誰しも自分の人生を輝かせたいと願って生きている。お金を稼ぎたいだとか意中の相手と恋仲になりたいだとか。人間が輝くのに2つの道がある。一つはスポットライトを当ててもらうこと。これは外から当ててもらうのである。そしてもう一つは、自分が内から輝くことである。内から輝くということは、自分しか咲かせられない花を咲かせることがと言っても良い。え、釣り関係ないだろって?いいから静聴しなさい。
「花のいのちは短くて、苦しきことのみ多かりき」
ということわざがある。
輝くためには燃えないといけないし、燃えるためには、必ず、“痛み” “苦しみ”がある。苦しいことの多い生命であったとしても、または短い生命であったとしても、咲いた、ということに価値があるのである。短いにもかかわらず、苦しいことが多いにもかかわらず咲くのではなくて、短いからこそ、苦しいことが多いからこそ咲くのである。花の美しさは、その儚さ、健気さにこそあるのであって、アートフラワー(造花)や香港フラワーはきれいであっても、美しくない。限りある生命ゆえに惜しまれ、いとしまれるのだ。
つまり私が何を言いたいかというと
ということである。切に動物性タンパク質が食べたい。
実釣レポート
釣り場所
袖ヶ浦港&長浦港
袖ヶ浦港
20時くらいでも帰らないで夜釣りをしてる人が多かった。
長浦港
袖ヶ浦港よりも人は少なくて釣りやすかった
釣りコンディション
実釣
連休ということなのかすごい釣れているのか分からないが、夜だというのに釣り人で漁港はいっぱいだった。
混雑しているところで投げて餌釣りの怖い人とおまつりしてもしょうがないし怖いので、あまり人のいないところを探す。案外、みんながやっていないところでも魚は釣れるのです(経験からくる自信)
釣り人で賑わっていたメイン(?)釣り場を離れると、すぐに閑散とした釣り場を発見した。深さを確認する。
ここ以外はどこも車を横付けして釣りをしているような釣り人が占拠しているようだったので、今日は釣れようが釣れまいがここで骨を埋めることを覚悟。
いざジグヘッドワームをキャスト。人が少ないのには理由があるんだろうと思っていたので期待はしていなかったが、、、、
根がありますねぇ!
そういうことなら勝機はある。オレは手札を切る。
私の釣りを知る友人からは「なんとかの一つ覚え」とも呼ばれる切り札のひとつである。この釣り方だと6㎝くらいの子魚でも釣ることができるのだ。すごい
いつものように軽い(1グラム)ジグヘッドにソフトワームを付けてキャスト。いつものように表層にルアーを通してみる
あれ、釣れないなぁと思いつつの三投目
ピクピクッ!
とかすかなアタリ。
アタリからも分かったが、めちゃ弱い引き。造作もなく(すこしはある)岸に寄せ、釣り上げた魚は
サバ(14㎝)だった。釣り人の諸君なら分かると思うが、小さいサバって食べても美味しくない。スーパーで購入できるサバと違って脂ものってないし、そもそもこんなに小さいサバは食べる身もすくない。アニサキスも怖いし、なにより食べる身もすくないんだ。
美味しく調理ができないのではサバにも申し訳ないので、限りある はかない命は丁寧に海に逃がしてあげた。
その後も釣れるのはサバ&サバ。ハードルアーにしたら針が2つあるから ちゃあんと2匹釣れるくらいのサバ フィーヴァー。
サバしかつれねぇ!サバなら一投して二匹 釣れるほどのサバラッシュ。だからそんな小さくっても食べられないんだよ(憤慨)
これではいかんと思い、すこしだけ場所を離れてもサバ。サバ地獄。これ以上表層を狙ってサバを釣っても仕方ないので、ジグヘッドを3グラムにして仕掛けの落下速度を上げてサバの猛攻を避け 中層、下層の魚を狙うことにした。これは超高等技術。図書館で読んだ釣り雑誌に書いてあったのでその日のうちに実行する釣り人の鑑
すると
サバ(サイズUP↑)
やめじゃやめじゃ!場所を移動。徐々に餌釣りおじさん達のテリトリーに。
キャストしてカーブフォールさせると
ググッ!
とサバではないような引き。具体的に言うと、サバがよこに走り泳ぐのに対して、今回のは下に突っ込もうとするような引き。
緩めすぎていたドラグを締め直して、少しのファイトの後、よってきた魚は
メバル(17㎝)だった。
サバ以外が釣れたの素直に嬉しかったものの、サイズが……。
どんなに腹を空かせようとも既定のサイズ(メバルは21㎝)を超えていなければ持って帰ってはいけないというポリシーのもと、このメバル、もとい美しい命はそっと海に逃がしてあげた。
その後は釣れども釣れどもメバルの子分どもが釣れだした。
ワームの大きさと色を変えても
あまりにも釣れないのでもうポリシーなんて捻じ曲げてでも釣れた魚を持って帰ってやろうかとも一瞬 思った私をメバルの大きな目が凝視する。そんな目で見るんじゃない。心配せんでも逃がすわ
とうとう今日は持って帰るようなサイズの魚が釣れることもないまま時間切れとなった。夜ごはんはサイゼリアに行ってミラノ風ドリアを2個食べて水を7杯飲ませていただいた。サイゼリアのコスパにただただ感激した。
まとめ
ということで袖ヶ浦港・長浦港の実釣レポートを終える。釣れる、ということで良い漁港なんじゃないかな。わりかし東京からも近いし。
わたしは持って帰らなかったが、結構数のメバルがコンスタントに釣れて、小サバの大群から察するにベイトもたくさん漁港に入っているようだったので、それを追って青物やヒラメ、スズキなども湾内に入っていることだろうと推測できるのかも
機会があったらまた、今度は日中に釣りをしてみたい。