【すごい飛距離!】ウインドサーフ35(細糸) 実釣インプレ評価まとめ

投げはリールで変わる

という名言(迷言?)を聞いたからには釣り人として『投げ専用リールが欲しい!』となり、目に付いたのがDAIWAのウィンドサーフ35でした。筆者にとって初めての投げ専用リールということで、慎重に慎重を重ねて選んだのがウィンドサーフ35です。

 

しかし、価格は13000円前後。

高くない…???

普通のスピニングリールで良いのでは?

など、疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。僕もめっちゃ悩みました。

 

 

そこで今回は、実際に身銭を切ってダイワ(DAIWA)の17ウィンドサーフ35を購入し、実釣を重ねた筆者のインプレ評価をまとめていきます。特に使用感については詳しく後述していくので、悩まれている方は参考にしてみてくださいませ!

 

 

 

 

そもそもどんなリール?
ダイワ 17ウィンドサーフ35

まずはざっくりと、ダイワ ウィンドサーフ35の性能&外見(デザイン)について紹介していきます。

 

ダイワ(DAIWA)
17ウィンドサーフ35(細糸)

投げ釣り専用スピニングリール『ウィンドサーフ35』
投げ釣り専用スピニングリール『ウィンドサーフ35』1
投げ釣り専用スピニングリール『ウィンドサーフ35』2
投げ釣り専用スピニングリール『ウィンドサーフ35』3
投げ釣り専用スピニングリール『ウィンドサーフ35』4
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公式アイテムページDAIWA
モデル細糸
自重(g)550
各適合ライン
糸巻量(号)-(m)
ナイロン: 1.5-200
PE:0.8-250,1-200
ギア比4.1
材質アルミニウム
主なターゲットキス・ベラ・アイナメ・ハゼ
メーカー紹介文

機能充実のハイパフォーマンスサーフリール

ダイワ独自の防水・耐久テクノロジー「マグシールド」を搭載し、初期性能の維持を追求。初期の滑らかな回転性能が持続することは、雨や波しぶき、風に運ばれる塵や砂など厳しい環境下に置かれる投げリールにとって大きなアドバンテージとなる。軽快な回転性能を支えるエアローターと中空構造のエアベールは、中・近距離での釣りにはもちろん遠投時に投げリールに求められる重要なファクターであるスムーズな巻き感の向上につながる。回転初動が軽いため、止める・動かすに瞬時に対応可能。そして単純な飛距離だけでは成り立たないのが投げリール。


引用:DAIWA[17ウィンドサーフ35]

 

 

 

17ウィンドサーフ35
搭載テクノロジー

ウィンドサーフ35に搭載されているDAIWAテクノロジーがこちら。

 

マグシールド

海水や埃などの侵入をシャットアウトする防水構造です。

ボディとローターの隙間に磁性を持つオイルの壁を作ることで軽く滑らかな回転はそのままに、初期の回転性能を長期間維持してくれます。回転異音の原因の多くが、塩ガミ・異物の侵入です。過って水に落としてしまうケース等を除き、マグシールド化されたリールの回転異音発生率は大幅に低下。マグシールドが搭載されていることで防塵・防水能力が非常に高くなります。

 

エアローター

ローター革命とも言うべき構造を持つエアローター。

特異な形状の最適リム構造により負荷を分散させることで、従来と同等の強度で大幅な軽量化を実現。ローターバランスも向上し、レスポンスの良い回転をもたらしてくれます。

 

35㎜スプール&クロスラップ

「35mmストローク」と「クロスラップ」の相乗効果で糸を問わずライントラブルを最少限に抑えることに成功しているそうです

ハンドルも、ゴミなどが引っ掛かると相当の負荷が掛かることもある投げ釣りにおいて最も使いやすい(とされる)長さ85mmロングハンドルを搭載。ノブもTノブを採用し、上位機種に肉薄する充実のスペックに仕上がっています。

 

テンジアⅡ

ダイワ独自のデジタル設計技術「デジギヤ」がさらに進化。

デジタル解析によって導き出された理想的な歯面を実現するために、超高精度マシンカット技術を採用し、鍛造ギヤーの数倍以上の歯面精度を実現。ドライブギヤに特殊ラッピング加工を施し、ピニオンギヤとドライブギヤの最適バランスを取ることで耐久性が向上。

 

キャストロックマニュアルリターン

キャスト時のベール返りによるラインブレイク等を防止する機構のことです。

ベールを起こすことで、ロック位置にてベール及びローターを強固に固定。過度な負荷が掛かった時は安全のためローターが回転するもののベール返りはせず、これによりキャスト中の不意なベール反転を防止する。ベールは手動で返すマニュアルリターン方式を採用。

 

その他色々…!

糸絡みをなくす『エアベール

糸ズレをなくす『クロスラップ

リールの逆転をコロの摩擦力で瞬間的に止めるインフィニットストッパー』等、ちょっと多すぎてアレなので当記事では実釣インプレに移行したいと思います。詳しくは公式サイトを参考にしてみてくださいな。

 

 

 

実釣性能抜群!
17ウィンドサーフ35(細糸) 実釣インプレ

『マグシールド』やら『エアローター』だとか色々説明しました。が、ぶっちゃけそんなこと説明されても余程の釣りキチ以外は

はぁ??

でしょう。どう『釣り』に関係するか分からなすぎる。

もっとこう、筆者の直感的にウィンドサーフ35を説明していいのなら、使っているときの爽快感がEarth,Wind&Fire『September』。ジェット天秤を投げた時の飛距離たるや…。

 

さて、読者の皆様が再度

…はぁ???

となったところで実釣してみてのウィンドサーフ35のインプレ評価をまとめていきます。参考までにどうぞ。

 

 

重い!!

  • 思ってた以上に重い

と感じた17ウィンドサーフ35(細糸)でした。とにかく『投げ釣り専用のリールが欲しい!』ということで自重をよく確認せずにAmazonでポチったこともあり、自重550gに気付いていませんでした。

 

おそらく、普通のスピニングリールを使っている人は驚かれると思います。まず、届いたときに『あ…やっちゃったか…??』と冷や汗出ましたもん。

 

 

デカい!!

  • サイズが大きい

というのもウィンドサーフ35(細糸)の特徴でしょう。上の写真では下にあるのが普通のスピニングリールですが、何番か分かりますでしょうか?なんと4000番台なんですよ。通常 3000番台のスピニングリールでシーバスだのヒラメだのを狙っている筆者からすると、

デカすぎて不安になってきた…

となりましたが、案外 遠投用のロッドと組み合わせるとシックリきます。主にDAIWAのリバティクラブサーフ(25号-4.25m)と合わせていますが、非常にバランスが良いです。具体的にいうと、投げやすい。

 

 

飛距離は半端ない!

  • 飛距離は半端ない

ように感じたウィンドサーフ35(細糸)。デカくて重いというデメリット(筆者的な)を払拭して余りあるメリットです。流石は投げ専用リール。

 

そもそも投げ専用リールって、どう違うの??

スプールの幅が長いんです。

仕掛けが飛んでいくときに放出される道糸の抵抗を最小限に抑えられるように設計されているので、普通のスピニングリールに比べて同じオモリ号数でも結構な差異となって釣果にも差が出るんです。

 

 

普通のスピニングリールなら65mというところ、ウィンドサーフ35(細糸)なら80mは出せるような実感がありました。実際、同行者がイマイチでも好釣果を叩き出せたこともあって、こと飛距離については素晴らしいの一言。

 

 

ドラグ機能がないのは…

日中に投げ釣りでキスを狙う筆者の釣り方に限れば

  • ドラグ機能なくても大丈夫

だと思います。正直、購入前に超悩んだのがドラグ機能で、

急な大物がかかったらヤバいのでは…??

と恐恐していましたが、ノープロブレム。そりゃ置き竿にしてたらドチザメやらエイやらが心配ですが、こと投げ(引き)釣りにドハマり中の筆者からすれば、ドラグ機能なんていらないんじゃないかと。むしろ、30号とかの重いオモリ号数になれていない筆者からすると、投げた瞬間にスプールが回転して指を切ったりすることがないので安心にさえ思いました。

 

極論 その人の釣り方によりますが、キスであれば25㎝前後の良型が鈴生りでかかってもドラグ機能は不必要だと思います。

 

 

十分な実釣性能!!

  • 十分な実釣性能

というのが筆者的に感じたウィンドサーフ(細糸)のインプレ評価の総評でしょう。購入前は

もうちょっと高級なモデルでも良いかも…

と思っていましたが、流石はDAIWA。普及機種で十分に投げ釣りが楽しくできました。いや楽しくできたのもそうですが、きちんと釣果も出してくれました。

 

どこにいっても、仕掛けがビュンッ!と気持ちよいほどに飛んでくれます。ルアー釣りのための地形調査として使っているときに大キスがかかることも度々。チョイ投げから発展して、

本格的に遠投キス釣りをしてみたいなぁ…

と思う方は是非 検討していただければな、と思います。

 

 

 

価格以上(13000円)のパフォーマンス!

筆者にとって13000円(購入時の値段)は高額です。

農家バイトで自給800円。休日を削って日が昇らない早朝からピーマンの軸を切り、袋に詰めるという単調作業を10時間以上こなして得られるのが13000円。セール中だったので安く買えたとは言え、安くありません。断固、安くはありません。

 

しかし、そんな価格にも まぁ納得させられる17ウィンドサーフ35(細糸)でした。

 

キス釣りをされる方は是非。

普通のスピニングリールをお使いの方はびっくりするくらい仕掛けが遠投できるので釣果が上がりますよん。

 

 

細糸と太糸あるけど?

どっちを選べばいいのか分からん…

という方には

キス釣りであれば細糸モデルがおすすめ

というのが筆者の考えです。実際 細糸モデルを購入して使い込んでいますが、

  • 細糸の方が遠投に向いてる
  • そもそも太糸のメリットが分からない

という2点からして、キス釣りには細糸で良いでしょう。そもそもドラグ機能がないウィンドサーフ35なので、あえて太糸モデルを使うメリットが見当たりませんでした。実際 ネットショッピングだと価格が高かったりします。

 

あくまで筆者の一意見ですが、参考にどうぞ。何度もいいますが、キスであれば鈴生りで釣れてもドラグ機能が必要ありませんぜ。

 

 

 

 

ダイワ 17ウィンドサーフ35
インプレ評価:総括

投げ釣りに是非!

という17ウィンドサーフ35(細糸)でした。他の人のレビュー評価を見ても『この価格でこの性能なら文句のつけようがない』という高評価が多く、信頼のできる投げ専用スピニングリールだと思います。ホワイトのデザインもなかなか格好良かったりします。

 

特筆すべきは

  • 圧倒的な飛距離

でしょう。スプール幅や搭載テクノロジーによって出される飛距離が特に素晴らしく、投げ釣りで大活躍してくれるでしょう。参考までにですが、25号オモリの天秤仕掛けをであれば100m程度は全く問題なく飛びます。糸巻き量には注意しましょう。

 

飛距離=釣果です。キス釣りをされる方で

 

本格的にサーフキスを狙ってみたい…

数年は使い倒せるコスパの良いリールが良いんだけど…

という方は是非 検討してみてくださいませ。投げ釣りがもっと楽しくなりますよん。

 

 

それでは!

 

 

 

 

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