スピンテールジグ
というブレードのついたジグがあります。
DAIWAやらコアマンなど様々なメーカーがスピンテールジグを出していますが、なかでも価格がぶっちぎりで安いのがメジャークラフトのジグパラスピンです。
と、あまりの安さに不安感を覚える方が多いようです。まぁいくら安いからって釣れないルアーを延々と投げるのは辛すぎる。趣味の魚釣りがストレス。金はともかく時間まで浪費させられることには我慢なりません…(ちなみに昨日はツムツムで2時間溶かしました)。
そこで今回はメジャークラフトのジグパラスピンについて紹介していきます。
そもそもどんなルアー?
メジャークラフト ジグパラスピンとは
日中・夜間問わず高い実績を誇るスピンテールジグ『ジグパラスピン』。ここでは簡単に、ジグパラスピンの特徴を紹介していきます。
ざっくりと!
ジグパラスピン スペック
ブランド(公式アイテムページ) | メジャークラフト |
ルアータイプ | スピンテールジグ |
サイズ | ー |
自重 | 3/5/7/18/30/35/40 g |
潜行水深 | ー |
おすすめ度 |
|
デイゲームの定番「ジグパラ スピン」にシーバス攻略にオススメな新カラーが4色追加ラインナップ。ベイトフィッシュの定番カタクチイワシカラー、マッディーな潮色で目立つイエローチャート、マヅメ時に威力の必須カラーピンクイワシ、春から夏には、持っておきたいキビナゴカラー。豊富なバリエーションを生かしたカラーローテーションで、スレやすいデイシーバス攻略が更に楽しくなるでしょう。
ジグパラスピンの特徴
ボディもさながら、お尻のブレードがヒラヒラと微振動かつフラッシングすることによってシーバスをはじめとする様々な魚種に効果的にアピールしてくれます。大まかな特徴は以下の通りかと。
シルエットが小さい&飛距離が出る
というシーバス釣りでよくあるモヤモヤを解消してくれるジグパラスピンです。シルエットの小ささに比べてシッカリと自重があるので飛距離が出るので小型の魚も狙うコトができます。
アピール力が強い(特にブレード)
上の動画のように、
キラッキラッ!
とアピールが高いという特徴があります。
基本はただ巻きで良いのですが、あまり反応が得られないときはリフト&フォールをさせながら狙うのも効果的。
価格が非常に安い!!!
他のスピンテールジグに比べて安いのもジグパラスピンの特徴です。春シーバスで良く使う7gモデルなんかは500円程度で買えるので貧乏アングラーの筆者としては非常に助かっています。
絡まる…?
個人的には初心者にはオススメできないです。
フックのサイズ変更が自分で出来れる方には良いですが、そのまま使った場合のことを考えて評価すると手放しには褒められません。
や
通常のパフォーマンスを発揮するのは10回投げて1回程度。9回はラインが投げた瞬間絡まってて、まったくダメ。金返して欲しいわホント。
などといったレビュー・インプレが多かれ少なかれ目についたジグパラスピン。
これについては実際に使ってみて判断してみようと思います。
ジグパラスピン
実釣インプレ
それでは実釣インプレ。
使ってみての率直な感想を忖度なしでまとめていきます。
相当使えるぞコレ…
蓄光させれば上の通り。
ボヤ~~っと妖しく光るのがグローカラーです。何の変哲もない(むしろ落ち目の)漁港でも…
きっちりチビカサゴが釣れました。
ジグパラスピンで大爆釣#カヤック #カヤックフィッシング #バイキングカヤック忍 #シーバス #ヒラメ pic.twitter.com/7TsR5W2I2e
— どるけん情報アカウント (@dolceken_info) December 9, 2020
色々釣れる、と評判のジグパラスピンです。デイ・ナイト問わずに釣れるという点もおすすめポイントのひとつでしょう。
使い方 超簡単!
ルアー本体とブレードの大きさがほぼ同じというスピンテールジグ。
使い方はどうすればいいの?
と迷える子羊もいるはず。
ロッドアクションによって~~と細々しいテクニックは置いといて、以下の2パターン覚えておけば十分にジグパラスピンは使いこなせます。
基本は『ただ巻き』
上の動画でプロフェッショナル達が言っているように、
基本はただ巻いてくるだけ
のジグパラスピンです。ただ巻くだけでテールのブレードがくるくる回るので、それだけで十分すぎるアピールになるのです。下手にアクションを入れるよかは、一定のスピードで巻くことを意識しましょう。
『リフト&フォール』も効果的!
ただ巻きで十分に釣れるジグパラスピン。
しかし、メバルなどを狙うときにはリフト&フォールも効果的に作用します。夜釣りではメバルを筆頭に根魚などが上向きで餌を待ち構えている場合があります。そんなときは、ただ巻きよりはリフト&フォールさせるのが良いでしょう。
糸を張った状態でフォール(テンションフォール)させると高活性でなくともメバルなどが良く釣れました。ただ巻きも良いですが、リフト&フォールも覚えておいて損はないでしょう。
ハクパターンのシーバス攻略にも!
ハクパターンのシーバスにも効果的なジグパラスピンです。
とハク・イナッコパターン恒例の状況で釣果をもたらしてくれたルアーでもあります。ポイントによっても違うでしょうが、筆者の行くポイントではバッチリ。難攻不落のハクパターン攻略に最適でした。
あ、絡まないです全然
すっかり忘れてたけど、
全然絡まない
と思うぞジグパラスピン。
18g以上のジグパラスピンでは度々見受けられた『絡む』『ライントラブル』系のレビューでしたが、筆者が良く使う7g前後のモデルでは全然絡みませんでした。もしかしたらデザインやフックサイズが変わったのかもしれませんね。
悩んだらコレ!ジグパラスピン
サイズ&おすすめカラー
サイズ(自重)色々・10種類以上のカラーが選べるのもジグパラスピンの特徴。
おすすめカラー
時間帯やマズメなどに合わせてカラーチェンジが好釣果に繋がる、と言われても
と悩む方もいらっしゃるでしょう。
そんな方に向けて、特におすすめのカラーを3種類 厳選して紹介しておきます。良かったら参考にしてみてください。
アピール重視には『ゴールド』系
光が広範囲に届く金色系などのド派手なカラーがおすすめです。
ミノーでは人気がない金色ですが、バイブレーション系のルアーにおいてはグリキン(グリーン&金)やオレキン(オレンジ&金)のように、金色が絡むカラーが人気。デイゲームで使う方は派手めなカラーを選んでおきましょう。
ジグパラスピン使ったら永遠釣れる。
シーバス初心者の親父にこうやるんだよって教えたら一投目で釣った( ̄▽ ̄) pic.twitter.com/SKSSzNyJzI— やまひろ (@ymhr_6) April 21, 2018
濁り・夜釣りには『グロー』系
蓄光させることで光るカラーです。
本文でも述べたように、ボヤ~~っと妖しく光ってアピール。釣り人からしても視認性が良くて(特に夜)使いやすいといった具合。夜でなくても濁りのキツイ状況でも使えるので筆者が愛用しているカラーでもあります。
澄み・デイゲームには『ナチュラル』系
水が澄んでいるポイントのデイゲームで効果抜群なのがナチュラル系と呼ばれる魚に模したカラーです。
ジグパラスピンでサゴシ!! pic.twitter.com/LnNpCBESd3
— 真田 武宏 (@TAKEHIR65012400) March 7, 2019
サイズ(重さ)について
どんどん重さが追加されるジグパラスピンです。
一応 基本的な選び方を紹介しておきます。
アジ・メバルなどに3~7g!
重さが3~7gのジグパラスピンは小物釣りに最適です。
1gのジグ単に比べて飛距離が素晴らしく良く、シルエットが小さいのでアジング・メバリングにうってつけ。基本的には3gが良いですが、沖目のディープエリアなどを狙う方は5g~7gが丁度良いでしょう。
定番サイズは18、25g
どの竿でも扱いやすいのが18gのジグパラスピンでしょう。
尻尾のブレードがキラキラ回転して小魚っぽくアピールするためシーバスやヒラメ、青物など手広く狙えると人気。底が3m以下のポイントでは18gが特におすすめ。サーフなどで広範囲を手広く探りたい方は25gのジグパラスピンがおすすめです。
サーフでは30g以上!
とにかく飛距離!
という方には30g以上のジグパラスピンがおすすめです。MLクラスのロッドでは適性ルアーウェイトをオーバーしますが、ショアジギングロッドならぶっ飛ぶように飛距離がかせげます。サーフの遠投でフラットフィッシュや青物を狙う方は是非どうぞ。
フツーに価格以上!
ジグパラスピン インプレ総括
以上、ジグパラスピンについてのインプレ評価でした。
総括すると、
- ただ巻きで十分に釣れる
- 小型で飛距離が良いスピンテールジグ
- 価格が安いので根回りも攻めやすい
という点からして出来の良いスピンテールジグでしょう。
という方は是非 検討してみてはいかがでしょうか。バイブレーションとはまた違ったスピンテールジグです。ルアーボックスに入れておいて損はナシ。
それでは!
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