹介していきますが、気になる方は以下の記事を参考にしてみてください。
イカメタルに最適!
電動リールの選び方
それではイカメタルに適した電動リールの選び方として、全く分からない方に向けて簡単なチェックポイント・よくある疑問点をまとめてみましたので参考にしてみてください。
電動リールの
『番手』について
シマノなら200~800
ダイワなら200~400
あたり、小型電動リールがイカメタルには良く使用されています。各社 番手によって様々な仕様・搭載テクノロジーが異なりますが、暴力的な引きをするカンパチなど青物とは違い、そこまでライン巻取量も必要ではありません。コンパクト・軽量にこだわるならダイワなら200番、シマノなら200~400でも十分でしょう。
電動リールの
『ライン巻取量』について
- PE(号-m) 2-300
上のように、各ベイトリールによって『糸巻量』というのが決まっています。どのくらいの太さ(強度)が何m巻ける、という指標です。ベイトリールは各モデルごとに推奨されている号数・巻取量が違うため、よく確認しましょう。
PE4号が300mとか巻ければOK?
基本的には2号以下の使用PEラインが150m程度は巻けるのであれば十分です。イカの当たりは微小であり、なるべく潮流の影響を受けにくい細いラインが良いでしょう。しかし、細すぎると根掛かりなどで簡単に切れてしまうのでPE1号~PE2号あたりがオススメです。
電動リールの
おすすめブランド
釣り初心者の方は、
- シマノ(SHIMANO)
- ダイワ(DAIWA)
のブランドが出している電動リールを選ぶと良いでしょう。最もコスパが高いとされるのは上の2ブランドであり、実際の釣具店を見渡しても、上記のブランドが圧倒的に強いです。
他にも安くて良いブランドはあるでしょ?
あくまで釣具店には上の3つが卸されているだけで…
たしかにプロックス(PROX)やテイルウォークなどは信頼できるメーカーなのですが、ことネットショッピングでは上記以外の信頼できないメーカーが多すぎるのです。そんなワケなので、今回の記事でも上記の3ブランドを基本として、コスパの高いベイトリールを紹介させていただいています。
イカメタルに最適なスペック!
電動リール おすすめ8選
それでは、イカメタルに適した電動リールをいくつかランキング形式で紹介していきます。
各種、それぞれ公式アイテムページと商品リンクを紹介しています。各電動リールごとに細かな設定や仕様が確認できますので是非、ご利用ください。
1位:シマノ(SHIMANO)
プレイズ 600
ブランド | シマノ(SHIMANO) |
モデル(品番) | 600 |
自重 | 470 |
PE糸巻量(号-m) | 2-300/3-200 |
ギア比 | 5.5 |
最大ドラグ力 | 5kg |
おすすめ度 |
4.87
|
- 価格が安い(電動リールとしては)
- 楽楽モード
→リールにかかる負荷に合わせて、常に一定のテンションを保ちながら巻上げ - 速度一定モード
→リールにかかる負荷の大小にかかわらず、一定の速度を維持しての巻上げ
シマノのハイコスパ電動リールです。PE2号300m、PE3号200mのラインキャパシティを有し、タチウオテンヤ、マルイカ、コマセマダイ、テンビンタチウオ、ヒラメ、浅場アカムツなど、幅広い電動ライトゲームに対応しているベーシックモデルとなっています。価格も比較的安く、電動リール初心者から人気の機種になっています。
2位:シマノ(SHIMANO)
プレイズ 800/1000
ブランド | シマノ(SHIMANO) |
モデル(品番) | 800 |
自重 | 615 |
PE糸巻量(号-m) | 3-300/4-250 |
ギア比 | 5.1 |
最大ドラグ力 | 10kg |
おすすめ度 |
4.86
|
- お手頃な価格
- 楽楽モード
→リールにかかる負荷に合わせて、常に一定のテンションを保ちながら巻上げ - 速度一定モード
→リールにかかる負荷の大小にかかわらず、一定の速度を維持しての巻上げ
150号くらいまでの鉛を使い、多点掛けをメインにされる方は600よりも800もしくは1000番台のプレイズがおすすめ。電動リールの“パワーベーシック”を目指してシマノが本気で挑んだコストパフォーマンスモデルとなっており、巻き上げ力も強いですよ。
3位:ダイワ(DAIWA)
レオブリッツ 200J
公式アイテムページ | ダイワ(DAIWA) |
モデル(品番) | 200J |
自重 | 480 |
PE糸巻量(号-m) | 3-400/4-300 |
ギア比 | 5.1 |
最大ドラグ力 | 8.5g |
おすすめ度 |
4.85
|
- コスパが高い
- 電動リールとしては自重が軽い
- クラッチ連動巻き上げ機能が新たに搭載
2023年にニューモデル化したレオブリッツ200Jです。電撃のごとく瞬時に動力を伝達してトルクフルな巻き上げを行うハイパワーモーターやクラッチ連動巻き上げ機能(、MAGMIGHT構造などが搭載されており、コスパは非常に高いです。JOGパワーレバーも搭載しており、片手での操作も容易にできます。
4位:ダイワ(DAIWA)
レオブリッツ S400
公式アイテムページ | ダイワ(DAIWA) |
モデル(品番) | S400 |
自重 | 550 |
PE糸巻量(号-m) | 4-350/5-300 |
ギア比 | 3.6 |
最大ドラグ力 | 10g |
おすすめ度 |
4.84
|
- 防水トーナメントドラグ
- FF構造&ベルトドライブ
- ウルトラスプールフリー&シンクロレベルワインド
- 基本性能充実の万能400番サイズPE専用電動リール
あらゆるターゲットを手軽に楽しみたい船釣り師にオススメのレオブリッツS400。手持ちでの操作性にこだわったFFモーター構造によるコンパクトボディで、船釣りの人気釣種であるマダイ・イカ・タチウオ・アジ・サバ・ヒラメなどはもちろん、その他の多彩なターゲットに幅広く対応。
5位:ダイワ(DAIWA)
シーボーグ 300J
公式アイテムページ | ダイワ(DAIWA) |
モデル(品番) | 300J |
自重 | 560 |
PE糸巻量(号-m) | 3-400/4-300 |
ギア比 | 5.1 |
最大ドラグ力 | 16kg |
おすすめ度 |
4.84
|
- 軽量コンパクトな洗練されたフォルム
- トルクと瞬発力を両立したMAGMAXモーター
- ワンハンド快適操作アルミ製JOGパワーレバーを採用
小型電動に求められる軽量コンパクト&ハイパワーなシーボーグです。イカメタルだけなら200Jで十分なのですが、本文でも述べたように、他の釣り(オフショアジギングなど)も見越して当記事では300Jを選出しておきました。あくまでイカメタルを楽しむのであれば200Jがおすすめです。
6位:シマノ(SHIMANO)
フォースマスター 600
ブランド | シマノ(SHIMANO) |
モデル(品番) | 600/601 |
自重 | 495 |
PE糸巻量(号-m) | 2-300/3-200 |
ギア比 | 5.1 |
最大ドラグ力 | 8kg |
おすすめ度 |
4.83
|
- アングラーの意志に感応するタッチドライブ
- 船縁で魚探を見ることができる探見丸システムに対応
- 楽楽モード
→リールにかかる負荷に合わせて、常に一定のテンションを保ちながら巻上げ - 速度一定モード
→リールにかかる負荷の大小にかかわらず、一定の速度を維持しての巻上げ
わずかな力で自在に巻上速度をコントロールすることがタッチドライブが搭載されたフォースマスター。釣り初心者がありがちな、いざ魚がかかったときの力が入りすぎてしまう場面でも設定速度以上にならない中間速設定機能なども搭載されており、画期的なシステムが多く搭載されています。
7位:テイルウォーク
エラン SW 電動
ブランド | テイルウォーク |
モデル(品番) | 150 |
自重 | 435 |
PE糸巻量(号-m) | 2-200 |
ギア比 | - |
最大ドラグ力 | 6kg |
おすすめ度 |
4.82
|
- アタリを音で知らせるドラグクリックサウンド仕様
- 軽快なロッドさばきをサポートするコンパクトボディ
- 巻き上げスピードは30段階と細かく、様々な巻きスピードに対応
- 指を離した瞬間にサムバークラッチが戻るフリッピングMODEに切り替え可能
ワンタッチでスプール交換ができるなど、シニアアングラーにやさしい電動リールのエラン 電動SWです。コンパクトかつ軽量で、どんなアングラーでも扱いやすいサイズ感が追求されています。スプールのワンタッチ交換が可能となっており、不意な高切れからの迅速なスプール交換をサポートしてくれます。
8位:シマノ(SHIMANO)
フォースマスター 200
ブランド | シマノ(SHIMANO) |
モデル(品番) | 200/201 |
自重 | 395 |
PE糸巻量(号-m) | 1.5-150 |
ギア比 | 8.2 |
最大ドラグ力 | 5kg |
おすすめ度 |
4.80
|
- 自重がとても軽い
- 素早い巻きアワセやリズミカルな誘いが可能
- MUTEKI MOTOR+による高速な仕掛け回収スピード
とってもコンパクトで軽量な電動リールのフォースマスター200番台です。ギア比もとても高く、仕掛けの回収スピードも目を見張るものがあります。執筆時現在のところ、400gを切る電動リールは超貴重です。その分(ライン巻き取り量などが少なくなるため) 釣りモノは限られますが、そこまで深いポイントでもなく、青物のような暴力的な引きをする魚以外には快適に使えるでしょう。イカメタルには必要十分ですよ!
総括:イカメタルに最適!
電動リール おすすめランキング
以上、イカメタルに最適な電動リールの選び方&おすすめランキングについてでした。
今回の記事で、イカメタルを快適に行えるリールを紹介できていれば幸甚に尽きます。
それでは!
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