魚を新鮮なままキープしたい!
というときに便利なのがストリンガーというアイテムです。
小型の魚なら釣りバケツでも良いのですが、30㎝以上の魚を活かしておくには厳しいです。釣りバケツやスカリは泳ぐ範囲が決まっているので、狭い中をグルグル泳ぎ回っていくうちにストレスが蓄積。炎天下では鮮度を極端に落としてしまいます。
そこで使いたいのがストリンガー。後述しますが、特にルアーフィッシングをしている方は是非 検討していただきたいアイテムです。今回はそちらについて、
- ストリンガーの選び方
- ストリンガーおすすめランキング
の順に解説していきます。
もくじ
- ストリンガーって何?
- チェックポイントは4点! ストリンガーの選び方
- 魚を活かしたままキープ!
ストリンガー おすすめランキング
- 1位:ゴールデンミーン(Golden Mean) GMストリンガー
- 2位:オルルド釣具 フロート付きストリンガー
- 3位:ベルモント(Belmont) MP-095 フロートストリンガーセット(5P×10m)
- 4位:シマノ(SHIMANO) ハンディーストリンガー3.0 RP-211R/RP-212R
- 5位:プロマリン(PRO MARINE) ストリンガーセット(枠付) ATE201
- 6位:タカ産業 ロープG PROストリンガー
- 7位:プロマリン(PRO MARINE) ストリンガーセット(フロート付) ATE204
- 8位:がまかつ(Gamakatsu) 大型ストリンガーセット 3本 ブラックレッド GM-1446
- 9位:ヤマワ産業(Yamawa Sangyo) パーフェクトストリンガーセット
- 10位:カザックス ランカーストリンガー ステンフック6本付き
- 11位:ベルモント(Belmont) ストリンガー セット5pcs MP
- 総括:魚を活かしたままキープ! ストリンガー おすすめランキング
ストリンガーって何?
魚を活かしておくためのアイテムです。
という方におすすめの釣りアイテムで、簡単に魚をキープしておくことが出来ます。
ストリンガーの使い方
簡単にストリンガーの使い方を紹介していきます。
①:魚の下顎にフックを通す
まずは上の写真のように魚の下顎にフックを通しましょう。
ダメではありませんが、魚によっては外れやすいので推奨しません。大物になってくると通しづらいですが、下顎がベストでしょう。
②:紐を固定する
堤防にあるモヤイなどにストリンガーの紐を結びましょう。
上の写真では一巻きしかしていませんが、絶対に外さないように2巻き以上したほうが良いかもしれません。
③:魚を水中に沈めておきましょう
あとは魚を水中に沈めておくだけ。
大きな魚であっても、水中では自由に泳ぐことができるのでストレスフリー。新鮮なままキープされ、死んでしまうリスクも極端に下げてくれるアイテムです。
ストリンガーを使うメリット
使うメリットは以下の通り。
釣りの邪魔にならない!
ルアーフィッシングをされる方には超おすすめのストリンガーです。
スカリやバケツなどに魚を保管しておくと、釣り場を移動する度にバケツやスカリも持っていかなければいけません。しかし、ストリンガーを使っていれば移動も楽ちん。ヒョイっと魚を持ち上げて、釣り場についたらロープの長さを調整して落とすだけでOK。目の届く範囲であれば、他の釣り人への邪魔にもならないので、気兼ねなく釣りに集中できるというメリットもあります。
血抜きにも使える!
魚を締めた後の血抜きにも使えます。
人によっては血抜きのためだけにストリンガーを使う釣り人もいたりします。魚を締めて血抜きをする際に、ストリンガーで魚を海中に(短い間)沈めて、エラ洗いをさせてやると血が抜けるのも早いです(エラの内部は出血による血のりが付着して傷口を止血状態にしてしまう場合があります。そのためエラ洗いで血を洗い流しながらバシャバシャすることで、放置よりも出血効果を高められます)。
チェックポイントは4点!
ストリンガーの選び方
という方に向けて、簡単にストリンガーの選び方を紹介しておきます。
ストリンガーの選び方①:
ロープの長さについて
堤防釣りでの使用を考えている方は、ロープの長さが非常に重要です。
5m以上の長さがおすすめ!
ストリンガーのロープ長さとしては2m~10m程度まで幅広くラインナップされています。基本的には5m以上のものがおすすめです。
しかし、足場の高い堤防でも使えて、干潮差を考慮すると7m以上はロープ長さが必要だったり、逆に
という方は、長すぎるロープは絡む原因にもなって邪魔かもしれません。実際に使用する釣り場を想定してロープの長さは選びましょう。もう一度言いますが、堤防で使用される方にはロープ長さ5m以上のストリンガーがおすすめです。
ストリンガーの選び方②:
ロックの形状について
ロックの形状としては以下の2タイプが人気です。
簡単な『インナーロックスナップ式』がおすすめ
特に要望がない方にはインナーロックスナップ式のストリンガーがおすすめです。
なんといっても長所は取り扱いが簡単なところ。ワンタッチで着脱が可能なので、手返しが素晴らしく良いです。
ロックが外れにくい『バネ式』
フックの先端を、上のように螺旋状のバネの中に収納してロックするのがバネ式のストリンガーです。フックの先端がしっかり固定される構造なので、インナーロックスナップ式に比べて外れにくいと評判。
と言われると、決してそうではありません。
よっぽど安価なストリンガーを選ばなければ、インナーロックスナップ式でも外れることは皆無です。筆者は700円程度のインナーロックスナップ式のストリンガーを数年使用していますが、70㎝程度の青物を数時間放置していても逃げられたことは一切ありません。
どちらにせよ、使用の際はロックが外れていないか、をしっかり確認しましょうね!
ストリンガーの選び方③:
搭載フック数について
フックがいくつ付属するか?
もチェックポイントのひとつです。基本的には1~5本がラインナップされています。数匹キープしておきたい方は、フックは3本以上付いているストリンガーがおすすめです。
1500円以下のストリンガーは、取り外せないタイプも多々あります。その場合 一回の釣行後に水洗いする本数が多く、非常に面倒くさいです(経験談)。結果 錆びの原因にもなるので、多くても5本。スペアで付属するフックは良いですが、5本以上フックがついているストリンガーは多すぎるかもしれません。
ストリンガーの選び方④:
磯場での使用にはフロート式がおすすめ
磯場やテトラ帯などでは、キープしている魚が隙間などに潜って回収不可能…という場合があります。
そんなアクシデントを避けるために、フロートと呼ばれる浮き具が付いているタイプのストリンガーがあります。フロートがあることによって、海面近くで魚を泳がせておくことが可能になり、回収が容易になります。岩礁帯などで、魚に極力ダメージやストレスを与えたくない方にもおすすめのタイプです。
魚を活かしたままキープ!
ストリンガー おすすめランキング
それでは、おすすめストリンガーについてランキング形式で紹介していきます。
どれも人気のストリンガーです。各種、公式サイトのリンクがあるので、そちらも是非 参考にしてみてくださいね!
1位:ゴールデンミーン(Golden Mean)
GMストリンガー
ブランド(公式アイテムページ) | ゴールデンミーン(Golden Mean) |
ロック方式 | バネ式 |
搭載フック数 | 1本 (スペアフック4本付き) |
ロープの長さ | 10m |
おすすめ度 |
|
- カラーバリエーション豊富
- ロープが長い(10m)
- 強化軽量ボディ
- カラビナ付きでD管に装着可能
実用的でコンパクト・携行性を兼ね備えたGMストリンガーです。サイズは2種類から選べますが、
- 70㎝程度のシーバスまでなら「M」サイズ
- 大型青物のキープには「L」サイズ
がおすすめです。携行性能・デザインともにハイレベル。コスパ重視の釣り人におすすめのストリンガーです。
2位:オルルド釣具
フロート付きストリンガー
ブランド(公式アイテムページ) | オルルド釣具 |
ロック方式 | インナーロックスナップ式 |
搭載フック数 | 5本 |
ロープの長さ | 10m |
おすすめ度 |
|
- 価格がめっっっちゃ安い
- 装備・機能も決して悪くない
- コスパ最強レベル
とにかく安さ重視の方におすすめのコスパ最強ストリンガーだと思います。欠点は『ちょっと錆びやすい』という点だけで、あとはコスト以上の機能を搭載しています。視認性抜群のオレンジ色のフローター付きで、遠くからでも目立ちます。ワンタッチフックは幅広い魚種に対応し、しっかりと魚の口に取り付けられます。
3位:ベルモント(Belmont)
MP-095 フロートストリンガーセット(5P×10m)
ブランド(公式アイテムページ) | ベルモント(Belmont) |
ロック方式 | バネ式 |
搭載フック数 | 5本 |
ロープの長さ | 10m |
おすすめ度 |
|
- 擦れに強いビニールコーティングのロングワイヤー
- フロート付きストリンガー
磯場・テトラ帯で使用される方で、
『魚が根に潜らないか心配…』
という方におすすめのストリンガーです。視認性の良い、発泡スチロールのフロートが付属しているので魚を海面近くでキープすることが可能です。
4位:シマノ(SHIMANO)
ハンディーストリンガー3.0 RP-211R/RP-212R
ブランド(公式アイテムページ) | シマノ(SHIMANO) |
ロック方式 | インナーロックスナップ式 |
搭載フック数 | 3本 |
ロープの長さ | 7.5m |
おすすめ度 |
|
- コンパクトに収納でき、簡単に携帯できる
- 強度を追求したオリジナルストリンガーで、作業性も向上。ロックが外れにくい設計
コンパクトで携行性に富んでいるSHIMANOのストリンガーです。一流ブランドの安心感もありますが、一味違うデザインのストリンガーに十分なロープ長さ、D管に吊るせるのが非常に便利でオススメです。サイズは2種類ありますが、青物のように引きが強い魚に使う方には『RP-212R』がおすすめです。
5位:プロマリン(PRO MARINE)
ストリンガーセット(枠付) ATE201
ブランド(公式アイテムページ) | プロマリン(PRO MARINE) |
ロック方式 | インナーロックスナップ式 |
搭載フック数 | 5本 |
ロープの長さ | 10m |
おすすめ度 |
|
- コスパ最強レベル
- ロープが長い(10m)
- 価格がめっっっっっちゃ安い
価格が安くて最低限 普通に使えるストリンガーです。すぐに切れそうなロープが心配ですが、歯の鋭利なヒラメ(60㎝)程度を数枚ぶら下げていても切れることなく上げられました。最低限の装備しかない分 非常に軽量。安さと携行性だけを考えるなら最高レベルのおすすめストリンガーです。
6位:タカ産業
ロープG PROストリンガー
ブランド(公式アイテムページ) | タカ産業 |
ロック方式 | バネ式 |
搭載フック数 | 5本 |
ロープの長さ | 8m |
おすすめ度 |
|
- 魚どうしが絡みにくいパイプ付
痛みやすい魚を複数キープしておきたい方におすすめのストリンガーです。魚同士が絡みにくいパイプがついています。ストリンガーは5本、ロープの長さも8m程度あるので足場の高い堤防でも使えるでしょう。
7位:プロマリン(PRO MARINE)
ストリンガーセット(フロート付) ATE204
ブランド(公式アイテムページ) | プロマリン(PRO MARINE) |
ロック方式 | インナーロックスナップ式 |
搭載フック数 | 5本 |
ロープの長さ | 10m |
おすすめ度 |
|
- 価格が安い
- 魚どうしが絡みにくいパイプ付
- フロート付きストリンガー
魚同士が絡みにくいパイプがついています。ストリンガーは5本、ロープの長さも10m程度あるので足場の高い堤防でも使えるでしょう。価格の安いフロート付きストリンガーをお求めの方にオススメ。
8位:がまかつ(Gamakatsu)
大型ストリンガーセット 3本 ブラックレッド GM-1446
ブランド(公式アイテムページ) | がまかつ(Gamakatsu) |
ロック方式 | スライドロック式 |
搭載フック数 | 3本 |
ロープの長さ | 3m |
おすすめ度 |
|
- ロープが短い
- ウェーディングフィッシングで活躍
- ナイロン樹脂製のフックで錆びない
- 誘導式なので魚同士がぶつかりにくい
ウェーディングに適したロープ長さ3mのストリンガーです。ストリンガーはスライドロックで完全固定の安心設計。ベストのDカンなどに接続可能なナスカンが付いています。サルカンで接続したストリンガーは遊動式で、水中での魚同士のスレを軽減します。
9位:ヤマワ産業(Yamawa Sangyo)
パーフェクトストリンガーセット
ブランド(公式アイテムページ) | ヤマワ産業 |
ロック方式 | インナーロックスナップ式 |
搭載フック数 | 5本 |
ロープの長さ | 10m |
おすすめ度 |
|
- 緩やかな曲線を描いたオーバル形状のフックにより魚が弱りにくい
- ロープの巻き取りができるスプールにハーケンが備わった「ストリンガーハーケンスプール」
ロープを取り付ける場所がなくても付属のハーケンで固定できるという便利なストリンガーです。少しの力で簡単に開閉できるロングトップオープナーなど随所にこだわりが見られる良品。ロープの長さも十分な10mと、おすすめのストリンガーです。
10位:カザックス
ランカーストリンガー ステンフック6本付き
ブランド | カザックス |
ロック方式 | インナーロックスナップ式 |
搭載フック数 | 6本 |
ロープの長さ | 2m |
おすすめ度 |
|
- ロープが非常に短い(2m)!
カヤックフィッシング等では大活躍するストリンガーです。ロープの長さは2mと短いですが、絡む心配が激減しているので、手返し良く使えるというメリットがあります。反対に堤防釣りのストリンガーとしては使える場所が限られるので、おすすめは出来ません。
11位:ベルモント(Belmont)
ストリンガー セット5pcs MP
ブランド(公式アイテムページ) | ベルモント(Belmont) |
ロック方式 | バネ式 |
搭載フック数 | 5本 |
ロープの長さ | 8m |
おすすめ度 |
|
- 特になし
いたって普通のストリンガーです。フックサイズは10㎝程度と小型ですが、ロックはバネ式なので外れにくいです。ベルモントというブランドの信頼度を考えると、安心して使えるストリンガーでしょう。
総括:魚を活かしたままキープ!
ストリンガー おすすめランキング
以上、おすすめのストリンガーについてでした。
と聞かれたら、『ゴールデンミーンのGMストリンガー』を推します。
- ブランドの信頼度
- コンパクトに収納・持ち運びも楽
- 十分なロープの長さ
- 大型青物にも使用できるタフネスっぷり!
という点でおすすめ度が高いです。機能性・デザイン性も素晴らしく総合的にコスパが一番良いストリンガーだと思います。L、Mの2サイズから選べますが、70㎝程度のシーバスまでならMサイズの方で十分使用できます。一時期在庫が少なかったブルーカラーも入荷したようです。
今回の記事で、皆様の釣りを快適にするストリンガーを紹介できていれば幸甚に尽きます。
それでは!
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