アミルの友人パリヤの恋模様を描く、好評コミカル第5シーズン!
布支度は進まないし、友達も少なく、自分の気持ちは上手に伝えられない。
八方ふさがりのパリヤだが、お遣いの案内役をウマルが申し出たことにより物語は一気に急展開する!
引用:Amazon
というわけで今回は、そんな乙嫁語り9巻について紹介させていただく。
これまでの記事では大体3500文字、画像は40枚ほど使ってきたけど、今回紹介する9巻では『ここも良いなぁ…あっこのシーンは最高にイイなぁ…』と思いながらまとめてたら60枚ほど使ってしまった。
がしかし、物語の根幹、面白い部分は結構伏せつつも9巻の見所が伝わる良記事に仕上がったと思う。
それでもタイトルにもある通り、ネタバレ・画バレを含むので注意だ。
簡単にあらすじ紹介、面白かったところの紹介をサラっとするだけなので、キャラの言動一つ一つを丁寧に文字に起こしたようなネタバレ記事をご期待の方には、申し訳ないがご期待に沿えないからブラウザバックしよう。
ではではまとめていく。
乙嫁語り 9巻 各話あらすじ
【ネタバレ・画バレ含む】
それでは乙嫁語り9巻の各話 大まかなあらすじについてまとめていくよ。
何度も言うように、マンガの面白さを抜くようなネタバレはしないように細心の注意を払ってまとめているけど、ネタバレはネタバレ。魅力を伝えるには絵が最良だと思って付けているので、『真っ白な状態で読みたい』という人はここでブラウザバックだ。これが最終忠告ぞ!
番外編
番外編、ということで各キャラ達の可愛らしい4コマ集。
髪を編んだ姿しか見たことなかったけど、素はそんな感じなんだなパリヤ。
9巻のメインとなるパリヤの他にもシーリーン&アニス、ライラ&レイリ、ジョルクやバイマト達などのほんわか日常4コマが楽しかった。
第52話 パリヤのパン
つい照れ隠しからかウマルを突き飛ばしてしまったパリヤさん。
ケンカ、ではないものの会うのが気まずく感じている様子。と、そんなときにカモーラさん。
直接パンを渡しに行ったらどう?と提案してくれる。
パン作りには自信があるパリヤさんなので、考えた末に勇気とパンを持ってウマルのもとへ。
かわいい。
やっぱり、色々考えすぎているパリヤさんなので素直になれずにウマルとの時間が過ぎていく。
とうとうウマルの方も、
あらぬ誤解をしているようだった。
これにパリヤさん
大慌て。脳内会議。
しかし…
頑張れ!パリヤさん!
第53話 ウマルはどんな人?
ウマルのことが気になって仕方ないパリヤさん。
兄弟は何人いるのか、評判、性格、好きなモノ…なんでも良いから知りたいパリヤさんは親父さんの仕事場で張っていれば色々な情報が入ってくることに気付く。
そんなわけで、特に必要ではない(むしろ結婚支度として刺繍作業が残ってる)のだが、親父さんの仕事場に張り込む。
と、結構 ウマルについての情報は集まったのだが…
あまりにも長い時間 帰ってこないことを心配したお母さんに見つかり、連れ戻される。
それでも張り込みを続けようとするパリヤさん。最終的には
と珍しく嬉しい感情をパァーっと表す(脳内で)パリヤさんだった。
何があったんだろうね。
第54・55話 語らい
パリヤさんの結婚について、両家の親父が対談を勧めているそうだ。
知ってか知らずか自身もウマルさんとの距離を縮めたいと切実に思っているパリヤさん。
しかし、思い詰めてしまうのがパリヤさんである。距離の縮め方も考えれば考えるほどヘンになってしまっている。
男版パリヤさん似合っているなぁ。
本人にしてみたら悲劇的なまで空回りしているんだけど、コミカルな表情から読者的には喜劇。こんなにも表情がコロコロ変わるキャラも少ない。ライラ・レイリくらいじゃないか?
で、話は『眉墨』。
タジキスタンやウズベキスタンなど、中央アジアでは美人の要素として『眉毛が濃いコト』、『繋がっているコト』があるように、眉毛を際立たせるために『眉墨』を使う。
そんな眉墨の原料となる葉っぱ『ウマス』がないことに気付いた女性陣。
特に用事もないパリヤさんだったので
とお使いを頼まれてしまった。
えー…、っと渋るパリヤさんだったが、送迎してくれるのは
ウマルくん!
願ったり叶ったりでウマルと話す機会を得たパリヤさん。長旅に渋っていたのだけど、こうなったら半日もかかるということが逆に嬉しい!
お決まりの自問自答タイム。
頑張れパリヤさん!
何やってんだパリヤさん!おかしいことになってんぞ!!
とにかく頑張れ!パリヤさん!!
第56話 盤上遊戯
話は飛んで
スミスさん一行。
アンカラに向かって旅をしているスミスさんとアリさんだがご覧のように野盗に襲われてしまっている模様。
当然 めちゃくちゃ動揺しているスミスさんだが、汗ひとつかかないで冷静なアリさん。
2人の安否も気になるが、話はスミスさん一行だけではなく、
険しい表情のアゼル。
井戸の所有者と交渉しているのだが埒が明かない。
そんなアゼル達だったり、
ここ数話、あまり出番のなかったカルルク達の近況も描かれていた。
主人公といえばアミル&カルルクだと思っていたけど、作者によれば『乙嫁語り』は各地に嫁いだ乙嫁の物語らしいから一概にアミルとカルルクが主人公というわけでもないっぽい。そういや僕も最新巻まで読んだらスミスさん一行のこれからの方が気になっていたりする。
そんなわけで、各キャラの近況報告回だった。
第57話 帰途
そして話は戻ってパリヤさん達。
色々あって日帰りの旅だったのだが、立ち寄った村で宿泊することになった。
もちろん寝室は別々だけど、夜にパリヤさん達が2人っきりであったりしているのを見るだけでドキドキするのは繊細に2人の感情、表情の機微を描いていたからだと思う。
パラレルパラダイスとか読んでる僕だけど、乙嫁語りを読んでいるときは童心、小6くらいの気持ちでいられるから不思議。
念願の水車も見れた2人。
ハッと気づいたパリヤさん。ここが良い機会だと思い、勇気を振り絞って
自分の気持ちを伝えることができた。
結婚したいこと、しかし現状 布支度が難航していること、それらをおおっぴろに伝える。頑張るから、支度が終わるまで待ってほしい、というパリヤさんにウマルは『分かった』と返答。やや簡素に見えたのはパリヤさんも同じだったようで、
どうにも信用できずに聞き返してしまう。
きっと本心だったんだろうけど、イマイチ信用してもらえないウマルは…
というところでネタバレ終了~~~~。以降は本編で読もう。ネタバレサイトで読んじゃ勿体なさすぎる。
とパリヤさん。
何があったんだろうね。