安くて信頼できる(SHIMANO)
という一点のみで購入して、今の今まで愛用させてもらってるのがシマノのピットブルというPEライン。オフシーズンでは1号150mで1000円を切ることもあり、万年金欠の筆者にとってはありがたく使ってます。
しかし、そんな安さから
という意見も目立ちます。
というワケで今回は、SHIMANOのピットブルについて数十回 実釣を重ねてみてのインプレ所感・評価をまとめていきたいと思います。
もくじ
スペックざっくりと!
SHIMANO ピットブル(4本編み)
号数 | 0.4 ~ 2 号 |
強度 lb.(kg) | 8.6~38.7lb.(3.9~17.6kg) |
長さ | 150m |
編み数 | 4 |
カラー | ライムグリーン スーパーブルー |
糸が滑らか&強い!『VT工法』
逆方向にヨリを掛けながら編み込む『VT工法』。
上の通り、糸を均一に編み込んでいけるので、PEライン自体の構造が安定。強さが均一になると共に、表面が滑らかに仕上がっていました。直線強力の安定だけでなく、ガイドノイズの低減や飛距離アップ、水キレといった操作性の面も大きく向上しています。
でも切れやすい?
Googleの検索サジェストに『切れやすい』とあるのでギョッとするかもしれませんが、そんなことはありません。筆者が各サイト・Youtubeの検証結果を見る限り最大強度の70~80%はしっかりと出ているので安心して良いと思います。
というかアジングやらメバリング等で、
という方でなければ心配ナッシング。後述しますが、障害物がないオープンエリアで0.8号もあればほとんどの魚は取れます。高切れも筆者の経験上 無かったです。
シマノの激安PEライン!
ピットブルおすすめポイント
ピットブルのおすすめポイントを紹介していきます。
とんでもなく安い!
とんでもなく安い
に尽きます。強度とか云々かんぬんはとりあえず置いといて、とにかく安い。数十年前からPEラインを使っている方からしたら信じられないレベルで安いらしいです。しかもシマノ製。
1号(150m)ならば、時期によっては1000円以内でも変えてしまうんです。パフォーマンスはともかく、コストはこれ以上ないくらいに安いです。よくある海外製の粗悪なPEラインではなく、SHIMANOのPEラインっていうのも信頼度が高いです。
ちゃんと細い(号数通り)!
号数表記にピッタリ
な印象のピットブルでした。激安PEラインにありがちな
ということが皆無なピットブル。
号数表記に対してラインの細さはピッタリで、SHIMANOのリールであれば上の写真のように、キッチリスプールに収まるので気持ち良いです。
シマノの激安PEライン!
ピットブル実釣インプレ評価
実際に使ってみてのインプレ評価をまとめていきます。
0.8号で十分にデカシーバスとファイト可能!
強度は十分
に感じたピットブルです。
筆者の使用歴では一番細くても0.6号なので、それより細いピッドブルについては定かではありませんが、少なくともそれ以上のスペックであればPEラインの途中でラインブレイクする心配はいらないと思います。
色落ちが少ない(気がする)
と評判のピットブルですが、マジですか?
ピットブルよりさらに安いメジャクラの弾丸ブレイドを使った筆者としては、こんなもん色落ちじゃねーよ!という所感しか抱けないのですが、ねぇ?
論より証拠、以下の写真をご覧ください。
釣行3回目
はい、まだまだ綺麗なライムグリーンですね。
昼夜問わず視認性が素晴らしく良いピッドブルおすすめカラーです。
釣行6回目
馴染んできた感があります。
釣行12回目
いやコレは色落ち、ほぼしてないといっても過言じゃないのでは…??
感性は人それぞれなのでアレですが、個人的には色落ちは少ない方だと思います。なんならもっとグレードの高いPEラインでも1回の釣行でゴッソリ色が抜けるモノもあったので、シマノのピットブルの色落ちはそこまで気にならないレベルでしょう。
シマノ ピットブル
おすすめモデル
- 根ずれなどに強い ➡ 4本編み
- コシ・張りがある ➡ 8本編み
- 引張強度 ➡ 12本
という感じですが、それぞれ簡単に見てみましょう。
超おすすめ!
ピットブル 4本編み
とくに信念やこだわりがなければ、4本編みで十分です。全モデルで一番価格が安く、本文で述べたように強度・細さも問題ありません。ピットブルの中で最もコスパが高いのでは?と評価が非常に高いです。カラーは、ライムグリーンやスーパーブルーから選べます。
あ、
☝のように300mもあるので、スプール溝によってはそちらを是非。
コシ・張りがUP!
ピットブル 8本編み
- コシと張りがUP
- 4本編みに比べて糸鳴りが小さい
というピットブル8本編みです。飛距離・強度共に優れており、若干価格が高くなる以外にはデメリットがありません。ちょっとだけ良いモノを選びたい方におすすめ。
ただの8本編みじゃない!
ピットブル8+
- タフクロス 2
- ヒートシンクコーティング
いった技術を採用。価格が少し高くなりますが、それ相応の性能はあるようです。300mがラインナップされていないのが個人的には残念なところ。
ただの8本編みじゃない!
ピットブル12本編み
8+同様に
- タフクロス 2
- ヒートシンクコーティング
いった技術を採用したピットブル上位モデルです。低伸度、直線強度に優れており、財布に余裕がある釣り上級者の方は選んでみても良いかもしれません。
水馴染みが良い!
ピットブル G5
比重が高く、沈みやすいタイプのPEラインです。
『PEなのにモノフィラメントの使い心地』なんてレビューもある通り、少しクセがあります。オレンジ・グレーといった独特なカラーが選べたりします。
4本編みでも十分!
シマノ ピットブル 総括
最高レベルのコスパ
を誇るPEラインというのがインプレ総括です。
釣りが上手くなっていくにつれて『羽毛立ちが…』『エアノットが…』とイチイチ気になっていくのでしょうが、素人~中級者なら、まず間違いなく不満は出ないPEラインだと思います。それより安いのがいつだったか紹介した弾丸ブレイドですが、そちらよりもはるかにコスパは高いでしょう。
以上、シマノのピットブルについてでした。
迷っている方は検討してみてくださいませ。1号なら余程ラインが傷ついている以外には切れません。下手な激安PEラインを買うのだったら是非!
それでは!
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