世界は広く、残酷だった。少女だけが存在する異世界で繰り広げられる異色ファンタジー。新たな仲間と共に、未知と怪奇の森の中へ!
魔女・ガリアからミースの街を守った陽太は、幼馴染みを目覚めさせるため砂漠の街・サンドリオへと向かう。槍兵・ペコとの珍道中の果てに見たものは――。
砂漠の街を囲む謎の軍隊。率いるのは、美しく冷酷な女騎士!
引用:Amazon
『レッドゾーンを振り切った頭の悪さで一貫』
『ここまでくるとフェミも素通り!』
と名高い(?)パラレルパラダイス。
今回は、その11巻について紹介させていただく。
タイトルにもある通り、ネタバレ・画バレを含むぞ。
簡単にあらすじ紹介、面白かったところの紹介をサラっとするだけなので、キャラの言動一つ一つを丁寧に文字に起こしたようなネタバレ記事をご期待の方には、申し訳ないがご期待に沿えないからブラウザバックしよう。
ではではまとめていく。
もくじ
パラレルパラダイス 11巻 各話あらすじ
【ネタバレ・画バレ含む】
それではパラレルパラダイス11巻の各話 大まかなあらすじについてまとめていく。
何度も言うように、マンガの面白さを抜くようなネタバレはしないように細心の注意を払ってまとめているけど、ネタバレはネタバレ。魅力を伝えるには絵が最良だと思って付けているので、『真っ白な状態で読みたい』という人はここでブラウザバックだ。これが最終忠告ぞ!
第101話 夢見る処女じゃいられない
魔女ガリアを討伐。
目的の札(嫉妬深い女神を起こすために必要)を手に入れたヨータ一行はサンドリオに戻ることを決めた。
で、その際にミサキに紹介されたのが
明らかにヨータに敵意を持ったペコだった。
ガーディアンではないがゆえに外の世界を知らないという。武術の腕前はかなりのものなので、この機会に外に出て、世界の不条理さを勉強してほしいというミサキの計らいだった。
が、当の本人は…
めちゃくちゃ嫌がっていた。
自身が(かなり美化して)思い描いていた“男”がヨータだと知って落胆、認められない模様。
………
ヨータ達が乗るバイコーンだけだと処女のペコは連れていけないのでユニコーンを用意。
なんとか出発に至ったが……
第103話 一刀両男
九死に一生。
油断から絶体絶命に陥ったペコを助けたヨータだったが、
ペコは更に不服。ヨータに反感を抱いてしまった。
ヨータに好意を抱くルーミは
もしヨータが男であることの優位性を悪用していた場合のことを語り始めた。
そして更に、
アマネが語り出したのは、
サンドリオの古書に書いてあったという、3千年前に現れた男の悪行だった。
と、ゾッとするような話だった。
『ほらね、やっぱりヨータで良かった』
と言ってくれるルーミだったのだが、
と胸に暗雲を抱いたヨータだった。
第104話 秘めはじめ
ハプニング発生。
ひょんなわけでバイコーン(非処女好き)に乗らざるをえなくなってしまったペコ。しかし
『あなたと交〇するくらいなら死んだ方がマシ』
と頑なにヨータとの◎尾を断る。それどころか自分はどうせただの付き添いだから勝手にミースまで帰る、とのことだったが…
にゅるにゅる。
ルーミの説得の末、やっと考え直してくれそうなペコだったが…
……
涙ながらに全否定。。。
しかしまぁ、
こうなるわけで…
幻滅→反抗→助けられる、で交尾までがテンプレのパラレルパラダイス。歯ぎしりするほどヨータに嫌悪感を盛ったキャラは珍しかったが、ここで姫はじめ。
あ、ちなみにタイトルにもある「ひめはじめ」。語感がなんかエロいけど、もともとはそんなエロい言葉じゃないからな。僕もてっきり処女を失うことみたいに思ってたけど、どうにも違うっぽい。Wikipediaも『詳細はよく分かっておらず』とか書いてるし。正月に柔らかい米を食べるとか、そういうよく分からない行事が由来っぽいよ。
そんな感じの104話。ペコの“姫始め”回でした。
第105話 奇怪の城 / 森の怪奇
城を発見。
なんでもルーミ達の住む世界の人間は城で生まれ、物心がつくかつかないかの年頃で外の世界に連れていかれるとのことだった。
そして、そこには何千年も生き永らえているという国母様が存在するようだ。
誰も顔を見たことのない、それでいて何千年も生き永らえているという国母。
………
色々と言及したいことはあったが、先を急ぐことにしたヨータと一行。
不気味な森を進むと、、、
とつぜん少女が助けを求めて飛び出してきた。
ヨータには見せないような柔らかい表情で少女を宥めるペコ。どうやら過去に失ってしまった妹がいたようだった。
『この子を街まで送り届けたい』
というペコに
『それは無理だよ』とルーミ。
どうやらルーミとアマネには簡単な解決方法があるとのことだったが……
第107話 決闘、血風
目的地サンドリオに到着寸前、狼煙を発見したヨータ一行。何事かと遠くから伺うと、
国母の住まう城に常駐している騎兵団の姿だった。
そしてそれを率いているのが、
いかにもな風貌、近衛兵団を指揮する女騎士、ナクタだった。
兵士として一番高い階級の大将校。1対1の剣術ではかなう者のいない絶対強者。さらにはフラガラッハという妖剣を使うというナクタ。作中最強の女特攻を持つヨータだが、ルーミの見立てでは『発情させたら…いやそれでもちょっと難しいかも…』という攻略難度だった。
情交の印を持つ者を抹殺せよという国母の命令に忠実に、サンドリアの住民を殺し始めたナクタ。見殺しにはできない…と、ナクタの前に姿を現したヨータ。
交渉の余地なし。
騎士の情け、とやらで一騎打ちには持ち込めたもののヨータ、そしてヨータと交尾した人間を処分しなければ帰るワケにはいかないという大将校ナクタ。
万事休すに見えたが……