メバリングをやってみたい!
という方に超絶おすすめしたいのが『ジグ単』で狙う釣り方です。
いつもは釣れてたのに、電気浮きで釣れなくなっちゃった…
という貴方や、
でも初心者だから、ルアー釣りは難しそう…
という貴方は是非、ジグ単にてメバルを狙ってみてください。めっちゃ簡単な仕掛けで、電気浮き釣りのような餌釣りにも負けない釣果を叩き出すのがジグ単でのメバリングです。色々な釣り方がありますが、初心者はまずはジグ単一択。
今回は初心者の皆さんでも分かりやすいように
- メバリングの基本
- そもそも『ジグ単』とは何か
- 『ジグ単』での誘い方・釣り方
という順番で紹介していきます。
もくじ
メバリングとは何か?
メバリングとは、海岸や港湾内の堤防からメバルを狙う釣りのことです。
なんで『メバリング』って言うの?
メバル釣りで良いじゃん…
鋭い指摘です。具体的な定義があるワケではありませんが、メバリングとはルアーでメバルを狙う釣り方を指すことが多いです。
メバリングの魅力
手軽に楽しめる
という点がメバリングの魅力です。
6~7フィート程度の短いロッドに、2000番前後のスピニングリールという軽装備で超エキサイティング。手軽で、美味しいメバルを狙えるんです。
シーバスロッドじゃダメ?
シーバスロッドじゃダメなの?
不可能ではありませんが適合ルアーウェイト的に、5g以下の仕掛けが扱いづらいです。細糸にも合わせづらいので、必然的に飛距離が落ちます。出来なくはありません。が、初心者の方はメバリングロッドを使った方が色々快適に、楽しくメバリングが出来ます。
4000番のリールじゃダメ?
3000番以上のリールじゃダメなの?
こちらも不可能ではありませんが、6~7フィートのロッドに合わせるにはバランスが悪いです。また単純に2000番に比べて自重が重いため、疲れます。
ロッドに比べれば許容できる範囲ですが、できれば2000番前後のスピニングリールがラインキャパシティ・自重・ドラグ力的にメバリングでは必要十分。楽しくメバリングをするのであれば2000番前後のリールがおすすめです。
メバリングの基本!
まずは『ジグ単』が超絶おすすめ!
そもそも『ジグ単』って何?
ジグ単とは、ジグヘッドとワームを組み合わせた仕掛けのコトです。
『ジグヘッド』って何?
ジグヘッドとは錘付きフックのことです。オモリとフックが一体化しており、そこにソフトルアーを取り付けて投げるだけ。シンプルな形状でありながら、釣り人次第で様々なアクションをつけることができます。
(超重要)ジグヘッドの重さについて
メバリングにおいて、一番重要なのはジグヘッドの重さだと思っています。基本的には1g~3g程度の、軽いジグヘッドで狙うことが多いです。
1gと3gじゃ、そんなに変わらないでしょ?
超変わります。
大雨が降って一気に水温が落ちたときなど、活性が悪いときのメバルは中層からボトム(海底付近)で餌を待ち構えています。そんなときは、ゆっくりと落ちてくるジグ単にしか反応しないため1g(場合によっては1g以下)を使うことでメバルに効果的に誘えます。
また大潮周りなど、潮の流れが速いときは1gのオモリではすぐに流されてしまい、釣りになりません。そんなときには3g前後の(メバリングでは)重いジグヘッドを使う必要があります。。
以上のように、状況にあったジグヘッドの重さを選ぶことが非常に重要です。メバリングで多用されるジグヘッドについては以下の記事で詳しく説明していますので、よければ是非。
『ワーム』って何?
ワームは上のような、柔らかいルアーのことです。ソフトルアーとも言われます。様々なタイプがありますが、メバリングで使用されるのは上の写真 左から
- ピンテール
尻尾がストレートのピンテールが基本。波動がナチュラルなため違和感を与えづらく、警戒心の高いメバルも良く釣れます。
- シャッドテール
テールの構造上、ブルブルと小刻みに動きながら泳ぐタイプ。とりあえずの様子見で投げられるアングラーが多いようです。 - カーリーテール(グラブタイプ)
テールの部分がユラユラと高速で水を撹拌しながら泳ぐタイプ。上記3タイプの中で最もアピール力が強いためメバルの活性が高いシチュエーションで効果を発揮
の3種類が基本です。
ワーム(ソフトルアー)は泳ぎをつけることで生きている魚・海老のような動きを再現することができます。普通のルアー(プラグ)に比べてコスパが非常に高いのもおすすめポイント。
メバリングで多用されるワームについては以下の記事で詳しく説明していますので、よければ是非。
メバリングの基本!
ジグ単での誘い方・釣り方
それではメバリングの具体的な釣り方について紹介していきます。
ただ巻き
投げて、巻くだけ
というメバリングの超基本的な釣り方が『ただ巻き』です。メバリングは夜になると表層~中層に浮いてくる魚であり、一定のレンジ(水深)を泳がせるすコトが重要です。
竿先でちょんちょんとアクションさせなくて良いの?
メバルの基本、ナイトゲーム(夜釣り)ではアクションは必要ありません。
メバルはジグ単の後ろを追い、しっかり観察した上で捕食するコトが多いからです。この時、へんなアクションを入れたり、泳ぐ水深がいきなり上下するとメバルが警戒してしまうため、一定の速度で、一定のレンジを『ただ巻き』することが重要です。
どうやって一定のレンジをキープするのよ…?
着水から秒数を数えて、狙いたい水深にジグ単が沈んだら一定のスピードで巻いてきましょう。使うリールの番手にもよりますが、1~2秒にハンドルを1回転させるくらいの、超ゆっくり巻くと良いでしょう。早すぎても表層に浮いてしまいますし、遅すぎても底を引きずってしまいます。
めっちゃムズイじゃん!
一見 簡単に見える『ただ巻き』ですが、一番奥が深い釣り方です。最初は難しく考えず、着水からカウントダウン、一定のスピードで巻いてくる、という意識をもって巻いてくるだけでも大丈夫です。
カーブフォール
ゆっくりと落とす
釣り方が『フォール』という狙い方です。メバリングでは、釣り糸を張った状態で、手前方向にジグ単をゆっくりと落とさせる「カーブフォール」という釣り方も重要です。
上の動画が非常に分かりやすいので、通信費を気にしなくて良い状況では是非、参考にしてください。文章で説明すると、ジグ単を着水させたら、すぐにスピニングリールのベールを返します。そして、ライン(釣り糸)が張った状態でメバルがいそうなポイントにジグ単をゆっくり落とす、という釣り方がフォールです。
なんでラインにテンションをかけなきゃいけないの?
お風呂場でやれば分かると思うんですけど、ラインを張った状態と、フリーフォール(テンションをかけず、そのまま落とした場合)ではジグ単が落ちる速度が結構違います。
あくまでゆっくりと、カーブフォールさせることが活性が悪いメバルを狙う上では重要です。併用するジグヘッドの重さにもよりますが、リールを2回転させたら数秒止めて…と繰り返しているだけでも十分にメバルにアピールしてくれます。
よくある質問
僕が初心者の頃に悩んだポイントを、いくつか紹介しておきますので参考にどうぞ。
投げ方がイマイチ分からない
上の動画が分かりやすいです。
メバルがいる場所にジグ単を届けるために、正しいキャスト方法を学んでおきましょう。
どこに着水したのか分からない
足場が高いから、どこにジグ単が着水したのか分からない
耳を研ぎ澄まし、よく見ましょう。
これはもう慣れるしかないです。また、キャストの感触から『あそこらへんに着水するだろうな』と予想を立て、範囲を絞ることによって着水の水飛沫・音をキャッチすることができます。
最初は難しいとは思いますが、頑張ってください。
総括!メバリング
『ジグ単』での狙い方
いかがだったでしょうか。
今回はジグ単(ジグヘッド+ワーム)でのメバリングについて紹介してみました。
そもそもメバルがいるか分からないんだけど…?
という方であれば、ワームの代わりに青イソメを付けた『虫ヘッド』という釣り方で試してみるのもアリです。というか筆者は初めて行く場所を調査する際は虫ヘッドで探ります。ワームに比べて、いれば絶対釣れるという安心感が半端ないです。
以上、メバリングの『ジグ単』での狙い方についてでした。
なにか分からないことがあれば、是非 コメント欄にてどうぞ。
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